【ニュージーランドトロフィー2025】NHKマイルC前哨戦を徹底展望!注目馬・追い切り・過去データから読み解く傾向と対策
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ニュージーランドトロフィー(GⅡ)は、NHKマイルカップの重要な前哨戦として位置付けられており、3歳マイラーたちにとって春の大舞台への登竜門です。この記事では、2025年4月開催のニュージーランドTに出走予定の注目馬や展開予想、追い切り評価、過去傾向を徹底解説していきます。
ニュージーランドトロフィーとは?レースの概要と歴史
本競走の前身は1971年に創設された「ベイオブプレンティレーシングクラブ賞グリーンステークス」。1983年に重賞へ昇格し、1996年のNHKマイルC創設を機に同レースのトライアルとして定着しました。現在は中山芝1600m(外回り)で行われており、瞬発力と立ち回りの両立が求められるコース形態が特徴です。
- 開催日:2025年4月13日(土)
- 競馬場・距離:中山競馬場 芝1600m(外回り)
- 出走条件:3歳牡馬・牝馬(国際)
- レースグレード:GⅡ
- 出走可能頭数:16頭
- NHKマイルCへの優先出走権:3着以内馬に付与
- 本賞金(万円):
- 1着:5,400│2着:2,200│3着:1,400│4着:810│5着:540
出走予定馬と注目ポイント(2025年版)
馬番 | 印 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | チョングク | 牡3 | 丸田恭 | 57 | 美南田 | |
2 | ○ | コートアリシアン | 牝3 | 菅原明 | 55 | 美伊藤大 |
3 | ベイビーキッス | 牝3 | 原優介 | 55 | 美青木 | |
4 | ルナルーチェット | 牝3 | 横山武 | 55 | 美国枝 | |
5 | ミーントゥビー | 牝3 | 松岡正 | 55 | 美堀内 | |
6 | △ | ルージュラナキラ | 牝3 | 岩田康 | 55 | 美加藤征 |
7 | ◎ | アドマイヤズーム | 牡3 | 川田将 | 57 | 栗友道 |
8 | シュバルツマサムネ | 牡3 | 田辺裕 | 57 | 栗杉山佳 | |
9 | ジェットマグナム | 牡3 | 三浦皇 | 57 | 栗安達 | |
10 | ムイ | 牝3 | 今村聖 | 55 | 栗笹田 | |
11 | (地)アタラシイカドデニ | 牡3 | 吉田豊 | 57 | 美上原博 | |
12 | ▲ | (外)プリティディーヴァ | 牝3 | モレイラ | 55 | 美田中博 |
13 | ★ | イミグラントソング | 牡3 | 石川裕 | 57 | 美辻 |
14 | △ | ストレイトトーカー | 牡3 | 大野拓 | 57 | 美岩戸 |
馬名 | 性齢 | 騎手 | 注目ポイント |
---|---|---|---|
7 アドマイヤズーム | 牡3 | 川田将雅 | 反応良好な追い切り。高い素質を感じさせる良血馬 |
2 コートアリシアン | 牝3 | 菅原明良 | 調教気配抜群。推進力ある走りが目立つ |
12 プリティディーヴァ | 牝3 | モレイラ | 強めの調教で動き良し。トライアル向きのタイプ |
14 ストレイトトーカー | 牡3 | 大野拓弥 | 重賞でも通用する末脚。展開次第で台頭も |
4ルナルーチェット | 牝3 | 横山武史 | 手応え十分の動き。ブリンカー効果にも注目 |
過去10年の傾向とデータ分析
年 | 着順 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 調教師 | タイム | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2024 | 1着 | エコロブルーム | 牡3 | 横山武史 | 加藤征弘 | 1:34.4 | 3 |
2着 | ボンドガール | 牝3 | 武豊 | 手塚貴久 | 3/4 | 1 | |
3着 | ユキノロイヤル | 牡3 | 石橋脩 | 小野次郎 | アタマ | 9 | |
2023 | 1着 | エエヤン | 牡3 | M.デムーロ | 伊藤大士 | 1:33.7 | 2 |
2着 | ウンブライル | 牝3 | ルメール | 木村哲也 | 1 1/4 | 5 | |
3着 | シャンパンカラー | 牡3 | 内田博幸 | 田中剛 | クビ | 7 | |
2022 | 1着 | ジャングロ | 牡3 | 武豊 | 森秀行 | 1:33.5 | 3 |
