2026年2月8日に行われる東京新聞杯(東京・芝1600m)。
安田記念へつながる“上半期マイル路線”の重要な前哨戦。東京マイルらしく「ペースが緩みにくい+直線の坂→決め手比べ」になりやすく、取りこぼしも出やすい一戦です。
本記事では、前走内容と追い切り評価を軸に、有力馬と注目ポイントを整理します。
レース概要|第76回 東京新聞杯(GIII)
日時:2026年2月8日 15:45
場所:東京競馬場 1回東京4日目 11R
距離:芝1600m(D・左)
条件:4歳以上/オープン/別定
賞金:1着4100万円/2着1600万円/3着1000万円/4着620万円/5着410万円

東京マイルは「位置取り+坂で踏ん張れる総合力」が問われる。前が止まり切らない一方、直線の末脚勝負にもなる“バランス戦”。
特別登録馬│16頭(出走可能16頭)
| 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|
| ウォーターリヒト | 牡5 | 高杉吏 | 58 | 栗・石橋 |
| ウンブライル | 牝6 | 戸崎圭 | 55 | 美・木村 |
| エルトンバローズ | 牡6 | 津村明 | 58 | 栗・杉山晴 |
| エンペラーズソード | セ4 | 原優介 | 57 | 美・高木登 |
| (外)オフトレイル | 牡5 | 菅原明 | 59 | 栗・吉村 |
| サクラトゥジュール | セ9 | R.キング | 57 | 美・堀 |
| シャンパンカラー | 牡6 | 岩田康 | 59 | 美・田中剛 |
| シリウスコルト | 牡5 | 三浦皇 | 58 | 美・田中勝 |
| トロヴァトーレ | 牡5 | ルメール | 58 | 美・鹿戸雄 |
| ブエナオンダ | 牡5 | 横山武 | 58 | 栗・須貝尚 |
| マジックサンズ | 牡4 | 武豊 | 57 | 栗・須貝尚 |
| ミッキーゴージャス | 牝6 | 横山典 | 55 | 栗・安田翔 |
| メイショウチタン | 牡9 | 吉田豊 | 57 | 栗・本田 |
| ヤマニンサルバム | 牡7 | – | 57 | 栗・中村 |
| ラヴァンダ | 牝5 | 岩田望 | 56 | 栗・中村 |
| レッドモンレーヴ | 牡7 | 佐々木大 | 58 | 美・蛯名正 |
出走馬短評
| 馬名 | 短評(前走・適性整理) |
|---|---|
| ウォーターリヒト | マイルCS3着。中位→直線で外へ出して切れ発揮。東京マイルでも末脚は上位で、展開が噛めば勝ち負け。 |
| ウンブライル | ターコイズS12着は直線で進路なく参考外。差し脚は持つが、位置取りが後ろになりやすく展開頼み。 |
| エルトンバローズ | 有馬記念12着は距離・条件違い。今回は本来のマイル〜1800寄りで見直し。攻め気配も良好で巻き返し注意。 |
| エンペラーズソード | 秋色S1着。単騎逃げで淀みなく運び完封。東京マイルでの再現性は鍵だが、展開の“起点”になれる存在。 |
| (外)オフトレイル | マイルCS4着。内でロスを抑え、直線で進路が遅れても急追。東京の長い直線は合い、力は重賞級。 |
| サクラトゥジュール | 安田記念8着。折り合い面がポイント。東京は舞台適性あるが、流れが落ち着きすぎると難しい面も。 |
| シャンパンカラー | マイルCS14着。位置を取れたが決め手不足。状態の上積みがあれば一変も、まずは復調度合いが焦点。 |
| シリウスコルト | 中山金杯13着。道中で力みが出て伸び欠く。マイル替わりで折り合い改善なら前進の余地。 |
| トロヴァトーレ | 京都金杯4着。出脚つかず後方から伸びるも展開不向き。差しが届く形なら上位圏。 |
| ブエナオンダ | 京都金杯1着。好位で折り合い、長く脚を使って差し切り。近走の充実ぶりが目立ち、東京でも主役候補。 |
| マジックサンズ | マイルCS8着。折り合い重視でリラックスできたのは収穫。東京替わりで末脚の質が問われる。 |
| ミッキーゴージャス | 阪神C9着。流れに乗れず後方→坂上で脚は見せた。東京の直線は向くが、位置取りが課題。 |
| メイショウチタン | オーロC16着。近走は苦戦が続く。展開・馬場の大きな助けが必要で、現状は押さえまで。 |
| ヤマニンサルバム | 実績は毎日王冠4着など。内で脚をためて差を詰めた内容は良いが、今回は久々で仕上がりが鍵。 |
| ラヴァンダ | マイルCS16着。好位で運べたが最後は失速。格上相手での反撃は状態面の上積みが必須。 |
| レッドモンレーヴ | オーロC2着。ためて大外を鋭伸。ベストは東京芝1400寄りだが、マイルでも差しが届く流れなら怖い。 |
注目馬紹介|有力馬と伏兵
(外)オフトレイル
マイルCSで4着。直線で進路取りが遅れても急追できたのは能力の証明。1週前はCWで単走好時計が出ており、状態面の裏付けも強い。東京マイルの長い直線で“末脚を出し切る形”なら勝ち切りまで。
エルトンバローズ
有馬記念は距離が違いすぎて度外視。攻めでは坂路で「伸び脚が目立つ」内容が続き、今回は本来の守備範囲へ戻る。先行〜好位で運べるタイプで、東京マイルの総合力勝負に合えば一発がある。
ウォーターリヒト
昨年の東京新聞杯勝ち→マイルCS3着の実績はここでも最上位。直線で外に出せれば切れは確実で、東京コースとの相性も高い。1週前は「この一追いで上昇」コメント通り、叩き良化で本番の気配上昇に期待。
ブエナオンダ
京都金杯を好位差しで勝ち切り、昨秋以降の充実が本物。坂路で好気配を保ち「依然動き絶好」。同型が多くなり過ぎなければ、東京でも崩れにくい。勝ち切り候補の一角。
トロヴァトーレ
京都金杯4着は展開不向きでも脚を見せた。美Wで追走遅れはあっても「不安なし」コメント、状態のベースは整っている。差しが決まる流れなら3着内に食い込める。
レッドモンレーヴ
オーロC2着で末脚は健在。ベストは東京1400だが、東京の直線で加速できるのは強み。追い切りでもフットワーク軽快で上積みが見えるなら、ヒモ穴で面白い。
展開予想|東京芝1600mの傾向は?

