【軸2頭予想】2023.12/2(土)チャレンジカップ(G3)

キャリア19戦以内の馬が中心

過去10年の3着以内馬延べ30頭中22頭は、通算出走数が19戦以内だった。一方、20戦以上だった馬は3着内率10.5%とやや苦戦している。基本的には比較的キャリアが浅い馬を重視するべきだろう。

通算出走数	着度数	勝率	連対率	3着内率
19戦以内	10-7-5-40	16.1%	27.4%	35.5%
20戦以上	0-4-4-68	0%	5.3%	10.5%

注記：2014年は3着同着

なお、通算出走数が20戦以上だったにもかかわらず3着以内に入った8頭のうち4頭は、同年に当レースと同じ距離のJRA重賞で4着以内に入った経験がある馬だった。この経験がなかった馬は3着内率が6.3%にとどまっている。年明け以降に同距離の重賞で4着以内に入っていた馬でない限り、キャリア20戦以上の馬は割り引きが必要だ。

経験の有無	着度数	勝率	連対率	3着内率
あり	0-1-3-8	0%	8.3%	33.3%
なし	0-3-1-60	0%	4.7%	6.3%

JRAより引用

前走との間隔に注目

過去10年の3着以内馬延べ30頭中22頭は、前走との間隔が中5週以上だった。一方、中4週以内だった馬は3着内率11.0%とやや苦戦している。臨戦過程を比較する際は、前走との間隔が比較的長い馬を高く評価したい。

前走との間隔	着度数	勝率	連対率	3着内率
中4週以内	2-3-3-65	2.7%	6.8%	11.0%
中5週以上	8-8-6-43	12.3%	24.6%	33.8%

注記：2014年は3着同着

なお、前走との間隔が中4週以内だったにもかかわらず3着以内に入った8頭のうち7頭は、前走が重賞、かつ前走の着順が8着以内だった。前走との間隔が比較的短い馬のうち、そのレースが重賞でなかった馬や、9着以下に敗れていた馬は、評価を下げるべきだろう。

前走とその着順	着度数	勝率	連対率	3着内率
重賞、かつ着順が8着以内	1-3-3-8	6.7%	26.7%	46.7%
重賞以外、 もしくは着順が9着以下	1-0-0-57	1.7%	1.7%	1.7%

JRAより引用

前走が今回より長い距離のレースだった馬は堅実

阪神・芝2000メートルで行われた過去6年の3着以内馬延べ18頭中8頭は、前走の距離が2200メートル以上だった。2200メートル以上だった馬は3着内率も36.4%と優秀な水準に達している。前走が今回より長い距離のレースだった馬は、上位に食い込む可能性が比較的高いとみてよさそうだ。

前走の距離	着度数	勝率	連対率	3着内率
2200m未満	3-3-4-40	6.0%	12.0%	20.0%
2200m以上	3-3-2-14	13.6%	27.3%	36.4%

一方、前走の距離が2200メートル未満だった馬のうち、そこでの着順が2着以下だった馬は3着内率8.1%と苦戦している。前走が今回と同じか今回より短い距離のレースだった馬は、そのレースを勝っていた馬でない限り過信禁物とみておきたい。

前走の着順	着度数	勝率	連対率	3着内率
1着	3-3-1-6	23.1%	46.2%	53.8%
2着以下	0-0-3-34	0%	0%	8.1%

JRAより引用

近年は前走での単勝人気も重要なポイント

阪神・芝2000メートルで行われた過去6年の3着以内馬延べ18頭中11頭は、前走の単勝人気が3番人気以内だった。該当馬は3着内率も55.0%と優秀な水準に達している。前走を比較する際は、そこでの単勝人気もチェックしておくべきだろう。

前走の単勝人気	着度数	勝率	連対率	3着内率
3番人気以内	5-4-2-9	25.0%	45.0%	55.0%
4番人気以下	1-2-4-45	1.9%	5.8%	13.5%

一方、前走の単勝人気が4番人気以下だった馬のうち、前走がGⅠだった馬は3着内率が55.6%あるのに対し、GⅠ以外だった馬は同4.7%と苦戦している。ちなみに、過去6年で前走の単勝人気が6番人気以下、かつ前走がGⅠ以外だった馬は〔0・0・0・33〕（3着内率0%）となっている。前走がGⅠだった馬でない限り、前走で上位人気に支持されていなかった馬は、疑ってかかった方がよさそうだ。

前走	着度数	勝率	連対率	3着内率
GⅠ	1-1-3-4	11.1%	22.2%	55.6%
その他	0-1-1-41	0%	2.3%	4.7%

JRAより引用

第71回 チャレンジカップ

2020.12/5 阪神2000(芝)/晴・良/11頭

第72回 チャレンジカップ

2021.12/4 阪神2000(芝)/曇・良/11頭

第71回 チャレンジカップ

2022.12/3 阪神2000(芝)/晴・良/14頭