2026年9月10日に行われる若武者賞(川崎1500mダート・2歳オープン)。1・2着馬には、鎌倉記念への優先出走権が与えられます。
2018年に準重賞、2023年に南関東SⅢへ格上げされた2歳重賞です。川崎競馬で唯一1500mを舞台に行われる重賞で、コーナーまでの距離が短いためスタートの良さと序盤の位置取りが重要になります。
準重賞となった2018年以降、馬券圏内に入った馬はすべて新馬戦で連対を経験。さらに1頭を除いて5番人気以内に支持されており、完成度の高い有力馬が結果を残しています。成長途上の2歳戦だけに仕上がりの良さが欠かせず、できれば馬体重460キロ以上の馬格も欲しいところです。
本記事では、展開・追い切り内容・前走内容・川崎1500mダートへの適性を総合的に分析し、本命馬と買い目を紹介します。
※2025年は天候不順および馬場不良のため開催取り止め。
若武者賞2026 概要
- 日時:2026年9月10日 20:10
- 場所:川崎競馬場/11R
- 距離:1500m(ダート・左)
- 条件:サラ系2歳オープン・定量
- 賞金:1着1,200万円、2着420万円、3着240万円、4着120万円、5着60万円

連勝馬が複数揃った一戦ですが、キャリアの浅い2歳戦だけに力関係は固まっていません。完成度と調教内容を軸に、人気薄の上昇馬にも注意します。
出表|若武者賞(SⅢ)
| 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ブラフキャッチ | 牡2 | 野畑凌 | 54 | 川高月 |
| 2 | ナイトムーブ | 牡2 | 本田重 | 54 | 川酒井忍 |
| 3 | ラモンパンサー | 牡2 | 木間塚龍 | 54 | 船大津 |
| 4 | ゴールドサンデー | 牡2 | 中越琉 | 54 | 川鈴木義 |
| 5 | ウノキボンバイエ | 牡2 | 室陽一 | 54 | 浦宇野木 |
| 6 | ドゥオーモアモーレ | 牡2 | 矢野貴 | 54 | 川加藤 |
| 7 | サンバルカン | 牡2 | 吉原寛 | 54 | 川山崎裕 |
| 8 | ゴールドカレラ | 牡2 | 町田直 | 54 | 川山崎誠 |
| 9 | ブエンディア | 牡2 | 櫻井光 | 54 | 川山崎尋 |
| 10 | コーズブルー | 牡2 | 西啓太 | 54 | 川内田 |
| 11 | ルースアグレッシブ | 牡2 | 笹川翼 | 54 | 浦小久保 |
展開予想|川崎1500mダートの傾向は?

想定ペース:M
逃げ:⑤⑪②
好位:⑩⑧⑥
中団:⑦⑨①③
後方:④

⑤ウノキボンバイエ、⑪ルースアグレッシブ、②ナイトムーブが先行争いを形成。極端なハイペースまでは上がらず、向正面から徐々にペースアップする展開を想定します。②ナイトムーブは前を見ながら運べる点が強み。⑤ウノキボンバイエが早めに動けば、好位の⑧ゴールドカレラや中団で脚をためる⑦サンバルカンにも出番がありそうです。
若武者賞2026 追い切り評価まとめ(S〜C)
| 評価 | 馬名 | 追い切り短評 |
|---|---|---|
| B | ①ブラフキャッチ | 併走馬に先着して好調を維持 |
| A | ②ナイトムーブ | 古馬A2級と併入して動き良化 |
| B | ③ラモンパンサー | 軽快な脚取りで状態を維持 |
| B | ④ゴールドサンデー | 馬なりで余裕のある動き |
| B | ⑤ウノキボンバイエ | 終い重点でも伸びは良好 |
| C | ⑥ドゥオーモアモーレ | 先着したが時計と反応は平凡 |
| A | ⑦サンバルカン | 追って鋭く伸び併走馬を圧倒 |
| S | ⑧ゴールドカレラ | 本馬場で格上の古馬を圧倒 |
| A | ⑨ブエンディア | 一杯に追われて着実に良化 |
| B | ⑩コーズブルー | 馬なりで併走馬に楽々先着 |
| C | ⑪ルースアグレッシブ | 時計は地味で実戦での変化待ち |
追い切り総評

