南武特別2025予想｜東京芝2400m展開・追い切り評価・本命と買い目

11月24日（祝・月）の東京9Rは、東京芝2400mで行われる3歳以上2勝クラスの南武特別。骨折明けを難なく克服し同舞台で連勝中のアロンズロッドを中心に、善戦続きのジュンツバメガエシや伸びしろ十分のサンカシグレ、復調気配のイクリールらが挑む一戦です。隊列とラップ傾向、各馬の最終追い切りを踏まえつつ、本命候補と狙いたい買い目を整理していきます。

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この記事の内容

南武特別2025 概要
出走表｜南武特別（2勝クラス）
展開予想｜東京芝2400mの傾向は？
南武特別2025 追い切り評価まとめ（S〜C）
注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）｜南武特別2025予想
買い目例
【最終見解】勝つのはこの馬！
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南武特別2025 概要

日時：2025年11月24日（祝・月）14:20発走
場所：東京競馬場 5回東京6日目 9R
距離：芝2400m（Cコース・左回り）
条件：(特指) (混) 3歳以上2勝クラス定量
賞金：1着1,550万円／2着620万円／3着390万円／4着230万円／5着155万円

東京芝2400mの2勝クラス特別戦・南武特別。
骨折明けを難なく克服して同舞台を連勝中のアロンズロッドに、善戦続きのジュンツバメガエシや伸びしろ十分のサンカシグレが挑む構図です。各馬の追い切り内容と隊列を整理しつつ、軸とヒモを絞り込んでいきます。

出走表｜南武特別（2勝クラス）

馬番	馬名	性齢	騎手	斤量	厩舎
１	アロンズロッド	牡3	ルメール	56	美国枝
２	アヴニールドブリエ	セン5	池添謙	58	美大和田
３	オウケンヴィーナス	牝4	木幡育	56	美松永康
４	ジュンツバメガエシ	牡5	C.デムーロ	58	栗友道
５	エコロレイズ	牡4	菅原明	58	美岩戸
６	バレンタインガール	牝4	内田博	56	美古賀慎
７	Bオウケンボルト	牡6	吉田豊	58	美土田
８	サンカシグレ	牡3	津村明	56	美粕谷
９	エーオーキング	牡3	佐々木大	56	美久保田
10	イクリール	牡4	原優介	58	美青木
11	パッションリッチ	牡3	マーカン	56	美久保田
12	ワイズゴールド	牝5	菅原隆	56	美蛯名利

展開予想｜東京芝2400mの傾向は？

想定ペース：S
逃げ：⑩イクリール、⑦オウケンボルト
好位：⑪パッションリッチ、④ジュンツバメガエシ
中団：①アロンズロッドを中心に②⑤⑥⑧
後方：⑫ワイズゴールド、③オウケンヴィーナス、⑨エーオーキング

イクリールとオウケンボルトが前に出る形ですが、ともに極端に飛ばすタイプではなく、道中はスローペース気味での平均ラップ想定。早めに動ける好位勢④⑪と、向正面から押し上げられる①⑧が直線入り口で射程圏に入り、そのまま上がり勝負に持ち込むイメージです。長く脚を使えるタイプが優勢で、瞬発力一点勝負よりも持続力を重視したい一戦です。

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南武特別2025 追い切り評価まとめ（S〜C）

評価	馬番馬名	追い切り短評
S	① アロンズロッド	美Wで楽な手応えのまま好時計。休み明け2戦目でも馬体維持でき、動きスムーズで本格化ムード。
A	④ ジュンツバメガエシ	栗P・CWともに負荷十分で好時計連発。活気もあって好調持続、状態面に不安なし。
A	⑧ サンカシグレ	美Wで終い重点の内容ながらラストの伸びが優秀。前走からさらに動きが良化しており成長著しい。
A	⑩ イクリール	美Wで長めからしっかり追われ、重め残りを感じさせない動き。涼しくなって馬体に張りが出ており体調は前走以上。
Bp	⑤ エコロレイズ	美Wで本数豊富に乗り込み、馬体の張りも良好。強くは追わずとも力強い脚捌きで好気配。
Bp	⑥ バレンタインガール	美Wでハツラツとした動き。短期放牧明けでもフレッシュさがあり、前走以上のデキに映る。
Bp	⑪ パッションリッチ	美Wで終始余裕のある手応え。前走から間隔を詰めつつも好気配を保っており、状態は引き続き良好。
B	② アヴニールドブリエ	美Wで負荷を強めており仕上がりは進展。距離延長への対応は課題だが、動き自体はまずまず。
B	⑦ オウケンボルト	美Wでの時計は悪くなく、叩き2走目でいくらか上向き。脚捌きは素軽く、状態は前走以上。
B	⑫ ワイズゴールド	美坂で終始軽快なフットワーク。状態面は安定しているが、展開待ちの脚質だけに評価は据え置き。
C	③ オウケンヴィーナス	本数はこなしているものの、追い切りの動きに大きな変わり身は見られず。現状、上積みは限定的。
C	⑨ エーオーキング	馬体の張りは悪くないが、時計面・動きとも決め手を欠く印象。実戦での一変待ち。