2着 | マテンロウオリオン | 牡3 | 横山典弘 | 昆貢 | アタマ | 1 | |
3着 | リューベック | 牡3 | 吉田隼人 | 須貝尚介 | 1 1/2 | 6 |
人気別成績|1番人気は信頼できず
過去10年で1番人気は未勝利。勝ち馬の中心は2〜3番人気から出ており、1番人気は2着止まりが多いのが特徴です。一方で、3着には6番人気以下の伏兵が多数絡む波乱含みの一戦です。
単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 0-4-0-6 | 0% | 40.0% | 40.0% |
2番人気 | 5-0-2-3 | 50.0% | 50.0% | 70.0% |
3番人気 | 2-2-0-6 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
4番人気 | 1-0-0-9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
5番人気 | 0-2-1-7 | 0% | 20.0% | 30.0% |
6~9番人気 | 1-1-5-33 | 2.5% | 5.0% | 17.5% |
10番人気以下 | 1-1-2-58 | 1.6% | 3.2% | 6.5% |
枠順別の傾向|伏兵は内枠から狙え
過去10年で、1〜4枠の馬が3着以内に多く絡んでおり、特に伏兵馬の好走が目立ちます。一方で人気馬に限れば、外枠でも好成績を残しており、人気馬=枠不問、伏兵=内枠重視という構図が見えてきます。
単勝5番人気以内の枠番別成績
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
---|---|---|---|---|
1~4枠 | 6-3-1-16 | 23.1% | 34.6% | 38.5% |
5~8枠 | 2-5-2-15 | 8.3% | 29.2% | 37.5% |
単勝6番人気以下の枠番別成績
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
---|---|---|---|---|
1~4枠 | 2-2-5-39 | 4.2% | 8.3% | 18.8% |
5~8枠 | 0-0-2-52 | 0% | 0% | 3.7% |
前走成績別の好走傾向|重賞2~9着馬に妙味
過去10年では、前走が重賞で2着〜9着だった馬の好走率が高く、特に当レースで上位人気に支持された場合は、馬券に絡む確率が高いです。一方で、前走1着馬の成績は安定感に欠けるため注意が必要です。
前走の着順 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
---|---|---|---|---|
1着 | 5-3-2-44 | 9.3% | 14.8% | 18.5% |
2~9着 | 5-7-7-48 | 7.5% | 17.9% | 28.4% |
10着以下 | 0-0-1-30 | 0% | 0% | 3.2% |
中山芝1600m外回り|コースの特徴と展開のカギ
中山芝1600m(外回り)は、スタートから最初のコーナーまでが短く、先行争いが激化しやすいコース設定。2コーナーからは長い下り坂、さらに直線には高低差2m超の急坂が待ち構えるため、スピードだけでなくタフさも問われる一戦です。
今年の展開は逃げ・先行勢が揃っており、ペースはやや速め。後半の急坂での持久力勝負となる可能性が高く、差し・追い込み勢にもチャンスが巡ってきそうです。

調教・追い切り評価【1週前まとめ】

特に動きが目立った馬はこちら🔍
馬名 | 評価 | コメント |
---|---|---|
アドマイヤズーム | A+ | 反応鋭く伸びも十分。CWで好時計マーク |
コートアリシアン | A | 推進力ある動き。美浦坂路でも軽快な脚捌き |
プリティディーヴァ | A | モレイラ騎乗で気合乗り十分。動きシャープ |
ストレイトトーカー | A | 併せ馬で格上に食らいつく。末脚健在 |
ルナルーチェット | A | ブリンカー効果もあり、集中力アップ |
ミストレス | B+ | 遠征帰りでも体調維持。仕上がりに問題なし |
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ニュージーランドT 2025 最終追い切りまとめ(4/9実施)
馬名 | 調教内容 | 評価・ポイント |
---|---|---|
