奥多摩ステークス2025予想｜東京芝1400m展開・追い切り評価・本命と買い目

11月15日（土）の東京10Rは、芝1400mで行われる3勝クラスの奥多摩ステークス。前走惜敗で復調気配のユハンヌスをはじめ、馬具工夫で前進を狙うマイネルチケット、昇級即通用も見込める良血スライビングロードなど、楽しみな差し・先行勢が顔を揃えました。直線の長い東京芝1400mらしい差し比べを想定しつつ、追い切りと枠順・隊列から本命候補と買い目を整理していきます。

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この記事の内容

奥多摩ステークス2025 概要
出走表｜奥多摩ステークス（3歳以上3勝クラス・定量）
展開予想｜東京芝1400mの傾向は？
奥多摩ステークス2025 追い切り評価まとめ（S〜C）
注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）｜奥多摩ステークス予想
買い目例
【最終見解】勝つのはこの馬！
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奥多摩ステークス2025 概要

日時：2025年11月15日（土）15:00発走
場所：東京競馬場 5回4日目 10R
距離：芝Bコース・左回り1400m
条件：3歳以上3勝クラス（特指・混・定量）
賞金：1着1,840万円／2着740万円／3着460万円／4着280万円／5着184万円

秋の東京芝1400mで行われる準メインの奥多摩ステークス。前走好内容のユハンヌスや安定感のあるマイネルチケット、良血スライビングロードなど、昇級即通用級が揃って混戦模様です。ここでは展開と追い切りから本命を絞り込み、相手候補と買い目まで一気に整理していきます。

出走表｜奥多摩ステークス（3歳以上3勝クラス・定量）

馬番	馬名	性齢	騎手	斤量	厩舎
１	エマヌエーレ	牡5	三浦皇	58	栗平田
２	スライビングロード	牝3	レーン	55	栗福永
３	ユハンヌス	牡5	横山和	58	栗大久龍
４	オメガキャプテン	牡5	戸崎圭	58	美大和田
５	サトミノキラリ	牡4	横山典	58	美鈴木伸
６	ジュノー	セン7	丸田恭	58	美田中勝
７	ガルダイア	牡3	藤岡佑	57	美国枝
８	マイネルチケット	牡3	横山武	57	栗宮
９	トラペジスト	牡4	プーシャ	58	栗秋山
10	キタサンダムール	牝5	ルメール	56	栗清水久
11	ラテラルシンキング	牡5	佐々木大	58	美黒岩
12	エリーズダイヤ	牝5	松岡正	56	美戸田
13	オーサムストローク	牡4	原優介	58	美伊藤圭
14	フォルテム	牡3	マーカン	57	美千葉
15	サトノグレイト	セン5	北村宏	58	栗中竹
16	ウインレイアー	牝5	柴田大	56	美和田雄
17	ジュドー	セン5	津村明	58	美手塚久
18	コト	牝4	菱田裕	56	栗野中

展開予想｜東京芝1400mの傾向は？

想定ペース：M
逃げ：⑦ガルダイア、⑭フォルテム
好位：⑫エリーズダイヤ、⑯ウインレイアー、⑨トラペジスト、②スライビングロード
中団：⑧マイネルチケット、③ユハンヌス、①エマヌエーレ、④オメガキャプテン、⑤サトミノキラリ
後方：⑥ジュノー、⑪ラテラルシンキング、⑩キタサンダムール、⑰ジュドー、⑱コト、⑮サトノグレイト

先行力のあるガルダイアとフォルテムがハナ争い。外からスライビングロードや先行タイプが続き、ミドルペース前後で流れる形を想定します。直線の長い東京1400mだけに、道中で脚を溜められる差し・追い込み勢にも十分チャンスがあり、ユハンヌスやマイネルチケットといった差し馬の上がり性能が勝敗を分けそうです。

