【先に結論だけ知りたい方へ】
◎ ⑯ タスティエーラ
○ ⑤ レガレイラ
▲ ⑨ ダノンデサイル
△ ④ ミュージアムマイル
☆ ⑥ メイショウタバル

本命◎⑯タスティエーラは仕上がりの迫力が抜けており、スローからの持続戦で地力を出し切れる想定。相手は⑤=中山巧者で充実、⑨=ジャパンC好走の地力、④=状態上位の差し、⑥=展開利の前残り警戒。
↓ここから先は、展開・追い切り・各馬の詳細解説です
2025年12月28日に行われる有馬記念(中山芝2500m)。
年末グランプリらしく実績馬が揃い、コース適性と状態面の差が結果に直結しやすい一戦です。
本記事では、登録馬の前走内容と追い切り評価を軸に、押さえておきたい有力馬と注目ポイントを整理します。
レース概要|第70回 有馬記念(GI)
- 日時:2025年12月28日(火)15:40
- 場所:中山競馬場 5回中山8日目 11R
- 距離:芝2500m(右内・Aコース)
- 条件:3歳以上/オープン/定量(指定・国際)
- 賞金:1着 50,000万円/2着 20,000万円/3着 13,000万円/4着 7,500万円/5着 5,000万円

最初のコーナーまでが短く“1周目の位置取り”が超重要。内回りでコーナーが多く、仕掛けのタイミングも勝負。追い切りで「動ける状態」の馬を上位に取る。
特別登録馬│第70回 有馬記念(GI)
特別登録22頭/出走可能16頭
| 印 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | エキサイトバイオ | 牡3 | 荻野極 | 56 | 栗今野 | |
| △ | 2 | シンエンペラー | 牡4 | 坂井瑠 | 58 | 栗矢作 |
| △ | 3 | Bジャスティンパレス | 牡6 | 団野大 | 58 | 栗杉山晴 |
| △ | 4 | ミュージアムマイル | 牡3 | Cデムー | 56 | 栗高柳大 |
| ○ | 5 | レガレイラ | 牝4 | ルメール | 56 | 美木村 |
| ☆ | 6 | メイショウタバル | 牡4 | 武豊 | 58 | 栗石橋 |
| 7 | サンライズジパング | 牡4 | 鮫島駿 | 58 | 栗前川 | |
| 8 | シュヴァリエローズ | 牡7 | 北村友 | 58 | 栗清水久 | |
| ▲ | 9 | ダノンデサイル | 牡4 | 戸崎圭 | 58 | 栗安田翔 |
| 10 | Bコスモキュランダ | 牡4 | 横山武 | 58 | 美加藤士 | |
| 11 | ミステリーウェイ | セン7 | 松本大 | 58 | 栗小林 | |
| 12 | マイネルエンペラー | 牡5 | 丹内祐 | 58 | 栗清水久 | |
| 13 | アドマイヤテラ | 牡4 | 川田将 | 58 | 栗友道 | |
| 14 | アラタ | 牡8 | 大野拓 | 58 | 美和田勇 | |
| 15 | エルトンバローズ | 牡5 | 西村淳 | 58 | 栗杉山晴 | |
| ◎ | 16 | タスティエーラ | 牡5 | 松山弘 | 58 | 美堀 |
| 馬名 | 短評 |
|---|---|
| アドマイヤテラ | 前走JCは躓いて落馬。今回は立て直しが鍵。乗り込み量は確保。 |
| アラタ | 福島記念は斤量差で伸び負け。衰えは薄く、立ち回りで一発を狙う。 |
| エキサイトバイオ | 菊花賞3着でスタミナ証明。気持ちの落ち着きが出ればGⅠ獲り圏。 |
| エルトンバローズ | マイルCSで復調気配。距離延長は課題だが、折り合えば地力は足りる。 |
