10月29日（水）17:45発走、浦和11R「第35回 埼玉新聞栄冠賞」（SⅢ・ダ2000m）。地元看板ランリョウオーに、JRA転入初戦のスレイマン、勢いあるツウカイノキズナが挑む一戦です。コーナー4回の浦和2000mは立ち回りと位置取りが肝――想定Mペースで好位抜け出しが王道。追い切り気配と隊列から有力馬を絞り込み、展開・本命と買い目まで一気に解説します。
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埼玉新聞栄冠賞2025 概要
日時：2025年10月29日（水） 17:45 発走
場所：浦和競馬場・第11R（第35回）
距離：2000m（ダート・左）
条件：サラ系オープン・別定（SⅢ）
賞金：1着 1,300万／2着 455万／3着 260万／4着 130万／5着 65万
JRAから転入初戦のスレイマン、地元看板のランリョウオー、勢いあるツウカイノキズナなど実力馬が集結。浦和2000mはコーナー4回で立ち回り巧者が優位。追い切りと隊列からは地元勢の粘りと差しの台頭がカギになります。
出走表｜埼玉新聞栄冠賞（SⅢ）
| 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 | 短評 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| １ | スレイマン | 牡7 | 御神本訓 | 56 | 大藤田輝 | JRAから転入初戦。 浦和適性高く仕上がり順調 |
| ２ | アルラ | 牡6 | 藤田凌 | 54 | 浦箕輪 | 休み明けも動けるタイプ。 相手強力でどこまで。 |
| ３ | ランリョウオー | 牡7 | 本橋孝 | 57 | 浦小久保 | 地元看板。 気合乗り良好で巻き返し態勢 |
| ４ | ツーシャドー | 牝6 | 山中悠 | 54 | 浦小澤 | 距離延長で行きっぷり改善期待 時計面は課題 |
| ５ | セイカメテオポリス | 牡7 | 福原杏 | 56 | 大渡辺和 | 叩いて良化顕著。 寒い時季向きで一変注目 |
| ６ | ヒーローコール | 牡5 | 矢野貴 | 56 | 浦小久保 | 連闘明け。 型に嵌まれば浦和2000好舞台 |
| ７ | ジョーエスポワール | 牡5 | 野畑凌 | 56 | 浦小久保 | 立て直し成功。 終い確りで重賞挑戦でも |
| ８ | ツウカイノキズナ | セン5 | 本田重 | 54 | 船岩崎 | 上がり馬。 ゆったり流れは歓迎で距離魅力 |
| ９ | ユアヒストリー | 牡7 | 張田昂 | 56 | 船山下 | 予定通りの復帰。 コース相性良く一発警戒 |
| 10 | マウンテンローレル | 牡3 | 笹川翼 | 54 | 小福田真 | 古馬相手で力試し。 余裕残しも資質高い |
展開予想｜浦和2000mの傾向は？
想定ペース：M
逃げ：⑥ヒーローコール、④ツーシャドー
好位：③ランリョウオー、⑩マウンテンローレル、①スレイマン
中団：⑧ツウカイノキズナ、⑨ユアヒストリー、⑦ジョーエスポワール、⑤セイカメテオポリス
後方：②アルラ
先行勢が揃い平均ペース想定。浦和2000mは立ち回りが重要で、3角までに好位確保できる地元勢が有利。直線は短く、4角先頭～2列目からの押し切りが王道。差し勢は道中のロスを抑え、早め進出が条件。
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埼玉新聞栄冠賞2025 追い切り評価まとめ（S〜C）
| 評価 | 馬番 馬名 | 追い切り短評 |
|---|---|---|
| S | ③ ランリョウオー | 気合乗り抜群↗。本追いで強め、好調持続。 |
| S | ⑤ セイカメテオポリス | 叩いてガラリ。終いまで負荷を掛け元気一杯。 |
