ウェルカムステークス2025予想｜東京芝2000m展開・追い切り評価・本命と買い目

2025年11月30日（日）の東京11Rは、ジェンティルドンナ追悼競走として行われるウェルカムステークス（芝2000m）。3勝クラス上位の素質馬が集まり、ミッキーツインクルやヴィレム、復帰戦のハーツコンチェルトらが激突します。ここでは展開のカギと追い切り評価、軸に据えたい有力馬と買い目をコンパクトに整理します。

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この記事の内容

ウェルカムステークス2025 概要
出走表｜ウェルカムステークス（3勝クラス）
展開予想｜東京芝2000m（Cコース）の傾向は？
ウェルカムステークス2025 追い切り評価まとめ（S〜C）
注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）｜ウェルカムステークス2025予想
買い目例
【最終見解】勝つのはこの馬！
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ウェルカムステークス2025 概要

日時：2025年11月30日（日） 15:00発走
場所：東京競馬場 5回東京8日目 11R
距離：芝2000m（Cコース・左）
条件：(特指)、国際、3歳以上、3勝クラス、定量
賞金：1着 1,840.0万／2着 740.0万／3着 460.0万／4着 280.0万／5着 184.0万

秋の東京開催の掉尾を飾る中距離3勝クラスで、重賞・オープン級を狙う馬にとっては賞金加算の好機。直線の長い東京芝2000mだけに、スローからの瞬発力勝負になりやすく、折り合いと末脚の質が問われる一戦です。

出走表｜ウェルカムステークス（3勝クラス）

馬番	馬名	性齢	騎手	斤量	厩舎
１	ウインオーディン	牡5	バルザロ	58	美鹿戸雄
２	バトルハーデン	牡5	坂井瑠	58	栗矢作
３	エセルフリーダ	牝4	武藤雅	56	美武藤
４	パンジャ	牡4	戸崎圭	58	美金成
５	サダムオプシス	牡4	三浦皇	58	栗平田
６	コスモフロイデ	牡6	柴田大	58	美天間
７	ホウオウムサシ	牡5	プーシャ	58	美蛯名正
８	モズロックンロール	牡5	佐々木大	58	栗藤岡健
９	ミッキーツインクル	牝5	川田将	56	栗中内田
10	コスモシャングリラ	牝5	津村明	56	美水野
11	コルレオニス	牡4	レーン	58	栗友道
12	Bエリダヌス	牝5	丹内祐	56	美青木
13	ソリダリティ	牡6	Cデムー	58	栗西園翔
14	ロジマンボ	牡6	岩田康	58	美古賀慎
15	ヴィレム	牡4	マーカン	58	栗藤原英
16	Bハーツコンチェルト	牡5	松山弘	58	美武井

展開予想｜東京芝2000m（Cコース）の傾向は？

想定ペース：S（スロー）
逃げ：⑥コスモフロイデ、⑪コルレオニス
好位：⑧モズロックンロール、⑮ヴィレム
中団：⑨ミッキーツインクルほか一団
後方：②バトルハーデン、⑫エリダヌス、⑩コスモシャングリラ

コスモフロイデとコルレオニスが主導権争いをしつつも全体の流れは緩めで、好位勢がロスなく立ち回れる展開になりそう。直線勝負ではヴィレムの先行力と、ミッキーツインクル・エセルフリーダ・ハーツコンチェルトといった差し勢の末脚比べ。瞬発力に優れる差し馬が、どこまで位置を取りに行けるかがポイントです。

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ウェルカムステークス2025 追い切り評価まとめ（S〜C）

評価	馬番・馬名	追い切り短評
S	⑯ ハーツコンチェルト	長欠明けでも太め感なく、Wコースで力強い動き。仕上がり良好でいきなり動ける態勢。
A	① ウインオーディン	Wで馬体の張り際立ち、終始余力十分。デキは文句なし。
A	③ エセルフリーダ	馬体ふっくらで素軽さアップ。叩き2走目で上積み確か。
A	④ パンジャ	坂路で鋭く先着。実戦タイプにしては動き目立ち、復帰初戦から動けそう。
A	⑮ ヴィレム	坂路で余力残しの好時計。体も黒光りしており、状態ますます上向き。
B+	⑦ ホウオウムサシ	Wでスムーズなフットワーク。前走時より雰囲気良く、状態面は前進。
B+	⑨ ミッキーツインクル	坂路でスカッとした馬体に弾む走り。久々でも力を出せる仕上がり。
B+	⑪ コルレオニス	CWで本数豊富に攻め、折り合い重視でも反応は良好。久々でも態勢整う。
B+	⑬ ソリダリティ	坂路で脚取り確か。大きな派手さはないが、デキはきっちり整った印象。
B	② バトルハーデン	骨折明け2戦目で素軽さ戻りつつある。もう一段階絞れれば。
B	⑤ サダムオプシス	時計は水準も、動きは一本調子。状態自体は維持。
B	⑩ コスモシャングリラ	取り消し明けでも太め感なく、Wで軽快な脚捌き。不安は小さい。
C	⑥ コスモフロイデ	好時計も内回りの恩恵が大きく、身のこなしはやや硬め。大きな変わり身は疑問。
C	⑧ モズロックンロール	CWで追われても反応地味。体も締まり切らず、強調しづらい内容。
C	⑫ エリダヌス	順調に乗り込むも覇気に欠ける印象。前走からの上積みは薄い。
C	⑭ ロジマンボ	追っても加速に時間が掛かり、反応鈍い。まだピリッとしない。

