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東山ステークス2025予想|京都芝1400m外 展開・追い切り評価・本命と買い目

11月29日(土)京都10R・東山ステークスは、芝1400m外回りで行われる3歳以上3勝クラスのハンデ戦。逃げ・先行勢が手薄な組み合わせで、モンテシートのマイペース先行を前提に、好位〜中団で脚を温存できる差し・捲りタイプが台頭しそうです。調教気配の良さと斤量バランスを踏まえつつ、「立ち回り+瞬発力」を兼ね備えた馬から軸を据えていきます。


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東山ステークス2025 概要

日時:2025年11月29日(土)15:00発走
場所:京都競馬場・4回7日目 10R
距離:芝1400m(右・外回り)
条件:[指定],(混),3歳以上,3勝クラス,ハンデ
賞金:1着1,840万/2着740万/3着460万/4着280万/5着184万

暮れの京都を舞台に行われる東山ステークスは、重賞を視野に入れる素質馬とクラス慣れした実績馬がぶつかるハンデ戦。逃げ・先行タイプが手薄なメンバー構成で、立ち回りと瞬発力のバランスがカギになりそうです。追い切りの気配と京都芝1400m外の適性を重視しつつ、信頼できる軸と相手を絞っていきます。


出走表|東山ステークス(3勝クラス・ハンデ)

馬番馬名性齢騎手斤量厩舎
ヤブサメ牡4武豊56石橋
ウルトラソニック牡7田口貫53中尾秀
Bグランデサラス牡5池添謙56池添学
シュヴェルトライテ牝6荻野極53池上和
ルミノメテオール牝5酒井学52金成
エヴァンスウィート牝4鮫島駿53友道
モズナナスター牝3西村淳54矢作
モンテシート牡3C.デムーロ56牧田
セシリエプラージュ牝4松山弘54中村
10トラペジスト牡4北村友56秋山
11ミストレス牝3坂井瑠54矢作
12アスクビギンアゲン牡6吉村誠53梅田智

展開予想|京都芝1400m外の傾向は?

京都1400m右外

想定ペース:S
逃げ:⑧モンテシート
好位:⑦モズナナスター、⑪ミストレス、⑩トラペジスト、⑨セシリエプラージュ
中団:⑥エヴァンスウィート、③グランデサラス、⑤ルミノメテオール、①ヤブサメ
後方:②ウルトラソニック、④シュヴェルトライテ、⑫アスクビギンアゲン

はっきりした逃げ馬不在の組み合わせで、ここは⑧モンテシートが自然とハナへ。外回り1400mらしく1〜2角は流れが落ち着きやすく、道中はスロー寄りの淡々としたラップを想定します。各馬とも脚を温存した分、勝負は直線の瞬発力比べ。好位〜中団で脚をためつつ、外めに進路を取れるタイプが優位になりそうです。


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東山ステークス2025 追い切り評価まとめ(S〜C)

評価馬番 馬名追い切り短評
S⑨ セシリエプラージュ坂路とCWでキビキビとした動き。小柄な体に気配が充満しており、久々を叩いて状態はベスト近い。
S⑪ ミストレス一息入ったが動きは完全に良化。坂路でもバランス良く加速し、馬体・気配とも完成形に近づく。
A① ヤブサメ活気十分で元気一杯。CWから坂路へのリレーもスムーズで、好調キープと見ていい内容。
A⑥ エヴァンスウィート休み明け3戦目でひと追い毎に良化。太るタイプではなく、仕上がり自体は既に完成レベル。
A⑧ モンテシートCWで長めからしっかり負荷。好馬体が目を引き、四肢の運びもスムーズでデキ落ちは感じられない。
B+⑤ ルミノメテオール身のこなしに硬さは残るが、月曜追いでしっかり負荷。タフな馬場になれば持ち味が生きる仕上がり。
B+③ グランデサラス急仕上げ気味だが最終追いで反応は上向き。この一追いで実戦態勢は整った印象。
B⑦ モズナナスター坂路でモタつく面は見せたが、馬体成長はプラス材料。使いつつ良化する余地を残す動き。
B⑩ トラペジスト大型馬で良化に時間はかかるが、フットワークにバネが出てきた。中間も順調で叩きつつ前進を期待。
C② ウルトラソニック連闘で中間は軽め。上向き気配はあるものの、大きな変わり身まではどうかという印象。
C④ シュヴェルトライテ元気はあるが終いでバテる場面もあり、動き自体は平行線。馬場・展開の助けが欲しいデキ。
C⑫ アスクビギンアゲン坂路で好時計は出たものの、目一杯に追ってのもの。太め残りの可能性もあり、叩き良化型。

