天皇賞(春)2026予想|京都芝3200mの展開・追い切り評価・有力馬と買い目のポイント

天皇賞(春)2026

【先に結論だけ知りたい方へ】

◎ ⑦ クロワデュノール
○ ③ アドマイヤテラ
▲ ⑫ ヘデントール
△ ⑧ シンエンペラー
☆ ⑭ ホーエリート

本命◎⑦クロワデュノールは総合力と上昇度が抜けている。
相手は③アドマイヤテラの長距離適性と⑫ヘデントールの舞台適性。

↓ここから先は、展開・追い切り・各馬の詳細解説です


2026年5月3日に行われる天皇賞(春)(京都芝3200m・定量)。
古馬ステイヤー路線の頂点を争う伝統のGⅠで、ここを勝ち切れば現役最強クラスの長距離王者として一気に存在感を高めます。
京都芝3200mは折り合いと持続力だけでなく、長いスパート戦に対応する総合力も問われる舞台です。
本記事では、前走内容と追い切り評価を軸に、押さえておきたい有力馬と注目ポイントを整理します。

レース概要|第173回天皇賞(春)(GⅠ)

日時:2026年5月3日 15:40
場所:3回京都4日目 11R
距離:3200m(芝C・右外)
条件:4歳以上・オープン・定量・国際・指定
賞金:①30,000.0万 ②12,000.0万 ③7,500.0万 ④4,500.0万 ⑤3,000.0万

京都芝3200mは折り合い重視の長丁場だが、最後は約800mのロングスパート戦になりやすい。今年は阪神大賞典組、ダイヤモンドS組、大阪杯組が揃い、スタミナだけでなく機動力と完成度の差も大きく出そうです。

出馬表│第173回 天皇賞(春)

馬番馬名性齢騎手斤量厩舎
1ヴェルミセル牝6鮫島駿56栗 吉村
2サンライズソレイユ牡5池添謙58栗 矢作
3アドマイヤテラ牡5武豊58栗 友道
4アクアヴァーナル牝5松山弘56栗 四位
5ケイアイサンデラセン6藤懸貴58栗 小林
6エヒト牡9川田将58栗 森秀行
7クロワデュノール牡4北村友58栗 斉藤崇
8(外)シンエンペラー牡5岩田望58栗 矢作
9プレシャスデイ牡4吉村誠58美 伊坂
10マイネルカンパーナ牡6津村明58美 青木
11タガノデュード牡5古川吉58栗 宮
12ヘデントール牡5ルメール58美 木村
13ミステリーウェイセン8松本大58栗 小林
14ホーエリート牝5戸崎圭56美 田島俊
15ヴェルテンベルク牡6松若風58栗 宮本

出走馬短評

馬名 短評(前走・適性整理)
アクアヴァーナル阪神大賞典2着は好位からロスなく運び、長距離適性をしっかり示した内容。京都3200mでも立ち回りの上手さは武器になりそうで、軽視は危険。
アドマイヤテラ阪神大賞典をレコード勝ち。内で折り合い、勝負どころから軽やかに抜け出した内容は非常に強い。京都3200mでも有力候補の一角。
ヴェルテンベルクダイヤモンドS4着は内で窮屈な形からジリジリ伸びた。大トビでスタミナはあるが、京都外回りでリズム良く走れるかが鍵になる。
ヴェルミセル前走海外11着で現状比較は難しいが、帰国初戦でいきなり3200mのGⅠは楽ではない。調整過程を見ても上積み待ちの印象が残る。
エヒト日経賞4着は年齢を感じさせない渋太い脚。内で脚を溜めて最後に差を詰めており、相手強化でも展開が噛み合えば一考できる。
クロワデュノール大阪杯1着は中距離GⅠで完勝。今回は一気の距離延長になるが、前走の内容と馬の総合力から軽く扱えない主役候補だ。
ケイアイサンデラ障害未勝利11着からの参戦で近走比較は厳しい。ただ平地調教の気配自体は悪くなく、長丁場で自分の形に持ち込めればどこまで。
サンライズソレイユ大阪―ハンブルクC11着は直線で失速。調教気配は悪くないが、近走内容からはGⅠで強くは推しづらい立場になる。
シンエンペラー前走サウジ4着。国内の長距離実績では未知な面もあるが、地力と底力は高い。折り合いひとつで浮上余地は十分ある。
スティンガーグラスダイヤモンドS勝ちは後方から動いて押し切る強い内容。3200mは合いそうとのコメントもあり、長距離適性はかなり高そうだ。
タガノデュード大阪杯4着は上位GⅠ馬相手にしぶとく脚を使った。3200mで同じ脚が使えるかは鍵だが、充実ぶりは侮れない。
プレシャスデイ松籟S4着は早め進出からジリジリと脚を使った。切れるタイプではないが、長丁場で持続力勝負なら相手候補として警戒したい。
ヘデントール京都記念8着は休み明けと馬場も影響した印象。長く脚を使うタイプで、状態が上向けば本来のしぶとさを発揮できる可能性がある。
ホーエリートダイヤモンドS5着は追えない不利があり参考外寄り。牝馬でも長距離適性は感じられ、スムーズなら前進があっていい。
マイネルカンパーナダイヤモンドS7着は外枠で位置取りに脚を使ったぶん。流れが向けばしぶとさはあるが、GⅠで一段上の脚があるかは微妙。
ミステリーウェイ日経賞14着は自分の形に持ち込めなかった。長距離実績はあるが、近走内容からは相手がかなり強くなる印象だ。

