2026年9月5日(土)、札幌競馬場で第61回札幌2歳ステークス(GⅢ)が行われます。レコード勝ちしたショウナンガレオン、加速ラップで新馬戦を制したノヴァヴェローチェなど、将来性豊かな2歳馬が登録。札幌1800m芝の特徴、過去10年の枠順・誕生月・継続騎乗データ、展開予想、追い切り評価から有力馬を分析します。
レース概要|第61回札幌2歳ステークス(GⅢ)
- 開催日:2026年9月5日(土)
- 競馬場:札幌競馬場
- レース:11R
- 発走:15:20
- 距離:1800m(芝・右)
- 条件:2歳・オープン・馬齢
- 賞金:1着3,400万円/2着1,400万円/3着850万円/4着510万円/5着340万円

1966年に創設され、1997年から現在の芝1800mで行われている2歳重賞です。今年は函館の新馬戦をレコードで制したショウナンガレオンを中心に、ノヴァヴェローチェ、テンカタイヘイ、デザートスピリットなどが登録。札幌の緩やかなコーナーで長く脚を使う持続力と、経験の浅い2歳馬らしく折り合いや完成度も重要になります。
特別登録馬|第61回札幌2歳ステークス(GⅢ)
| 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|
| アオイゲート | 牝2 | – | 55 | 美伊藤圭 |
| イドム | 牡2 | – | 55 | 栗高橋康 |
| コスモハナミズキ | 牝2 | 佐々木大 | 55 | 美菊川 |
| ショウナンガレオン | 牡2 | 鮫島駿 | 55 | 美加藤士 |
| デザートスピリット | 牡2 | 横山和 | 55 | 美平岩 |
| テンカタイヘイ | 牡2 | 丹内祐 | 55 | 美小野次 |
| テングカゼ | 牡2 | – | 55 | 美的場 |
| ノヴァヴェローチェ | 牡2 | 北村友 | 55 | 栗上村 |
| ハヤブサカツオー | 牡2 | – | 55 | 栗岡田 |
| ランダムナンバー | 牡2 | – | 55 | 栗橋田 |
| ロゼハイスクール | 牝2 | – | 55 | 栗小崎 |
| ロードレスポンス | 牡2 | – | 55 | 美和田勇 |
注目馬紹介|有力馬と伏兵
ショウナンガレオン
函館1800m芝の新馬戦では3番手から進み、向正面で2番手へ浮上。直線では肩ムチを入れられた程度で楽に抜け出し、レコードで完勝しました。鞍上が「スターになれる素材」と評価したように、初戦の内容と時計は秀逸です。今回は札幌へのコース替わりとなりますが、先行力と持続力を兼備。鮫島駿騎手の継続騎乗も好材料です。
ノヴァヴェローチェ
札幌1800m芝の新馬戦は2番手で折り合い、3コーナーから馬なりで先頭へ。直線では追われるほど伸び、加速ラップで後続を完封しました。初戦から札幌コースへの適性と高い能力を示した点は大きな強みです。1週前追い切りではオープン馬を追走して先着し、動きも抜群。テンションを抑えて運べれば重賞でも勝ち負けになります。
テンカタイヘイ
函館1800m芝の新馬戦では中団後方の内で折り合い、4コーナーで外へ持ち出すと、馬場の良いところから力強く伸びて快勝しました。道悪を苦にしなかった点から、開催後半の札幌芝にも対応できそうです。1週前は函館Wで併走馬を追走して余力十分に同入。丹内祐騎手の継続騎乗もデータ上の強調材料になります。
コスモハナミズキ
前走のコスモス賞は内枠から先手を奪い、ほぼ一定のペースで運んで3着。早めに動かされる厳しい形でも粘り、札幌1800m芝への適性を示しました。佐々木大輔騎手の継続騎乗は過去データからも好材料です。1週前追い切りでは札幌ダートで軽快な動きを披露。自分のリズムで先行できれば、重賞でも粘り込みが狙えます。
デザートスピリット
前走の札幌1800m芝未勝利戦は序盤に置かれて後方からとなりましたが、3コーナーから勢いをつけ、4コーナーで外へ持ち出して差し切り勝ち。折り合いを保ち、長く脚を使えた内容は今回の舞台にも合います。連闘後の中1週となるため状態面の確認は必要ですが、札幌1800m芝を経験している強みを生かせれば上位進出が可能です。
特別登録馬短評
登録頭数12頭/出走可能14頭| 馬名 | 短評(前走・適性整理) |
|---|---|
| アオイゲート | 札幌の新馬戦は後方から進み、3コーナー付近で馬群へ取りついて3着。直線でも伸びたが、右へ張る面が課題。連闘での登録となり、出走する場合は状態確認が必要。 |
| イドム | 札幌の未勝利戦は3番手の外から運び、勝ち馬には離されたものの2着を確保。前走から中6日で未勝利の立場だけに、出走可否と状態面が焦点になる。 |
| コスモハナミズキ | コスモス賞は内枠から先手を奪い、早めに動かされる展開でも3着。1800m前後が合い、控える競馬にも対応できそう。札幌経験と先行力は強み。 |
| ショウナンガレオン | 函館1800m芝の新馬戦をレコードで楽勝。好位から余力十分に抜け出し、時計と内容の両面で高く評価できる。継続騎乗で重賞初制覇を狙う。 |
| デザートスピリット | 札幌1800m芝の未勝利戦は後方で脚をため、3コーナーから長く脚を使って勝利。同舞台の経験は魅力だが、短い間隔での出走となる点に注意。 |
| テンカタイヘイ | 函館1800m芝の新馬戦は中団後方から外へ持ち出し、力強く差し切った。道悪適性と持続力を示しており、札幌でも同様の競馬ができれば有力。 |
| テングカゼ | 新潟の新馬戦は8着。今回は1800mへの距離延長となるが、調教ではスピード感と力強さに物足りなさが残る。大きく前進するには状態面の上積みが必要。 |
| ノヴァヴェローチェ | 札幌1800m芝の新馬戦を加速ラップで完勝。2番手から馬なりで先頭へ立ち、追われてさらに伸びた。コース経験と能力の両面で高く評価できる。 |
| ハヤブサカツオー | 札幌の新馬戦は太め残りながら3着。大型馬で一度使った上積みが見込める。気持ちの若さは残るが、順調なら初戦以上のパフォーマンスが期待できる。 |
| ランダムナンバー | 札幌の未勝利戦は馬場の悪い内で進みを欠き、4コーナーでも外へ膨れて5着。使われながら落ち着きは出ているが、未勝利の立場で相手も大幅に強化される。 |
| ロゼハイスクール | 前走の札幌未勝利戦は13着。調教でも良化気配が乏しく、現状では重賞の相手関係が厳しい。まずは状態とレース内容の立て直しが必要。 |
| ロードレスポンス | 札幌の未勝利戦は勝負どころで外へ逸走して6着。能力より精神面の若さが敗因だった。集中して走れれば前進可能だが、重賞では完成度が問われる。 |
コースの特徴と傾向(札幌1800m芝)


