馬連と馬単の違い・買い方・狙い方を徹底解説！初心者でも分かる勝負のポイント
競馬の馬券で「馬連」と「馬単」は定番かつ人気の高い買い方です。一見似ているようでいて、配当やリスク、使いどころは大きく異なります。
本記事では、それぞれの特徴から、実際のレースを例にした戦略的な狙い方までをわかりやすく解説します。
馬連と馬単の違いとは？初心者が知るべき選び方のポイント
馬連は、1着と2着に入る2頭の馬を順不同で当てる馬券です。順番は関係なく、選んだ2頭がどちらかが1着、もう一方が2着になれば的中です。
馬単は、1着と2着を着順通りに当てる馬券です。より難易度が高い分、配当も高くなる傾向があります。
配当と点数の違い
- 馬連：1組（例：1-2）→点数は1点
- 馬単：順序があるため（1→2と2→1）→点数は2点
- 馬単は馬連の2倍の点数が必要ですが、配当は概ね1.5〜2倍以上になるケースが多い
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馬連・馬単の狙い方｜軸馬の信頼度で使い分けよう
馬連か馬単かを選ぶ際のカギは、軸馬の信頼度にあります。
- 1着は堅いと判断できる馬がいるなら→馬単
- 連対（2着以内）は堅いと判断できる馬がいるなら→馬連
たとえば、1番人気の馬が圧倒的な支持を受けていて勝ち切ると見込むなら、馬単の1着固定で狙うのが有効です。逆に、少し不安要素がある人気馬なら、馬連で2着もカバーしておくのが安全です。
馬連・馬単の買い方｜マークカード別の書き方と購入法
緑のカード（通常方式）
1着と2着の馬を1頭ずつ指定。馬単では「ウラ」をマークすれば順番違いの両方を同時購入できます。
青のカード（ながし・マルチ）
- 「軸」馬を決め、相手に流す
- 馬単では「1着ながし」「2着ながし」「マルチ」で自在に購入可能
赤のカード（ボックス・フォーメーション）
- 複数の馬を組み合わせてボックス買い
- フォーメーションでは1着・2着に異なるグループを設定でき、馬単の戦略性が高まる
【実例解説】皐月賞2025の馬連・馬単戦略から学ぶ買い方
2025年4月20日の皐月賞（GI）での実際の結果を見てみましょう。
- 1着：⑪ミュージアムマイル（3番人気／10.6倍）
- 2着：➉クロワデュノール（1番人気／1.5倍）
このレースでの馬券の配当は以下の通り。
- 馬連➉-⑪：6.8倍
- 馬単⑪→➉：24.7倍
仮に予算2,000円で、以下の2通りの買い方をしたと仮定します。
パターンA｜馬連中心（1点1,000円）
- 馬連：➉-⑪、➉-⑥ → 6.8倍で6,800円的中
パターンB｜馬単両面（1点500円）
- 馬単：⑪→➉（24.7倍） → 12,350円的中
結果は人気馬クロワデュノールが2着に敗れたため、馬単のほうが大きなリターンとなりました。もしこの人気馬が勝っていれば、馬連6.8倍と馬単8.0倍の差はわずかでした。
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馬連と馬単はどちらを買うべき？状況別の使い分けまとめ
- 配当狙いで人気薄の1着が見込めるなら→馬単
- 人気馬の信頼度がやや低いとき→馬連
- 予算が限られるときは、点数を絞って的中率の高い馬連
レースや馬の状況に応じて、柔軟に使い分けることが回収率アップのカギです。1番人気に死角があると読めたとき、馬単の「逆転狙い」がハマるかもしれません。
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