【ダート三冠とは】日本ダート三冠レースの概要・歴史・出走条件まとめ【2025年版】

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ダート三冠とは?日本のダート三冠レースの特徴・歴史・条件まとめ【2025年対応】

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競馬界で「三冠」と聞いてまず思い浮かぶのは、皐月賞・日本ダービー・菊花賞のクラシック三冠ですが、近年注目を集めているのが「ダート三冠」です。

これまではダート路線に明確な三冠体系が存在しておらず、中央と地方の交流重賞で路線が分かれていました。しかし、2024年から日本のダート三冠競走が正式にスタートし、3歳ダート戦線の注目度が一気に高まっています。


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ダート三冠の構成レース(2025年版)

日本のダート三冠は以下の3レースで構成されます。

  1. 羽田盃(JpnⅠ)
     4月下旬に大井競馬場で行われる3歳限定のダート1800m戦。
     かつては南関東重賞だったが、全国指定交流に格上げされ、三冠の第一冠として新たな位置づけに。
  2. 東京ダービー(JpnⅠ)
     6月上旬に大井競馬場で行われる伝統のダート2000m戦。
     長らく地方所属馬の頂点を決めるレースだったが、こちらも全国交流戦へ移行。
  3. ジャパンダートクラシック(JpnⅠ)
     10月に大井で行われる最終戦(2000m)。
     ジャパンダートダービーを前身とする新設競走で、ダート三冠の最終関門。

三冠を全て制した馬には1億円のボーナスが用意されるなど、ダート路線に新たな目標と魅力が生まれました。今後はダートのクラシック路線がさらに注目され、地方・中央の枠を超えた「ダートのスター候補」が現れる舞台となりそうです。


次のセクションでは「ダート三冠が創設された背景」や「芝の三冠路線との違い」について解説していきます。

ダート三冠の創設背景と目的

従来、3歳ダート馬のローテーションには明確な「三冠体系」が存在せず、中央・地方で別々の路線が敷かれていました。これにより、ダート馬が安定した目標を持ちにくく、芝路線に比べて育成や注目度で差が出る要因となっていました。

そこでJRA・NAR・地方競馬全国協会が連携し、2024年から正式に「ダート三冠シリーズ」が創設。ダート路線でも芝のクラシックに匹敵する頂点を設定することで、

  • ダート馬の育成促進
  • 地方競馬の活性化
  • 若駒ダート競走のブランド化
    を図る狙いがあります。

ダート三冠の賞金と出走条件

2025年現在、各レースの賞金と主な出走条件は以下の通りです(変更される場合もあります)。

レース名格付賞金(1着)出走条件
羽田盃JpnⅠ約5000万円3歳・地方&中央所属可
東京ダービーJpnⅠ約7000万円3歳・地方&中央所属可
ジャパンダートクラシックJpnⅠ約8000万円3歳・地方&中央所属可

また、三冠全制覇でボーナス1億円が設定されており、馬主・陣営にとっては大きなモチベーションとなっています。


過去のダート三冠達成馬と“幻の三冠候補”

正式な三冠制定前でも、ダート路線で存在感を示した3歳馬は多く存在します。例えば:

  • カフェファラオ:ユニコーンS→ジャパンダートダービー勝ち
  • クリソベリル:兵庫CS→ジャパンダートダービー→チャンピオンズC制覇
  • ノットゥルノ:ジャパンダートダービー勝ち馬(2022年)

2024年からの制度移行により、今後は「羽田盃→東京ダービー→ジャパンダートクラシック」という明確なルートを歩む馬が“ダート三冠候補”として注目されていきます。


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芝クラシック三冠との違い

芝三冠(皐月賞・ダービー・菊花賞)とダート三冠の主な違いは以下の通りです:

比較項目芝クラシック三冠ダート三冠
性別牡馬・牝馬別路線性別混合(牝馬は斤量差あり)
所属中央競馬限定地方・中央交流戦
賞金体系GⅠ中心・伝統ありJpnⅠ中心・近年新設
最終戦菊花賞(3000m)JDクラシック(2000m)

芝の三冠は長年の歴史があり、名馬の登竜門ですが、ダート三冠は今まさに歴史が始まったばかりの舞台。地方所属馬でも頂点を狙える点が最大の魅力です。


過去のダート三冠達成馬と“幻の三冠候補”

