レジェンドトレーナーカップ2025予想｜京都ダ1400m展開・追い切り評価・本命と買い目

11月23日京都10R・レジェンドトレーナーカップ（ダ1400m・3勝クラス定量）は、音無秀孝元調教師の顕彰者選定記念として行われる注目の一戦。京都ダ1400mで全5連対の実績を誇るヒルノドゴールを中心に、前走完勝のヴェロクオーレや動き上々のダノンスウィッチなど有力馬が顔を揃えました。この記事では、展開傾向と最終追い切り評価を踏まえつつ、本命馬と買い目候補を冷静に絞り込んでいきます。

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この記事の内容

レジェンドトレーナーカップ2025 概要
出走表｜レジェンドトレーナーカップ（3勝クラス・定量）
展開予想｜京都ダ1400mの傾向は？
レジェンドトレーナーカップ2025 追い切り評価まとめ（S〜C）
注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）｜レジェンドトレーナーカップ予想
買い目例
【最終見解】勝つのはこの馬！
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レジェンドトレーナーカップ2025 概要

日時：11月23日（日）15:00発走
場所：京都競馬場 4回6日目 10R レジェンドトレーナーカップ
距離：ダート1400m（右）
条件：(特指),(混), 3歳以上3勝クラス, 定量・顕彰者選定記念（音無秀孝元調教師）
賞金：1着 1,840.0万円 / 2着 740.0万円 / 3着 460.0万円 / 4着 280.0万円 / 5着 184.0万円

11月23日の京都10Rは、音無秀孝元調教師の顕彰者選定記念として行われるダート1400mの3勝クラス戦。全5連対を挙げる京都ダ1400mに戻る③ヒルノドゴールが本領発揮なるかが焦点で、前走完勝の⑪ヴェロクオーレや久々でも動き軽快な⑨ダノンスウィッチがこれを追う構図。平均ペース想定のなか、先行勢と差し勢のバランスをどう読むかが馬券のカギになる。

出走表｜レジェンドトレーナーカップ（3勝クラス・定量）

馬番	馬名	性齢	騎手	斤量	厩舎
１	ジャーヴィス	牡5	藤懸貴	58	栗千田
２	B(外)ラブコメディ	牝4	田口貫	56	栗寺島
３	ヒルノドゴール	牡4	松山弘	58	栗北出
４	Bジャスパーバローズ	牡5	吉村誠	58	栗清水久
５	ジョディーズマロン	牡7	岩田康	58	栗北出
６	Bセミマル	牡5	西村淳	58	栗西村
７	プロミシングスター	牡4	団野大	58	栗高橋忠
８	ノットファウンド	牝5	ルメール	56	美国枝
９	ダノンスウィッチ	牡4	C.デムーロ	58	栗東田
10	ヘルモーズ	牡4	北村友	58	栗小林
11	(地)ヴェロクオーレ	牝4	高杉吏	56	栗石坂公
12	プルートマスター	牡6	松若風	58	栗今野
13	フェルヴェンテ	牡5	坂井瑠	58	栗宮
14	キャピタルサックス	牡4	武豊	58	栗杉山晴
15	スミ	牝6	マーカンド	56	栗高橋亮
16	ライジン	牡5	池添謙	58	栗池添学

展開予想｜京都ダ1400mの傾向は？

想定ペース：M（平均）
逃げ：⑫プルートマスター、⑪ヴェロクオーレ
好位：⑨ダノンスウィッチ、②ラブコメディ、⑦プロミシングスター、⑬フェルヴェンテ
中団：①③④⑥⑧⑩⑭⑯
後方：⑤ジョディーズマロン

プルートマスターとヴェロクオーレが先行争い。外のライジンもゲートさえ出れば前に加わる可能性はあるが、極端なハイラップまでは行かず平均ペース想定。好位〜中団で流れに乗れる馬が優位で、直線平坦の京都だけに、コーナーで脚を溜めて早めに進出できる差し勢が押し切るシナリオを想定したい。

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レジェンドトレーナーカップ2025 追い切り評価まとめ（S〜C）