注目馬紹介|有力馬と伏兵

クロワデュノール

前走の大阪杯は中距離GⅠで完勝。外を回りながら勝負どころで抜群の手応えを見せ、直線でも力強く伸び切った。今回は3200mへの一気の距離延長が最大のポイントだが、折り合い面と総合能力の高さを考えると克服してきても不思議はない。調教でも好気配を示しており、現時点では能力最上位として中心視したい。

アドマイヤテラ

阪神大賞典は内で我慢しながら理想的な形で運び、最後はレコードで完勝。長距離重賞を勝ち切った内容は素直に高く評価したい。京都3200mも折り合いと立ち回りの上手さが生きる舞台で、武豊騎手とのコンビも魅力。GⅠでさらに相手は強くなるが、前哨戦の勝ち方としては本番直結級の内容だった。

ヘデントール

京都記念8着は休み明けと馬場の影響があり、本来の脚が使い切れなかった印象。もともと長く脚を使うタイプで、3200mのスタミナ戦はむしろ歓迎。過去データでも長距離GⅠ実績は大きな裏付けになりやすく、その点でも見直せる。調教は馬体重めでも動き自体は悪くなく、ひと叩きの上積みは十分ありそうだ。

アクアヴァーナル

阪神大賞典2着は勝ち馬こそ強かったが、この馬自身も非常に内容の濃い競馬だった。内々でロスなく立ち回り、勝負どころから自然に動けた点は京都3200mでも大きな武器になる。牝馬ながらスタミナ面に不安は感じず、相手強化でも展開ひとつで上位争いに加わって不思議はない。人気以上にしぶとい存在だ。

シンエンペラー

前走海外4着で国内の長距離実績は未知数だが、馬の格と地力はここでも通用するだけのものがある。折り合いと距離が課題になる一方で、能力だけで押し切っても驚けないタイプ。調教でも順調に乗れており、状態面の不安は大きくない。適性を見極めながらも、相手からは外せない1頭として扱いたい。

ホーエリート

ダイヤモンドS5着は直線でアブミが外れる不利があり、まともならもっと際どかった可能性がある。前半で少し力む面は見せたが、長距離戦への対応力自体は示した。今回も折り合いが鍵だが、スムーズに運べれば牝馬でも侮れない。追い切りも活気十分で、人気薄なら相手候補として面白い。

スティンガーグラス

※出走回避
ダイヤモンドSは出遅れから自らポジションを押し上げ、最後まで長く脚を使って押し切る強い内容だった。3200mは良さそうというコメントも出ており、適性面の魅力は大きい。相手強化のGⅠでどこまで通用するかは鍵だが、距離適性に寄せた馬券を組むなら外しにくい存在。人気の落ち着き方次第では妙味もある。

コースの特徴と傾向│京都3200m芝

京都芝3200m

京都芝3200mは外回りを2周する長丁場で、折り合いとスタミナに加え、上り下りをこなす総合力が求められるコース。序盤は落ち着きやすいが、道中で早めに動く展開も多く、2周目の下りからロングスパート戦になりやすい。脚質は好位から中団で運び長く脚を使えるタイプが安定し、枠順の有利不利は小さい。折り合いを保ちつつロスなく立ち回り、持続力を発揮できる馬が勝ちやすい。

過去データから見る攻略ポイント

人気傾向

天皇賞(春)は過去10年の優勝馬がすべて3番人気以内と、勝ち馬はかなり絞りやすい傾向です。近年は極端な大波乱より上位人気中心の決着が目立っており、買い目を広げすぎない方が組み立てやすいレースです。

