ロジータ記念2025予想｜川崎ダート2100m展開・追い切り評価・本命と買い目

2025年11月19日（水）、川崎競馬場で3歳牝馬の最終決戦・ロジータ記念（ダ2100m）が行われます。マリーンC4着の実績を持つブルーパッションに、東京プリンセス賞3着のドナギニー、前哨戦を制したエスカティアらが集い、タフな二周戦でスタミナと立ち回りが問われる一戦です。ここでは川崎2100mの展開傾向や追い切り評価、過去データを踏まえつつ、本命候補と馬券戦略（馬連・3連複の買い目例）をシンプルに整理していきます。

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この記事の内容

ロジータ記念2025 概要
出走表｜ロジータ記念（SＩ）
展開予想｜川崎ダ2100mの傾向は？
ロジータ記念2025 追い切り評価まとめ（S〜C）
データ分析｜ロジータ記念（〜2024年）の傾向まとめ
注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）｜ロジータ記念2025予想
買い目例
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ロジータ記念2025 概要

日時：2025年11月19日（水） 20:10発走
場所：川崎競馬場 11R
距離：ダート2100m（左・2周）
条件：サラ系3歳牝馬・オープン・交流・定量（デイリー盃）
賞金：1着2,200万円／2着770万円／3着440万円／4着220万円／5着110万円

名牝ロジータの名を冠する3歳牝馬の最終決戦・ロジータ記念。マリーンCでJpnIII相手に健闘したブルーパッションを筆頭に、ドナギニー、エスカティアら南関牝馬戦線の主力が川崎2100mに集結します。タフな2周コースのペース判断とスタミナ、追い切り気配、過去データを踏まえつつ、本命と買い目をシンプルにまとめました。

出走表｜ロジータ記念（SＩ）

馬番	馬名	性齢	騎手	斤量	厩舎	短評
１	ドナギニー	牝3	笹川翼	54	大中道	東京プリンセス3着＆黒潮盃好走。休み明けでも仕上がり良好で地力上位
２	アメストリス	牝3	野畑凌	54	船稲益	前走は流れひとつで勝ち負けの内容脚の使いどころ次第で差はない
３	グレアネオンライト	牝3	本橋孝	54	船張田	放牧明けを叩いて馬体ふっくら。動き軽快で叩き2戦目の上積み大
４	ミナトミナイト	牝3	高橋悠	54	水伊藤忍	折り合い面に不安なく距離延長歓迎相手強化も調子の良さで一発狙う
５	ウィルシャイン	牝3	本田重	54	船佐藤裕	前走で距離不安を払拭。復調気配で長距離2戦目でさらに前進
６	ブルーパッション	牝3	御神本訓	54	船矢野義	マリーンC4着の実績示す。距離延長が鍵も地方同士なら能力最上位
７	オリコウデレガンス	牝3	今野忠	54	川安池	2100mはやや長そうだが稽古の動き抜群地元大一番で一変あっても
８	チャチャハツゴウ	牝3	新原周	54	川林隆	前走は動けず不完全燃焼。ひと叩きで上昇顕著で強気に運べば通用
９	エスカティア	牝3	矢野貴	54	浦小久保	前哨戦を制し川崎2100への適性ありマイペースなら粘り込み十分
10	マオノジーニー	牝3	吉井章	54	小橋本	川崎2度目でコース慣れ見込める。意欲的な攻め内容で一段階上の走り期待
11	ベルグラシアス	牝3	町田直	54	大市村	ここ2戦は相手強化で割引も気配良好相手なりに走るタイプで要注意
12	セレニアサミット	牝3	張田昂	54	川田島	中距離経験豊富で距離延長はプラス徐々に良化見せ重賞でも軽視禁物
13	ハナノウタゲ	牝3	木間塚龍	54	川山崎裕	ここを目標に調整。伸び上々でハマれば上位食い込みも

展開予想｜川崎ダ2100mの傾向は？

想定ペース：S
逃げ：⑨エスカティア
好位：④ミナトミナイト、⑥ブルーパッション、⑧チャチャハツゴウ
中団：①ドナギニー、②アメストリス、③グレアネオンライト、⑤ウィルシャイン、⑦オリコウデレガンス、⑪ベルグラシアス、⑫セレニアサミット、⑬ハナノウタゲ
後方：⑩マオノジーニー