最も高く評価したのは⑧ゴールドカレラです。川崎本馬場で長めから追われ、古馬B1級を0秒7差で圧倒。時計、負荷、動きの内容が揃いました。②ナイトムーブは古馬A2級と余力を残して併入し、前走時からさらに良化。⑦サンバルカンも一杯の併走馬に0秒7先着して上昇気配が明確です。⑨ブエンディアは格上馬との併入で状態を上げています。⑥ドゥオーモアモーレと⑪ルースアグレッシブは調教内容が目立たず、実戦での変わり身が必要です。
若武者賞2026 過去10回の傾向とデータ分析
※2015~2024年の過去10回が対象。2025年は馬場コンディション不良のため中止。
軸は1・2番人気
1番人気は4勝、連対率70.0%、複勝率80.0%。2番人気も4勝しており、両馬がそろって連対を外したのは2017年だけです。
ただし、1・2番人気のワンツーは2回のみ。上位人気のどちらかを軸に、4・5番人気前後へ流す組み立てが合います。
| 単勝人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 4 | 3 | 1 | 70.0% | 80.0% |
| 2番人気 | 4 | 0 | 2 | 40.0% | 60.0% |
| 3番人気 | 1 | 1 | 1 | 20.0% | 30.0% |
| 4番人気 | 0 | 3 | 3 | 30.0% | 60.0% |
| 5番人気 | 1 | 1 | 2 | 20.0% | 40.0% |
| 6番人気以下 | 0 | 2 | 1 | 4.2% | 6.3% |
地元川崎と外枠に注目
準重賞へ格上げされた2018年以降、川崎所属馬は毎年1~2頭が馬券圏内に入っています。
枠順では5~8枠が計7勝。特に7枠は3勝、複勝率43.8%で、⑧ゴールドカレラと⑨ブエンディアには好材料です。2枠も連対率40.0%、複勝率50.0%と優秀で、②ナイトムーブを後押しします。
新馬戦実績と馬格が重要
2017年以降に馬券へ絡んだ24頭は、すべて新馬戦で連対していました。早い時期から高い完成度を示している馬が優勢です。
また、過去10回の馬券対象馬30頭中25頭は、前走馬体重が460キロ以上。460キロ未満の馬は2着までで、勝ち馬と3着馬はすべて460キロ以上でした。
データ傾向まとめ

1・2番人気のどちらかを軸に、新馬戦で連対している前走馬体重460キロ以上の馬を重視します。相手は外枠の川崎所属馬や4・5番人気前後から選ぶのが基本です。
注目馬ピックアップ(◎○▲△☆)|若武者賞予想
◎② ナイトムーブ
デビューから2戦ともに最速の上がりを記録し、後続を突き放して連勝。位置を取れる先行力と終いの確かさを兼備しています。追い切りでは古馬A2級と併入し、動きもさらに良化。完成度の高さを評価して本命です。
○⑤ ウノキボンバイエ
新馬戦からルーキーズサマーカップまで無傷の2連勝。前走は後続を6馬身離し、時計も大幅に短縮しました。距離延長に対応できる自在性があり、川崎コースも問題なさそうです。同型との兼ね合いが鍵になります。
▲⑪ ルースアグレッシブ
前走はスタート直後の不利に加え、道中も本来の行きっぷりを欠いて敗戦。デビュー2連勝の内容から能力を見限れません。揉まれにくい大外枠は気性面を考えても好材料。笹川翼騎手の継続騎乗で反撃を狙います。
△⑧ ゴールドカレラ
雄大な馬格とパワフルな先行力が魅力。最終追い切りでは川崎本馬場で古馬B1級を圧倒し、重賞へ向けて状態を引き上げています。今回は相手強化となりますが、調教の動きはメンバー上位。好位で流れに乗れれば侮れません。
☆⑦ サンバルカン
2週続けて強い調教を消化し、最終追い切りでは併走馬に0秒7先着。追われてからの伸びが良く、上昇度では上位の存在です。距離延長も血統面から歓迎。流れが締まり、吉原寛人騎手が末脚を引き出せれば浮上します。
買い目例
馬連:
②-⑤⑦⑧⑪(4点)
3連複フォーメーション
②-⑤⑪-⑤⑦⑧⑪(5点)
【最終見解】勝つのはこの馬!

本命は②ナイトムーブ。デビュー2戦で見せたレース運びの巧さと末脚の安定感は、完成度が問われる2歳重賞で大きな武器になります。調教でも古馬を相手に余力十分の動きを披露。好位で流れに乗り、直線で抜け出す競馬を期待します。
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