2026年1月4日に行われる中山金杯(中山芝2000m・GIII・ハンデ)。
京都金杯と並び、中央競馬の新年の幕開けを告げる名物ハンデ重賞であり、毎年波乱と好配当が生まれやすい一戦です。
本記事では、前走内容と追い切り評価を軸に、押さえておきたい有力馬と注目ポイントを整理します。
レース概要|第75回中山金杯(GIII)
日時:2026年1月4日(⽇)15:45
場所:中山競馬場 1回中山1日目 11R
距離:2000m(芝B・右内)
条件:4歳以上/オープン/ハンデ
賞金:1着 4,300万円/2着 1,700万円/3着 1,100万円/4着 650万円/5着 430万円

中山内2000mは“坂を上って位置取り→直線310m+急坂”の二段構え。内で溜めて捌ける馬と、坂で止まらない持続力が今年の芯。
特別登録馬│第75回 中山金杯(GⅢ)
| 印 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|---|
| アスクドゥポルテ | 牡6 | – | 栗梅田智 | ||
| アンゴラブラック | 牝5 | 戸崎圭 | 美尾関 | ||
| ウエストナウ | 牡5 | 荻野極 | 栗佐々晶 | ||
| カネラフィーナ | 牝4 | 石川裕 | 美手塚久 | ||
| カラマティアノス | 牡4 | 津村明 | 美奥村武 | ||
| グランディア | セン7 | – | 栗中内田 | ||
| ケイアイセナ | 牡7 | 吉田隼 | 栗平田 | ||
| シリウスコルト | 牡5 | 三浦皇 | 美田中勝 | ||
| ニシノエージェント | 牡4 | 田辺裕 | 美千葉 | ||
| ピースワンデュック | 牡5 | 柴田善 | 美大竹 | ||
| フクノブルーレイク | 牡4 | – | 美竹内 | ||
| ブランデーロック | 牡7 | 原優介 | 美青木 | ||
| マイネルオーシャン | 牡5 | – | 美鹿戸雄 | ||
| マイネルモーント | 牡6 | 丹内祐 | 美高木登 | ||
| リカンカブール | セン7 | 菅原明 | 栗田中克 | ||
| リフレーミング | 牡6 | – | 栗藤野 |
| 馬名 | 短評 |
|---|---|
| アスクドゥポルテ | 時計平凡も終いは伸びる。流れひとつで浮上。 |
| アンゴラブラック | 好位インで溜めて伸びる型が安定。状態も高水準。 |
| ウエストナウ | 前走は流れと進路が噛まず。2000m替わりで見直し。 |
| カネラフィーナ | 新潟牝馬Sの勝ち方が濃い。中山替わりで真価。 |
| カラマティアノス | 動きはキビキビ。噛み合えば一撃の余地。 |
| グランディア | ディセンバーS2着。2000m前後で安定して堅実。 |
| ケイアイセナ | 先行力が武器。2000mはギリだが形が作れれば。 |
| シリウスコルト | 福島記念は流れ不向きでも差を詰めた。持続力型。 |
| ニシノエージェント | 距離短縮は歓迎。良化途上でも2000mで変わり身注意。 |
| ピースワンデュック | 気持ちが先走ると危ういが、2000m自体は合う。 |
| フクノブルーレイク | 上昇気配はある。展開が向けば押さえに。 |
| ブランデーロック | 攻めは動くが実戦へ直結が鍵。ハマれば掲示板。 |
| マイネルオーシャン | 常総S勝ちで勢い。先行力が中山に噛み合う。 |
| マイネルモーント | 時計勝負は課題。上がりがかかる形なら。 |
| リカンカブール | 位置取りの選択が噛めば。仕上がりは悪くない。 |
| リフレーミング | 前走中止明けでも調整は順調。能力は足りる。 |
注目馬紹介|有力馬と伏兵をチェック
カネラフィーナ
新潟牝馬Sは前を射程圏に置いて我慢→一気に抜ける強い内容。追い切りは遅れこそあるが、終いの反応が鋭く「この一追いで良化」のタイプ。中山内2000mは立ち回りと坂が鍵で、待って踏める脚質は噛み合う。軸はここから。
ケイアイセナ
札幌記念4着は好位で形を作れており、地力は示した。ハミを取る面があるだけに、今回はハンデと折り合いがポイント。坂路の動きは「まずまず仕上がる」で、状態面は合格ライン。先行勢の中では総合力が一枚上で、展開が落ち着くなら押し切りまで。
アンゴラブラック
アイルランドTは内枠からロスなく運び、直線も内を捌いてしっかり伸びた。追い切りはフットワーク軽快で、高いレベルで安定。中山内回りは“位置取り+器用さ”が効きやすく、好位インからの伸びがそのまま武器になる。勝ち切りまで十分。
グランディア
ディセンバーSは直線で一度進路が詰まり、外へ切り返すロスがありながら2着。2000mは合うし、今回も「内で我慢→直線で捌く」形が理想。調教コメントは強烈ではないが、上向き気配はあり。差しが届く流れになれば連下は堅い。
シリウスコルト
福島記念はスローで動けない展開でも、苦しくなってから差を詰める持続力を見せた。追い切りは動き軽快で安定感が高い。中山は直線が短くても坂で減速しにくい馬が浮上しやすく、この馬はまさにその型。ハンデ次第で上位圏。
ウエストナウ
鳴尾記念は距離と馬群で噛み合わず。2000m替わりはプラスで、外を回されず運べれば反撃の余地。追い切りは「デキ落ちなし」で好調維持。人気が落ちるなら妙味はここ。内枠でスムーズなら、馬券のヒモで面白い。
コースの特徴と傾向(中山・芝2000m)

