2026年3月15日(日)中山11Rで行われるスプリングステークス(GⅡ・芝1800m)。
本競走は、1952年に創設された3歳馬による伝統の重賞競走で、長年にわたり皐月賞トライアルとしてクラシック戦線を占う重要な一戦として続いてきた。
現在は中山芝1800mを舞台に、3着以内馬へ皐月賞の優先出走権が与えられるトライアルとして行われており、例年ここから本番へつながる有力馬が現れる。
スタート直後に上り坂があり、1コーナーまでの距離も短い中山芝1800mでは、序盤で無理なく好位を取れるか、そして早めに流れが動いた時に持続力を発揮できるかが大きなポイント。今年も折り合い、立ち回り、持続力の総合力が問われる一戦になりそうだ。追い切りで動けている馬、そして中山向きの機動力を備えたタイプを中心に注目していく。
レース概要|第75回スプリングステークス(GⅡ)
日時:2026年3月15日(日)15:45発走
場所:2回中山6日目 11R
距離:芝1800m(右内・Aコース)
条件:3歳オープン・馬齢・国際・指定
賞金:1着5,400万円/2着2,200万円/3着1,400万円/4着810万円/5着540万円

中山芝1800mは立ち回りと持続力が問われやすい舞台。序盤で脚を使い過ぎず、4角で好位圏にいられるタイプを重視したいレースです。
特別登録馬一覧
登録17頭│出走可能16頭
| 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|
| アウダーシア | 牡3 | 津村明 | 57 | 美 手塚久 |
| アクロフェイズ | 牡3 | 西村淳 | 57 | 栗 奥村豊 |
| アスクエジンバラ | 牡3 | 岩田康 | 57 | 栗 福永 |
| ガリレア | 牡3 | 石橋脩 | 57 | 美 清水英 |
| クレパスキュラー | 牡3 | ルメール | 57 | 美 栗田徹 |
| サウンドムーブ | 牡3 | 団野大 | 57 | 栗 斉藤崇 |
| サノノグレーター | 牡3 | 田辺裕 | 57 | 美 尾形和 |
| ジーネキング | 牡3 | 横山和 | 57 | 美 斎藤誠 |
| タイキルッジェーロ | 牡3 | 横山武 | 57 | 栗 高野 |
| テルヒコウ | 牡3 | 坂井瑠 | 57 | 栗 矢作 |
| フレイムスター | 牡3 | 石川裕 | 57 | 栗 清水久 |
| マイネルシンベリン | 牡3 | 丹内祐 | 57 | 美 武市 |
| マカナアネラ | 牡3 | 角田和 | 57 | 栗 角田 |
| ミスターライト | 牡3 | 大野拓 | 57 | 美 鹿戸雄 |
| ミリオンクラウン | 牡3 | 石神道 | 57 | 美 和田雄 |
| ラストスマイル | 牡3 | 杉原誠 | 57 | 美 本間 |
| ロードレイジング | 牡3 | 笹川翼 | 57 | 川 加藤誠 |
出走馬短評一覧
| 馬名 | 短評 |
|---|---|
| アウダーシア | 未勝利勝ち直後だが、長く脚を使う持続力は魅力。気性面の幼さが課題も、追い切りの動きは上々。 |
| アクロフェイズ | 若駒S2着の実績はここでも通用。器用さよりも末脚の持続力で勝負したいタイプ。 |
| アスクエジンバラ | ホープフルS3着はメンバー最上位級。完成途上でも能力は高く、舞台替わりもこなせる下地あり。 |
| ガリレア | 共同通信杯は相手強化の中で粘れず。距離短縮で見直せる余地はあるが、ワンパンチ欲しい。 |
| クレパスキュラー | ひいらぎ賞の勝ちっぷりが秀逸。課題の気性面を抱えながら勝ち切るあたりに素質の高さを感じる。 |
| サウンドムーブ | シンザン記念2着の内容が濃い。大外枠からでも崩れず走れており、完成度の高さはメンバー上位。 |
| サノノグレーター | 共同通信杯は条件不向き。中山替わりで前進余地はあり、調教気配も悪くない。 |
| ジーネキング | 京成杯は逃げて失速。1800m短縮は歓迎だが、追い切りの反応面にもうひとつ物足りなさが残る。 |
| タイキルッジェーロ | 坂路で入念に乗り込まれているが、現状では重賞での決め手比較が課題。相手強化で試金石。 |
| テルヒコウ | 東京スポーツ杯2歳S4着の内容は優秀。先行センスがあり、中山でも展開の利を得られる存在。 |
