栂尾特別2025予想｜京都ダ1800m展開・追い切り評価・本命と買い目

2025年11月29日（土）京都9R・ハンデ戦の栂尾特別は、成長著しい3歳勢と地力ある古馬がぶつかる一戦。昇級初戦でも内容優秀なカペルブリュッケと、前走ハイレベル戦で好走したバッケンレコードを軸に、京都ダ1800mらしい「先行力＋持続力」をどう評価するかがポイントになります。追い切りの動きやハンデ差も踏まえつつ、本命と相手、そして買い目を整理していきます。

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この記事の内容

栂尾特別2025 概要
出走表｜栂尾特別（2勝クラス・ハンデ）
展開予想｜京都ダ1800mの傾向は？
データ分析｜京都ダ1800m＋ハンデ戦のポイント
栂尾特別2025 追い切り評価まとめ（S〜C）
注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）｜栂尾特別予想
買い目例
【最終見解】勝つのはこの馬！
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栂尾特別2025 概要

日時：2025年11月29日（土）14:25発走
場所：京都競馬場 4回7日目 9R
距離：ダート1800m（右）
条件：[指定] (混) 3歳以上 2勝クラスハンデ
賞金：1着1550万／2着620万／3着390万／4着230万／5着155万

3歳カペルブリュッケとバッケンレコード中心に、ハンデ差と脚質バランスで狙いどころを探る一戦。

出走表｜栂尾特別（2勝クラス・ハンデ）

馬番	馬名	性齢	騎手	斤量	厩舎
１	(地)コスモオピニオン	牡5	鮫島駿	55	美・黒岩
２	ブルーペクトライト	牝5	鷲頭虎	52	栗・宮地
３	ロングウェイホーム	牡3	荻野極	54	美・伊坂
４	ジーニアスバローズ	牡5	高田潤	56	栗・辻野
５	ウインアルドーレ	牡4	松山弘	56	栗・西園翔
６	バッケンレコード	牡3	武豊	56	栗・秋山
７	ロイガヴェーグル	牡5	Cデムー	55	栗・浜田
８	サイモンコーラル	牝5	柴田裕	52	栗・羽月
９	Bシンリミテス	牡6	古川吉	53	栗・大根田
10	B(外)ブルーワール	牡4	松若風	55	栗・高柳大
11	カペルブリュッケ	牡3	斎藤新	55	栗・浜田
12	フォーワンセルフ	牡6	酒井学	51	美・小手川
13	テーオーレガシー	牡5	高杉吏	55	栗・宮

展開予想｜京都ダ1800mの傾向は？

想定ペース：M（平均）
逃げ：④ジーニアスバローズ、⑬テーオーレガシー
好位：③ロングウェイホーム、⑦ロイガヴェーグル、⑤ウインアルドーレ
中団：⑪カペルブリュッケ、①コスモオピニオン、⑥バッケンレコード、②ブルーペクトライト
後方：⑩ブルーワール、⑨シンリミテス、⑧サイモンコーラル、⑫フォーワンセルフ

【展開コメント】

ジーニアスバローズが自分のリズムで運び、外からテーオーレガシーがプレッシャーをかける形で、流れは平均ペース想定。好位〜中団の差し馬が動きやすい展開になりやすく、直線で外に出せるタイプと、内でロスなく捌けるタイプの両方を押さえておきたいレースです。

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データ分析｜京都ダ1800m＋ハンデ戦のポイント

京都ダ1800mは先行有利のイメージが強い一方で、ペースが流れれば中団から長く脚を使える差しも届きます。ハンデ戦では3歳の成長馬と軽ハンデの差し馬がしばしば波乱要員になり、昇級初戦でも前走内容の良さとハンデ差が噛み合えば通用しやすい条件。今回は3歳の⑪カペルブリュッケ・⑥バッケンレコードに加え、末脚型の⑩ブルーワールの一撃にも注意したい構図です。