前走ローテ

好走馬の多くは前走GⅡ組で、特に阪神大賞典を勝ってきた馬は高評価が必要です。今年のアドマイヤテラはまさにこの条件に合致。ダイヤモンドS勝ちからの参戦馬や、GⅠ組の実力馬も無視しづらい流れです。

実績の重要性

過去の優勝馬は芝3000m以上のGⅠで3着以内経験がある馬ばかりで、長距離GⅠ実績は非常に重要な指標です。今年の組み合わせでは、実績面でヘデントールの裏付けは大きく、適性評価を上げやすい材料になります。

馬場傾向

京都3200mは上り下りを2回こなすぶんスタミナ消耗が大きいが、直線は平坦で上がりもそれなりに速くなります。よって、単純な消耗型より、スタミナを土台に最後のひと脚を使えるタイプが好走しやすいです。

穴パターン

人気薄で拾いたいのは、前走長距離重賞で着順以上の内容があった馬や、折り合い面に進境を見せたタイプです。アクアヴァーナル、ホーエリート、スティンガーグラスあたりは人気の入り方次第で配当妙味があります。

軸は上位人気の長距離実績馬か、前走で長距離重賞を勝ってきた完成度の高い馬が中心。相手には折り合いの上達が見える中穴や、長距離適性を示した差しタイプを組み合わせたいレースです。

1週前追い切り評価まとめ(S〜C・全頭)

評価馬名追い切り短評(1週前)
Sクロワデュノール馬体引き締まる→(CWで鋭さと持続力。状態面は高水準)
Sアドマイヤテラ順調に乗り込む→(負荷十分で仕上がり良好)
Aスティンガーグラスこの一追いで良化→(長距離戦へ向け上積みあり)
Aアクアヴァーナル順調に乗り込む→(CWで活気十分。状態維持)
Aヘデントール馬体良化→(動き良く上積み感じる内容)
Aホーエリート力強い伸び脚→(終い安定し好気配)
Aシンエンペラー力強い脚捌き→(海外帰りでも仕上がり良好)
Bヴェルテンベルク脚取り確か→(動きは水準級で大きな上積みは一息)
Bヴェルミセル攻量の割に仕上る→(しっかり負荷かけられ順調)
Bエヒト太めも力強い→(年齢感じさせぬ動き)
Bケイアイサンデラ馬体回復→(久々でも動きは悪くない)
Bサンライズソレイユ順調に乗り込む→(安定した調整過程)
Bタガノデュード好気配保つ→(充実期の状態キープ)
Bプレシャスデイ動き軽快→(長く脚を使うタイプで順調)
Bマイネルカンパーナ動きスムーズ→(安定感ある内容)
Cミステリーウェイ動き軽快も→(もう一段の上積み欲しい)

S評価はクロワデュノールとアドマイヤテラ。ともに負荷・動きともに申し分なく、長距離GⅠでも信頼できる仕上がり。A評価ではスティンガーグラスやアクアヴァーナルが順調に上積みを見せており、展開ひとつで上位進出可能。ヘデントールやシンエンペラーも状態面は高水準で軽視は禁物。B評価は水準級で大きな強調材料までは乏しく、取捨が鍵。C評価は現状では上積み待ちで強気には推しづらい。全体として上位は順当に仕上がり、比較的力通りの決着になりやすい印象。

【4/30更新】最終追い切り評価(S〜C)

評価馬名追い切り短評(最終)
S⑦クロワデュノールシャープな脚捌き↗(CWで終いの伸び安定。気配上昇)
S⑫ヘデントール好気配示す↗(動き軽く馬体も良化。上積み十分)
A③アドマイヤテラ推進力ある走り→(負荷十分で仕上がり良好)
A④アクアヴァーナル好気配保つ→(CWで安定感。状態高値キープ)
A⑤ケイアイサンデラ馬体良化→(回復顕著で動きも上向き)
A⑧シンエンペラー仕上がり良好→(海外帰りでも力強さ維持)
A⑭ホーエリート力強い伸び脚→(終い安定し好内容)
A⑮ヴェルテンベルク余裕ある動き→(最終坂路で動き上昇)
B①ヴェルミセル久々も好気配→(乗り込み十分で態勢整う)
B②サンライズソレイユ徐々に良化見せる→(乗り込み量豊富で安定)
B⑥エヒト変わりないデキ→(年齢感じさせぬ動き維持)
B⑨プレシャスデイ元気一杯→(意欲的な攻めで状態維持)
B⑩マイネルカンパーナまずまず仕上がる→(水準級の動き)
B⑪タガノデュード高いレベルで安定→(好調キープ)
C⑬ミステリーウェイ動き軽快も→(もう一段の上積み欲しい)