| フレイムスター | 先行力はあるが、前走は粘り切れず。展開の助けが欲しく、重賞ではひと押し課題。 |
| マイネルシンベリン | 若竹賞3着は内容良好。早めに動いて粘る形が合っており、中山向きの機動力がある。 |
| マカナアネラ | 未勝利勝ちは逃げ切り。スムーズならしぶといが、相手強化で同じ形に持ち込めるかが鍵。 |
| ミスターライト | 未勝利勝ちの内容が強い。大型馬でも動けており、上のクラスでも楽しみがある一頭。 |
| ミリオンクラウン | 地方からの参戦でいきなり重賞は厳しい印象。追い切りでも強調材料は少なめ。 |
| ラストスマイル | セントポーリア賞勝ちが好内容。先行して押し切る形が安定しており、ここでも通用していい。 |
| ロードレイジング | 地方馬で芝替わりも課題。調整気配は悪くないが、中央重賞での上積み比較では見劣る。 |
注目馬紹介|有力馬と伏兵をチェック
クレパスキュラー
ひいらぎ賞の勝ち方が非常に強く、折り合いに難しさを見せながらも好位から抜け出した内容は素質の高さそのもの。中山で勝っている点も大きく、今回の舞台適性は高い。1週前追い切りでも馬体充実を感じさせる動きで、全体の完成度はかなり高い部類。多少気負う面があっても能力で押し切れるだけの迫力があり、ここは皐月賞へ向けて主役候補と見たい。
アスクエジンバラ
ホープフルS3着はこのメンバーに入れば最上位級の実績。外を回る厳しい形でも崩れなかった点に地力の高さが出ていた。追い切りではCWでしっかり先着し、伸びも上々で上昇気配が濃い。中山1800mは忙しすぎる印象もないが、むしろ立ち回りと持続力が問われる流れなら能力でカバーできるタイプ。勝ち負け圏の1頭として評価したい。
サウンドムーブ
シンザン記念2着は大外枠から非常に価値の高い内容。直線で狭いところを反応良く伸びてきたセンスは大きな武器だ。1週前はこの一追いで良化を示す動きで、仕上がりも順調。中山替わりがどうかだが、機動力と反応の良さがあるので小回りにも対応できそう。極端な外差しにならない流れなら、上位争いに十分食い込める。
ラストスマイル
セントポーリア賞は2番手から抜け出す強い勝ち方。緩い流れでも折り合いをつけ、直線でしっかり脚を使えた点は評価しやすい。追い切りでも推進力ある走りを見せており、状態面の不安は少ない。東京から中山替わりで機動力を問われるぶん、絶対視まではしにくいが、流れに乗れればしぶとく馬券圏内に残るシーンは十分ある。
マイネルシンベリン
若竹賞3着は出遅れながら自ら動いていく積極的な競馬で内容が濃い。中山で機動力を生かせるタイプで、トライアルらしい早めの仕掛け合いになれば浮上余地は大きい。1週前追い切りでも重心の低い走りが目立ち、状態は良好。人気の盲点になりそうな立場だが、展開ひとつで上位勢に割って入れるだけのしぶとさを持っている。
コースの特徴と傾向|中山芝1800m


中山芝1800mはスタンド前発走で、スタート直後に急坂があり、1コーナーまでの距離も短いため、序盤から脚を使い過ぎると苦しくなりやすいコースです。向正面の下りから徐々に流れが速くなり、4コーナーで勢いをつけられるかが重要になります。直線は約310mと短く、さらに急坂もあるため、後方一気より先行~好位差しが有利。瞬発力だけでなく、コーナーでの立ち回りと長く脚を使える持続力が問われる舞台です。
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過去データから見る攻略ポイント
人気面では、1番人気の勝率は高すぎないものの、3着内率は安定しており、軸は上位人気から組み立てるのが基本。大荒れまでは至りにくく、30倍以上の超人気薄は過去10年で馬券圏内ゼロという点も見逃せない。
前走着順では、1着馬よりも2~4着からの臨戦馬がやや優勢。前走で負けていても、相手関係や内容が良ければ十分巻き返せるレースだ。一方で前走5着以下は好走率が大きく下がるため、評価を上げるには明確な見直し材料が欲しい。
ローテーションでは、前走が重賞、オープン特別、1勝クラス特別組が中心。平場組は3着こそあるが連対ゼロで、やはりここでは格上の経験が重要になる。
また、過去10年の勝ち馬はすべて通算5戦以内。さらに大半が3着内率60%以上と、ここまで安定して走れてきた馬が勝ち切りやすい傾向にある。経験を積み過ぎた馬より、伸びしろのある上昇馬が狙い目だ。