川崎2100mは2コーナー出口発走でコーナーを6回回るタフな二周戦。2周目向正面でペースが上がりやすく、そこまで脚を温存できるかが鍵です。ここは前哨戦を逃げ切った⑨エスカティアがマイペースで主導権を握り、好位に④⑥⑧が並ぶ形で淡々としたスローペース想定。2周目向正面からスタミナを生かしたロングスパート合戦となり、好位〜中団で脚を温存した⑥ブルーパッションや①ドナギニー、ロングスパート向きの⑤ウィルシャイン、⑫セレニアサミットの持久力が問われる一戦になりそうです。

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ロジータ記念2025 追い切り評価まとめ（S〜C）

評価	馬番馬名	追い切り短評
S	① ドナギニー	大井外で一杯に追われ脚力見せつける動き。今までで一番の仕上がり
S	⑥ ブルーパッション	外回りで一杯に追われても変わりなく順調。小気味よい走りで好調キープ
A	③ グレアネオンライト	船橋外で馬なりながら活気十分。終始軽快なフットワークで良化顕著
A	⑤ ウィルシャイン	船橋外で馬なりながら絶好の動き。本調子取り戻した印象
A	⑫ セレニアサミット	川崎調教場で一杯追い。大外回って好時計連発で徐々に良化見せる
B+	② アメストリス	長めから馬なりで好調持続。攻め軽めでも動きは軽快
B+	④ ミナトミナイト	水沢で馬なり主体ながらフットワーク軽快。状態キープ
B+	⑦ オリコウデレガンス	川崎調教場で終始馬なり。動きだけなら文句なしの好内容
B+	⑧ チャチャハツゴウ	ひと叩きで上昇。強めに追われてもしっかり動き、好気配を保つ
B+	⑪ ベルグラシアス	大井外で馬なり。ひと叩きで良化を示し、動き軽快
B+	⑬ ハナノウタゲ	一杯に追われ追ってからの伸び上々。遅れも気にせず良化中
B	⑨ エスカティア	攻めではやや地味も、実戦タイプ。直一杯で馬体引き締まり順調
B	⑩ マオノジーニー	小林外で意欲的な攻め。末一杯でしっかり負荷をかけ変わりなく順調

【追い切り総評】

S評価は①ドナギニーと⑥ブルーパッション。どちらも一杯に追われてからの反応が良く、重賞仕様の仕上がりと言っていい動きです。A評価では③グレアネオンライト、⑤ウィルシャイン、⑫セレニアサミットが全体時計・フォームともに優秀で、叩き2戦目や距離延長での上積みが期待できます。B+勢も状態は悪くなく、あとは展開や距離適性との噛み合わせ次第。全体的に仕上がり水準は高く、スタミナとレースセンスが勝負を分ける一戦になりそうです。

データ分析｜ロジータ記念（〜2024年）の傾向まとめ

・人気
2015〜2024年の10年間で、1番人気は複勝率90％・2番人気も複勝率60％と「上位人気の信頼度が非常に高い」レース。一方で、6番人気以下が【2-4-4】と中穴どころの台頭も目立ち、基本は1〜2番人気から入りつつ6番人気以下の一発を絡めたい構造です。

・所属
大井勢が複勝率約32％でトップ、続いて船橋勢が約23％。勝ち馬の多くはこの2場から出ており、軸選びは大井・船橋所属がセオリー。地元川崎は勝ち星こそ少ないものの、中〜人気薄での好走が多く「穴候補」として要チェックです。

・枠順・ローテ
2枠・7枠が複勝率40〜50％と好成績で、特に5〜7枠の人気薄には妙味あり。ローテ面では関東オークス、東京プリンセス賞、サルビアカップ、戸塚記念などの“牝馬重賞・中距離戦”からの臨戦が好成績で、近2走で1700m以上を使われているスタミナ型が狙い目です。逃げ馬は2着2回・3着1回と勝ち切れておらず、「上位人気＋スタミナ型差し・先行」がデータ上の王道パターンと言えます。