評価	馬番馬名	追い切り短評
S	③ ヒルノドゴール	栗坂で楽々51秒台。攻め駆け馬だが手応えに余裕があり、久々でも動き・気配とも文句なし。
A	⑨ ダノンスウィッチ	先週自己ベストを更新し、今週も軽快な動き。久々を感じさせない躍動感で状態は高水準。
A	⑪ ヴェロクオーレ	CWで格上相手に互角の動き。シャープな脚捌きで、前走時よりもさらに洗練された印象。
A	⑭ キャピタルサックス	CWでしっかりと負荷をかけつつ折り合いスムーズ。硬さやイレ込みもなく順調に良化。
B+	⑦ プロミシングスター	終いにやや時間はかかったが、脚取りはしっかり。使われつつ上向いている印象で上積み十分。
B+	⑧ ノットファウンド	Wで長めから坂路主体のメニュー。時計は地味でも脚取りは確かで、落馬明けでも順調そのもの。
B+	⑬ フェルヴェンテ	坂路でフットワーク軽快。調整方法に変化をつけつつも好調維持で、気配は着実に上向き。
B+	⑮ スミ	CWでスムーズな加速からシャープな脚捌き。距離短縮が良さそうで、状態面の不安は見当たらない。
B	⑤ ジョディーズマロン	間隔は詰まるが、坂路で軽快な動き。大きな上積みこそないものの、引き続き好調キープ。
B	⑥ セミマル	まだ太めでズブさは残るが、追われてからの力強さは目立つ。実戦タイプで近走同様には動けそう。
B	⑫ プルートマスター	先週強い負荷をかけて及第点の動き。ピーク手前もまずまずの仕上がりで、叩きつつ良化余地あり。
B	② ラブコメディ	骨折明けだが休養前同様の活気。本数も足りており、久々としては水準以上の仕上がり。
B	⑯ ライジン	一時の不振から徐々に脱出気配。トモ甘さは残るが、追うごとに気配良化で前進は見込める。
C	① ジャーヴィス	CWで元気の良さは目立つが、もうひと押しの切れ味に欠ける印象。現状は現状維持レベル。
C	④ ジャスパーバローズ	中1週でサラッと確認程度。動きはスムーズだが、大きな上積みまでは感じられない内容。
C	⑩ ヘルモーズ	追走してからの伸びがもう一つ。重心が高く、追ってからの反応も物足りず、本調子一歩手前。
C	③…ではなく	※上記と重複を避けるため省略（C評価は①④⑩のみとし、残りはB〜Bpで評価済）。

【追い切り総評】

S評価は京都ダ1400m巧者③ヒルノドゴール。坂路で楽に好時計を出しており、久々を叩かれた上積みも感じられる内容だ。A評価は⑨ダノンスウィッチ、⑪ヴェロクオーレ、⑭キャピタルサックスの3頭で、それぞれ自己ベスト更新や格上相手との互角の動きなど、クラス上位の気配を示している。B＋評価の⑦⑧⑬⑮も使われつつ良化が見込める組で、人気次第では馬券的旨味十分。全体として時計の出やすい京都ダートらしく、機動力と終いのバランスに優れたタイプが仕上がり面でも優勢と言える。

注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）｜レジェンドトレーナーカップ予想

◎③ ヒルノドゴール

京都ダ1400mで全5連対と舞台適性は文句なし。前走は初の1200mで出遅れもあり、速い時計と前残りの展開に泣いた格好で度外視可能。追い切りでは坂路で楽に51秒台をマークし、久々を叩かれて状態は明らかに上向き。好位〜中団からロスなく運べれば、ここはクラス卒業まで一気に突き抜けるシーンを想定したい。

○⑪ ヴェロクオーレ

前走は同舞台で逃げ馬を楽々と交わしての完勝。自己ベストを更新しつつ、直線平坦の京都にフィットするスピードと持続力を証明した。昇級戦でも追い切りでは格上相手に互角の動きを見せており、状態面の不安はない。マークは厳しくなるが、同型との兼ね合いひとつで再度粘り込みがあって良い。

▲⑨ ダノンスウィッチ

昇級初戦だった大阪スポーツ杯は2番手から粘り込み7着と内容は悪くなく、クラス慣れしてくれば通用する下地は十分。先週自己ベスト更新、今週も軽快な動きと調整過程は非常に良い。揉まれない形が理想で外目の好位をスムーズに取れれば、差のない競馬に持ち込める。

△⑭ キャピタルサックス

前走の大阪スポーツ杯3着で、久々の1400mにも対応。ジョッキーも「この距離が合う」と評価しており、距離適性の裏付けは取れた。追い切りでも大きな変調はなく、硬さも見られない。展開の助けは必要だが、安定感ある脚質で相手筆頭の一頭。

△⑦ プロミシングスター

前走の京都競馬場開設100周年記念では、勝ち馬とは僅差の5着と健闘。オープンを意識している陣営の評価通り、クラス上位のポテンシャルを秘める。追い切りでは終いにやや時間を要したが、脚取りはしっかりしており、叩かれつつ上向き。展開ひとつで連対圏まで。

☆⑮ スミ

久々のダートだった前走トルマリンSは展開が噛み合わないなかでも見せ場十分の5着。調教ではCWで外めを回してシャープな脚捌きを見せており、距離1400mへの短縮はプラスに出そう。流れが速くなって上がり勝負になれば、直線で一気に浮上してくる穴候補としてマークしておきたい。

買い目例

馬連：
③ − ⑦⑨⑪⑭（計4点）

3連複フォーメーション：
③ − ⑨⑪⑭ − ⑤⑦⑨⑪⑭⑮（計12点）

さらに点数を絞るなら：
③ − ⑨⑪ − ⑦⑨⑪⑭⑮（計7点）

【最終見解】勝つのはこの馬！

本命は③ヒルノドゴール。
前走は距離短縮と出遅れが響いたが、それでも直線では確かな伸びを見せており、悲観する内容ではなかった。舞台を全5連対の京都ダ1400mに戻し、追い切りでも坂路で楽に好時計を出している点からも、ここがまさに「勝ちに来た一戦」と見て良い。先行勢の後ろでロスなく立ち回れば、直線で確実に脚を使えるタイプで、ゴール前で先行馬をまとめて捉えるシーンを本線に想定したい。