11月11日に行われる第37回ロジータ記念(SⅠ・川崎2100mダート・3歳牝馬オープン)。
南関東牝馬三冠路線を戦ってきた実績馬が集結する、3歳牝馬限定の地方全国交流重賞。東京プリンセス賞馬⑩ヘスペリス、関東オークス3着の⑧ブレイズエッジ、素質馬⑤ナーサリーテイルが中心となる一戦です。
本記事では、展開・追い切り内容・前走内容・コース適性に加え、過去10年の傾向を分析し、本命馬と買い目を紹介します。
ロジータ記念2026 概要
- 日時:2026年11月11日(水)20:10発走
- 場所:川崎競馬場/11R
- 距離:2100m(ダート・左)
- 条件:サラ系3歳牝馬オープン・定量(地方全国交流)
- 格付け:SⅠ
- 賞金:1着2,200万円、2着770万円、3着440万円、4着220万円、5着110万円

春の牝馬三冠路線を戦った実績馬が中心。⑩ヘスペリスは休み明けをひと叩きして上積み十分だが、川崎2100mの経験がある⑧ブレイズエッジも強敵。⑤ナーサリーテイルは距離延長を歓迎するタイプで、展開次第では逆転も可能。実績上位3頭の比較が馬券の焦点になる。
出走表|ロジータ記念(SⅠ・3歳牝馬オープン)
| 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 重量 | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ウィルラウス | 牝3 | 落合玄 | 54 | 門小国 |
| 2 | ロックシュガー | 牝3 | 和田譲 | 54 | 川鈴木義 |
| 3 | ラミアメロディア | 牝3 | 張田昂 | 54 | 川秋山 |
| 4 | ティーズセラフ | 牝3 | 福原杏 | 54 | 浦水野 |
| 5 | ナーサリーテイル | 牝3 | 矢野貴 | 54 | 船川島一 |
| 6 | グリーゼ | 牝3 | 米倉知 | 54 | 金中川雅 |
| 7 | アップタウン | 牝3 | 渡邊竜 | 54 | 船矢野 |
| 8 | ブレイズエッジ | 牝3 | 吉原寛 | 54 | 船川島一 |
| 9 | グッドディーズ | 牝3 | 本田重 | 54 | 船石崎 |
| 10 | ヘスペリス | 牝3 | 御神本訓 | 54 | 大渡辺和 |
| 11 | エゴンウレア | 牝3 | 秋元耕 | 54 | 船矢野 |
| 12 | トウキョーアンナ | 牝3 | 本橋孝 | 54 | 船石井 |
| 13 | プリンセスデイジー | 牝3 | 望月洵 | 54 | 小田中正 |
| 14 | ナリスナ | 牝3 | 岡村健 | 54 | 船山下 |
展開予想|川崎2100mダートの傾向は?

想定ペース:M
逃げ:④⑬⑭
好位:⑥⑪⑩⑧
中団:①②⑤⑦⑨⑫
後方:③

④ティーズセラフ、⑬プリンセスデイジー、⑭ナリスナが先行争いを形成。⑩ヘスペリスと⑧ブレイズエッジは好位で流れに乗り、⑤ナーサリーテイルは中団から進出の機会をうかがう。川崎2100mダートはコーナーを6回通過する長距離戦。序盤は平均的な流れでも、2周目の向正面からペースが上がりやすく、仕掛けのタイミングが重要になる。春の実績馬が早めに動く展開を想定し、最後は持久力と長く脚を使える能力が勝敗を分けそうだ。
ロジータ記念2026 追い切り評価まとめ(S〜C)
| 評価 | 馬名 | 追い切り短評 |
|---|---|---|
| B | ①ウィルラウス | 11/5門別坂38.0-24.6-12.3。11/8も坂路で調整し、熱心な乗り込みを継続。 |
| B | ②ロックシュガー | 11/7川崎68.2-52.1-38.8を一杯。単走でしっかり追われ、徐々に良化。 |
| B | ③ラミアメロディア | 11/7川崎71.9-54.9-40.5を強め。単走ながら動きは上々で良化傾向。 |
| B | ④ティーズセラフ | 11/7浦和57.4-41.0を馬なり。ひと叩きで馬体が絞れ、順調な仕上がり。 |
| A | ⑤ナーサリーテイル | 10/31船橋64.9-49.4-37.0を一杯。11/7も67.7-51.1-37.8で順調に調整。 |
| B | ⑥グリーゼ | 11/6金沢65.3-51.0-38.7-12.8を直線強め。左回りでの動きも軽快で馬体上々。 |
| B | ⑦アップタウン | 11/7船橋67.1-50.8-37.9を一杯。併せ馬で同入し、変わりなく順調。 |
| S | ⑧ブレイズエッジ | 11/6船橋69.3-50.2-36.8を馬なり。併せ馬で同入し、軽快な動きで仕上がり良好。 |
| B | ⑨グッドディーズ | 11/7船橋71.8-52.8-38.0を馬なり。上がり重点の調整で順調な仕上がり。 |
| A | ⑩ヘスペリス | 11/7牧場坂37.9-24.5-12.2を強め。併せ馬で同入し、外厩で順調に乗り込む。 |
| A | ⑪エゴンウレア | 11/7船橋66.1-50.8-37.9を馬なり。併せ馬で同入し、余裕ある動きを披露。 |
| B | ⑫トウキョーアンナ | 11/7船橋71.3-52.9-38.5を馬なり。長めから余裕を持って動き、順調に調整。 |
| B | ⑬プリンセスデイジー | 11/7小林外53.6-38.9を馬なり。併せ馬で同入し、坂路でも25.2-12.6と良化気配。 |
| A | ⑭ナリスナ | 11/7船橋65.2-48.9-36.4を強め。追ってからの伸び上々でフットワーク軽快。 |
追い切り総評