【追い切り総評】

上位評価は⑨セシリエプラージュと⑪ミストレスの牝馬2頭。どちらも坂路での加速とフォームの安定感が目立ち、状態面の不安は少ないと見ていいでしょう。⑥エヴァンスウィート・⑧モンテシートも、休み明けを叩いて中身が詰まっており、昇級戦・久々でも力を出せる態勢。反対に、②ウルトラソニックや⑫アスクビギンアゲンは時計の裏付けはあるものの、内容的には“叩きつつ”の印象が強く、馬場や展開の助けが必要になりそうです。


注目馬ピックアップ(◎○▲△☆)|東山ステークス2025予想

◎ ⑨ セシリエプラージュ

3歳春にはフィリーズレビュー3着と、もともと重賞級の素質を示してきた馬。近2走は物足りない内容ですが、今回は1400mへの距離短縮とハンデ54キロで条件が好転します。追い切りでも動きがシャープになっており、立て直し効果は十分。スタート後にしっかりと“壁”を作って脚をためられれば、直線一気の差し切りまで期待できる一頭です。

○ ⑧ モンテシート

これまで強敵相手のオープン特別で揉まれてきたレース経験は、3勝クラスなら大きなアドバンテージ。今回は逃げ・先行手薄なメンバー構成で、自然とハナか、番手から自分のリズムで運べるのは魅力です。ハンデ56キロは楽ではありませんが、好馬体でデキ落ちもなく、スローからのロングスパート戦になれば粘り込みのシーンも十分。

▲ ① ヤブサメ

前走の清水Sは1600mでやや距離が長く、終い甘くなった印象。今回は得意の1400mに戻るうえ、内枠+武豊騎手でロスのない立ち回りが見込めます。追い切りでも元気一杯の動きで状態面は問題なく、Sペース想定の中で最内からスッと好位を取れれば、巻き返しの余地は大きい存在です。

△ ⑪ ミストレス

宇治川特別を勝ち上がった舞台適性に加え、前走で“差して勝つ”競馬を身につけた点は評価材料。中間の動きからも状態は高いレベルで安定しており、ハンデ54キロならこのクラスでも見劣りしません。ただし、スタートや折り合いに難しい面を残しており、展開待ちの側面もあるため印は△までとしました。

☆ ⑥ エヴァンスウィート

函館で復帰後、洋芝・時計の速い決着にも対応してみせたように、地力は3勝クラスでも通用して良いレベル。1400mは適距離で、当日輸送も苦にしないタイプと陣営コメントからも好感が持てます。昇級初戦かつ京都替わりという不確定要素はありますが、流れひとつで上位に割って入る余地のある穴候補です。


買い目例

馬連:
⑨ − ①⑥⑧⑪(計4点)

3連複フォーメーション:
⑨ − ①⑧⑪ − ①⑤⑥⑦⑧⑩⑪(計15点)

さらに点数を絞るなら:
⑨ − ①⑧ − ①⑧⑪⑥(計5点)


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【最終見解】勝つのはこの馬!

本命 ⑨ セシリエプラージュ
1400mでは重賞でも勝ち負けしてきた実績に加え、今回の追い切り内容からも立て直しがしっかり成功していると判断しました。逃げ・先行手薄でスロー想定のメンバー構成なら、好位〜中団で脚を温存し、直線で外に持ち出して末脚を爆発させる形が理想。軽ハンデ54キロも心強く、同条件での実績馬ミストレスらとの比較でも、完成度という点で一歩リードと見て“勝ち切る”シーンに期待します。

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