| コスモキュランダ | JCは強敵相手に健闘。中山のタフさが合えば上位食い込みも。 |
| サンライズアース | JCは不利も重なり大敗。気の弱さが出ると脆いが能力は秘める。 |
| サンライズジパング | チャンピオンズCで収穫ある内容。芝替わりでも持久力勝負なら面白い。 |
| ジャスティンパレス | JCは後ろからジワジワ。ズブさはあるが、ロングスパートなら浮上。 |
| シュヴァリエローズ | 海外遠征後。仕上がり途上だと厳しいが、流れが向けば掲示板圏。 |
| シンエンペラー | JCは外枠ロスが響いた。内回りで距離ロス減れば巻き返し可能。 |
| スティンガーグラス | アル共2着で勢い。反応は遅いが、持続力勝負で堅実に伸びる。 |
| タスティエーラ | JCは速い時計で甘さ。中山の消耗戦で折り合えば巻き返し候補。 |
| ダノンデサイル | JC3着で地力上位。折り合いの力みが取れれば勝ち切りまで。 |
| ディマイザキッド | アル共3着。器用に立ち回れるのが強みで、中山内回りは合う部類。 |
| ビザンチンドリーム | 凱旋門賞5着で底力。中山の小回り対応が鍵だが能力は通用。 |
| ヘデントール | 春天1着のスタミナ王。中山の急坂も歓迎で、状態さえ整えば主役。 |
| マイネルエンペラー | 春天5着で粘り強さ。先行して踏ん張る形なら掲示板以上も。 |
| ミステリーウェイ | アル共は大逃げで完勝。今回も隊列次第で“残り目”が生まれる。 |
| ミュージアムマイル | 秋天2着で世代上位。切れるより持続型で、中山2500の適性は高い。 |
| メイショウタバル | 秋天は逃げて見せ場。単騎で運べると粘り込みが怖い存在。 |
| ライラック | エリ女3着で末脚健在。展開が嵌れば突っ込むが、位置取りが課題。 |
| レガレイラ | エリ女1着で充実。折り合い良く伸びるタイプで、状態面も高水準。 |
注目馬紹介|有力馬と伏兵をチェック
レガレイラ
昨年の有馬記念を制し、ファン投票1位で再びこの舞台へ。前走エリザベス女王杯は内容・結果ともに申し分なく、状態面の不安は少ない。中山芝2500mへの適性は実証済みで、牝馬として史上初の連覇がかかる立場。大きな上積みはなくとも、現時点で軸として最も計算が立つ存在。
ダノンデサイル
ドバイシーマクラシック制覇に加え、ジャパンカップ3着と今年の充実ぶりはメンバー随一。持続力と底力を兼ね備えたタイプで、距離が延びてもパフォーマンスを落としにくい。昨年の有馬記念は3着。成長を加味すれば、今年はそれ以上を狙える立場にある。
メイショウタバル
宝塚記念で逃げ切り、GⅠ初制覇を果たした実力馬。全勝ち鞍が2200m以下で、2500mは未知数だが、父ゴールドシップの血統背景は魅力。展開面で主導権を握れれば、一気に粘り込むシーンも。距離対応が最大のポイントとなる。
ミュージアムマイル
皐月賞・セントライト記念と中山で重賞2勝。直線の急坂でこそ真価を発揮する末脚は、この舞台でこそ生きる。天皇賞(秋)2着で能力は証明済み。初の2500mが課題だが、折り合いがつけば上位争いに食い込んでも不思議はない。
アドマイヤテラ
前走ジャパンカップは不運な落馬で競走中止。仕切り直しとなる一戦だが、目黒記念勝ち、京都大賞典4着と長距離適性は十分に示している。スタミナと持続力が武器で、消耗戦になれば浮上の余地は大きい。
ジャスティンパレス
宝塚記念、天皇賞(秋)ともに3着と、今年も安定した走りを継続。有馬記念は4年連続出走でコース経験も豊富。勝ち切るイメージまでは湧きにくいが、展開不問で差してこられる強みがあり、上位争いから外すのは危険な存在。
コースの特徴と傾向(中山・芝2500m 内回り)

