【府中牝馬ステークス2025予想】展開・追い切り・データから導く本命馬と買い目

府中牝馬ステークス2025予想 重賞予想(GⅡ・GⅢ)

2025年6月22日(日)、東京競馬場で行われる第73回府中牝馬ステークス(芝1800m・ハンデ戦)は、マーメイドSから装いを新たにした新設重賞。夏の牝馬戦線を締めくくる一戦として注目を集めています。

軽ハンデ馬の台頭や重賞未勝利馬の一発にも期待が高まる中、好調馬の取捨や展開読みが勝負のカギを握ります。過去データや追い切り評価をもとに、有力馬を徹底分析していきます。

レース概要|府中牝馬ステークス2025とは

2025年6月22日 東京11R 発走15:45
第73回 府中牝馬ステークス
(特指),牝馬(国際),3歳以上,オープン,ハンデ
1800m(芝D・左)
賞金①3,800.0万②1,500.0万③950.0万④570.0万⑤380.0万


2025年からリニューアルされた牝馬限定の中距離重賞「府中牝馬ステークス」は、東京競馬場・芝1800mを舞台に行われるハンデキャップ競走。かつて阪神や京都で開催されていたマーメイドSの代替位置づけであり、重賞未勝利の牝馬たちにとってはチャンスの大きい舞台だ。

特別登録馬と注目ポイント

馬番馬名性齢騎手重量厩舎
ウンブライル牝5石川裕54木村
シングザットソング牝5菅原明55高野
グランスラムアスク牝6吉田豊51矢作
フィールシンパシー牝6横山琉54小島茂
アスコルティアーモ牝5荻野極53
エリカヴィータ牝6北村宏52国枝
カナテープ牝6レーン53
ラヴェル牝5津村明56.5矢作
ミアネーロ牝4ディー55.5
10ウインエーデル牝5原優介52吉田
11タガノエルピーダ牝4団野大54斉藤崇
12セキトバイースト牝4浜中俊55.5四位
13カニキュル牝4戸崎圭52菊沢
14ラヴァンダ牝4岩田望54中村

出走登録14頭中、実績馬から上がり馬までバリエーション豊かな顔ぶれがそろった。重賞好走歴のある実力派セキトバイーストや、軽ハンデで一発を狙えるラヴァンダ・カニキュルの走りにも注目したい。


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展開予想|ペースはスロー寄り、差し馬台頭も

東京芝1800m
東京芝1800m【画像引用:JRA公式】

逃げ候補はカニキュルかラヴァンダ。どちらもスローに落としてのヨーイドンが理想で、東京1800mらしい切れ味勝負に持ち込みたい構え。セキトバイーストやフィールシンパシーら先行勢が直線で抜け出す展開になれば、差し馬勢にもチャンス。

1週前追い切り評価まとめ(S~C)

2025年6月時点の1週前追い切り情報をもとに、府中牝馬ステークス出走各馬の状態を一覧にまとめました。調教内容・動き・ラップバランスなどから、独自に【S〜C評価】を付与しています。

馬名 追い切り内容 評価
アスコルティアーモ美W 良 83.0-66.5-50.8-36.8-11.5(馬なり)A:順調に仕上がる内容
ウインエーデル栗CW 不 84.9-68.7-53.1-37.3-11.6(馬なり)B:地味だが順調
ウンブライル美W 重 97.8-81.1-66.3-52.1-11.8(馬なり)B:余裕持った併入
エリカヴィータ美坂 重 52.6-38.1-24.6-12.0(一杯)C:鋭さやや欠ける
カナテープ美W 重 66.0-50.8-36.6-11.2(馬なり)A:躍動感あり
カニキュル美W 重 81.4-65.2-50.8-36.9-11.4(馬なり)A:素軽く好内容
グランスラムアスク栗坂 良 52.9-38.6-25.5-13.0(馬なり)B:順調だが目立たず
シングザットソング栗坂 重 53.7-37.7-24.7-12.6(末強め)B:力強さ感じる
セキトバイースト栗CW 重 82.3-66.0-51.1-37.2-11.8(馬なり)A:順調な乗り込み
タガノエルピーダ栗CW 重 86.4-71.2-55.2-38.4-11.3(一杯)S:追って伸び上々
フィールシンパシー美W 重 85.4-69.4-54.1-39.3-11.8(馬なり)A:活気十分な動き
ミアネーロ美W 重 82.3-66.6-51.6-37.2-11.1(強め)B:掛かるも脚力あり
ラヴァンダ栗CW 重 86.4-71.1-56.2-40.3-12.6(馬なり)B:気配上々
ラヴェル栗CW 重 78.2-62.7-49.8-37.1-12.7(一杯)C:道中やや行きたがる

