オーロカップ2025予想｜東京芝1400m展開・追い切り評価・本命と買い目

2025年11月16日（日）の東京11Rは、芝1400mのハンデ戦・オーロカップ（L）。波乱必至の歴史を持つ一戦で、ピンポイントハンデのフォーチュンタイムをはじめ、東京芝1400m巧者レッドシュヴェルト、末脚堅実なレッドモンレーヴなど実力馬と軽ハンデ勢が激突します。この記事では、東京芝1400mの展開傾向と最終追い切り評価を踏まえ、本命候補と相手、狙いたい買い目までコンパクトにまとめます。

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この記事の内容

オーロカップ2025 概要
出走表｜オーロカップ（Ｌ）
展開予想｜東京芝1400mの傾向は？
オーロカップ2025 追い切り評価まとめ（S〜C）
注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）｜オーロカップ2025予想
買い目例
【最終見解】勝つのはこの馬！
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オーロカップ2025 概要

日時：2025年11月16日（日）15:25発走
場所：東京競馬場 5回4日 11R
距離：芝1400m（Ｂコース・左回り）
条件：（特指）国際 3歳以上オープンハンデ（L）
賞金：1着2,700万円／2着1,100万円／3着680万円／4着410万円／5着270万円

東京芝1400mで行われる秋のリステッド・オーロカップ。波乱傾向が強いハンデ戦で、今年も重ハンデ勢と軽ハンデ勢が入り混じった難解なメンバー構成です。フォーチュンタイムを中心に、東京1400m巧者レッド勢や追い切り好感の各馬を、展開・調教・ハンデバランスから精査していきます。

出走表｜オーロカップ（Ｌ）

馬番	馬名	性齢	騎手	斤量	厩舎
１	Bガロンヌ	牡4	横山和	55	栗上村
２	メイショウシンタケ	牡7	池添謙	55	栗千田
３	アクートゥス	牡5	西塚洸	55	栗藤原英
４	スカイロケット	牡5	内田博	55	栗須貝尚
５	セントメモリーズ	牝4	佐々木大	53	美斎藤誠
６	Bウイングレイテスト	牡8	松岡正	58	美畠山吉
７	Bシュタールヴィント	牡5	小崎綾	56	栗矢作
８	Bメイショウチタン	牡8	吉田豊	57	栗本田
９	Bナムラアトム	牡4	菅原明	55	栗長谷川
10	Bカリボール	牡9	杉原誠	56	栗西村
11	(外)ゴールデンシロップ	牡7	木幡巧	54	美鈴木慎
12	ベガリス	牝5	藤懸貴	54	栗高橋忠
13	レッドシュヴェルト	牡5	プーシャ	55	美尾関
14	ラケマーダ	牡5	マーカン	56	栗千田
15	レッドモンレーヴ	牡6	酒井学	58.5	美蛯名正
16	Bフォーチュンタイム	牡4	団野大	56.5	栗吉岡
17	Bグレイイングリーン	牡7	吉村誠	57	栗池江寿
18	B(外)レイベリング	牡5	三浦皇	57	美鹿戸雄

展開予想｜東京芝1400mの傾向は？

想定ペース：M
逃げ：⑧メイショウチタン、⑫ベガリス
好位：③アクートゥス、⑥ウイングレイテスト、⑩カリボール
中団：①④⑤⑨⑪⑯⑱など一団
後方：⑰グレイイングリーン、②メイショウシンタケ、⑮レッドモンレーヴ、⑬レッドシュヴェルト

Ｂ着用のメイショウチタンがハナを主張し、外からベガリスも積極策。フォーチュンタイムは枠なりの中団から、レッドシュヴェルトとレッドモンレーヴは末脚勝負に徹する形が濃厚です。平均ペース想定で、直線は外差し優勢の流れをイメージします。