- スタート後すぐ内回り合流で、1角まで短い=ポジション争いが激化しやすい
- 坂を2回越える持久力勝負で、瞬発力だけでは足りない
- コーナー6回でロスが出やすく、立ち回りと仕掛けどころが重要
- 内にこだわり過ぎると詰まるリスク、外を回し過ぎると距離ロス
- 勝ちパターンは「中団より前で運び、勝負所で動ける状態」の馬

勝つのは“折り合って動ける”中距離GⅠ級。極端な後方一気より、勝負所で早めに踏める完成度が最重要。
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過去データから見る攻略ポイント
- 人気傾向:上位人気が強い一方、2着に穴が来やすく相手は広げたい
- 前走ローテ:国内外GⅠ組が中心。特に秋天・菊花賞・JCなどの王道路線が軸
- 実績の重要性:芝2000m以上のGⅠで3着内経験が“ほぼ必須級”
- 年齢:3~5歳が中心。6歳以上は割り引きが基本
- 穴パターン:GⅡ勝ち直行や、展開を作れる逃げ・番手の残り目

軸は「GⅠ実績+上位人気想定」。相手は展開で残れる先行勢と、持続型の差しまで拾うのが有馬の型。
1週前追い切り評価まとめ(S〜C・全頭掲載)
| 評価 | 馬名 | 追い切り短評 | 矢印 |
|---|---|---|---|
| S | エキサイトバイオ | 終いまでブレずに自己ベスト。脚捌きに力感があり、上積みも十分。 | ↗ |
| S | エルトンバローズ | CWでラストの反応が鋭い。バネ感が戻り、フォームも素直で好気配。 | ↗ |
| A | ダノンデサイル | 馬体の張りが目立ち、動きも軽い。折り合いがつけば勝負になれる。 | → |
| A | タスティエーラ | 手応え十分で終いまで余裕。反応の質が高く、仕上がりは順調。 | → |
| A | ディマイザキッド | 脚取りが確かで、フォームも安定。併せでも最後まで伸びを見せた。 | → |
| A | レガレイラ | この一追いでグッと良化。直線の反応が上がり、息遣いも整ってきた。 | ↗ |
| A | コスモキュランダ | 元気一杯で動きも前向き。ラストまでしっかり伸びて好印象。 | → |
| B | アドマイヤテラ | 落馬の影響は見えず時計も出た。ただ全体は重めで、上積み待ち。 | → |
| B | アラタ | 一応先着も、迫力はもう一段欲しい。動きは悪くないが強調までは。 | → |
| B | ジャスティンパレス | 大きな崩れなく高いレベルで安定。抜群ではないが、力は出せる状態。 | → |
| B | シュヴァリエローズ | 順調に乗り込めているのは好材料。最後のひと伸びは今後の詰めが鍵。 | → |
| B | メイショウタバル | 落ち着きが出て気配は上向き。時計も悪くないが、反応はもう一段ほしい。 | → |
| B | ライラック | 動きは軽快で終いも伸びる。全体時計は平凡でも内容は悪くない。 | → |
| B | マイネルエンペラー | 久々でも好気配で脚取りも安定。最終追いでさらに上げてくれば。 | → |
| B | ミステリーウェイ | この馬なりに安定した動き。大きな上積みは薄いが、崩れにくい状態。 | → |
| B | スティンガーグラス | ひと追いごとに良化。まだ粗さはあるが、時計は出ており上向き基調。 | ↗ |
| C | サンライズアース | 上昇味が薄く、動きも平行線。状態面はもう一段の変化が欲しい。 | → |
| C | サンライズジパング | 時計は出るが動きに切れがない。反応面が物足りず、強気にはしづらい。 | → |
| C | シンエンペラー | 頭の高い走りが目立ち、推進力に課題。仕上げ切るには最終追いが鍵。 | → |
| C | ビザンチンドリーム | 引っ掛かり気味でリズムが不安定。折り合い面の改善が欲しい。 | → |
| C | ミュージアムマイル | 自己ベストは出たが負荷が強め。反動リスクもあり、最終追いで見極め。 | → |

Sはエキサイトバイオとエルトンバローズ。どちらも動きの質が高く、現時点で“軸候補”として信頼できる内容。Aはダノンデサイル、タスティエーラ、ディマイザキッド、レガレイラ、コスモキュランダまでが相手候補の上位。Bは順調組だが決め手に欠ける馬が多く、Cは動きの鈍さ・折り合い面の課題が残る印象。現段階は「S+Aを中心に、Bは取捨、Cは最終追いで再評価」が基本線。
【12/24 更新】最終追い切り評価(S〜C)
| 馬番 | 評価 | 馬名 | 追い切り短評 |
|---|---|---|---|
| 1 | Bp | エキサイトバイオ | 坂路で自己ベストを記録するなど攻め強化。最終も負荷をかけており、仕上がりは上向き。 |
| 2 | Bp | シンエンペラー | 最終は併せ馬で先着し脚色に余裕。やや頭の高い走りは残るが、仕上がりは及第点。 |
| 3 | A | ジャスティンパレス | 好馬体が目立ち、CWでも高いレベルで安定。毛ヅヤも良く、状態は整っている。 |
| 4 | Bp | ミュージアムマイル | CWで自己ベストをマーク。最終は余力残しで、若さを残しつつも好気配を示す。 |
| 5 | A | レガレイラ | 美Wで脚取り確か。ひと追いごとに良化が見られ、終いの反応も良好で好仕上がり。 |
| 6 | A | メイショウタバル | 先週に強い稽古を消化し、最終は余力十分。活気があり好状態をキープ。 |
| 7 | B | サンライズジパング | 好時計は出たが動きはもう一段。最終で持ち直した印象も評価は据え置き。 |
| 8 | Bp | シュヴァリエローズ | 遠征後も疲れは見られず、坂路・CWで順調。フットワーク軽快で安定感あり。 |
| 9 | A | ダノンデサイル | CWで余裕ある動き。好馬体を維持しており、大きな上積みはないが高水準。 |
| 10 | A | コスモキュランダ | ブリンカー効果で反応が良化。終いまで集中して走れており、仕上がりは高水準。 |
| 11 | Bp | ミステリーウェイ | 折り合いがスムーズで動きも安定。派手さはないが、状態はきっちり整っている。 |
| 12 | A | マイネルエンペラー | CWで丹念に乗り込み、終いも安定して11秒台。活気があり仕上がり良好。 |
| 13 | Bp | アドマイヤテラ | 坂路で本数を重ね最終も強め。順調さは伝わるが、もう一段の切れが欲しい。 |
| 14 | B | アラタ | 美Wで意欲的な攻め。大きな上積みは感じないが、デキは安定している。 |
| 15 | A | エルトンバローズ | 坂路・CWともに終いの反応が良好。バネを感じさせ、上昇気配がはっきり。 |
| 16 | S | タスティエーラ | 馬体・気合・動きのバランスが抜群。美Wで余力十分の好内容で最上位評価。 |