札幌1800m芝はスタンド前の直線半ばからスタートし、1コーナーまでCコース使用時で163.2m。最初のコーナーまでが短いため、序盤の位置取りが重要です。ただし、コーナーの半径は大きく、極端に減速せず隊列が決まります。コース全体はほぼ平坦で、直線はCコース使用時で269.1m。3コーナーの残り600m付近から各馬が動き始め、加速しながら緩やかなコーナーを回ります。瞬間的な切れ味だけでなく、平均的に速い流れのなかで良い脚を長く保つ持続力とコーナーワークが求められます。
過去データから見る攻略ポイント
人気傾向
2歳重賞は各馬の出走経験が少なく、単純な着順だけでは能力差を判断しにくいレースです。新馬戦や未勝利戦の勝ち方に加え、走破時計、道中の折り合い、直線での余力まで確認する必要があります。
今年はレコード勝ちしたショウナンガレオンと、加速ラップで札幌の新馬戦を制したノヴァヴェローチェが人気の中心になりそうです。人気馬でも完成度や当日のテンションを確認して評価します。
前走ローテ
新馬戦や未勝利戦から臨む馬が多いため、前走のクラスよりも内容を重視したいレースです。今回と同じ1800mを経験し、折り合いを保ちながら長く脚を使った馬は評価できます。
また、過去10年では前走と同じ騎手が騎乗した馬が10勝を挙げ、3着内率31.2%。乗り替わり馬の3着内率12.8%を大きく上回ります。ショウナンガレオン、コスモハナミズキ、テンカタイヘイ、ノヴァヴェローチェは継続騎乗です。
実績の重要性
経験の浅い2歳戦では、初戦や2戦目で見せた完成度が重要です。好位で折り合える馬、馬群の中で運べる馬、早めに動いても最後まで脚を使える馬を高く評価します。
ショウナンガレオンはレコード勝ち、ノヴァヴェローチェは加速ラップで完勝。テンカタイヘイとデザートスピリットは後方から長く脚を使いました。着差だけでなく、異なる展開へ対応できるかもポイントです。
馬場傾向
札幌開催終盤のCコースで行われるため、内側の芝の傷みや当日の伸びどころを確認する必要があります。コース全体は平坦ですが、直線が短いため、後方のままでは差し届かない可能性があります。
道悪になれば函館の新馬戦で差し切ったテンカタイヘイ、札幌で外から長く脚を使ったデザートスピリットが浮上。良馬場なら先行力と速い時計を持つ馬を重視します。
穴パターン
過去10年の枠順別成績では1枠と8枠がともに3着内率50.0%。特に8枠は2勝2着5回3着3回と、10頭が馬券に絡んでいます。7枠と8枠を合わせると、3着以内馬30頭中15頭を占めました。
一方、1枠からも5頭が3着以内に入っています。内外の極端な枠に入った馬は人気にかかわらず確認が必要です。枠順確定後は脚質や前走内容と組み合わせて穴馬を選びます。
データ総評