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オーロカップ2025 追い切り評価まとめ（S〜C）

評価	馬番馬名	追い切り短評
S	⑬ レッドシュヴェルト	持ったままで力強い伸び。前走勝ちからさらに上昇ムード。
A	⑥ ウイングレイテスト	年齢感じさせない瞬発力。併せ馬でも楽に先着。
A	⑦ シュタールヴィント	好調持続。低い重心で鋭く加速し状態安定。
A	⑫ ベガリス	動き軽快でテンポ良く登坂。デキ落ちなく気配上々。
A	⑯ フォーチュンタイム	久々ながら力強い脚取り。太め残りも態勢はほぼ整う。
A	⑱ レイベリング	体を大きく使った迫力のフットワーク。時計以上の好内容。
B+	① ガロンヌ	前走以上に乗り込み豊富。気合乗りも良く仕上がり良好。
B+	⑩ カリボール	前走より速い時計で余力十分。硬さも気にならず上積み大。
B	② メイショウシンタケ	ひと叩きで素軽さが出てきた印象。年齢的な衰えは感じず。
B	③ アクートゥス	芝に替えても動きは良好。順調に乗り込まれ力出せる態勢。
B	④ スカイロケット	除外続きでも体はできており、馬体面はほぼ仕上がる。
B	⑤ セントメモリーズ	意欲的に追われるが、まだ切れ味は一歩足りない印象。
B	⑪ ゴールデンシロップ	派手さはないが力強さ十分。入念に乗り込まれ順調。
B	⑭ ラケマーダ	乗り込み順調で距離短縮は歓迎。硬さはいつもの範囲内。
B	⑮ レッドモンレーヴ	追走から楽に並びかける内容で多少上向き。活気も戻る。
B	⑰ グレイイングリーン	確かな脚取りで好気配キープ。調整内容は安定。
C	⑧ メイショウチタン	立て直し途上で追ってもピリッとせず。まだ急仕上げ気味。
C	⑨ ナムラアトム	乗り込み量は十分も、この馬らしい攻めの迫力は今一息。

【追い切り総評】

最上位評価はSの⑬レッドシュヴェルト。前走快勝後もテンション・フォームともに良く、東京芝1400mでさらに上積みが見込めます。A評価では⑯フォーチュンタイム、⑥ウイングレイテスト、⑦シュタールヴィント、⑫ベガリス、⑱レイベリングと有力どころが揃い、久々や年齢を感じさせない動きが目立ちます。一方、⑧メイショウチタン、⑨ナムラアトムは本調子一歩手前で、人気とのバランスを考えると評価を下げたいところです。

注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）｜オーロカップ2025予想

◎16 フォーチュンタイム

関屋記念9着は距離がやや長く、向正面でハミが抜ける難しさも出て力を出し切れず。それでも休み明けで内容自体は悪くなく、叩いた今回は本来の前向きさが出てきそうです。追い切りでも久々ながら力強い動きが目立ち、ピンポイントハンデの56.5キロなら見込まれすぎた印象もありません。ペースが流れる東京芝1400m替わりで、スムーズに中団から運べれば勝ち切りまで期待できます。

○13 レッドシュヴェルト

4勝すべてが東京芝1400mという“絶対適性”の持ち主。前走白秋Sは馬群の中から強烈な末脚でまとめて差し切り、レース内容もインパクト十分でした。追い切りもS評価の通り力強い伸びで、状態面に不安はありません。ハンデ55キロも恵まれた部類で、本命と迷うレベルですが、昇級初戦で相手強化を考慮して対抗評価とします。

▲15 レッドモンレーヴ

スワンSはレコード決着のなか、外々を回るロスの大きい競馬で9着。着順以上に内容は悪くなく、この馬らしい末脚は見せていました。東京コース替わりは間違いなくプラスで、58.5キロのトップハンデさえこなせれば能力は一枚上。追い切りは派手さこそないものの徐々に上向きで、展開次第では一気の突き抜けまで視野に入ります。

△1 ガロンヌ

ムラなタイプで当てにしづらい反面、ハマった時の破壊力は重賞級。今回も休み明けながら乗り込み豊富で、調教の気配は前走以上に良好です。55キロのハンデなら能力的にも十分足り、道中スムーズに運べれば馬券圏内へ突っ込んでくるシーンがあっても驚けません。

☆12 ベガリス

前走オパールSは1200mで忙しく、持ち味を出しきれなかった一戦。追い切りの動きは軽快で、ひと息入れて状態はむしろ上向きと見て良さそうです。1400mへの距離延長に東京コース替わり、そして54キロの軽ハンデなら展開ひとつで上位食い込みも。人気薄なら是非押さえておきたい一頭です。

買い目例

馬連：
⑯ − ①⑫⑬⑮（計4点）

3連複フォーメーション：
1頭目：⑯
2頭目：①⑬⑮
3頭目：①②⑥⑫⑬⑮⑯⑱（計15点）

さらに点数を絞るなら：
3連複フォーメーション
⑯ − ⑬⑮ − ①⑬⑮⑱（計5点）

【最終見解】勝つのはこの馬！

本命は⑯フォーチュンタイム。
休み明けを叩いての2戦目で、追い切りの雰囲気からも上積みは明らか。1400mへの距離短縮と平均ペース想定の流れは、行きたがる気性をなだめつつ末脚を引き出すにはベストな条件といえます。東京芝1400m巧者⑬レッドシュヴェルトと、重賞級の決め手を持つ⑮レッドモンレーヴが相手本線。そこにハンデ妙味の①ガロンヌ、軽量の⑫ベガリスが絡む構図で、波乱含みのハンデ戦でも軸は⑯からブレずに勝負したい一戦です。