有馬記念は長めからの負荷と、終いの反応が仕上がり差になりやすい。今回は ⑯タスティエーラ が馬体・気合・動きのバランスが抜群で最上位。次いで ⑮エルトンバローズ、➉コスモキュランダ、③ジャスティンパレス、⑫マイネルエンペラー、⑤レガレイラ が好内容。全体的に仕上がりは高水準。
【12/26公開】最終見解|展開・買い目例

展開予想|中山芝2500m
想定隊列:
逃げ ⑥メイショウタバル
好位 ⑪ミステリーウェイ/②シンエンペラー/①エキサイトバイオ/⑮エルトンバローズ/⑫マイネルエンペラー
中位 ⑨ダノンデサイル/⑤レガレイラ
後方 ④ミュージアムマイル/⑦サンライズジパング/⑧シュヴァリエローズ
ペース:S

⑪が主張する構えでも、結局は⑥がハナを奪って落ち着いたスローに持ち込みやすい。好位~中位が脚を溜めやすく、勝負は3角からのロングスパート気味になりやすい。差し勢は「4角の位置取り」と「外に出せるか」が最大の鍵。
最終予想印|有馬記念
◎ ⑯ タスティエーラ
○ ⑤ レガレイラ
▲ ⑨ ダノンデサイル
△ ④ ミュージアムマイル
△ ② シンエンペラー
☆ ⑥ メイショウタバル
(押さえ:③ ジャスティンパレス)
◎⑯タスティエーラ
追い切りの迫力が一枚上で、馬体・気合ともにピークの出来。中山は過去に不利もあって力を出し切れていないが、今回の想定スローからの持続戦なら、早めに動いて長く脚を使えるこの馬の形に持ち込みやすい。噛み合わなかった秋2戦の反動より、仕上げ直しで「走れる状態」に戻った点を評価して軸。
○⑤レガレイラ
この時季の中山で結果を出しているのは大きく、連勝で臨む今年は昨年以上に充実。最終追いも促してピリッとさせてきて態勢は整った。スロー想定でも、仕掛けどころを間違えなければ確実に伸びるタイプで、連覇まで十分。
▲⑨ダノンデサイル
ジャパンCでレコードの3着は地力の裏付け。中間はソフトでも「詰まった間隔+気持ち優先」の調整で、出来は維持できている。スローで折り合いが鍵だが、好位~中位で我慢が利けば直線も渋太い。軸の相手筆頭。
△④ミュージアムマイル
1週前の自己ベストが強烈で、状態面は上位。中山2勝の内容も濃く、外を回して差し切れる持続力がある。スローでもロングスパートになれば浮上しやすいが、位置取りのロスが出ると届かないパターンもあるため評価は連下まで。
△②シンエンペラー
今週は素軽さが増して見た目の印象が良く、上積みも見込める。好位で立ち回れる器用さは中山向きで、スローからの瞬時の加速勝負に対応できれば上位も。勝ち切りまではもう一押し必要だが、相手としては外せない。
☆⑥メイショウタバル
展開のカギを握る1頭。スローに落として隊列を支配できれば前残りの中心になれるし、宝塚の再現まであり得る。追い切りは迫力十分で状態も高い。とはいえ早めに来られると苦しいタイプなので、評価は妙味込みで単穴。
買い目例
馬連
⑯-②④⑤⑥⑨(5点)
3連複フォーメーション
1列目:⑯
2列目:⑤⑨
3列目:②③④⑤⑥⑨(9点)
――点数を絞るなら
馬連
⑯-⑤⑨(2点)
3連複フォーメーション
⑯-⑤⑨-④⑥(4点)
まとめ|有馬記念予想の総括

スロー想定で「前~中位の持続力勝負」になりやすく、仕上がり抜群の⑯タスティエーラを軸に据える。相手は中山適性と充実度の⑤、地力上位の⑨を本線に、状態の良い④と展開を作る⑥の残り目まで押さえる。
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