全体としてはハーツコンチェルトの動きが抜けており、長期休養明けでもいきなりから力を出せるだけの攻め内容。ヴィレムは坂路で楽な手応えのまま好時計をマークし、前走好走から状態さらに上向き。エセルフリーダとパンジャも素軽さと反応が増しており、叩き2走目・立て直し明けでそれぞれ前進が見込めます。ミッキーツインクルは久々でも仕上がりに不安はなく、人気どころは概ね順調。一方で、モズロックンロールやコスモフロイデ、エリダヌスあたりは動きに物足りなさが残り、割引が必要な印象です。

注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）｜ウェルカムステークス2025予想

◎9 ミッキーツインクル

もともと大事に使われてきた素質馬で、前走の高山ステークス2着も不利を受けながら渋太く伸びて能力を示しました。直線の長い東京芝2000mは、末脚をフルに生かせるベスト舞台。追い切りでも馬体がスカッと見え、久々でも仕上がりは良好です。スローペース濃厚のメンバー構成ですが、折り合い面に不安が少ないタイプで、直線でスムーズに進路さえ確保できれば差し切りまで期待できます。

○15 ヴィレム

前走・魚沼ステークスではロスの少ない先行策からしぶとく伸びて2着。勝ち馬が強すぎただけで、自身は内容の濃い競馬でした。東京芝2000mでも好走歴があり、自在性と立ち回りの巧さはこの条件で武器になります。調教でも坂路で余力十分の好時計を出しており、状態は引き続き良好。スロー想定の中で、好位で運べる強みを生かせば、ミッキーツインクルを逆転する場面も十分です。

▲16 ハーツコンチェルト

早春ステークス5着以来の実戦ですが、Wコースで十分な本数を消化し、追い切りでは長欠明けを感じさせない力強い動きを披露。骨折明け初戦を使われたことで、今回はさらに動ける態勢にあります。持久力と持続力を兼ね備えたタイプで、本来ならもっと長い距離向きですが、東京2000mでも流れひとつで台頭可能。ただしスタートと位置取りには課題が残るため、取りこぼしのリスクは頭に入れておきたいところです。

△3 エセルフリーダ

イクイノックスメモリアル4着は、休み明けで馬体増の分と、スローペースが響いた格好。それでも終いにかけてジリジリと脚を使っており、内容は悪くありません。今回は叩き2走目で馬体がこなれてきており、追い切りでも素軽さが増して上昇度は高め。持久力タイプだけに、あまりに瞬発力勝負になると分が悪いものの、道中である程度ポジションを取れれば上位食い込みがあっても不思議はありません。

☆11 コルレオニス

前走は案外な結果でしたが、一度リセットして立て直し。今回は鮮やかな勝利を収めた前々走と同じくレーン騎手に戻る点が魅力です。CWでしっかり攻められ、久々でも態勢は整っている印象。逃げ・先行も視野に入る脚質で、スロー濃厚なメンバー構成なら一変の可能性を秘めています。あとは折り合い面をどこまでコントロールできるかがカギです。

買い目例

馬連：
⑨ − ③⑪⑮⑯（計4点）

3連複フォーメーション：
⑨ − ③⑮⑯ − ①③⑪⑮⑯（計12点）

さらに点数を絞るなら：
⑨ − ⑮⑯ − ⑪⑮⑯（計5点）

【最終見解】勝つのはこの馬！

本命 9 ミッキーツインクル。
休み明けでも調教内容から仕上がりに不安はなく、前走2着も不利を受けながらしっかりと脚を使っており、クラス卒業まであと一歩という内容でした。スローが見込まれる東京芝2000mでも、折り合いをつけて脚を温存できるタイプで、直線の長いコース形態はこの馬の末脚を最大限に生かせる舞台です。好位〜中団の外目でスムーズに運べれば、ヴィレムやハーツコンチェルトの追撃を振り切って、ここは勝ち切りまで期待したい一戦です。

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