注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）｜ロジータ記念2025予想

◎ ⑥ ブルーパッション

マリーンCでJpnIII相手に4着と健闘し、地方牝馬同士なら明らかに実績最上位の存在。船橋外回りでの一杯追いでもブレのないフォームで走れており、状態面も高水準をキープしています。初距離となる2100mが鍵ですが、中距離戦での粘り腰からスタミナ面の不安は小さく、好位から早めにプレッシャーをかけていく正攻法が持ち味。スローからのロングスパート戦になれば、地力と持久力で他をねじ伏せるシーンが濃厚です。唯一の不安は、仕掛けが早くなり過ぎて最後甘くなるパターンですが、御神本騎手ならペース判断にも期待できます。

○ ① ドナギニー

東京プリンセス賞3着、黒潮盃でも牡馬相手に掲示板と、相手なりに崩れない堅実タイプ。今回は叩けなかった点を陣営も気にしていましたが、追い切りの内容からは「今回が過去一番の仕上がり」と言える動きで、いきなりから力を出せる態勢です。最内枠からロスなく道中を運べるのは川崎2100mでは大きなアドバンテージで、スローのロングスパート戦なら直線で内から食い下がるシーンが十分。あとは包まれた際のさばきが課題です。

▲ ⑨ エスカティア

前哨戦を逃げ切っているように、川崎2100mでのコース適性とマイペースで運んだ時の強さは証明済み。調教では攻めが地味なタイプで時計面は目立ちませんが、実戦で変わる馬であることは陣営も認めるところです。今回もすんなりハナを奪ってマイペースに持ち込めれば、スローペースのまま2周目向正面から押し切る形で粘り込み可能。人気とのバランスを考えると、妙味ある単穴候補と言えます。

△ ⑤ ウィルシャイン

折り合いに課題があった馬ですが、前走で長めの距離にも対応して“前進内容”を見せたのは収穫。調教でも絶好の動きを見せており、本調子を取り戻した印象です。続けての長距離戦となりますが、今回もスムーズに折り合って道中を運べれば、終いの伸びで上位勢に迫るだけの力は十分。相手関係を考えると勝ち切るまでは微妙も、3着以内の圏内には確実に置いておきたい一頭です。

☆ ⑧ チャチャハツゴウ

前走は「大事に乗り過ぎて動くに動けず」と陣営が振り返る不完全燃焼の一戦で、力負けではない内容。川崎調教場での乗り込み量も豊富で、ひと叩きでの上昇度合いはかなり高いと見られます。スタートを決めて好位で立ち回れれば、スローからの持久戦でも粘り込むだけのスタミナは十分。人気が読みづらいタイプですが、「強気に乗れれば十分通用」という陣営コメント通り、穴として一発の魅力があります。

買い目例

馬連：⑥− ①⑤⑧⑨⑫（計5点）

3連複フォーメーション：
⑥ − ①⑤⑧⑨⑫ − ①②③⑤⑧⑨⑫（計20点）

さらに点数を絞るなら：
⑥ − ①⑤⑨ − ①⑤⑧⑨⑫（計9点）

本線は「⑥ブルーパッション軸＋①ドナギニー・⑨エスカティア」。距離適性とロングスパート力に不安の少ない⑤⑫を厚めに押さえつつ、穴なら⑧チャチャハツゴウの前残りまで拾うイメージです。

【最終見解】勝つのはこの馬！

本命 ⑥ ブルーパッション。
マリーンC4着はここに入れば頭ひとつ抜けた実績で、地方牝馬同士なら能力差は明らか。外回りでの追い切りでも終始リズム良く走れており、仕上がりも文句なしと見ていいでしょう。スローからのロングスパート戦になりやすい川崎2100mなら、好位から早めに動いてそのまま押し切る形が最もイメージしやすいパターン。距離延長という不安材料はあるものの、スタミナ強化を意識した調整過程と相手関係を踏まえれば、ここは素直に「地力上位で押し切り期待」と結論付けたい一戦です。