ジェムストーン賞2025予想｜大井ダート1200m展開・追い切り評価・本命と買い目

2025年12月4日に行われる大井1200mの2歳重賞・ジェムストーン賞（SⅢ）。
南関2歳短距離路線の一角を担う新興重賞で、スピード能力と完成度の高さが問われる一戦です。大井外回りの1200mは前半から流れが速くなりやすく、先行力と最後まで踏ん張れる“短距離の底力”が勝敗を大きく左右します。今年は移籍初戦圧勝のワナハヴファン、南関実績十分のハンデンドレイクなど有力馬が揃い、メンバーの質も高め。
展開の鍵、上昇気配の追い切り、舞台適性を踏まえながら、本命と買い目をシンプルにまとめます。

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この記事の内容

レース概要｜ジェムストーン賞2025
出走表｜ジェムストーン賞（SⅢ）
展開予想｜大井外1200mは「先行力＋持続力」が鍵
追い切り評価まとめ（S〜C）
データ分析｜ジェムストーン賞の傾向と狙いどころ
注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）
買い目例（馬連・3連複）
最終見解｜勝つのはこの馬！
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レース概要｜ジェムストーン賞2025

日時：2025年12月4日（木） 20:10 発走
場所：大井競馬場 15回3日目 11R
距離：1200m（ダート・右外）
条件：サラ2歳オープン別定 SⅢ
賞金：1着 1,300.0万／2着 455.0万／3着 260.0万／4着 130.0万／5着 65.0万

外回り1200mらしく、スタートからの先行争いは厳しめ。前走好内容＋大井1200m実績を素直に評価しつつ、調教で一段ギアが上がった馬から勝ち馬を探したい一戦です。

出走表｜ジェムストーン賞（SⅢ）

馬番	馬名	性齢	騎手	斤量	所属厩舎
１	ズルタナイト	牡2	桑村真	55	浦小久保
２	クリムゾンプリンス	牡2	野畑凌	56	川甲田
３	ブラックエックス	牡2	西啓太	55	浦鹿沼
４	ベイビークエスト	牡2	御神本訓	55	小田中正
５	ヴェスタリス	牝2	澤田龍	54	小荒山
６	コンシール	牡2	安藤洋	55	大渡辺和
７	ナポレオンバディ	牡2	山中悠	55	大中道
８	デンテブリランテ	牡2	藤田凌	55	大阪本一
９	フークアンビション	牡2	吉原寛	55	船米谷
10	ゴールドカグヤヒメ	牝2	鷹見陸	54	大上杉
11	ミライヘノヒーロー	牡2	和田譲	55	大朝倉
12	ワナハヴファン	牡2	本田重	55	小荒山
13	ドキドキ	牡2	藤本現	56	大高橋清
14	プレストエンペラー	牡2	本橋孝	55	船山下
15	ハンデンドレイク	牡2	笹川翼	56	小荒山
16	ナギサノルナ	牝2	矢野貴	54	大朝倉

展開予想｜大井外1200mは「先行力＋持続力」が鍵

想定ペース：H
逃げ：⑫ワナハヴファン、⑯ナギサノルナ、①ズルタナイト
好位：④ベイビークエスト、⑤ヴェスタリス、⑩ゴールドカグヤヒメ、⑧デンテブリランテ
中団：③ブラックエックス、⑪ミライヘノヒーロー、⑮ハンデンドレイク、⑬ドキドキ
後方：⑥コンシール、⑦ナポレオンバディ、⑨フークアンビションほか

テンに速い②歳短距離馬が揃い、外回りでも前半からペースは速めの想定。外枠の先行勢⑫⑯に加え、好位から運べる④⑩がレースを引っ張りそうです。基礎スピードに加え、ラスト1Fを踏ん張れる「先行〜好位勢」が有利で、差し勢は展開待ちの立場と見ます。

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追い切り評価まとめ（S〜C）

馬名	評価	追い切り短評
ズルタナイト	B	連闘で軽め調整。大きな上積みはないがセンスでカバー。
クリムゾンプリンス	C	終いの伸びを欠き気味で、デキは維持程度。
ブラックエックス	A	古馬相手の併せ馬で食い下がり、中身の濃い追い切り。
ベイビークエスト	S	休み明けを叩いて動き一変。外回り併せでも抜群の反応。
ヴェスタリス	A	いつもの体つきとフォームで好調キープ。ブレない安定感。
コンシール	B+	素軽さが出てきたが、まだ反応に甘さも残る印象。
ナポレオンバディ	C	長めから乗り込み量は十分も、時計・迫力とも平凡。
デンテブリランテ	A	ブリンカー着用で集中力アップ。前走以上の動きが目立つ。
フークアンビション	B	渋太さのある動きで状態はキープ。大きな変化はない。
ゴールドカグヤヒメ	A	大外回しで好時計。僚馬に遅れたが内容的には上々。
ミライヘノヒーロー	A	前走以上の伸び脚で更に上昇。動きに迫力が出てきた。
ワナハヴファン	S	一叩きで反応がグッと良化。終いまで集中した好内容。
ドキドキ	A	反応鋭くキビキビした動き。前走から状態は確実に上向き。
プレストエンペラー	A	外回りで軽快なフットワーク。仕上がり良好で前走以上期待。
ハンデンドレイク	S	坂路で好時計連発。久々でも動き軽快で態勢は整った。
ナギサノルナ	A	フットワーク軽快で好調持続。先週までに強い稽古を消化済み。