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奥多摩ステークス2025 追い切り評価まとめ（S〜C）

評価	馬番馬名	追い切り短評
S	⑤ サトミノキラリ	大きく追走して同入。道中の勢い抜群で豪快な伸び脚。
S	⑭ フォルテム	気合十分で回転速く、終いまで鋭い伸び。前走以上の出来。
A	① エマヌエーレ	無理せず好タイム。間隔を詰めつつ好調キープ。
A	② スライビングロード	メンコ着用で落ち着きが出て硬さもなし。好気配を維持。
A	⑧ マイネルチケット	俊敏な身のこなしで元気一杯。高いレベルで安定。
A	⑪ ラテラルシンキング	馬なり中心でも迫力十分。気合乗り良く仕上がり良好。
A	⑬ オーサムストローク	楽に好時計をマーク。素軽さがあって好気配。
B+	③ ユハンヌス	強めに追ってバテずに伸びる。順調な攻め過程で状態安定。
B+	④ オメガキャプテン	直前で反応が良化。久々でも気配は上々。
B+	⑦ ガルダイア	推進力十分で馬体も締まる。久々でも態勢は整う。
B+	⑩ キタサンダムール	脚取り確かで変わらず順調。仕上がり良好。
B+	⑱ コト	テンポ良く登坂しデキ安定。高いレベルで好調持続。
B	⑰ ジュドー	遅れは許容範囲。攻めは地味だが力は出せる状態。
B	⑨ トラペジスト	１週前に強く追うも、まだ手足に重さが残る印象。
B	⑩ キタサンダムール	（※上記と同様）大きな上積みはないが好調キープ。
C	⑥ ジュノー	連闘で軽め。大きな変わり身まではどうか。
C	⑫ エリーズダイヤ	追われてフラつき外にモタれる。安定感を欠く動き。
C	⑮ サトノグレイト	速い時計なく一本調子。覇気に乏しい。
C	⑯ ウインレイアー	先週好時計も直前控えめで歩様硬さが残る印象。

【追い切り総評】

全体としては中堅どころの動きが多く、その中でサトミノキラリとフォルテムの鋭さがひと際目立つ内容でした。マイネルチケットやスライビングロード、ラテラルシンキング、オーサムストロークも安定して良く、力を出せる態勢。ユハンヌスは派手さこそないものの、バテずに伸びる動きで状態は維持できており、実戦向きタイプと見て問題なさそうです。一方、ジュノーやエリーズダイヤ、サトノグレイト、ウインレイアーは上積みの幅が限られ、展開や馬場の助けが欲しい印象です。

注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）｜奥多摩ステークス予想

◎③ ユハンヌス

前走白秋ステークスは、直線でしっかりと脚を伸ばしながらゴール前で差されての惜敗。東京芝1400mで「これで負けたら仕方ない」という内容で、本来の走りが戻ってきました。追い切りもバテずに伸びており、状態は引き続き良好。差しが決まりやすい今のBコースなら、中団外目からスムーズに運べればここはクラス卒業のチャンスです。

○⑧ マイネルチケット

重賞でも通用するポテンシャルを持ちながら、直線で内にササる難しさがネックに。今回はシャドーロール着用で矯正を図ってきており、まっすぐ走れれば勝ち切っても不思議はありません。追い切りの身のこなしもキビキビとしており、東京1400mでも脚をためて運べればゴール前の伸びは侮れません。

▲② スライビングロード

2連勝の内容が秀逸で、前向きさと折り合いのバランスが取れてきた3歳牝馬。メンコ着用で落ち着きが出た点も好印象で、距離短縮の1400mはむしろ歓迎材料と見て良さそうです。初の3勝クラスでメンバーは一気に強化されますが、スムーズな先行策から早めに抜け出す形になれば、そのまま押し切るシーンまで想定しておきたいところです。

△⑩ キタサンダムール

昇級戦だった前走長岡京ステークスで3着と健闘。狭いところを割って伸びる勝負根性はこのクラスでも通用する力の証です。今回も大外一気というタイプではないので、道中のポジション取りがカギになりますが、変わりなく順調な追い切り内容からも引き続き好走期待。やや相手なりタイプの印象もあり、軸というより相手本線で評価します。

☆⑭ フォルテム（穴）

3勝クラス初挑戦だった前走でメドの立つ4着。追い切りでは終いの伸びが抜群で、前走以上の気配が感じられます。ゲートやテンション面の難しさはあるものの、自分のリズムで先行できれば、渋太さを生かして馬券圏内に粘り込むシナリオも十分です。

買い目例

馬連：③−②⑤⑧⑭（計4点）

3連複フォーメーション：
③ − ②⑤⑧ − ①②⑤⑧⑩⑭⑰（計15点）

さらに点数を絞るなら：
③ − ②⑤ − ②⑤⑧⑭（計5点）

【最終見解】勝つのはこの馬！

本命 ③ユハンヌス。
前走白秋ステークスで見せた内容から、東京芝1400mという舞台設定はベストと言って良いでしょう。差しが決まりやすい馬場傾向のなか、ミドルペース想定で中団外目からじっくり脚を溜められるのも好材料。追い切りも順調そのもので、前走から大きく崩れる要素は少なく、相手強化というよりは「ここを勝ち切って昇級へ」というローテ。マイネルチケットやスライビングロードといった有力どころとの比較でも、安定した末脚とコース適性で一枚上と見て、本命視しました。