2026年11月3日に行われるJBCスプリント JpnI(金沢1400mダート・3歳以上・定量)。
ダート短距離路線の頂点を決める一戦。今年は南部杯を制した⑪メイショウハチロー、1400m重賞3連勝中の⑫マテンロウコマンド、実績上位の⑩ウィルソンテソーロが激突する。地方勢も近年のJBCスプリントで存在感を示しており、混戦模様の一戦となりそうだ。
本記事では、展開・追い切り内容・前走内容・コース適性を総合的に分析し、本命馬と買い目を紹介します。
JBCスプリント2026 概要
- 日時:2026年11月3日(火)15:10
- 場所:金沢競馬場/8R
- 距離:1400m(ダート・右回り)
- 条件:3歳以上・定量/JpnI・中央地方全国交流
- 賞金:1着8,000万円/2着2,560万円/3着1,280万円/4着960万円/5着800万円

⑪メイショウハチローのJpnI連勝か、⑫マテンロウコマンドの重賞4連勝か。⑩ウィルソンテソーロも叩き2戦目で巻き返しを狙う。先行馬が揃ってペースは速くなりそうだが、金沢の小回りでは位置取りも重要。展開と1400m適性を重視したい。
出走表|JBCスプリント2026(JpnⅠ)
| 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 重量 | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ケイズレーヴ | 牡4 | 望月洵 | 57 | 名榎屋 |
| 2 | エコロガイア | 牡5 | 小牧太 | 57 | 園保利平 |
| 3 | ジョージテソーロ | 牡5 | 野畑凌 | 57 | 浦小久保 |
| 4 | インユアパレス | 牡5 | 戸崎圭 | 57 | 栗須貝 |
| 5 | ハッピーマン | 牡4 | 岩田望 | 57 | 栗寺島 |
| 6 | オマツリオトコ | 牡6 | 下原理 | 57 | 西長倉 |
| 7 | イグザルト | 牡7 | 矢野貴 | 57 | 小荒山 |
| 8 | ゼーロス | 牡3 | 笹川翼 | 56 | 小荒山 |
| 9 | ティントレット | 牡5 | Cデムー | 57 | 小荒山 |
| 10 | ウィルソンテソーロ | 牡7 | 川田将 | 57 | 美高木 |
| 11 | メイショウハチロー | 牡4 | 吉原寛 | 57 | 栗福永祐 |
| 12 | マテンロウコマンド | 牡4 | 松山弘 | 57 | 栗長谷浩 |
展開予想|金沢1400mダートの傾向は?

想定ペース:H
逃げ:②⑫
好位:⑪⑧⑨
中団:①③④⑤⑥⑩
後方:⑦

②エコロガイアが内枠から先手を主張し、⑫マテンロウコマンドが外から続く展開。⑪メイショウハチロー、⑧ゼーロス、⑨ティントレットも好位を狙い、前半から速い流れになりそうだ。⑩ウィルソンテソーロは中団から早めに進出し、④インユアパレスと⑤ハッピーマンは末脚を生かす競馬。金沢1400mダートは直線236mの小回りコースだけに、後方一気は容易ではない。先行勢の消耗を見極めながら、3~4コーナーで動ける馬が有利になる。
データ分析|JBCスプリント過去10年の傾向
JRA勢が6勝、地方馬も4勝
過去10年はJRA所属馬が6勝、地方所属馬が4勝。2着はすべてJRA勢だが、地方勢も南関東3勝、兵庫1勝と健闘している。
3連単万馬券は過去10回で7回。2019年には149万円超、2020年には18万円超の高配当が出ており、人気薄の地方馬が波乱を演出するケースもある。
勝ち馬はすべて5歳以上
過去10年の優勝馬はすべて5歳以上。特に6歳馬が5勝と突出しており、7歳馬も2勝、8歳以上も1勝を挙げている。
3歳馬は2着1回、4歳馬は2着3回にとどまり、若い世代は勝ち切れていない。実績を積んだ古馬が優勢な傾向だ。
馬体重501kg以上が7勝
馬体重別では476kg以上の馬が9勝。なかでも501kg以上は7勝を挙げ、3着内率28.4%と高い。
500kg以下の3着内率15.3%と比較しても、大型馬の優勢は明らか。馬格とパワーを兼ね備えたタイプを重視したい。
前走東京盃・南部杯組が中心
前走東京盃組が6勝、マイルCS南部杯組が2勝。両レースからの転戦馬が過去10年の8勝を占めている。
一方、前走オーバルスプリント組は11頭が出走して3着以内なし。前走で好走していても、JBCスプリントでは結果につながっていない点に注意したい。
データ分析総評