【追い切り総評】

全体として大きなデキ落ちは見当たらず、上位人気想定馬を中心に好仕上がりの印象です。S評価としたアロンズロッドは、美Wでの内容・フォームともに文句なく、このクラスでも通用するだけの動き。ジュンツバメガエシ、サンカシグレ、イクリールのA評価3頭も、長めからしっかり負荷をかけつつ終いに余力を残す好内容で、力を出せる態勢にあります。一方で、C評価としたオウケンヴィーナス、エーオーキングは、時計・伸びとも目立たず、相手候補までの扱いとしたいところです。

注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）｜南武特別2025予想

◎① アロンズロッド

東京芝2400mで連勝中と、この舞台設定での信頼度は高い存在。骨折明けだった前走を完勝しており、本紙コメント通り「本格化ムード」と見ていい内容でした。追い切りでも美Wで楽に好時計をマークし、動き・気配ともに上昇基調。切れ味タイプではないものの、長く脚を使えるレースセンスは東京2400m向きで、スローからのロングスパート戦なら地力で押し切れるシナリオが濃厚です。不安はペース次第で差し有利になった時の決め脚勝負くらいでしょう。

○④ ジュンツバメガエシ

同舞台・同クラスで2着5回と、勝ち切れない反面で堅実さはメンバー随一。今回も時計のかかり始めた馬場はプラス材料で、前走本栖湖特別では勝ち馬が強過ぎた印象です。栗P、CWともに追い切りは活気十分で、状態面は高いレベルで安定。好位から早めに動いて渋太く粘り込む競馬ができれば、今回も連軸としての信頼度は高い一頭です。

▲⑩ イクリール

夏場は体調面が整わず本来の走りができなかったが、涼しくなって馬体の張りが戻り厩舎コメントでも「今回の方が明らかにいい」と前向き。阿賀野川特別では、絡まれながらの逃げで勝ち馬に屈しつつも3着馬を差し返す内容で、能力の高さは証明済みです。追い切りでも長めから攻めつつ動きは良好で、マイペースの逃げに持ち込めれば一発まで視野に入ります。久々と東京替わりがどこまでプラスに出るかがカギ。

△⑧ サンカシグレ

前走の昇級初戦・本栖湖特別で4着と、クラス慣れのメドは十分。精神面の幼さを残しつつも、東京2400mへの適性は高く、今回も同舞台2戦目での前進が見込めます。追い切りでは終いの伸びが目立ち、デキは引き続き良好。展開的には中団付近からの差しになる見込みで、ペースが緩んでも早めに進出できれば、上位進出の余地は大きい一頭です。

☆⑥ バレンタインガール

前走・陣馬特別では中団後方から差を詰めて4着と、展開次第で食い込み可能な脚は見せています。短期放牧明けでも追い切りの動きはハツラツとしており、フレッシュな状態で臨める点は好材料。スロー想定のここでは位置取りがカギですが、隊列がばらけて差しが届く流れになれば、3着争いに割って入る可能性を秘めた穴候補としてマークしておきたい存在です。

買い目例

馬連：
① − ④⑧⑩⑪（4点）

3連複フォーメーション：
① − ④⑧⑩ − ②④⑤⑥⑧⑩⑪（計15点）

さらに点数を絞るなら：
① − ④⑧ − ④⑧⑩⑪（計5点）

【最終見解】勝つのはこの馬！

本命 ① アロンズロッド。
同舞台・同距離で連勝中という実績に加え、骨折明けを難なくクリアした前走内容からも地力上位は明らかです。スローからのロングスパート戦になりやすい東京芝2400mで、長く脚を使える持続力型の脚質は条件ピッタリ。追い切りでは美Wで動き・時計とも充実しており、2勝クラスなら能力的にもまだ余裕があると判断します。相手は堅実な④ジュンツバメガエシと、一変余地大きい⑩イクリール、成長著しい⑧サンカシグレ。ここは1頭軸から相手を広げる「本線厚め＋ヒモやや手広く」で勝負したい一戦です。

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