府中牝馬ステークス2025の1週前追い切りでは、S評価のタガノエルピーダが一杯に追われて鋭い動きを披露し、仕上がりの良さが際立つ。A評価にはカニキュルやセキトバイーストなど好調教馬が多く、軽ハンデ勢の動きが目立った。一方、エリカヴィータやラヴェルは鋭さやリズムに課題が残る印象。調教内容からは、展開次第で波乱含みの決着も想定され、好調馬を軸に馬券を組み立てたい。

【6.18更新】最終追い切り評価まとめ(S~C)

2025年6月時点の最終追い切り情報をもとに、府中牝馬ステークス出走予定馬の状態を一覧で整理しました。内容・時計・動きから【S〜C評価】を独自に付与しています。

馬名 追い切り内容 評価
アスコルティアーモ美W 良 82.4-66.3-51.2-36.8-11.0(強め)A:実戦さながらの好内容
ウインエーデル栗CW 良 98.8-82.1-67.0-52.2-11.8(馬なり)B:じっくり仕上がる内容
ウンブライル美W 良 83.7-68.0-53.1-38.5-11.3(馬なり)B:終いまで余力十分
エリカヴィータ美坂 良 52.1-37.7-24.7-12.3(強め)B:終いしっかり動く
カナテープ美W 良 66.7-51.5-36.9-11.9(馬なり)A:時計・動きともに上々
カニキュル美坂 良 51.6-37.6-24.8-12.6(馬なり)A:動きシャープで好感触
グランスラムアスク栗坂 良 52.9-38.6-25.5-13.0(馬なり)B:好調キープ
シングザットソング栗坂 良 56.6-40.0-25.2-11.8(馬なり)B:終いの反応良し
セキトバイースト栗CW 良 97.5-80.8-65.3-50.5-11.2(馬なり)A:調子の良さが伝わる内容
タガノエルピーダ栗CW 良 85.1-68.8-53.0-36.8-11.0(馬なり)S:馬体回復し動き抜群
フィールシンパシー美W 良 51.6-37.6-11.8(馬なり)A:短めも活気十分
ミアネーロ美W 良 82.8-66.7-51.6-37.1-11.1(馬なり)A:脚力目立つ好追い切り
ラヴァンダ栗坂 良 51.6-36.5-23.7-11.9(馬なり)A:鋭さと柔らかさが好印象
ラヴェル栗坂 良 54.2-38.3-24.5-12.5(強め)B:動き自体は水準レベル

【最終追い切り総評】
府中牝馬ステークス2025の最終追い切りでは、多くの馬が好仕上がりを見せており、全体的にレベルの高い調整内容が揃った印象です。なかでもタガノエルピーダは馬体の回復が顕著で、攻め強化の中でも終いの反応が抜群。ミアネーロカニキュルも併せ馬でしっかり動き、状態面の良さが目立ちました。一方、ウインエーデルウンブライルはやや地味ながらも、じっくりと乗り込まれ順調。ラヴェルエリカヴィータといった過去実績馬はややトーンが控えめながらも、水準以上のデキは保っています。上積みの大きい馬が多く、展開次第で浮上可能な伏兵も多いため、調教内容を馬券戦略にしっかり活かしたい一戦です。


注目馬ピックアップ(本命・対抗・穴馬候補)

