2026年10月21日(水)に行われる第36回埼玉栄冠(SⅢ)(浦和2000mダート・3歳以上オープン)。
1991年に埼玉新聞杯として創設され、2026年から埼玉栄冠に名称変更。浦和記念、東京大賞典へと続く古馬中距離路線の重要な一戦で、優勝馬には浦和記念への優先出走権が与えられます。
今年は連覇を狙う⑧スレイマンと、浦和2000mで2戦2勝の⑦オピニオンリーダーが中心。復調気配の⑨ダテノショウグンにも注目です。
本記事では、展開・追い切り内容・前走内容・コース適性に加え、過去10年のデータを総合的に分析し、本命馬と買い目を紹介します。
埼玉栄冠2026 概要
- 日時:2026年10月21日(水)17:45発走
- 場所:浦和競馬場/11R
- 距離:2000m(ダート・左)
- 条件:サラ系3歳以上・オープン・別定
- 賞金:1着1,300万円、2着455万円、3着260万円、4着130万円、5着65万円
- 優先出走権:1着馬に浦和記念への優先出走権

昨年の覇者⑧スレイマンと浦和2000mで2戦2勝の⑦オピニオンリーダーが中心。両馬とも休み明けだが、仕上がりに不安は少ない。前走で復調を示した⑨ダテノショウグンも侮れず、上位勢の力関係と位置取りが勝敗を左右しそうだ。
出走表|埼玉栄冠(SⅢ)
| 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 重量 | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | メタルスピード | 牡6 | 吉原寛 | 56 | 浦小久保 |
| 2 | ランリョウオー | 牡8 | 見越彬 | 56 | 浦小久保 |
| 3 | プラセボ | セン5 | 小杉亮 | 56 | 船林幻 |
| 4 | ノットリグレット | 牡8 | 保園翔 | 56 | 船川島一 |
| 5 | アルラ | 牡7 | 野畑凌 | 54 | 浦箕輪 |
| 6 | ナニハサテオキ | 牡7 | 張田昂 | 56 | 川秋山 |
| 7 | オピニオンリーダー | 牡6 | 矢野貴 | 56 | 浦小久保 |
| 8 | スレイマン | 牡8 | 御神本訓 | 56 | 大藤田 |
| 9 | ダテノショウグン | 牡5 | 本田重 | 56 | 大森下 |
展開予想|浦和2000mダートの傾向は?