ダート三冠制度は2024年に創設されたばかりの新たな路線のため、「三冠を達成した馬」はまだ存在しません(2025年時点)
しかし、制度開始前から「もし三冠体系があれば…」と語られてきた有力馬たちは数多く存在します。


■ クリソベリル(2019年)

  • 兵庫チャンピオンシップ → ジャパンダートダービー → チャンピオンズC制覇
  • デビューから無敗でGⅠ制覇を重ね、王道ダート路線を突き進んだ名馬。
  • 仮に三冠制度があれば、その初代達成馬として語り継がれた存在。

■ ノンコノユメ(2015年)

  • ユニコーンS、ジャパンダートダービーを連勝し、一時代を築いた。
  • 気性難から成績に波はあったが、当時の3歳ダート路線で最も評価が高かった一頭。

■ カフェファラオ(2020年)

  • 3歳春にユニコーンSを制覇し、ジャパンダートダービーも勝利。
  • 古馬になってからはフェブラリーSを制すなど、ダートGⅠ馬として名を残した。
  • 三冠制度が整っていれば、最終戦もターゲットに入っていた可能性が高い。

■ “三冠未遂”の背景と難しさ

ダート三冠が未だ誕生していない最大の理由は、

  • レース間隔が長く、状態維持が難しい
  • 中央・地方の出走制限や登録条件が複雑だった(制度前)
  • 古馬路線やマイル転向を優先されやすい
    といった点にあります。

さらに、羽田盃や東京ダービーは南関所属馬が多く、中央馬との交わりが少なかったため、
“全国の強豪が一堂に集まる三冠体系”という構想は長らく存在しませんでした。


2024年の制度刷新により、今後は本当の意味で「ダート三冠馬の誕生」が現実味を帯びてきています。
3歳春から秋にかけて安定して勝ち続けることの難しさが、ダート三冠達成の価値をより高めていると言えるでしょう。

2025年の注目ダート三冠候補

ダート三冠制度がスタートして2年目となる2025年。
中央・地方の3歳ダート路線は例年以上に層が厚く、三冠達成を狙える素質馬たちがすでに頭角を現し始めています

以下に、2025年の注目候補を紹介します(※2025年3月末時点の情報に基づく予測です)。


■ ファンダム(JRA)

  • 2025年・毎日杯を芝で快勝したが、ダート適性も高く、サートゥルナーリア産駒として注目。
  • 体力・折り合い・末脚のバランスが良く、馬場や距離を問わない自在性が魅力。
  • 羽田盃を使ってくるようであれば、三冠ローテの主役候補に。

■ ネブラディスク(JRA)

  • 道中掛かりながらも重賞で上位を確保しており、成長次第でダート転向の可能性も。
  • スピードよりも持久力寄りの血統背景で、2500m前後の消耗戦に強いタイプ。
  • 三冠路線の中距離(1800〜2000m)でフィットすれば、一気に上位に。

■ 地方所属の無敗馬(例:南関東・兵庫)

  • 地方には「中央未対戦ながら無傷の○連勝」など、隠れた逸材も多数存在。
  • 羽田盃や東京ダービーで中央馬を撃破し、一気に注目される可能性あり。
  • 地方から三冠を奪取すれば、まさに“英雄誕生”として歴史に刻まれる存在となる。

■ 三冠達成への条件とは?

  • 3歳4月〜10月まで、半年以上にわたり高いパフォーマンスを維持できるか
  • 地方交流競走の適性と輸送対応力
  • 展開・枠順・馬場状態など、複数の変数に対応できる精神的なタフさ

これらを兼ね備えた馬だけが、ダート三冠達成という栄誉に手が届きます。


ダート三冠の価値と今後の注目ポイント

芝クラシックと比べると、まだ歴史は浅いものの、ダート三冠は“もうひとつの王道路線”として確実に定着しつつあります。
特に地方と中央の垣根を越えた三冠体系は、競馬ファンにとっても注目すべき育成ストーリーの連続です。

ダート三冠を目指すことは、

  • ダート界のスター馬としての証明
  • 多くの関係者・ファンを巻き込んだ「物語」の創出
  • 中央⇔地方の連携強化による競馬界の発展
    といった意味でも非常に重要な要素を持っています。

2025年の現3歳世代からは、初の三冠馬が誕生するかもしれません。今後の羽田盃・東京ダービー・ジャパンダートクラシックの結果から、ぜひ目が離せません。


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