上位人気の中でも、前走4着以内かつオープン・特別戦で実績を残している馬が中心。勝ち切るのはキャリアの浅い素質馬が多く、未勝利・平場上がりは連下までが妥当と見たい。
1週前追い切り評価まとめ(S〜C・全頭掲載)
| 評価 | 馬名 | 追い切り短評 |
|---|---|---|
| S | クレパスキュラー | 馬体充実が目立ち、Wコースでも余力十分。完成度、迫力ともに高水準。 |
| S | アスクエジンバラ | CWでしっかり先着。追われてからの伸びが目立ち、上昇度は非常に高い。 |
| A | アウダーシア | Wコースで鋭く伸びて先着。気配の良さが伝わる内容で仕上がり順調。 |
| A | ラストスマイル | 推進力ある走りで併せ先着。状態の良さがそのまま動きに表れている。 |
| A | マイネルシンベリン | 重心の低い走りで安定感あり。中山向きのしぶとさを感じる好内容。 |
| A | サノノグレーター | 追走先着の内容に好感。地味でも動きはしっかりしており上積みあり。 |
| A | サウンドムーブ | この一追いで良化。ビッシリ追われて態勢は整ってきた印象。 |
| B | アクロフェイズ | 反応は良好で水準級。大きな上積み感まではないが順調にきている。 |
| B | ガリレア | 先着内容は悪くなく、脚色にも余裕あり。もう一段の迫力があればなお良い。 |
| B | ミスターライト | 格上馬相手に互角入線。素質は感じるが、まだ重賞で強調し切るほどではない。 |
| B | テルヒコウ | 意欲的な攻め内容。遅れはあったが負荷は十分で、態勢自体は悪くない。 |
| B | タイキルッジェーロ | 坂路で入念に本数を重ねている。現状は良化途上の印象もある。 |
| B | フレイムスター | 順調に乗られているが、動きそのものは目立ち過ぎず水準級まで。 |
| B | ロードレイジング | 地方馬としては悪くない動き。芝重賞でどこまで通用するかが課題。 |
| C | ジーネキング | 反応が鈍く、追ってからの迫力も物足りない。上積みは限定的か。 |
| C | マカナアネラ | 脚いろ見劣る内容。相手強化のここでは強気に推しづらい。 |
| C | ミリオンクラウン | 先着したものの内容は平凡。全体比較では見劣る印象が強い。 |

1週前段階で最も目を引いたのはクレパスキュラーとアスクエジンバラ。ともに動きの質が高く、重賞でも即通用する仕上がりに見える。A評価ではラストスマイル、マイネルシンベリン、アウダーシアが好内容で、相手候補として十分圏内。サウンドムーブもひと追いごとに上向いており侮れない。一方でジーネキング、マカナアネラ、ミリオンクラウンは調教面の強調材料が少なく、事前段階では評価を上げづらい。
【3/12〜3/15予定】最終追い切り評価(S〜C)
最終追い切り更新待ち
最終見解|展開メモ(前日公開・別枠)
【事前メモ】ペース想定:M

逃げ候補はジーネキング、マカナアネラ、テルヒコウあたり。中山1800mらしく前半は極端に速くなりにくいが、向正面から徐々に流れが締まり、4角での位置取りが重要になる。好位で立ち回れるクレパスキュラー、アスクエジンバラ、ラストスマイルは展開利を受けやすい。逆に後方一気型や折り合いに不安のあるタイプは、取りこぼしのリスクもある。
今後の更新予定
・枠順確定後に展開を微調整
・最終追い切り評価を更新
・最終見解は前日に別枠で公開
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