栂尾特別2025 追い切り評価まとめ（S〜C）

評価	馬番馬名	追い切り短評
S	⑪ カペルブリュッケ	ひと追い毎に良化しつつ、直前は「ますます快調」。坂路でも躍動感十分で、状態はピーク近い。
A	⑥ バッケンレコード	直前にシッカリ負荷をかけて「この一追いで良化」。前走好内容からさらに上積みが見込める。
A	⑦ ロイガヴェーグル	乗り込み量豊富で「仕上がり良好」。脚取りもスムーズで、休み明け2戦目としては理想的な気配。
B+	③ ロングウェイホーム	攻め軽めながら順調。前走後も馬体に張りがあり、成長著しい3歳らしく反動は感じられない。
B+	④ ジーニアスバローズ	月曜追いを含め入念な乗り込みで仕上がる。CWで好時計をマークし、久々を叩いた上積みも期待。
B+	⑩ ブルーワール	坂路で意欲的な攻めを消化。終いまでしっかり伸びており、昇級戦でも力は出せる仕上がり。
B	① コスモオピニオン	ウッド・坂路ともに大きな変化はないが、力強い脚捌きで状態はキープ。現状の力は出せる。
B	② ブルーペクトライト	自己ベストを出した後も余裕を残した動き。精神面次第だが、デキ自体は引き続き良好。
B	⑤ ウインアルドーレ	坂路で順調に乗り込まれ、終い重点で脚を伸ばす内容。使いつつ状態はじわじわ上向き。
B	⑧ サイモンコーラル	叩き2走目で多少上向き。大きな変わり身まではどうかも、ガス抜きが進み使える状態に。
B	⑨ シンリミテス	坂路で「脚取り確か」。大きな上昇ではないが、ジワッと良化してきており展開ひとつ。
B	⑬ テーオーレガシー	長期休養明けだが、CWでしっかり追われて「まずまず仕上がる」。実戦勘が戻るかが鍵。
C	⑫ フォーワンセルフ	プール調整も併用されるが「良化気配なく」。軽ハンデを生かすにはもう一段階の変わり身が欲しい。

【追い切り総評】

全体としては大きなデキ落ちは見当たらず、その中で⑪カペルブリュッケの気配が一枚上。ひと追い毎に良化しており、昇級2戦目でも力を出し切れる態勢です。⑥バッケンレコード・⑦ロイガヴェーグルも追い切りから上積みが見込め、実戦での安定感に期待できるタイプ。伏兵では、坂路で意欲的な攻めをこなした⑩ブルーワールと、成長著しい③ロングウェイホームがどこまで食い込めるかが焦点になります。

注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）｜栂尾特別予想

◎⑪ カペルブリュッケ

昇級初戦の前走は、中団インからロスなく立ち回って鋭く伸び、3歳ながら2勝クラスでもメドの立つ内容。追い切りは「ますます快調」と評されるほど動きが良く、叩き2戦目での上積み十分です。ハンデ55キロなら許容範囲で、1800mも守備範囲と見ていいでしょう。あとは京都コースでの立ち回りさえ噛み合えば、勝ち切りまで期待できる存在です。

○⑥ バッケンレコード

前走の聚楽第特別では、勝ち馬を見ながら理想的な競馬で差し切り寸前の2着と、現級通用の力を証明。「この一追いで良化」と評されたように、追い切り内容からもデキは引き続き良好です。自在性があり、平均ペースの流れにも対応できる点は強みですが、勝ち切り切れ味という点で本命馬に一歩譲る評価としました。

▲③ ロングウェイホーム

休み明けで1勝クラスを勝ち上がった前走が優秀で、まだ余裕を残した仕上がりでも渋太く伸びており、上昇度はかなり高い3歳馬。調教は攻め軽めながら順調で、反動は見られません。今回は昇級＋京都替わりがカギですが、ハンデ54キロなら一気の通用も十分に視野に入ります。

△⑦ ロイガヴェーグル

長期休養明けだった前走で大きく崩れず、内容的には悪くない6着。今回は叩き2戦目で「仕上がり良好」と気配も一段階アップしています。C.デムーロ騎手への乗り替わりも含めて前進材料は多いですが、久々の分どこまで脚を使えるかにはやや不安を残します。

☆⑩ ブルーワール

前走は後方からロングスパートを決めて差し切り勝ちと、ハマった時の破壊力はかなりのもの。今回もペースが流れて前崩れの展開になれば、直線で一気に浮上するシーンがあっても不思議ではありません。ただし、脚質的に展開待ちの面が強く、軸というよりは一発狙いの穴評価が妥当です。

買い目例

馬連：⑪ − ⑥③⑦⑩（計4点）

3連複フォーメーション：
⑪ − ③⑥⑦ − ①③⑤⑥⑦⑩（計12点）

さらに点数を絞るなら：
⑪ − ③⑥ − ③⑥⑦⑩（計5点）

【最終見解】勝つのはこの馬！

本命 ⑪カペルブリュッケ。
昇級初戦から内容の濃い2着と地力強化が顕著で、追い切りでも「ますます快調」と評価されるように状態面の不安はありません。先行〜中団からロスなく立ち回れるタイプで、ジーニアスバローズらが作る平均ペースを楽に追走できれば、直線で再び確かな末脚を発揮できるはず。ハンデ55キロも年齢と成長度を考えれば十分こなせる範囲で、ここはクラス突破の公算が大きいと見ます。