過去10年では1枠と8枠、前走からの継続騎乗、1月から3月生まれの馬が好成績を残しています。前走の勝ち方や走破時計だけでなく、持続力、コーナーワーク、精神面の完成度も重視したいレースです。
追い切り評価
1週前追い切り評価(S〜C)
| 評価 | 馬名 | 追い切り短評 |
|---|---|---|
| C | アオイゲート | 函館Wで5F69秒2、1F12秒7。強めに追われて余裕はあったが、今回に向けた調整は未確認。 |
| C | イドム | 札幌ダートで4F56秒7、1F13秒2。馬なりで多少の上向きは見せたが、連闘での登録。 |
| A | コスモハナミズキ | 札幌ダートで4F53秒2、1F12秒0。馬なりで活気ある動きを見せ、好調を維持。 |
| S | ショウナンガレオン | 札幌芝で5F63秒5、1F11秒6。ゴール前まで一杯に追われ、このひと追いで上昇。 |
| C | デザートスピリット | 函館Wで5F73秒4、1F13秒6。前走前の内容は鋭さを欠き、今回は間隔も短い。 |
| A | テンカタイヘイ | 函館Wで5F67秒6、1F12秒2。未勝利馬を追走して余力を残して同入し、動きは良好。 |
| C | テングカゼ | 札幌ダートで5F69秒1、1F12秒1。馬なりでもスピード感を欠き、良化の余地を残す。 |
| S | ノヴァヴェローチェ | 函館Wで5F69秒3、1F12秒2。オープン馬を追走して0秒3先着し、抜群の脚さばき。 |
| B | ハヤブサカツオー | 札幌ダートで軽めの調整。時計は平凡だが、前走時より終いの伸びと状態は上向き。 |
| C | ランダムナンバー | 函館Wで軽めの調整にとどまる。前走から間隔が短く、大きな上積みは見込みにくい。 |
| C | ロゼハイスクール | 札幌ダートで6F85秒1、1F13秒2。仕掛けられても反応は目立たず、良化気配に乏しい。 |
| C | ロードレスポンス | 札幌ダートで4F54秒4、1F13秒2。馬なりで順調だが、前走からの大きな変化は見られない。 |
1週前追い切り総評

1週前追い切りではショウナンガレオンとノヴァヴェローチェを高く評価します。ショウナンガレオンは札幌芝でしっかり負荷をかけられ、ゴール前まで追われて上昇。初戦から間隔は空きましたが、重賞へ向けて態勢を整えています。ノヴァヴェローチェは函館Wで古馬オープンを追走し、馬なりで0秒3先着する好内容。テンカタイヘイとコスモハナミズキも動きは良好です。連闘や中1週で登録する馬は、出走可否と直前の状態を確認します。
最終追い切り評価(S〜C)
最終追い切り公開後に更新します。
展開予想
・想定ペース:平均ペース
・逃げ候補:コスモハナミズキ、ノヴァヴェローチェ
・有利になりそうな脚質:先行、好位差し
枠順確定後に詳細を更新します。
最終見解|本命・買い目(前日公開)
枠順・最終追い切り・馬場傾向を踏まえて更新します。
まとめ

札幌2歳ステークス2026は、初戦の内容が優秀なショウナンガレオンとノヴァヴェローチェが中心です。枠順、誕生月、継続騎乗、最終追い切り、札幌芝の馬場傾向を反映し、本命と買い目を更新します。
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