アタラシイカドデニ | 美W 良 67.6-51.9-37.2-11.3(強め) | 好調維持。軽快な動きで時計も優秀。 |
アドマイヤズーム | 栗坂 良 1回 53.1-38.4-24.9-12.3(馬なり) | 坂路で余力十分。1週前にCWで先着。 |
イミグラントソング | 美W 良 83.5-66.8-52.2-37.8-11.8(G前仕掛け) | 全体時計優秀、推進力ある好内容。 |
コートアリシアン | 美W 良 84.4-67.6-52.4-38.2-11.7(馬なり) | ハツラツとした動き。順調な仕上がり。 |
ジェットマグナム | 栗CW 良 98.8-82.0-68.0-53.6-37.6-11.8(末強め) | 長めからしっかり追われ、馬体は良好。 |
シュバルツマサムネ | 栗坂 良 1回 54.6-39.7-25.4-12.5(馬なり) | 坂路で滑らかな動き。フットワークも軽い。 |
ストレイトトーカー | 美W 良 81.2-65.2-50.8-36.8-11.5(馬なり) | 格上相手に好内容。終いの伸びも抜群。 |
チョングク | 美W 良 80.2-64.6-50.4-36.6-11.9(強め) | 若さはあるが動きシャープ。反応良好。 |
プリティディーヴァ | 美W 良 81.4-65.4-50.3-35.9-11.6(馬なり) | 併せ馬で余裕残し同入。動き良好。 |
ベイビーキッス | 美W 良 66.7-51.9-37.7-11.7(馬なり) | 反応良好。キビキビした脚取り。 |
ミストレス | 栗CW 良 83.5-68.2-53.2-37.9-11.8(馬なり) | 仕上がり自体は良さそうだが、除外対象。 |
ミーントゥビー | 美坂 良 1回 53.6-39.2-25.6-12.9(馬なり) | 遅れも追わず。細身の体で気配は地味。 |
ムイ | 栗坂 良 1回 54.1-39.2-24.9-12.1(馬なり) | 坂路でまずまずの反応。平凡な内容。 |
ルナルーチェット | 美W 良 65.4-50.4-36.1-11.2(G前仕掛け) | 力強い伸び。動き・時計ともに上々。 |
ルージュラナキラ | 美W 良 54.6-39.6-12.2(馬なり) | 今週は軽め。先週の好調教を評価。 |
🔍最終追い切り A評価馬(仕上がり万全)
- アタラシイカドデニ:軽快な動き+好時計。好調キープ。
- イミグラントソング:終いまでしっかり。脚力上位。
- ストレイトトーカー:格上併せで遅れず。鋭い伸び。
- ルナルーチェット:反応鋭く、終い11.2秒。状態良化。
⚠️調整が気になる馬
- ミストレス:除外対象。疲れもある様子。
- ミーントゥビー:遅れ目立ち、細さ残る。
- ムイ:動き平凡、インパクトに欠ける。
最終予想まとめ|ニュージーランドトロフィー2025(GⅡ)
◎ 本命:⑦アドマイヤズーム(川田将雅)
- 朝日杯FS勝ち馬の復帰戦。パワー型で中山マイルも問題なし。
- 調教◎:友道厩舎の仕上げに抜かりなし。
- 位置取りも展開も理想的な枠順で不動の軸と判断。
○ 対抗:⑫プリティディーヴァ(モレイラ)
- 骨折明け2戦目で本来の動き。
- 鞍上強化×中山マイル適性あり。ひと叩きの効果大。
▲ 単穴:⑬イミグラントソング(石川裕紀人)
- ひいらぎ賞2着(レコード決着)が高評価。
- 鞍上継続・中山の持久戦向きで一発の魅力。
△ 注目:②コートアリシアン(菅原明良)
- 重賞経験が活きる舞台。
- 調教も良好で末脚活かせる展開なら怖い存在。
△ 抑え:⑥ルージュラナキラ(岩田康誠)
- 馬込み・輸送クリア、前走スムーズならもっと走れていた。
- 中山替わりで浮上可能性あり。
穴:④ルナルーチェット(横山武史)
- 前走ブリンカー効果+圧勝。
- スムーズな先行が叶えば、馬体面の不安さえなければ重賞でも。
展開予想
- 逃げ候補:⑭ストレイトトーカー
- 先行勢:⑦アドマイヤズーム、⑫プリティディーヴァ、③ベイビーキッス、④ルナルーチェット
- 中団以降:⑬イミグラントソング、②コートアリシアン、⑥ルージュラナキラ

ペース予想:ミドル(M)
→ 先行馬が多く、外からプレッシャーもあるので、差し馬にも展開利が向く可能性あり。
買い目例
ワイド抑え
⑫-②⑥⑬(3点)
3連複フォーメーション
⑦-⑫⑬-②④⑥⑫⑬(計7点)
馬連流し
⑦-②⑥⑫⑬(4点)

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まとめ|3歳マイル王決定戦への切符を懸けた一戦