- コース形状の要点:スタート直後から坂を上りつつ1角へ。内回り1周で直線は310m+急坂
- ペースになりやすい流れ:序盤に位置を取りに行きやすいが、隊列が落ち着くと中盤が緩みやすい
- 脚質バイアス:基本は器用な先行〜好位が強い。ただし坂で止まると差しが一気に来る
- 枠の影響:内で距離ロスを減らせる馬が有利になりやすい
- 過去の傾向から見える勝ちパターン:内で溜めて直線で捌ける馬、坂で再加速できる持続力型

最も走りやすいのは「内で脚を温存→直線で進路を確保→坂でもう一段伸びる」タイプ。外を回す差しは相当の地力が要る。
※本コンテンツにはプロモーションが含まれます
予想の「意図」を聞けるから、納得して買える
- 女性予想家とメールで直接やり取り可能
- 平日:地方/土日:中央の無料予想を配信
- 写メ日記で活動状況が見えて安心
※まずは無料情報と“やり取りの雰囲気”を確認してからでOKです。
過去データから見る攻略ポイント
- 人気傾向:中位人気(6〜10番人気)の食い込みが目立つ一方、極端な大穴は3着までが多め
- 前走ローテ:前走で4角5番手以下(差し・中団)の馬が勝ち切りやすい傾向
- 実績の重要性:中山内回りや2000m前後での持続戦実績が強い
- 馬場傾向:上がり一辺倒より、坂で踏ん張れるパワー型が安定
- 穴パターン:内枠+中団インで脚を溜められる馬の“捌き”がハマる形

狙いは「6〜11番人気ゾーンの内枠・差し寄り」。勝ち切りは決め打ちより、3連複で厚く拾うのが合う。
1週前追い切り評価まとめ(S〜C・全頭掲載)
| 馬名 | 評価 | 追い切り短評(要点) |
|---|---|---|
| アスクドゥポルテ | B | 時計は目立たないが終いは伸びる。順調に積めている。 |
| アンゴラブラック | S | フットワーク軽快。先週好調教も含め高水準で安定。 |
| ウエストナウ | B | 強めで負荷をかけつつデキ落ちなし。距離替わり待ち。 |
| カネラフィーナ | S | 追走遅れはあるが終いの反応が良い。良化途上でも走れる。 |
| カラマティアノス | A | 動きキビキビで推進力も十分。噛み合えば上位を狙える。 |
| グランディア | B | 上向き気配はあるが強調材料は控えめ。最終で上げたい。 |
| ケイアイセナ | B | まずまず仕上がる。先行型としては動き合格、折り合い鍵。 |
| シリウスコルト | A | 動き軽快で安定。持続力型で中山の坂とも相性良い。 |
| ニシノエージェント | B | 徐々に良化を見せる。2000m替わりで前進余地。 |
| ピースワンデュック | C | キリで不明の日があり判断しづらい。気性面も含め注意。 |
| フクノブルーレイク | B | 上昇気配はある。もう一段の迫力が欲しい。 |
| ブランデーロック | B | 攻めは動くが実戦に直結するか。展開の助けが必要。 |
| マイネルオーシャン | A | 順調に乗り込み。先行力が活きる仕上がりで気配も良い。 |
| マイネルモーント | B | 入念だが強調は一歩。時計勝負より上がりがかかる形で。 |
| リカンカブール | B | 順調に乗り込む。位置取り次第で浮上、決め手の出方が鍵。 |
| リフレーミング | A | 中止明けでも影響は薄い印象。素軽さが出ており力は出せる。 |

S評価はアンゴラブラックとカネラフィーナ。どちらも動きの質が高く、軸としての信頼度は現時点で最上位。A評価はカラマティアノス、シリウスコルト、マイネルオーシャン、リフレーミングで、上位組に割って入る候補。Bは仕上がり合格だが“最後のひと押し待ち”。Cのピースワンデュックは判断材料が薄く、当日気配と隊列次第で取捨。
【~1/3予定】最終追い切り評価(S〜C)
当週の最終追い切り確認後に更新
最終見解|展開・買い目例(1/3公開予定)
【展開ポイント(事前メモ)】
・ペース想定:M(中盤が緩みやすいが、坂で再加速が必要)
・勝ちやすいポジション:好位〜中団の内(ロスなく溜めて捌く)
・展開で得をする馬:カネラフィーナ、アンゴラブラック、グランディア
・展開で損をする馬:外々を回す差し、坂で甘くなる先行
予想の総括

中山金杯は“内で溜めて、坂で止まらない馬”が最後に強い。現段階の中心はカネラフィーナで、対抗に先行力あるケイアイセナ、完成度高いアンゴラブラック。差しの形が作れればグランディアとシリウスコルトが浮上。買い方は3連複で、当週の最終追い切りと枠順で微調整がベスト。
今後の更新予定
・枠順確定後に展開修正
・追い切り更新(最終追い切り評価)
・2026年1月3日中に最終見解公開
※本コンテンツにはプロモーションが含まれます
現場情報×精査で「勝負レースだけ」を狙う
- LINE追加だけで登録完了・費用0円
- 交渉/情報収集を担う“リレーション担当”が中枢
- 季節ごとに精査環境を切り替えるシーズン特化
※まずは無料エントリーで配信の流れと情報の雰囲気を確認してからでOKです。
【無料メルマガ登録はこちら】“勝ち馬”情報をお届け!
馬券攻略に役立つメルマガ限定情報お届け中。登録は1分で完了。
競馬ブログランキングに参加しています。記事更新のモチベーションになりますので応援クリックをお願いします!

競馬ランキング