S評価は⑧ブレイズエッジ。10月30日に船橋外で5ハロン66秒2を馬なりで計時し、11月6日は終い36秒8まで軽快に伸びた。併せた⑦アップタウンではなく、古馬のノットリグレットを相手に余裕を持って同入した点も好材料。休み明けながら仕上がりの良さが際立つ。A評価では⑭ナリスナが5ハロン65秒2、終い36秒4と好時計を記録。⑤ナーサリーテイルも10月31日に一杯に追われて負荷をかけ、最終追い切りまで順調に調整された。⑩ヘスペリスは外厩坂路で安定した時計を刻み、⑪エゴンウレアも併せ馬で余裕ある動きを見せている。
データ分析|ロジータ記念の過去10年の傾向
2016年から2025年までの過去10回を対象に、人気・所属・枠順・前走ローテーションを分析する。
人気別成績|1・2番人気の信頼度が高い
| 人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 2 | 3 | 4 | 50.0% | 90.0% |
| 2番人気 | 5 | 2 | 0 | 70.0% | 70.0% |
| 3番人気 | 0 | 0 | 1 | 0.0% | 10.0% |
| 4番人気 | 1 | 1 | 1 | 20.0% | 30.0% |
| 5番人気 | 0 | 1 | 0 | 10.0% | 10.0% |
| 6番人気以下 | 2 | 3 | 4 | 6.2% | 11.1% |
1番人気は複勝率90.0%と安定しており、馬券の軸として信頼度が高い。2番人気は過去10年で最多の5勝を挙げ、連対率70.0%を記録している。
一方、3~5番人気の成績は伸び悩み、6番人気以下が9回馬券に絡んでいる点も特徴。上位人気を中心に組み立てながら、3着候補には人気薄を加える買い方が有効だ。
所属別成績|大井・船橋勢が中心
| 所属 | 1着 | 2着 | 3着 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 大井 | 5 | 3 | 2 | 25.0% | 31.3% |
| 船橋 | 3 | 2 | 3 | 15.6% | 25.0% |
| 浦和 | 1 | 2 | 1 | 17.6% | 23.5% |
| 川崎 | 1 | 2 | 4 | 8.8% | 20.6% |
| 他地区 | 0 | 1 | 0 | 6.3% | 6.3% |
大井所属馬が5勝でトップ。船橋所属馬も3勝を挙げており、過去10年の勝ち馬8頭を両地区が占めている。
今年は大井所属の⑩ヘスペリス、船橋所属の⑤ナーサリーテイルと⑧ブレイズエッジが有力候補。所属別の傾向からも、この3頭を中心に評価したい。
枠順別成績|5~7枠の伏兵に注意
| 枠順 | 1着 | 2着 | 3着 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 2 | 0 | 0 | 20.0% | 20.0% |
| 2枠 | 1 | 3 | 0 | 40.0% | 40.0% |
| 3枠 | 0 | 0 | 1 | 0.0% | 6.3% |
| 4枠 | 2 | 0 | 1 | 11.8% | 17.6% |
| 5枠 | 1 | 2 | 1 | 16.7% | 22.2% |
| 6枠 | 2 | 2 | 1 | 20.0% | 25.0% |
| 7枠 | 1 | 3 | 4 | 20.0% | 40.0% |
| 8枠 | 1 | 0 | 2 | 5.0% | 15.0% |
2枠は連対率40.0%、7枠は複勝率40.0%と好成績。ただし、勝ち馬は内外に分散しており、枠順だけで優劣を決める必要はない。
注目したいのは人気薄の好走傾向。6番人気以下で馬券に絡んだ9頭のうち8頭が5~7枠に入っていた。今年は6枠の⑨グッドディーズ、7枠の⑪エゴンウレア、⑫トウキョーアンナなどが該当する。
前走ローテーション|東京プリンセス賞組が優勢
東京プリンセス賞出走馬は過去10年で7勝、2着6回、3着7回。毎年、同レースで9着以内だった馬が馬券に絡んでおり、近6年の勝ち馬はすべて東京プリンセス賞5着以内の実績を持っていた。
関東オークス出走馬も6勝、2着6回、3着3回と好成績。人気薄での好走例も多く、春の重賞実績は重要な判断材料となる。
また、サルビアカップ出走馬は2018年以降、2024年を除いて毎年馬券圏内に入っている。
近2走で1700m以上のレースを使っていなかった馬は3着2回のみ。長距離戦を見据えたローテーションを組んできた馬が有利な傾向にある。
今年は東京プリンセス賞馬⑩ヘスペリス、関東オークス3着の⑧ブレイズエッジが実績面で有力。長距離適性を評価できる⑤ナーサリーテイルも軽視できない。
データ分析の総括