過去10年はJRA勢が6勝、地方勢が4勝と、所属による決めつけは禁物。勝ち馬はすべて5歳以上で、6歳馬が最多の5勝を挙げている。馬体重501kg以上の大型馬も優勢で、前走東京盃・南部杯組が8勝と主要路線を形成。今年も前哨戦の内容を重視しつつ、地方勢の台頭による波乱を警戒したい。
JBCスプリント2026 追い切り評価まとめ(S〜C)
| 評価 | 馬名 | 追い切り短評 |
|---|---|---|
| B | ④インユアパレス | 10/30栗坂4F54.3-1F12.2。単走で終いをまとめ、10/22の併せ馬でも4F52.6-1F12.3で併入。秋3走目もデキ落ちなし。 |
| B | ⑤ハッピーマン | 10/28栗CW5F66.4-3F36.2-1F11.5。併せ馬で併入し、10/22には1F11.0を記録。直前も坂路で調整され、仕上がり良好。 |
| B | ⑩ウィルソンテソーロ | 10/29美W5F69.0-3F38.8-1F12.6。併せ馬で併入。中2週で負荷を調整しながら順調に乗り込まれ、上積みが見込める。 |
| A | ⑪メイショウハチロー | 10/30栗坂4F53.0-1F12.6。単走で余力を残してまとめ、前走勝利時の状態を維持。中2週でも動きは良好。 |
| S | ⑫マテンロウコマンド | 10/25栗坂4F52.7-1F12.8。10/18にも4F52.9-1F12.4を記録。帰厩後から入念に乗り込まれ、好仕上がりで臨める。 |
追い切り総評

S評価は⑫マテンロウコマンド。9月末からじっくり乗り込まれ、栗東坂路で52秒台を続けて記録。直前は軽めの調整にとどめているが、十分に仕上がっており、今回の調教注目馬に挙げたい。A評価の⑪メイショウハチローも中2週ながら順調で、南部杯を制した前走の状態を維持。⑤ハッピーマンはCWで終い11秒台を記録し、④インユアパレスも秋3走目でデキ落ちは見られない。⑩ウィルソンテソーロは派手な時計こそないが、叩き2戦目の上積みに期待できる。
注目馬ピックアップ(◎○▲△☆)|JBCスプリント予想
◎⑫マテンロウコマンド
黒船賞、東海S、サマーチャンピオンと1400m重賞を3連勝中。前走はトップハンデを背負い、先行争いで絡まれながらも堂々と押し切った。全7勝を1400mで挙げており、距離適性はメンバー屈指。前で運べて追われてからも伸びる安定感があり、小回りの金沢も歓迎だ。今回は57kgでの出走となり、JpnI初制覇の好機とみる。
○⑪メイショウハチロー
前走マイルCS南部杯で重賞初制覇を飾り、急成長を遂げている4歳馬。東海Sでも2着に好走しており、1400mへの距離短縮に不安はない。逃げ差し自在の器用さが強みで、好位から流れに乗れる点も魅力。中2週のローテーションだが、最終追い切りでは栗東坂路4F53.0秒を記録し、前走以上の動きを見せている。吉原寛人騎手とのコンビも心強い。
▲⑩ウィルソンテソーロ
かしわ記念を制し、さきたま杯でも2着に好走した実績上位馬。前走マイルCS南部杯は1番人気で3着に敗れたが、約3カ月半ぶりの実戦だったことを考えれば巻き返しの余地は十分。今回は叩き2戦目で状態面の上積みが見込める。1400mでも結果を残しており、金沢の小回りにも対応可能。前が速くなれば地力の高さが生きる展開となりそうだ。
△④インユアパレス
1400mではオープン2勝に加え、東海S、サマーチャンピオン、オーバルスプリントで2着と安定した成績。前走は勝ち馬向きの馬場と展開ながら、内から押し上げて2着を確保した。器用に立ち回れるタイプで、金沢の小回りにも対応できそうだ。秋3走目となるが、追い切りではデキ落ちを感じさせず、引き続き好調を維持している。
☆⑧ゼーロス
短距離路線への転向で素質が開花。優駿スプリントを4馬身差で制し、前走東京盃では前年覇者をハナ差捉えてJpnII初制覇を飾った。3歳馬ながら古馬の強豪を破った実績は高く評価できる。兵庫チャンピオンシップでも1400mで3着に好走しており、距離延長にも対応可能。地方勢の代表格として、JRA勢を相手にどこまで迫れるか注目したい。
買い目例
馬連:
⑫-④⑧⑩⑪(4点)
3連複フォーメーション
⑫-⑩⑪-④⑧⑩⑪(5点)
【最終見解】勝つのはこの馬!

本命は⑫マテンロウコマンド。1400m重賞3連勝の勢いに加え、全7勝を同距離で挙げている適性の高さが最大の強み。金沢の小回りも先行力を生かせる条件で、57kgへの斤量減も好材料だ。⑪メイショウハチロー、⑩ウィルソンテソーロの実績は脅威だが、距離適性と安定したレース運びを重視して⑫マテンロウコマンドを最上位に評価する。
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