想定ペース:M
逃げ:①②
好位:⑧⑦
中団:⑨⑥③⑤
後方:④

①メタルスピードと②ランリョウオーが先行し、⑧スレイマンと⑦オピニオンリーダーが好位を確保する展開。前半から激しい競り合いにはなりにくく、平均ペースを想定する。⑧スレイマンは先行勢を見ながら運べる位置取りが理想。⑦オピニオンリーダーも地元コースで流れに乗りやすく、早めに動ける強みがある。⑨ダテノショウグンは中団から進出する形。直線だけの追い比べよりも、勝負どころから持続力を問われる展開になりそうだ。
データ分析|埼玉栄冠の過去10年の傾向
2016年から2025年までの過去10回の結果を分析すると、上位人気馬の信頼度、所属別成績、馬齢による好走傾向が重要なポイントとなります。
1番人気は複勝率80%と安定
1番人気は4勝、2着3回、3着1回で連対率70.0%、複勝率80.0%。過去10回で8頭が馬券に絡んでおり、軸馬として信頼できる成績です。
2番人気も4勝を挙げていますが、2着はゼロ。勝ち切る能力がある一方、連軸としての安定感では1番人気が上回ります。
4番人気は複勝率60.0%と健闘。6番人気以下は複勝率10.3%にとどまり、伏兵を狙う場合も相手を絞る組み立てが有効です。
浦和所属馬と船橋所属馬が好成績
浦和所属馬は5勝、2着4回、3着2回。地元勢が過去10回の半数を制しています。
船橋所属馬も3勝、2着5回、3着6回で複勝率41.2%。2017年を除く9回で馬券に絡んでおり、所属別では最も安定しています。
今年は⑦オピニオンリーダー、①メタルスピード、②ランリョウオー、⑤アルラが浦和所属。地元コースへの適性を重視したいところです。
5歳馬が複勝率56.3%で優勢
5歳馬は3勝、2着3回、3着3回で複勝率56.3%。近4年では3勝を挙げ、8頭が馬券圏内に入っています。
今年の5歳馬は③プラセボと⑨ダテノショウグン。特に⑨ダテノショウグンは前走のフリオーソレジェンドCで2着と復調しており、年齢別データからも注目できます。
一方、6歳馬は勝利こそありませんが、2着3回、3着3回。⑦オピニオンリーダーは勝ち切りよりも連軸として評価する考え方もできます。
枠順よりも位置取りが重要
枠順別では7枠が4勝と最多ですが、その他の枠にも勝ち馬が分散しており、極端な有利不利は見られません。
脚質別では逃げ3勝、好位3勝、差し3勝、捲り1勝。追い込み馬の勝利はなく、前に行ける馬や早めに進出できる馬が優勢です。
⑧スレイマンと⑦オピニオンリーダーは好位を確保できる想定で、過去の好走パターンに合致します。
前走距離と実績も重視
過去10回の勝ち馬は、スパーキングサマーカップ組の2頭と中央からの転入初戦馬2頭を除き、1800m以上からの転戦馬でした。
前2走とも1400m以下だった馬の連対例も限られており、中長距離での実績が重要になります。
ただし、2024年から負担重量の規定が変更されているため、過去の傾向は斤量条件の違いも踏まえて評価したいところです。
データ総評

過去10年の傾向からは、上位人気馬を中心に組み立てるのが基本。特に1番人気の複勝率80.0%は信頼度が高く、大きな波乱を前提とした買い方は避けたい一戦です。所属別では浦和と船橋が優勢で、馬齢別では5歳馬の好走が目立ちます。今年は地元2000mで実績を持つ⑦オピニオンリーダーと、5歳で復調気配の⑨ダテノショウグンがデータ面でも注目候補。⑧スレイマンは前年覇者としての実績があり、人気と展開を踏まえても上位評価が妥当でしょう。
埼玉栄冠2026 追い切り評価まとめ(S〜C)
| 評価 | 馬名 | 追い切り短評 |
|---|---|---|
| A | ①メタルスピード | 10/16浦和調教場で53.6秒-39.5秒。直線一杯に追われ、転入初戦でもまずまずの仕上がり。美浦Wでは終い11.2秒の動きも見せている。 |
| B | ②ランリョウオー | 10/16浦和調教場で69.9秒-52.8秒-38.5秒。一杯に追われて負荷をかけたが、休み明けで多少重めが残る状態。 |
| B | ③プラセボ | 10/17船橋外で66.0秒-50.3秒-37.2秒。強めに追われて順調な動き。中間も余裕ある走りを見せ、状態は安定している。 |
| C | ④ノットリグレット | 10/17船橋外で67.2秒-51.1秒-37.7秒。強めに追われて順調だが、中間は軽めの調整が中心。完調にはもうひと息。 |
| B | ⑤アルラ | 10/16浦和調教場で54.1秒-39.3秒。馬なりでスムーズに動き、休み明けでも順調な調整過程。地元戦へ向けて態勢を整えた。 |
| C | ⑥ナニハサテオキ | 10/15川崎調教場で70.2秒-52.2秒-38.6秒。馬なりで動きはスムーズだが、約2年ぶりの実戦で完調には至っていない。 |
| S | ⑦オピニオンリーダー | 10/15浦和本馬場で64.2秒-49.1秒-35.9秒-12.3秒。稍強めで鋭く伸び、休み明けでも好仕上がり。厩舎も態勢が整ったと評価。 |
| A | ⑧スレイマン | 10/17牧場坂路で37.9秒-24.5秒-12.1秒。強めに追われ、グロリアムンディを0.6秒追走して同入。外厩で入念に乗り込まれている。 |
| A | ⑨ダテノショウグン | 10/9大井外で64.4秒-50.6秒-36.1秒と力強い伸び脚。10/17も70.7秒-54.9秒-38.6秒を馬なりで記録し、軽快な動きを維持。 |
追い切り総評