東京芝1600mは、スタート直後が下りでスピードに乗りやすく、序盤から隊列が決まりやすいコース。
3〜4コーナーは緩やかでペースが落ちにくく、直線は525mと長い上に坂が待っています。
そのため、単純な前残りや一瞬の切れ味だけでは通用せず、「位置取り」「坂での踏ん張り」「直線での持続力」が揃った馬が強い。
展開は極端に偏りにくく、
- 好位〜中団でロスなく運べる馬
- 直線で外に持ち出して脚を使える差し馬
このどちらもが現実的な勝ちパターンになります。

後方一気は決まりにくく、差し馬でも「直線勝負に参加できる位置」が必須
データ分析|東京新聞杯の狙い方(過去10年)
東京新聞杯は、1番人気の信頼度が高くない一方で、2〜6番人気ゾーンの好走が目立つレースです。
また、4歳馬の好走例が多く、勢いのある世代がそのままマイル路線の主役候補になるケースも少なくありません。
枠順では、内〜中枠が有利。
東京は直線が長いとはいえ、外を回すロスは結果に直結しやすく、連対馬の多くは1〜6枠から出ています。
注目したいのは前走内容。
前走で負けていても、勝ち馬との差が小さい、内容のある敗戦なら十分に巻き返しが可能です。
【データ的結論】
- 2〜6番人気
- 内〜中枠
- 前走で内容ある競馬

買うべきゾーンは「上位人気の中でも2〜6番人気寄り+内〜中枠で運べるタイプ」。1番人気は過信禁物で相手厚めがハマる。
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1週前追い切り評価まとめ(S〜C・全頭)
| 評価 | 馬名 | 追い切り短評(1週前) |
|---|---|---|
| S | ブエナオンダ | 依然動き絶好→(坂路で好気配を維持。全体の迫力も十分) |
| S | エルトンバローズ | 力強い伸び脚→(坂路で終い目立つ。反応も良く上昇度高い) |
| A | (外)オフトレイル | 単走で好時計→(CWで負荷十分。終いまでフォーム崩れず) |
| A | ウォーターリヒト | この一追いで上昇→(CWでしっかり追って上積み。切れ戻る) |
| A | レッドモンレーヴ | フットワーク軽快→(動きの軽さ目立つ。直線勝負の下地OK) |
| B+ | サクラトゥジュール | この一追いで上昇→(美Wで動きキビキビ。気配上向き) |
| B+ | シャンパンカラー | この一追いで良化→(美Wで負荷をかけて上昇。復調気配) |
| B+ | マジックサンズ | 力強い脚捌き↗(CWで動き良化。終いの反応も上向き) |
| B+ | ミッキーゴージャス | 前走以上の動き→(坂路で素軽さ。叩き良化型で上積み) |
| B+ | トロヴァトーレ | 追走遅れ不安なし→(一度遅れも内容は悪くない。ベース整う) |
| B | ウンブライル | 脚取り確か→(フォーム安定。あとは展開次第のタイプ) |
| B | エンペラーズソード | 一息入るも上々→(間隔あいても水準の動き。逃げなら怖い) |
| B | シリウスコルト | フットワーク軽快→(大きな変化はないが順調。折り合い鍵) |
| B | ラヴァンダ | 順調に乗る→(稽古は素直。実戦での末脚の質が焦点) |
| C | メイショウチタン | 平凡な動き→(時計は出ても強調材料薄め。上積み待ち) |
| C | ヤマニンサルバム | 久々で割引→(乗り込みはあるが久々感。実戦勘が鍵) |

現時点では、ブエナオンダとエルトンバローズが比較的安定した動きを見せており、仕上がりの方向性も分かりやすい。最終追い切り次第では、軸候補として意識したい存在だ。オフトレイル、ウォーターリヒト、レッドモンレーヴも水準以上の動きで、ここからの上積みが見込めるタイプ。B+評価勢は差し脚を秘めた馬が揃い、展開が噛み合えば上位進出の余地は十分。C評価組は大きな割引材料こそないが、現段階では軽めの押さえまでとしたい。
【2/5~予定】最終追い切り評価(S〜C)
※後日更新
最終見解|展開・買い目例(2/7公開)
逃げ候補が作るペース次第だが、東京マイルは結局“好位で脚を残せる馬”が強い。軸は末脚の信頼度と追い切り上昇を優先。買い方は3連複で本線を厚め、差しの食い込み(B+勢)を上手く拾う形。
予想の総括

本線は「状態上位+東京マイルで末脚を出し切れるタイプ」。人気の取りこぼしも出やすいレースなので、軸は堅く、相手は広げて回収率を取りに行く。
今後の更新予定
- 枠順確定後に展開修正
- 追い切り更新
- 前日に最終見解公開
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