| A | ① スレイマン | 外厩併用で順調。坂路終い強めで反応良。 |
| A | ⑥ ヒーローコール | 直前強めで良化顕著。型に嵌まれば。 |
| A | ⑩ マウンテンローレル | 余裕残しでも手応え良好。素質示す。 |
| B+ | ⑦ ジョーエスポワール | 立て直して内併走で先着。仕上がり良。 |
| B+ | ⑨ ユアヒストリー | 攻め強化で状態上向き。気配まずまず。 |
| B | ④ ツーシャドー | 負荷は掛けるも時計物足りず。実戦でどこまで。 |
| B | ⑧ ツウカイノキズナ | 好気配キープ。末はセーブも態勢整う。 |
| C | ② アルラ | 連闘で軽め。仕上がりはまずまず。 |
【追い切り総評】
最上位は③ランリョウオーと⑤セイカメテオポリス。ともに負荷を掛けつつ終いの反応が良く、叩き良化と地元順応度の高さが目立つ。①スレイマンは外厩調整でベースができており、移籍初戦でも動ける態勢。⑥ヒーローコールは直前の強めで気配上昇。⑩マウンテンローレルは余裕残しだが素質十分。B+勢は展開ひとつで食い込み可能。
データ分析（過去10年傾向と今年の該当馬）
- 人気：1番人気は【3-3-2-2】で複勝率80％。相手には4番人気（複勝率60％）が妙味。
- 所属：船橋が好成績（連対率27％）。地元・浦和も侮れず近年は毎年1～2頭が馬券圏。
- 年齢：5歳が断然（連対率43％・近3年3連勝）。今年の5歳は⑥ヒーローコール、⑦ジョーエスポワール、⑧ツウカイノキズナ。
- 枠：大勢に影響なしも、近3年は3枠が連続好走＝③ランリョウオーが該当。
- 脚質：前有利だが、人気薄を狙うなら差し・追い込みの台頭に期待。
- ローテ：勝ち馬は前走1800m以上が基本。短距離続戦組は割引。
総合すると、先行～好位で運べる地元勢＋5歳世代、さらに前走1800m以上組が軸条件。人気サイドは素直に評価しつつ、差し脚確かな穴で妙味。
注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）｜埼玉新聞栄冠賞予想
◎3 ランリョウオー
浦和中距離の立ち回り巧者で、3枠利も活かせる隊列。追い切りは気合乗り良好で仕上がり上々。好位から4角先頭～並走で押し切るのが勝ち筋。休み明けの分だけ序盤の位置取りが鍵。
○1 スレイマン
オーバルS②の実績が示す浦和適性。外厩で乗り込み十分、坂路終いもしっかり。好位差しからロス少なく捌ければ初戦V圏。転入初戦の砂負けと流れ次第がリスク。
▲6 ヒーローコール
5歳世代で舞台適性が高い先行タイプ。直前強めで良化を示し、型に嵌まればしぶとい。先手争いが激化すると粘り落ちの懸念。
△5 セイカメテオポリス
叩いてガラリ一変の可能性。道中はロスなく中団外で運び、3～4角で進出できれば台頭十分。展開が流れすぎると差し届かぬ不安。
☆10 マウンテンローレル
3歳の伸びしろ。余裕残しでも手応えは良く、斤量利を活かして好位外でスムーズなら一撃も。古馬一線級との経験差は課題。
※相手候補：⑧ツウカイノキズナ、⑨ユアヒストリー、⑦ジョーエスポワール
買い目例
馬連：③ − ①⑤⑥⑩（計4点）
3連複フォーメーション：
③ − ①⑤⑥ − ①⑤⑥⑦⑧⑨⑩（計15点）
さらに点数を絞るなら：
③ − ①⑥ − ①⑤⑥⑩（計5点）
【最終見解】勝つのはこの馬！
本命 ③ ランリョウオー。
浦和2000mの立ち回り巧者で、近走の気配も上々。平均ペースで先行勢を見る位置を確保できれば、直線の短さを味方に押し切れる。JRA転入初戦の①スレイマンは相手筆頭、同型との駆け引きが鍵の⑥ヒーローコール、叩いて良化の⑤セイカメテオポリスが続く。
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