船橋記念2025予想｜船橋ダート1000m展開・追い切り評価・本命と買い目

2025年12月10日に行われる船橋ダート1000mのS3「第70回船橋記念（サンケイスポーツ盃）」。
今年はJBCスプリント組の取捨と「1000mらしい超ハイペース」をどう読むかが勝敗の分かれ目。
追い切り評価の上位勢と先行争いの鍵を押さえつつ、本命と買い目をシンプルにまとめます。

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この記事の内容

レース概要
出走表｜第70回船橋記念（S3）
展開予想｜超ハイペース必至の電撃戦
追い切り評価まとめ（S〜C）
注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）
買い目例
最終見解｜勝つのはこの馬！
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レース概要

日時：2025年12月10日（水）20:05 発走
場所：船橋競馬場 11R
距離：ダート1000m・左回り
条件：サラ系3歳以上オープン別定（S3／サンケイスポーツ盃）
賞金：1着1,200.0万／2着420.0万／3着240.0万／4着120.0万／5着60.0万

スタート直後から3角まで一気にスピードに乗る船橋1000mは、ハイラップ必至のスプリント決戦。内でロスなく運べる先行馬と、外からでもスピードでねじ伏せるJBC組の力関係をどう評価するかがポイントになります。

出走表｜第70回船橋記念（S3）

馬番	馬名	性齢	騎手	斤量	厩舎
１	アームズレイン	牡5	桑村真	57	川佐々仁
２	ザイデルバスト	牡4	本橋孝	57	船川島一
３	ビリーヴインミー	牝7	山中悠	53	船米谷
４	リノデスティーノ	牡4	佐野遥	55	船渋谷
５	レベルフォー	牡9	町田直	57	船矢野
６	コパノパサディナ	牡5	笹川翼	57	船森泰斗
７	メンコイボクチャン	牡5	庄司大	57	船渡辺貴
８	プライルード	牡6	御神本訓	57	大藤田
９	カールスバート	牡7	岡村健	57	船齊藤
10	カジノフォンテン	牡9	張田昂	57	船玉井昇
11	エンテレケイア	牡7	吉原寛	57	浦小久保
12	マスタープラン	セ6	本田重	55	船山田信
13	プリモパイソン	牡7	矢野貴	55	川内田
14	デュアリスト	牡7	安藤洋	57	大藤田

展開予想｜超ハイペース必至の電撃戦

想定ペース：H（ハイペース）
逃げ：④リノデスティーノ、⑪エンテレケイア、⑬プリモパイソン、⑭デュアリスト
好位：⑥コパノパサディナ、⑦メンコイボクチャン、①アームズレイン、⑩カジノフォンテン
中団：②ザイデルバスト、⑤レベルフォー、⑧プライルード、⑫マスタープラン
後方：③ビリーヴインミー、⑨カールスバート

内外から速い馬が揃い、前半3Fから相当速いラップが想定されます。基本は前受け〜好位勢が有利ですが、あまりに流れが速くなれば、番手〜3列目で脚を溜められるJBC組の差しが浮上。スタート後の位置取りと、3～4角で無理に動かない騎手の我慢が勝敗のポイントになりそうです。

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追い切り評価まとめ（S〜C）

馬名	評価	追い切り短評
アームズレイン	A	川崎でしっかり本数を消化し、直前も好時計。左回り替わりで力を出せる仕上がり。
ザイデルバスト	A	船橋外回りで軽快な動き。JBC後でも疲れを感じさせず、体感的な上積みも見込める。
ビリーヴインミー	B	併せ馬で遅れはしたが、使われつつ状態は確実に上向き。1000m適性でどこまで。
リノデスティーノ	B	テンから飛ばす内容で上がり重点の調整。発馬さえ決まれば前で粘れるだけの気配。
レベルフォー	B	大きな上積みこそないが、外回りでの動きは安定。年齢を感じさせないデキは維持。
コパノパサディナ	S	美浦Wから船橋外回りへと抜かりなく乗り込み、併せ馬で先着。好時計連発で態勢万全。
メンコイボクチャン	B+	本数は十分で気配も上昇。最終は僚馬に遅れたが、内容的には悲観不要の範囲。
プライルード	A	牧場坂で終始高い水準の時計をマーク。外厩調整で仕上がり良好、得意条件で力を出せる。
カールスバート	B	船橋外回りでしっかり追われ、好調キープ。相手は強いが状態面の不安はない。
カジノフォンテン	A	中間じっくり乗り込まれ、直前もキビキビした動き。ラストランに向けて態勢は整った。
エンテレケイア	S	浦和本馬場で負荷をかけつつもフットワーク良好。昨年覇者らしくデキ落ちなく臨める。
マスタープラン	A	外回りで力強い伸びを見せ、前走好調を素直にキープ。距離適性も高く侮れない。
プリモパイソン	A	牧場坂で安定した時計を連発し、強豪との併せ馬でも互角。絶好気配と言える出来。
デュアリスト	A	外厩での乗り込み十分。坂路で終いまでしっかり伸びており、久々でも力を出せる態勢。