S評価は④ベイビークエスト・⑫ワナハヴファン・⑮ハンデンドレイクの3頭。いずれも終いの反応とフォームに文句なく、ここに勝ち負けできるだけの状態が整ったと見ます。A評価勢も多く、⑩ゴールドカグヤヒメ・⑪ミライヘノヒーロー・⑭プレストエンペラーあたりは上位圏内。C評価の②⑦は上積み面で一歩劣る印象で、馬券的には思い切って評価を下げたいところです。

データ分析｜ジェムストーン賞の傾向と狙いどころ

単勝人気別成績

過去5年データでは、1番人気が【0-4-1-0】で複勝率100％、2〜4番人気も複勝率は約47％と堅実。一方で5番人気以下はヒモ扱いが妥当な数字です。基本線は「人気上位3〜4頭＋穴1頭」くらいのイメージで馬券を組みたいレースです。

所属別成績

3着内率は大井所属馬が最も多く、地の利を活かして好走するケースが目立ちます。浦和・船橋・川崎勢も走れていますが、「大井所属×大井1200m実績」は引き続き重要なファクターと言えます。

騎手別成績

笹川翼・御神本訓史・矢野貴之の3騎が複数回の馬券内。今回も⑮ハンデンドレイク（笹川）・④ベイビークエスト（御神本）・⑯ナギサノルナ（矢野）と、有力どころが揃っています。騎手と当レースの相性は、押さえの材料に十分なります。

前走着順・距離・脚質

前走3着以内…複勝率約46％
前走4着以下…複勝率1桁％台

と好走率にはっきりした差があり、前走大敗からの巻き返しは割り引きが必要です。
距離は1000〜1600mの「1400m前後」をステップにした馬が好成績。前走で最終コーナー2番手以内だった先行馬の複勝率が50％と高く、今回も「前走好位〜先行・今回も前につけられる馬」を素直に評価するのがセオリーです。

注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）

◎ 12 ワナハヴファン

転入初戦の大井1200mで6馬身差の圧勝を決め、スピード能力と完成度では今回のメンバーでも最上位と判断できます。外回り1200mは能力を素直に発揮しやすい舞台で、追い切りもS評価と状態面に不安はありません。重賞で相手強化の課題はあるものの、先行力と勢いを最も信頼できる軸として評価しました。

○ 15 ハンデンドレイク

鎌倉記念2着と既に南関重賞で通用する力を示し、1200mでは2戦2勝と距離短縮も歓迎です。坂路で好時計を連発しており久々でも仕上がりは良好で、流れに戸惑わず運べれば勝ち負けまで狙える位置づけと見ています。

▲ 4 ベイビークエスト

休み明けを叩いた前走の内容が優秀で、距離適性も高く今回の条件はベストに近いと評価します。追い切りでは動きが一変し、上積みという点ではメンバーの中でも随一の印象です。好位で運べれば一気の台頭まで十分に期待できる一頭です。

△ 10 ゴールドカグヤヒメ

1200mでは2戦2勝とスピード能力をしっかり示しており、得意条件に戻る今回は巻き返しが期待できます。追い切りでは大外を回しながら好時計をマークしており、内容面でも高く評価できる動きでした。大井1200mへの対応力も十分で、相手筆頭として評価したい一頭です。

☆ 16 ナギサノルナ

ここまで連対率パーフェクトと底を見せておらず、着実に力をつけている点は大きな魅力です。大井1200mでは2戦2勝と舞台適性が非常に高く、矢野騎手とのコンビも心強い材料になります。相手強化で印は一つ下げましたが、展開ひとつで上位争いに加わる可能性は十分あります。

買い目例（馬連・3連複）

馬連:
⑫－④⑩⑮⑯（計4点）

3連複フォーメーション
⑫－④⑩⑮ー③④⑤➉⑪⑮⑯（計15点）

さらに点数を絞るなら
⑫ー④⑮ー④⑩⑮⑯（計5点）

最終見解｜勝つのはこの馬！

本命は⑫ワナハヴファン。前走の大井1200mで見せたスピードとラストの突き放し方は、今回のメンバーでも頭ひとつ抜けた内容でした。追い切りでも反応が更に良化しており、転入2戦目での上積みを考えれば、ここは重賞初制覇のチャンス十分。相手筆頭は実績・完成度で勝る⑮ハンデンドレイクと、上昇度で怖い④ベイビークエスト。ジェムストーン賞は「前走内容

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