S評価は⑦オピニオンリーダー。10月15日の浦和本馬場で終い12.3秒を記録し、休み明けながら鋭い伸びを披露。馬体面も含めて仕上がりは良く、地元重賞へ向けて態勢が整った。A評価の⑧スレイマンは外厩で坂路調教を重ね、併せ馬でも順調な動き。連覇に向けて十分な乗り込みを消化している。⑨ダテノショウグンも10月9日の力強い伸びが目立ち、最終追い切りまで軽快な動きを維持。①メタルスピードは転入初戦ながら美浦での動きが良く、仕上がり面で注目できる。
注目馬ピックアップ(◎○▲△☆)|埼玉栄冠予想
◎⑧ スレイマン
昨年の埼玉新聞栄冠賞を制した実績馬。浦和記念は突進による影響があり、能力を判断する材料にはしにくい。左回りの長丁場では安定した実績を持ち、今回も好位から運べる展開が魅力。牧場坂路で乗り込みを重ね、10月17日は37.9秒-24.5秒-12.1秒を記録。陣営も連覇を意識しており、休み明けでも中心視する。
○⑦ オピニオンリーダー
浦和2000mで2戦2勝と舞台適性は申し分ない。休み明けでも力を出せるタイプで、10月15日の浦和本馬場では64.2秒-49.1秒-35.9秒-12.3秒を記録。厩舎も仕上がりに手応えを示している。好位から運べる脚質も今回の展開に合い、地元重賞制覇の可能性は十分。⑧スレイマンにとって最大の相手となる。
▲⑨ ダテノショウグン
前走のフリオーソレジェンドCで2着に好走し、復調を示した。10月9日の大井外回りでは64.4秒-50.6秒-36.1秒をマークし、力強い伸び脚を披露。最終追い切りも軽快な動きで状態は良好。過去10年で好成績を残す5歳馬に該当し、中団から早めに進出できれば上位争いに加わる。
△② ランリョウオー
地元浦和でタイトル獲得を狙う実績馬。休み明けで多少重めが残るものの、間隔があくこと自体は問題ないタイプ。10月16日は浦和調教場で69.9秒-52.8秒-38.5秒を記録し、負荷をかけて仕上げてきた。今回は先行できる組み合わせで、自分の形に持ち込めれば粘り込みがあっていい。仕上がり面が鍵となる。
☆⑤ アルラ
地元浦和2000mを得意とするコース巧者。前走は相手関係と馬場が影響したが、今回は陣営がベストに近い条件と評価する舞台へ戻る。10月16日の追い切りでは54.1秒-39.3秒を馬なりで記録し、順調な調整過程。中団から流れに乗り、早めに動ければ上位進出の余地がある。人気次第では押さえたい一頭。
買い目例
馬連:
⑧-②⑤⑦⑨(4点)
3連複フォーメーション
⑧-⑦⑨-②⑤⑦⑨(5点)
【最終見解】勝つのはこの馬!

本命は昨年の覇者⑧スレイマン。浦和記念の敗戦を度外視すれば、左回りの中長距離では高い安定感を誇る。休み明けでも乗り込みは十分で、好位から運べる展開も好材料。最大の相手は浦和2000mで無敗の⑦オピニオンリーダー。復調した⑨ダテノショウグンまでが有力で、上位3頭を中心とした馬券構成で勝負したい。
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