◎タガノエルピーダ

前走の阪神牝馬Sは進路取りに課題が残ったが、好位抜け出しの内容は上々。最終追い切りの動きも抜群で、重賞初制覇のチャンス十分。

○セキトバイースト

都大路Sを完勝。展開を読み切る好騎乗に応えた内容で、コース替わりにも対応可能。東京1800mでも持ち味を発揮しそう。

▲フィールシンパシー

福島牝馬Sで3着。展開が向けば上位進出の可能性大。昨年も同レースで好走しており、舞台適性は十分。

△カナテープ

初音Sを快勝し、久々でも好仕上がり。鞍上にレーン騎手を迎えて勝負気配が漂う。

△カニキュル

前走は休み明けで2勝クラスを完勝。大型馬ながらも素軽い動きで調教の動きも良好。軽ハンデなら怖い存在。


データ傾向分析|過去10年から見る好走条件

かつてのマーメイドSの傾向を基に、府中牝馬ステークスでの好走条件を探る。

負担重量別の傾向

過去10年で最も勝率が高かったのは50~51kgの軽ハンデ馬。10番人気のシャムロックヒル(2021年)など、人気薄の激走も多く波乱含みの一戦だ。

負担重量成績勝率連対率3着内率
49kg以下0-0-0-90%0%0%
50~51kg5-3-0-3810.9%17.4%17.4%
52~53kg2-2-4-354.7%9.3%18.6%
54~55kg3-4-6-297.1%16.7%31.0%
55.5kg以上0-1-0-90%10.0%10.0%

前走クラス別の傾向

条件クラスからの格上挑戦馬の好走も目立ち、3勝クラス・2勝クラスからの台頭も十分に狙える。

前走クラス成績勝率連対率3着内率
重賞1-4-5-481.7%8.6%17.2%
オープン特別2-1-2-1112.5%18.8%31.3%
3勝クラス6-4-1-4510.7%17.9%19.6%
2勝クラス1-1-2-165.0%10.0%20.0%

※オープン特別にはリステッド競走を含む。

年齢別の傾向

勝利数は4・5歳馬が中心だが、6歳馬も一定の好走率を維持。年齢だけで軽視は禁物だ。

年齢成績勝率連対率3着内率
3歳0-0-0-10%0%0%
4歳4-4-3-417.7%15.4%21.2%
5歳5-5-5-586.8%13.7%20.5%
6歳1-1-1-175.0%10.0%15.0%
7歳以上0-0-1-30%0%25.0%

重賞実績と激走パターン

過去10年の勝ち馬のうち9頭は重賞未勝利。特に牝馬限定重賞で好走歴のある馬が狙い目で、穴馬からでも馬券になる可能性は十分ある。

年度優勝馬重賞実績牝馬限定重賞での最高着順
2015年シャトーブランシュ未勝利ローズS2着
2016年リラヴァティ未勝利福島牝馬S2着
2017年マキシマムドパリ1勝愛知杯1着
2018年アンドリエッテ未勝利チューリップ賞2着
2019年サラス未勝利紫苑S13着
2020年サマーセント未勝利未出走
2021年シャムロックヒル未勝利ローズS14着
2022年ウインマイティー未勝利オークス3着
2023年ビッグリボン未勝利福島牝馬S2着
2024年アリスヴェリテ未勝利アルテミスS3着

(6/21更新)最終結論|展開・予想印・買い目例

今年の府中牝馬ステークスは、逃げ候補がセキトバイースト1頭という並び。スローペース濃厚で、上がり勝負に強いタイプや軽ハンデ馬の台頭が見込まれるレース構図です。Dコース替わり+晴天が続く馬場を考慮すれば、決め手と適性がものをいう一戦になりそうです。


◎本命:⑬カニキュル(戸崎圭)

→ 3勝全てで上がり最速。52kgは魅力十分。重賞実績もあり、今の東京芝+展開とも合致。

○対抗:⑦カナテープ(大野拓)

→ 東京芝1800mで4勝。追い切り軽快で、ノドの不安解消後は調整順調。5歳を迎えて完成期入り。

▲単穴:⑪タガノエルピーダ(団野大)

→ Cコース替わりで直線の不利も減る。調教も力強く、馬体回復。ハンデ54kgも手頃でチャンス十分。

△連下:①ウンブライル、⑭ラヴァンダ、②シングザットソング、⑫セキトバイースト


▶ 買い目例

馬連(本線)
⑬-⑦・⑪・⑭(3点)

馬連(押さえ)
⑬-①・②・⑫(3点)

三連複(フォーメーション)
1頭目:⑬
2頭目:⑦・⑪
3頭目:①・②・⑦・⑪・⑫・⑭(9点)

調教、馬体、展開すべてが噛み合いそうなカニキュルを本命に、東京巧者カナテープと差し脚鋭いタガノエルピーダが続く構図。波乱含みのハンデ戦だけに、手広く構えるのも一手です。


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