2026年11月3日(火)、金沢競馬場で第26回JBCクラシック(JpnI)が行われます。
今年の注目は、3歳馬ワンダーディーンの古馬初挑戦。前走ジャパンダートクラシックでは厳しい流れを早めに動いて2着と、世代トップクラスの実力を示しました。今回は帝王賞2着のアウトレンジ、白山大賞典を快勝したホウオウルーレット、川崎記念の勝ち馬カゼノランナーなど、実績豊富な古馬勢が迎え撃ちます。
舞台は直線236mの金沢2100mダート。先行争いに加え、2周目の向正面からの仕掛けが勝敗を左右する一戦です。
本記事では、展開・追い切り内容・前走内容・コース適性を総合的に分析し、本命馬と買い目を紹介します。
JBCクラシック2026 概要
- 日時:2026年11月3日(火)16:25
- 場所:金沢競馬場/9R
- 距離:2100m(ダート・右)
- 条件:3歳以上・定量/JpnI(中央・地方全国交流)
- 賞金:1着10,000万円/2着3,200万円/3着1,600万円/4着1,200万円/5着1,000万円

今年は⑪ワンダーディーンの古馬初挑戦が最大の注目点。②アウトレンジの安定感、⑩ホウオウルーレットのコース適性も魅力だ。金沢は直線が短く、2周目の向正面から動ける機動力が勝敗を分けそうだ。
出走表|JBCクラシック(JpnⅠ)
| 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 重量 | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ストレングス | 牡5 | 小崎綾 | 57 | 栗寺島 |
| 2 | アウトレンジ | 牡6 | 松山弘 | 57 | 栗大久保 |
| 3 | サントノーレ | 牡5 | 矢野貴 | 57 | 小荒山 |
| 4 | ダンテバローズ | 牡6 | 小牧太 | 57 | 園新子 |
| 5 | ゴールドギア | 牡11 | 木之前葵 | 57 | 名榎屋 |
| 6 | セラフィックコール | 牡6 | 吉原寛 | 57 | 川内田 |
| 7 | ユメノホノオ | 牡6 | 笹川翼 | 57 | 高田中守 |
| 8 | オディロン | 牡7 | 吉村智 | 57 | 園森澤 |
| 9 | マンガン | 牡9 | 西啓太 | 57 | 金田嶋幸 |
| 10 | ホウオウルーレット | 牡7 | 岩田康 | 57 | 美栗田徹 |
| 11 | ワンダーディーン | 牡3 | Cデムー | 55 | 栗高柳大 |
| 12 | カゼノランナー | 牡5 | 西村淳 | 57 | 栗松永幹 |
展開予想|金沢2100mダートの傾向は?

想定ペース:M
逃げ:③⑫①
好位:②④
中団:⑥⑦⑧⑩⑪
後方:⑤⑨

③サントノーレ、⑫カゼノランナー、①ストレングスが先行争いを形成。激しい競り合いまでは想定しないが、道中も極端には緩まないだろう。②アウトレンジは好位から運び、⑪ワンダーディーンは中団から早めの進出を狙う。⑩ホウオウルーレットも2周目の向正面から動き出す形。金沢2100mダートは直線が236mと短く、仕掛けのタイミングが重要。4コーナーまでに前を射程圏に入れられるかが勝敗を左右する。
JBCクラシック2026 追い切り評価まとめ(S〜C)
| 評価 | 馬名 | 追い切り短評 |
|---|---|---|
| A | ①ストレングス | 10/28栗CW4F53.7-1F11.2。併せ馬で鋭い伸び。10/31栗坂4F56.2-1F12.9を馬なりで消化し、好状態を維持。 |
| S | ②アウトレンジ | 10/30栗CW6F81.2-1F11.9。単走で力強い脚さばき。10/22の併せ馬でも終い1F11.4を記録し、前走を使った上積み十分。 |
| B | ③サントノーレ | 10/29小林坂路5F65.0-4F48.9-3F36.0。坂路中心に丹念に乗り込まれ、順調な仕上がり。 |
| A | ⑩ホウオウルーレット | 10/29美W6F84.1-5F67.4-3F38.2-1F12.1。馬なりで併入。毛ヅヤも上向き、前走の好状態を維持。 |
| A | ⑪ワンダーディーン | 10/24栗坂4F53.3-1F12.1。10/31は4F55.0-1F12.7を単走で消化。前走を叩いて気配上向き。 |
| A | ⑫カゼノランナー | 10/30栗CW6F85.8-1F11.6。ブリンカー着用の併せ馬で内から併入。終いの反応良く、動き上々。 |
追い切り総評

