2026年10月17日(土)、東京競馬場で第29回富士ステークス(GⅡ)が開催されます。マイルチャンピオンシップの前哨戦として、関屋記念を5馬身差で制したアンパドゥ、マイラーズC覇者アドマイヤズーム、安田記念から巻き返しを狙うトロヴァトーレらが登録。
東京1600m芝は長い直線での瞬発力と持続力が重要になります。本記事では、登録馬の戦力比較、過去10年のデータ、追い切り評価、展開予想を整理し、本命候補と買い目を検討します。
レース概要|第29回富士ステークス(GⅡ)
- 開催日:2026年10月17日(土)
- 競馬場:東京競馬場
- レース:11R
- 発走:15:45
- 距離:東京1600m芝(左回り・Aコース)
- 条件:3歳以上・オープン・国際・指定・別定
- 賞金:1着5,900万円/2着2,400万円/3着1,500万円/4着890万円/5着590万円
- 優先出走権:1着馬にマイルCS(GⅠ)への優先出走権

今年は14頭が登録。春のマイル重賞勝ち馬に加え、安田記念出走組や夏の重賞で好走した馬が集結しました。実績上位のアドマイヤズームとアンパドゥを中心に、トロヴァトーレ、エコロアルバ、ファンダムらの巻き返しや成長にも注目です。
特別登録馬|第29回富士ステークス(GⅡ)
| 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|
| アドマイヤズーム | 牡4 | 武豊 | 58 | 栗 友道 |
| (外)アンパドゥ | 牡5 | 岩田望 | 57 | 美 木村 |
| ウォーターリヒト | 牡5 | 幸英明 | 57 | 栗 石橋 |
| エコロアルバ | 牡3 | 坂井瑠 | 55 | 美 手塚久 |
| エンペラーズソード | セン4 | 木幡巧 | 57 | 美 高木登 |
| キープカルム | 牡5 | 荻野極 | 57 | 栗 中竹 |
| シュガークン | 牡5 | 吉村誠 | 57 | 栗 清水久 |
| (外)シンフォーエバー | 牡4 | – | 57 | 栗 森秀行 |
| デビットバローズ | セン7 | 池添謙 | 57 | 栗 上村 |
| トロヴァトーレ | 牡5 | ルメール | 57 | 美 鹿戸雄 |
| ファンダム | 牡4 | 戸崎圭 | 57 | 美 辻 |
| ファーヴェント | 牡5 | 三浦皇 | 57 | 栗 藤原英 |
| マジックサンズ | 牡4 | 横山和 | 57 | 栗 須貝尚 |
| ミトノオルフェ | 牡4 | 菅原明 | 57 | 栗 前川 |
注目馬紹介|有力馬と伏兵
アンパドゥ
前走の関屋記念を5馬身差で圧勝。後方から内を突き、ラスト1ハロン11秒4の鋭い末脚を発揮した。道悪を苦にしない点も強みで、東京の長い直線でも決め手を生かせる。充実度を評価して本命候補。
アドマイヤズーム
マイラーズCでは好位から抜け出して快勝。先行力と折り合いの良さがあり、展開に左右されにくい。約半年ぶりの実戦となるが、坂路で力強い動きを見せており、58キロを克服できれば勝ち負け。
トロヴァトーレ
安田記念は後方から大外を回る形で9着。位置取りと展開が響き、本来の末脚を発揮できなかった。今回はルメール騎手とのコンビで巻き返しを狙う。前走より好位置を確保できれば上位争いが可能。
ウォーターリヒト
安田記念は流れが向かず13着。後方からの競馬で加速も鈍かったが、展開ひとつで見直す余地がある。今回は休み明けで仕上がりが鍵。東京1600m芝で差し脚を生かせる流れになれば浮上の可能性。
エコロアルバ
前走しらさぎSは出遅れながら大外から追い込み3着。古馬相手でも通用する末脚を示した。55キロで出走できる点も魅力。追い切りではスピード感のある動きを披露しており、スタートが決まれば上位進出も。
ファンダム
京成杯AHは後方から狭い進路を捌いて4着。位置取りの差が響いたものの、終いの脚は評価できる。東京の長い直線は末脚を生かす舞台となりそう。道中で極端に後ろにならなければ馬券圏内も狙える。
ファーヴェント
関屋記念では好位から粘って3着。勝ったアンパドゥには離されたが、先行して渋太く脚を使える点は魅力。1週前追い切りでも余裕ある動きを見せた。好位で折り合い、直線まで脚を残せれば伏兵として警戒。
特別登録馬短評
登録頭数14頭/出走可能18頭| 馬名 | 短評(前走・適性整理) |
|---|---|
| アドマイヤズーム | マイラーズCを好位から快勝。約半年ぶりだが先行力は魅力。58キロが鍵。 |
| アンパドゥ | 関屋記念を5馬身差で圧勝。道悪にも対応し、末脚の破壊力は上位。 |
| ウォーターリヒト | 安田記念13着は展開不向き。休み明けの仕上がり次第で巻き返し。 |
| エコロアルバ | しらさぎS3着。出遅れながら大外から追い込み、古馬相手に能力を示した。 |
| エンペラーズソード | ダービー卿CT8着。手応えの割に渋太く、先行できれば粘り込みも。 |
| キープカルム | 中京記念9着は位置取りが後ろ過ぎた。展開の助けが欲しい。 |
| シュガークン | 宝塚記念17着。距離短縮で変化を求めたいが、マイル適性は未知数。 |
| シンフォーエバー | しらさぎS17着。先手を取れないと脆く、今回は逃げられるかが焦点。 |
| デビットバローズ | 函館記念11着。2000mは長い可能性があり、距離短縮で見直したい。 |
| トロヴァトーレ | 安田記念9着は後方から大外を回る不利な形。位置取り改善で反撃。 |
| ファンダム | 京成杯AH4着。狭い進路から脚を伸ばし、直線の長い東京で前進期待。 |
| ファーヴェント | 関屋記念3着。好位から粘り込み、今回も先行力を生かしたい。 |
| マジックサンズ | 札幌記念6着。2000mはやや長かった印象で、マイルへの距離短縮に注目。 |
| ミトノオルフェ | 心斎橋Sを差し切り勝ち。重賞では相手強化となり、末脚が通用するか。 |
コースの特徴と傾向|東京1600m芝


