【軸2頭予想】2023.10/22(日)菊花賞(G1)

基本的には前走好走馬が優勢

過去10年の3着以内馬30頭中27頭は、前走の着順が3着以内だった。一方、4着以下だった馬は3着内率3.8%と苦戦している。前走4着以下の馬は過信禁物とみるべきだろう。

前走の着順	着度数	勝率	連対率	3着内率
3着以内	9-9-9-75	8.8%	17.6%	26.5%
4着以下	1-1-1-75	1.3%	2.6%	3.8%

なお、前走の着順が4着以下だったにもかかわらず3着以内となった3頭は、いずれも皐月賞で4着以内に入っていた。前走好走馬と皐月賞の上位馬が強いレースと言えそうだ。

経験の有無	着度数	勝率	連対率	3着内率
あり	1-1-1-3	16.7%	33.3%	50.0%
なし	0-0-0-72	0%	0%	0%

JRAより引用

4月以降の実績がポイント

過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、同年4月以降のJRAのGⅠ・GⅡにおいて4着以内となった経験がある馬だった。この経験がない馬は疑ってかかりたい。

経験の有無	着度数	勝率	連対率	3着内率
あり	9-9-7-64	10.1%	20.2%	28.1%
なし	1-1-3-86	1.1%	2.2%	5.5%

なお、同年4月以降のJRAのGⅠ・GⅡにおいて、4着以内となった経験がなかったにもかかわらず3着以内となった5頭のうち3頭は、“同年8月以降のJRAの2200メートルのレース”において1着となった経験がある馬だった。この経験がなかった馬は、3着内率2.4%と苦戦している。

経験の有無	着度数	勝率	連対率	3着内率
あり	0-1-2-5	0%	12.5%	37.5%
なし	1-0-1-81	1.2%	1.2%	2.4%

JRAより引用

キャリア「8戦以内」の馬が中心

過去10年の3着以内馬30頭中28頭は、通算出走数が8戦以内だった。一方、9戦以上だった馬は3着内率3.3%と苦戦している。キャリア9戦以上の馬は割り引きが必要だ。

通算出走数	着度数	勝率	連対率	3着内率
8戦以内	10-8-10-91	8.4%	15.1%	23.5%
9戦以上	0-2-0-59	0%	3.3%	3.3%

JRAより引用

近年は休養明けの馬が不振

過去4年の3着以内馬12頭は、いずれも前走との間隔が中5週以内だった。2018年以前は前走との間隔が中6週以上だった馬もそれなりに好走していたものの、近年の傾向を重視するならば休養明けで臨む馬は評価を下げるべきかもしれない。

前走との間隔	着度数	勝率	連対率	3着内率
中5週以内	4-4-4-44	7.1%	14.3%	21.4%
中6週以上	0-0-0-16	0%	0%	0%

JRAより引用

前走の距離も見逃せないポイント

過去4年の3着以内馬12頭は、いずれも前走の距離が2000メートル超2500メートル未満だった。近年の傾向を重視するならば、前走が2000メートル以下や2500メートル以上のレースだった馬は苦戦必至とみるべきだろう。

前走の距離	着度数	勝率	連対率	3着内率
2000m以下	0-0-0-13	0%	0%	0%
2000m超2500m未満	4-4-4-38	8.0%	16.0%	24.0%
2500m以上	0-0-0-9	0%	0%	0%

JRAより引用

第81回 菊花賞

2020.10/25 京都3000(芝)/晴・良/18頭

第82回 菊花賞

2021.10/24 阪神3000(芝)/曇・良/18頭

第83回 菊花賞

2022.10/16 阪神2000(芝)/晴・良/16頭