東京大賞典2025予想｜大井ダ2000m展開・追い切り評価・本命と買い目

2025年12月29日に行われる東京大賞典（大井ダ2000m）。
年末のダート頂上決戦らしく好メンバーが揃い、位置取りひとつで明暗が分かれる一戦になりそうです。
本記事では、前走内容と追い切り評価を軸に、展開のポイントと注目馬を手早く整理します。

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この記事の内容

東京大賞典2025 概要
出走表｜東京大賞典（GⅠ）
展開予想｜大井ダ2000mの傾向は？
データ分析｜東京大賞典は「前哨戦好走＋中団差し」が強い
東京大賞典2025 追い切り評価まとめ（S〜C）
注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）｜東京大賞典2025予想
買い目例
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東京大賞典2025 概要

日時：2025年12月29日（月） 15:40
場所：大井9R
距離：2000m（ダート・右外）
条件：サラ，オープン，国際，交流選定馬，定量
賞金：①10,000.0万／②3,500.0万／③2,000.0万／④1,000.0万／⑤500.0万

大井2000mは序盤の長い直線で隊列が整い、道中は緩みにくい。前受けの持続力＋直線のもう一脚が要点で、今年は先行型が揃い“好位で脚を溜める差し”が優勢と見る。

出走表｜東京大賞典（GⅠ）

馬番	馬名	性齢	騎手	斤量	厩舎
１	ナチュラルライズ	牡3	横山武	56	美伊藤圭
２	パッションクライ	牡4	張田昂	57	大高野毅
３	ナルカミ	牡3	戸崎圭	56	美田中博
４	バハルダール	セン6	藤田凌	57	大藤田輝
５	ベルグラシアス	牝3	町田直	54	大市村
６	ナンセイホワイト	牡5	安藤洋	57	大米田
７	ヒーローコール	牡5	桑村真	57	浦小久保
８	キングズソード	牡6	岩田望	57	栗寺島
９	アラジンバローズ	セン8	下原理	57	園新子
10	ディクテオン	セン7	矢野貴	57	大小荒山
11	シーソーゲーム	牡3	笹川翼	56	大藤田輝
12	ホウオウルーレット	牡6	岩田康	57	美栗田徹
13	ミッキーファイト	牡4	ルメール	57	美田中博
14	ナイトオブファイア	牡3	吉原寛	56	大渡辺和
15	アウトレンジ	牡5	松山弘	57	栗大久龍
16	グランブリッジ	牝6	川田将	55	栗新谷

展開予想｜大井ダ2000mの傾向は？

想定ペース：H
逃げ：③①②⑦
好位：⑧⑪⑭⑬
中団：⑩⑫⑮⑯（想定）
後方：⑨④⑤⑥（想定）

ナルカミが主張し、ナチュラルライズが番手〜並走で形を作る想定。ただ先行型が複数いて道中は緩まず、勝負どころも早めに脚を使う流れになりやすい。
この形なら「好位で我慢→直線で確実に伸びる」タイプが最も勝ち筋を作りやすく、ミッキーファイトに展開利が乗る。

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データ分析｜東京大賞典は「前哨戦好走＋中団差し」が強い

1番人気の信頼度が高い（過去10年で3着内率90%）
所属はJRA優勢（地方馬の好走は少数）
枠は極端（1枠・8枠）がやや不利傾向、2〜7枠が安定
前走で大敗（大きく崩れた直後）は過信禁物
前走の位置取りは「4〜10番手」が好走ゾーン（極端な先行・後方は割引材料）
同年JBCクラシック上位馬／同年チャンピオンズC組が好走率高め
同年の帝王賞で健闘歴がある馬は信頼しやすい

今年のメンバー構成は先行勢が揃ってH想定。データ面も踏まえると、極端な前残り一点より「好位〜中団で運べる軸」を中心に組み立てたい。

東京大賞典2025 追い切り評価まとめ（S〜C）

評価	馬番馬名	追い切り短評
A	① ナチュラルライズ	スピード感十分。折り合い課題に配慮しつつ動きは上々。
B+	② パッションクライ	仕上がり良好。長めから乗れているが相手強化が鍵。
A	③ ナルカミ	好気配を維持。動きはキビキビで舞台替わりに期待。
B	④ バハルダール	単走で上々。状態は上向きも相手関係は厳しい。
B+	⑤ ベルグラシアス	大外を回して好時計。動きは良いがメンバーが重い。
B	⑥ ナンセイホワイト	好調持続。動きは軽いが上位争いの材料は乏しい。
B	⑦ ヒーローコール	反応は悪くない。連闘気味で負荷は控えめ。
C	⑧ キングズソード	鋭さひと息。復調途上の印象で今回は連下まで。
B	⑨ アラジンバローズ	力強い脚捌きは見せるが、距離と相手の壁が大きい。
B+	⑩ ディクテオン	仕上がり良好。攻め過ぎず動けており迎撃態勢は整う。
B+	⑪ シーソーゲーム	動き自体は文句なし。ただし能力比較では強調しづらい。
A	⑫ ホウオウルーレット	馬体の張りが良く前進気勢も十分。末脚型として面白い。
S	⑬ ミッキーファイト	仕上がり万全。追うごとに良化し、動きと量ともに隙なし。
B	⑭ ナイトオブファイア	道中飛ばす内容で負荷はかけた。相手強化で評価は据え置き。
A	⑮ アウトレンジ	好調持続。終いの反応も良く、舞台替わりで上積み見込む。
B+	⑯ グランブリッジ	単走で好時計。状態は悪くないが近走内容から強くは推せず。

【追い切り総評】

最上位は⑬ミッキーファイトで、量・動きともに盤石。対抗候補では⑮アウトレンジ、差し込み一発の⑫ホウオウルーレットが順調さを示した。先行勢の③①も状態は整っており、展開が速くなるほど“好位差し＋末脚持続”に分がある構図。

注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）｜東京大賞典2025予想

◎ ⑬ミッキーファイト
大井2000mは先行勢が揃うと持続力勝負になりやすく、好位で脚を温存できる本馬に最も展開が向く。追い切りは「仕上がり万全」で、攻めの量も質も高水準。直線で確実に伸びるタイプで、流れが速いほど勝ち切る確率が上がる。懸念を挙げるなら、相手が揃った中で早めに動かされる形だが、総合力で押し切る。

○ ⑮アウトレンジ
地方のパワー馬場寄りの条件が合うタイプで、2000m延長も競馬がしやすい材料。調教からもデキ落ちの気配は薄く、舞台替わりで一変に期待。ペースが速くなり過ぎず、好位〜中団で我慢できれば勝ち負けへ。

▲ ①ナチュラルライズ
大井遠征での実績は強烈で、狙いをここに絞ったローテも好感。追い切りもスピード感があり反攻ムードは十分。ハナor番手の形が作れれば粘り込みは怖い一方、先行勢が多く“楽に運べない”と最後の踏ん張りが課題。

△ ③ナルカミ
右回り替わりで巻き返しの余地。調教気配も良く、展開の鍵を握る存在だ。ただし秋4戦目で上積み面では他の有力馬に見劣る可能性があり、信頼度は一段下げて相手評価に留めたい。

☆ ⑫ホウオウルーレット
近走は上がり最速を連発しており、直線の長い大井で噛み合う余地。血統面でも大賞典向きのイメージがあり、前が流れて差しが届く形なら馬券圏内へ突っ込んでくる。