S評価はJBCスプリント組の⑥コパノパサディナと、昨年の覇者⑪エンテレケイア。どちらも本番を見据えたローテの中で、時計・内容ともに上々で軸としての信頼度は高めです。A評価には①②⑧⑩⑫⑬⑭と有力どころが揃い、外厩仕上げの⑧プライルードや⑭デュアリストも力を出せる態勢。B〜B+評価組も大きなデキ落ちはなく、全体レベルは高い一戦ですが、「完成度」と「近走の充実度」を加味すると、まずはS評価2頭から入りたいレースです。

注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）

◎ 6 コパノパサディナ
前走JBCスプリントで強豪相手に善戦し、今回も追い切り内容は文句なし。美浦W＋船橋外回りで好時計を連発し、併せ馬先着と態勢は万全です。1000mはやや忙しいものの、好位で流れに乗れれば地力でねじ伏せるイメージ。あとは内の先行勢との兼ね合い次第というところ。

○ 11 エンテレケイア
昨年の船橋記念勝ち馬で、同舞台への適性は証明済み。JBCを挟みつつも、浦和本馬場でしっかり負荷をかけたメニューを消化し、連覇を狙える仕上がりです。逃げ・番手どちらも可能なタイプで、展開の自在性も魅力。ただし、前に行きすぎて前半から飛ばし過ぎると終い甘くなるリスクも。

▲ 14 デュアリスト
休み明けになりますが、このレースを目標に外厩で乗り込まれ、坂路の動きは力強い内容。もともとスピード能力の高さはオープン級で、1000mの条件もぴったりです。大外枠からでもスムーズに先行できれば一発の可能性十分。久々と外枠をどう克服するかが鍵。

△ 8 プライルード
得意の船橋1000mに戻り、舞台替わりで一変があってもいい存在。牧場坂で安定した時計を刻み、仕上がりは順調そのものです。スタートを決めて流れに乗れれば、重賞でも差のないところまで迫れるはず。あとは年齢的なピークをどこまでキープできているか。

☆ 10 カジノフォンテン
かつてダート戦線を沸かせた名スプリンターのラストラン。中間の調整は順調で、直前もキビキビとした動きが目立ちました。近走成績だけ見ると全盛期には及ばないものの、慣れが見込める短距離ローテと地元船橋の後押しは大きい存在。感情面を割り引いても、印は打っておきたい1頭です。

買い目例

馬連
- ⑥ − ⑪⑭⑧⑩（計4点）
3連複フォーメーション
- ⑥−⑪⑭−⑧⑩⑪⑬⑭（計7点）
さらに点数を絞るなら
- ⑥ − ⑪⑭ − ⑧⑩⑪⑭（計5点）

最終見解｜勝つのはこの馬！

本命は⑥コパノパサディナ。JBCスプリントでトップレベルと互角に戦った内容に加え、美浦Wから船橋外回りへのローテで、追い切りの気配は今回メンバーでも抜けた存在です。超ハイペース必至の条件でも、好位〜2列目で折り合えれば、直線は地力の違いで前をまとめて差し切るイメージ。昨年覇者⑪エンテレケイアと復活を期す⑭デュアリストが最大のライバルで、ラストランとなる⑩カジノフォンテンの一撃にも注意しつつ、軸はコパノからブレずに攻めたい一戦です。

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