ニュージーランドトロフィーは、春の3歳マイル王を目指す馬にとって最も重要なステップレースのひとつ。トライアルらしく波乱含みの展開も予想されるため、過去データや追い切り内容をしっかりチェックし、勝ち馬を見極めていきましょう。
【レース回顧】ニュージーランドT 2025の結果・勝因&敗因を徹底分析【レース後更新】
2025年 ニュージーランドTの勝ち馬・払戻金
着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 着差 | 上り3F | 単人気 | 馬体重 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 13 | イミグラントソング | 牡3 | 57 | 石川裕 | 1.32.4 | 33.1 | 2 | 482(-4) |
2 | 7 | アドマイヤズーム | 牡3 | 57 | 川田将 | クビ | 33.9 | 1 | 476(+8) |
3 | 2 | コートアリシアン | 牝3 | 55 | 菅原明 | 1 1/4 | 33.8 | 5 | 434(-6) |
4 | 12 | プリティディーヴァ | 牝3 | 55 | モレイラ | ハナ | 33.6 | 3 | 464(-10) |
5 | 5 | ミーントゥビー | 牝3 | 55 | 松岡正 | 1 3/4 | 33.7 | 12 | 432(-6) |
払戻金一覧
単勝 | 13 | 550円 | 馬単 | 13-7 | 1,320円 |
複勝 | 13 7 2 | 150円 110円 220円 | ワイド | 7-13 2-13 2-7 | 240円 540円 350円 |
枠連 | 5-8 | 360円 | 3連複 | 2-7-13 | 1,060円 |
馬連 | 7-13 | 430円 | 3連単 | 13-7-2 | 5,740円 |
差し切りVでGI初戴冠
イミグラントソング│石川裕騎手
馬がよく頑張ってくれました。前走は人気を裏切る形になってしまいましたが、継続して乗せていただいて、その反省を生かして乗ろうと思っていました。まだこれからの馬ですが、現時点でも状態は良かったですね。スピードに乗せてからも持続できますし、個人的には中山のコース形態が合っていると思います。東京でもそれを生かせれば。
【ニュージーランドT 2025】レース回顧・展開分析
重馬場の中山芝1600mで行われた今年のNZTは、折り合い・持続力・末脚のバランスが問われるタフなレースとなりました。勝ったイミグラントソングは後方から進出して鋭く差し切り、東京開催でのNHKマイルCへ向けても楽しみな内容。上位馬はそれぞれに見せ場があり、下位にも次につながる内容の馬が複数いました。
次走注目馬・巻き返し期待
◎イミグラントソング(1着)
スタートで後手を踏むも、そこからは落ち着いた折り合いで運び、直線では鋭い末脚で一気の差し切り。スピードの持続力に加え、反応の良さも光り、東京向きの決め手も証明済み。NHKマイルCでは主役候補に。
◎アドマイヤズーム(2着)
関東圏への輸送&重馬場を克服し、正攻法の競馬で2着は評価大。坂で先頭に立ち押し切る内容も濃く、本番での上積みも見込める。初の実戦を通して、さらなる良化に期待。
○コートアリシアン(3着)
道中インでロスなく運び、荒れた内を割って末脚を伸ばすセンスある競馬。馬場や展開に泣かされた感もあるが、良馬場&外差し可能な展開なら着順以上の力を持つ。
▲プリティディーヴァ(4着)
直線での進路取りがスムーズなら…という内容。馬群を縫う器用さと脚質の幅も見せた。レースセンスは高く、レベルの高い一戦で僅差なら次走も十分狙える。
次走に注目したいその他の馬
- ミーントゥビー(5着)
新たな戦法で結果を残しつつあり、ジリ脚だが堅実。自己条件やローカル重賞で台頭可能。 - ストレイトトーカー(6着)
好位で粘る競馬ができ、展開ひとつで残り目も。坂がないコースで見直したい一頭。 - ルージュラナキラ(7着)
前目で運んで根性を見せたが、直線坂での失速が課題。東京や京都で見直し可能。 - ルナルーチェット(9着)・ムイ(12着)
着順は振るわなかったが、気性面や馬場適性の影響が大きく、見限れない内容。自己条件や距離短縮で変わる可能性あり。

全体として、馬場の影響を最小限に抑えた馬が上位に来る展開。特にイミグラントソングやアドマイヤズームは重馬場をこなした上での内容濃い好走で、NHKマイルCの有力候補。また、インを捌いたコートアリシアンの地力、プリティディーヴァの脚質の柔軟さも光り、次走も注目。
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