長距離戦らしく全体的に負荷をしっかりかけた調整が目立ち、仕上がりの水準は例年より高い印象。中でもクロワデュノールとヘデントールは終いの伸びと気配の上昇が顕著で一歩リード。アドマイヤテラやアクアヴァーナル、シンエンペラーも安定感ある内容で上位圏。大きな不安を感じる馬は少なく、状態面の差よりも展開や立ち回りが結果を左右しやすい一戦といえる。

【5/1更新 】最終見解|買い目例

馬番馬名性齢騎手斤量厩舎
1ヴェルミセル牝6鮫島駿56栗 吉村
2サンライズソレイユ牡5池添謙58栗 矢作
3アドマイヤテラ牡5武豊58栗 友道
4アクアヴァーナル牝5松山弘56栗 四位
5ケイアイサンデラセン6藤懸貴58栗 小林
6エヒト牡9川田将58栗 森秀行
7クロワデュノール牡4北村友58栗 斉藤崇
8(外)シンエンペラー牡5岩田望58栗 矢作
9プレシャスデイ牡4吉村誠58美 伊坂
10マイネルカンパーナ牡6津村明58美 青木
11タガノデュード牡5古川吉58栗 宮
12ヘデントール牡5ルメール58美 木村
13ミステリーウェイセン8松本大58栗 小林
14ホーエリート牝5戸崎圭56美 田島俊
15ヴェルテンベルク牡6松若風58栗 宮本

展開予想|京都芝3200m

京都芝3200m

想定隊列:
逃げ ⑬ミステリーウェイ
好位 ⑧シンエンペラー ⑭ホーエリート
中位 ⑦クロワデュノール ③アドマイヤテラ ⑫ヘデントール
後方 ⑮ヴェルテンベルク ①ヴェルミセル

ペース:S

⑬ミステリーウェイが主導権を握りスローペース濃厚。道中は落ち着き、2周目の下りからロングスパート戦へ移行。瞬発力だけでなく持続力と位置取りが重要になる展開。

最終予想印|天皇賞(春)

◎ ⑦ クロワデュノール
○ ③ アドマイヤテラ
▲ ⑫ ヘデントール
△ ⑧ シンエンペラー
△ ⑪ タガノデュード
☆ ⑭ ホーエリート
(押さえ:④ アクアヴァーナル)

◎⑦クロワデュノール

前走大阪杯は外々を回りながらねじ伏せる強い内容で、着差以上のパフォーマンス。スタミナ面の裏付けもあり、折り合いに不安がない点は3200mで大きな武器となる。調教でもシャープさが増し明らかに前走以上の状態。スローペースからの持続戦にも対応でき、総合力では最上位と評価できる。

○③アドマイヤテラ

長距離適性はメンバー随一で、この舞台を最大目標に仕上げられてきた一頭。阪神大賞典の内容からも持久力勝負は望むところで、操縦性の高さも魅力。調教でも推進力ある動きを見せており状態は万全。展開がスローからのロングスパート戦になれば勝ち負け必至。

▲⑫ヘデントール

昨年の覇者で舞台適性は証明済み。前走は条件不利が重なり参考外で、叩いた上積みは大きい。調教でも力強さが戻りつつあり、状態面は昨年に近づいている印象。スムーズに運べれば巻き返し十分

△⑧シンエンペラー

近走は不完全燃焼だが能力は上位。長距離で追走が楽になるのはプラスで、スタミナ面は問題なし。調教でも集中力のある動きを見せており、流れに乗れればしぶとさを発揮できる。

△⑪タガノデュード

地力強化が著しく、大阪杯でも上位に迫る内容。折り合い面が鍵だが、ハマれば末脚は通用するレベル。状態面も高いレベルで安定しており、展開ひとつで上位進出可能

☆⑭ホーエリート

前走は不利があり参考外。長く脚を使えるタイプで京都外回りは合う。調教でも力強い動きを見せており状態は良好。展開が噛み合えば馬券圏内に食い込む余地あり。

買い目例

馬連
⑦-③⑧⑪⑫⑭(5点)

3連複フォーメーション
⑦-③⑫-③⑧⑪⑫⑭(7点)

――点数を絞るなら

馬連
⑦-③⑫(2点)

3連複フォーメーション
⑦-③⑫-⑧⑪(4点)

まとめ|天皇賞(春)予想の総括

◎⑦クロワデュノールは完成度と総合力で一歩リード。スローペースからの持続戦にも対応可能で軸として信頼。馬券は相手を絞った構成が有効。


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