過去10年の傾向では、上位人気馬の安定感が際立つ一方、6番人気以下の伏兵が3着以内に入るケースも少なくない。今年は⑩ヘスペリス、⑧ブレイズエッジ、⑤ナーサリーテイルを中心に据え、相手候補には距離適性と枠順を考慮した伏兵を加えたい。
注目馬ピックアップ(◎○▲△☆)|ロジータ記念予想
◎⑩ヘスペリス
東京プリンセス賞を制した春の実績馬。休み明けのマリーンカップでは地方交流重賞の舞台で合格点の走りを見せ、今回は叩き2戦目の上積みが期待できる。川崎2100mと左回りも経験済みで、条件面の不安は少ない。外厩坂路では終い12秒2を記録し、仕上がりも順調。牝馬同士なら主役を担える存在だ。
○⑧ブレイズエッジ
関東オークスで3着に好走し、川崎2100mへの適性を証明している。今回は休み明けとなるが、牧場から計画的に乗り込まれ、陣営も仕上がりに満足している。11月6日の追い切りでは馬なりで終い36秒8を記録し、軽快な動きを披露。春の実績とコース経験を考えれば、勝ち負けに加わる可能性は高い。
▲⑤ナーサリーテイル
距離が延びるほど持ち味を発揮するタイプで、川崎2100mは歓迎材料。前走のマリーンカップ後も順調に乗り込まれ、10月31日には船橋外で5ハロン64秒9を記録した。最終追い切りも反応良く、状態面に不安はない。秋2戦目で上積みが見込めるうえ、持久力勝負になれば上位2頭を逆転する余地も十分だ。
△①ウィルラウス
北海道から参戦する地方交流組。小柄ながら心身ともにタフで、陣営は2100mへの距離延長や左回りに不安を示していない。輸送競馬の経験も豊富で、近走の地力強化を評価したい。11月5日の門別坂路では38秒0-24秒6-12秒3を記録。相手は強化されるが、長距離適性を生かせれば上位進出も可能だ。
☆⑭ナリスナ
先行力が持ち味で、今回は放牧を挟んでリフレッシュした状態で臨む。11月7日の船橋外では5ハロン65秒2、終い36秒4を記録し、追ってからの伸びが目立った。初めての条件が多い点は課題だが、仕上がりは良好。外枠からスムーズに先行し、自分のリズムで運べれば粘り込みが期待できる。
買い目例
馬連:
⑩-⑧⑤①⑭(4点)
3連複フォーメーション
⑩-⑧⑤-⑧⑤①⑭⑨④(9点)
【最終見解】勝つのはこの馬!

本命は⑩ヘスペリス。東京プリンセス賞を制した実績に加え、休み明けをひと叩きした上積みが大きな魅力。川崎2100mの経験もあり、地方馬同士の今回は勝機十分とみる。対抗は関東オークス3着の⑧ブレイズエッジ。距離適性の高い⑤ナーサリーテイルも差はなく、上位3頭の争いが中心。馬券では①ウィルラウス、⑭ナリスナの食い込みにも注意したい。
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