今回の追い切りでは②アウトレンジをS評価。栗東CWで力強い脚さばきを見せ、10月22日の併せ馬でも終い1F11.4秒を記録。白山大賞典を使った上積みが感じられ、今回の調整過程では最も高く評価したい。A評価の①ストレングスは10月28日のCWで終い1F11.2秒と鋭い動き。⑩ホウオウルーレットも馬なりで併入し、毛ヅヤを含めて気配は良好だ。⑪ワンダーディーンは前走を叩いて順調に上向き、⑫カゼノランナーもブリンカー着用の併せ馬で終い1F11.6秒と好反応。③サントノーレも坂路で順調に調整されている。
JBCクラシック2026|過去10年のデータ分析
JRA所属馬が9勝と圧倒的
過去10年はJRA所属馬が9勝、2着10回、3着7回。馬券圏内30頭のうち26頭を占め、3着内率は38.8%と高い。
地方所属馬で唯一優勝したのは2021年のミューチャリー。今回と同じ金沢開催で地方馬初のJBCクラシック制覇を果たした。
今年もJRA勢が中心となるが、帝王賞4着、東京記念優勝の実績を持つ⑥セラフィックコールは地方勢の中でも警戒が必要だ。
4番人気以内が9勝
1番人気は過去10年で5勝。ただし3着内率は60.0%で、2番人気の70.0%、3番人気の60.0%と比較して抜けた信頼度があるわけではない。
4番人気も2勝しており、勝ち馬10頭のうち9頭が4番人気以内。上位人気馬を中心とした組み立てが基本となる。
一方、3連単万馬券は5回、平均配当は17,459円。軸馬の選択だけでなく、相手の組み合わせも重要だ。
4歳・5歳馬が計8勝
年齢別では4歳馬が4勝、5歳馬も4勝。過去10年の勝ち馬の8割を占め、充実期の世代が優勢となっている。
6歳馬と7歳馬は各1勝で、8歳以上は未勝利。年齢が上がるにつれて勝率、3着内率ともに低下する傾向が見られる。
3歳馬は未勝利ながら2着2回、3着1回で3着内率37.5%。今年の⑪ワンダーディーンにも上位争いの余地は十分にある。
帝王賞・日本テレビ盃組が好成績
JRA所属馬の前走別成績では、帝王賞組が4勝、2着3回、3着3回で3着内率58.8%。日本テレビ盃組も3勝、2着3回、3着2回と好成績を残している。
この2路線からの転戦馬が計7勝を挙げており、JBCクラシックへの主要ローテーションとなっている。
対照的に、前走マイルCS南部杯組は8頭が出走して未勝利。距離延長への対応が課題となるケースもあり、実績だけで判断するのは避けたい。
データ分析総評

過去10年はJRA勢が9勝と優勢で、4歳・5歳馬が計8勝。人気面では4番人気以内が9勝を占め、上位勢の比較が重要になる。前走帝王賞・日本テレビ盃組も計7勝と好成績。今年は帝王賞2着の②アウトレンジが実績面で有力だが、3歳馬⑪ワンダーディーンの上昇度や、同舞台の白山大賞典を制した⑩ホウオウルーレットの適性にも注目したい。
注目馬ピックアップ(◎○▲△☆)|JBCクラシック予想
◎⑪ ワンダーディーン
前走ジャパンダートクラシックは厳しいハイペースを早めに動き、一旦先頭に立って2着。UAEダービーを制した実績もあり、機動力と持久力を兼ね備えている。金沢の小回りにも対応できそうで、55kgの斤量とC・デムーロ騎手との再コンビも魅力。古馬撃破を期待する。
○② アウトレンジ
帝王賞2着、名古屋グランプリ優勝とダート中距離路線で安定した成績を残している。前走の白山大賞典は3着だったが、休み明けを使った上積みが見込める。今回は同じ金沢2100mダートで、前走から斤量も2kg減。追い切りの動きも良く、好位から運べる自在性を評価したい。
▲⑩ ホウオウルーレット
前走の白山大賞典は後方から早めに動き、2馬身半差の快勝。金沢2100mダートへの適性を実戦で証明した。小回りでも長く脚を使える点は大きな強みで、今回も岩田康誠騎手とのコンビ。追い切りでも安定した動きを見せており、前走の再現があっても不思議はない。
△⑫ カゼノランナー
今年の川崎記念を制した実績馬。帝王賞9着、日本テレビ盃4着と近2走は結果が出ていないが、先行力を生かせる展開なら巻き返しがある。金沢の短い直線はプラスに働く可能性があり、単騎逃げに持ち込めれば粘り込みも十分。追い切りでは終いの反応が良く、状態面も悪くない。
☆⑥ セラフィックコール
前走の東京記念は先行策から3馬身半差の快勝。帝王賞でも4着に好走しており、中央勢相手でも能力は通用する。金沢を熟知する吉原寛人騎手とのコンビも心強い。2021年には同騎手がミューチャリーを優勝に導いた舞台だけに、地方勢からの一発を警戒したい。
買い目例
馬連:
⑪-②⑥⑩⑫(4点)
3連複フォーメーション
⑪-②⑩-②⑥⑩⑫(5点)
【最終見解】勝つのはこの馬!

本命は⑪ワンダーディーン。前走ジャパンダートクラシックは厳しい流れを早めに動いて2着と、負けて強しの内容だった。55kgの斤量と機動力を生かせれば、古馬相手でも勝機は十分。相手筆頭は追い切り好調の②アウトレンジ。同舞台で白山大賞典を制した⑩ホウオウルーレットも重視する。
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