東京1600m芝は2コーナー付近からスタート。序盤は緩やかな下りでスピードに乗りやすく、3〜4コーナーもカーブが緩いためペースが落ちにくい。直線は525.9mと長く、途中には高低差2mの坂がある。坂を上り切ってからも約300m残るため、瞬発力だけでなく持続力も重要。先行馬には最後まで粘るスタミナ、差し馬には速い流れを追走しながら末脚を使う能力が求められる。
過去データから見る攻略ポイント
人気傾向
過去10年で1番人気は4勝、連対率60%。2〜4番人気もそれぞれ複数回の好走があり、上位人気が優勢。6番人気以下は未勝利で、基本的には人気馬を中心に組み立てたい。
前走ローテ
前走GⅠ組は過去10年で5勝、3着内率39.0%。特に安田記念組は4勝、連対率47.6%と好成績。今回の登録馬ではトロヴァトーレ、ウォーターリヒトが該当する。
実績の重要性
4歳馬が過去10年で最多の5勝。特に4番人気以内の4歳馬は3着内率75.0%と優秀。アドマイヤズーム、ファンダム、マジックサンズなどの評価が重要になる。
馬場傾向
東京1600m芝は直線の長さを生かした差しが決まりやすい一方、スローペースなら先行馬も粘れる。開催当日の馬場状態と内外の伸びを確認したい。
穴パターン
6〜9番人気の3着内率は10.0%、10番人気以下は3.4%。穴馬の好走は少なく、伏兵を狙う場合も重賞実績や展開面の裏付けが必要になる。
データ総評

過去10年は上位人気、4歳馬、前走GⅠ組が好成績。特に安田記念組の巻き返しには注意したい。今年は実績上位のアドマイヤズームに加え、トロヴァトーレ、ウォーターリヒトの評価がポイント。アンパドゥの勢いも無視できない。
1週前追い切り評価まとめ(S〜C)
| 評価 | 馬名 | 追い切り短評 |
|---|---|---|
| S | エコロアルバ | 美浦W80.3秒、終い11.3秒。併走馬に先着し、スピード感十分。 |
| S | マジックサンズ | 栗東CW81.3秒、終い11.3秒。併走馬に0.3秒先着。 |
| A | アドマイヤズーム | 坂路51.7秒を馬なり。休み明けでも力強い動き。 |
| A | アンパドゥ | 美浦Wで長めから追われ、終い11.5秒。好馬体が目立つ。 |
| A | シュガークン | 栗東CW80.8秒、終い11.4秒。馬なりで好時計。 |
| A | ファーヴェント | 栗東CW終い11.1秒。馬なりで余裕ある動き。 |
| A | トロヴァトーレ | 美浦W終い11.3秒。力強い伸び脚で仕上がり順調。 |
| B | デビットバローズ | 栗東CW終い11.1秒。併走馬に遅れたが脚取りは確か。 |
| B | エンペラーズソード | 坂路53.6秒、終い11.9秒。まずまずの仕上がり。 |
| B | キープカルム | 坂路53.1秒。休み明けでも動きは悪くない。 |
| B | ファンダム | 美浦W終い12.1秒。脚取りは確かだが鋭さはもうひとつ。 |
| B | ウォーターリヒト | 栗東CW82.1秒、終い11.4秒。良化途上の印象。 |
| C | シンフォーエバー | 坂路51.2秒も終い13.3秒。立て直し途上。 |
| C | ミトノオルフェ | 栗東CW終い11.7秒。内へモタれる面が課題。 |
追い切り総評

エコロアルバとマジックサンズが好内容。エコロアルバは美浦Wで併走馬に先着し、マジックサンズも栗東CWで力強い伸びを披露した。アドマイヤズームは休み明けながら坂路で好時計。アンパドゥ、トロヴァトーレ、ファーヴェントも順調に仕上がっている。一方、ウォーターリヒトは良化途上で、最終追い切りの動きを確認したい。
展開予想(事前メモ)
- 想定ペース:M(平均ペース)
- 逃げ候補:シンフォーエバー、エンペラーズソード、アドマイヤズーム
- 有利になりそうな脚質:好位〜中団から末脚を使えるタイプ。
シンフォーエバーが主導権を握る展開を想定。アドマイヤズームが好位から運び、アンパドゥやトロヴァトーレが直線で追い込む形か。先行勢のペース配分が勝敗を左右する。
枠順確定後に詳細更新します。
最終追い切り評価(S〜C)
最終追い切り公開後に更新します。
最終見解|本命・買い目(前日公開)
枠順・最終追い切り・馬場傾向を踏まえて更新します。
まとめ

富士ステークス2026は、関屋記念を圧勝したアンパドゥとマイラーズC覇者アドマイヤズームが中心。安田記念組の巻き返しや、追い切り好調のエコロアルバ、マジックサンズにも注目です。枠順・最終追い切り・馬場傾向を反映し、本命・買い目を随時更新します。
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