【先に結論だけ知りたい方へ】
◎ ⑮デビットバローズ
○ ⑤イガッチ
▲ ④マジックサンズ
△ ⑧ケイアイセナ
△ ⑭フィーリウス
☆ ⑪ジュタ

本命◎⑮デビットバローズは洋芝適性と去勢後の充実度を高く評価。
相手は勢い十分の⑤イガッチ、洋芝巧者④マジックサンズを中心に組み立てる。
↓ここから先は、展開・追い切り・各馬の詳細解説です。
2026年6月28日に行われる函館記念(函館2000m芝・3歳以上オープン・ハンデ)。
今年は函館競馬場開設130周年記念として行われる一戦で、サマー2000シリーズ第1戦でもあります。函館2000m芝は洋芝適性と持続力が問われやすく、ハンデ戦らしく波乱も起こりやすい舞台です。
本記事では、前走内容と追い切り評価を軸に、有力馬と注目ポイントを整理します。
レース概要|第62回函館記念(GⅢ)
- 日時:2026年6月28日 15:20発走
- 場所:函館競馬場 1回函館6日目11R
- 距離:函館2000m芝
- 条件:3歳以上オープン・国際・ハンデ
- 賞金:1着4,300万円、2着1,700万円、3着1,100万円、4着650万円、5着430万円

函館2000m芝は直線が短く、洋芝で上がりもかかりやすいコース。前で運べる持続力型と、早めに動ける馬を重視したい。
出馬表|第62回函館記念(GⅢ)
| 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | バルナバ | 牡4 | 斎藤新 | 55 | 栗 浜田 |
| 2 | Bファウストラーゼン | 牡4 | 小林美 | 56 | 栗 須貝尚 |
| 3 | ピースワンデュック | 牡5 | 佐々木大 | 55 | 美 大竹 |
| 4 | マジックサンズ | 牡4 | 横山和 | 58 | 栗 須貝尚 |
| 5 | イガッチ | 牡4 | 浜中俊 | 55 | 栗 笹田 |
| 6 | サンストックトン | 牡7 | 松本大 | 54 | 美 堀内 |
| 7 | Bチャックネイト | セン8 | 鮫島駿 | 58 | 美 堀 |
| 8 | ケイアイセナ | 牡7 | 武豊 | 57.5 | 栗 平田 |
| 9 | オニャンコポン | セン7 | 横山琉 | 54 | 美 小島茂 |
| 10 | ケリフレッドアスク | 牝4 | 北村友 | 55 | 栗 藤原英 |
| 11 | ジュタ | 牡4 | 坂井瑠 | 56 | 栗 矢作 |
| 12 | エコロディノス | 牡4 | 池添謙 | 57 | 栗 大久龍 |
| 13 | アラタ | 牡9 | 大野拓 | 58 | 美 和田勇 |
| 14 | フィーリウス | 牡4 | 丹内祐 | 56 | 美 手塚久 |
| 15 | デビットバローズ | セン7 | 岩田望 | 58 | 栗 上村 |
注目馬紹介|有力馬と伏兵
ケイアイセナ
前走のダービー卿CTはマイルの流れと馬場が合わず10着。レース後のコメント通り、1800〜2000mの方がリズムを作りやすいタイプで、今回は条件好転が見込める。函館2000m芝ならマイペースで運べる可能性があり、武豊騎手とのコンビも魅力。ハンデ戦でも自分の形に持ち込めれば粘り込みまである。
マジックサンズ
エプソムC4着は内容のある競馬。中団で折り合い、直線では狭い場面がありながら最後までしぶとく伸びていた。まだ折り合い面に課題は残るが、状態は上向き。函館2000m芝では瞬発力よりも持続力が問われるため、早めに動ける形なら上位争いに加われる。
デビットバローズ
大阪杯8着は相手が強かったが、理想的な位置で運べており、内容自体は悪くない。今回のメンバーなら実績面で見劣らず、函館の洋芝でパワーを生かせるかがポイント。前で立ち回れる強みがあり、スムーズに先行できれば粘り込みが期待できる。
イガッチ
センテニアルパークSは好位から抜け出す完勝。レコード勝ちの内容は高く評価でき、重賞挑戦でも勢いは十分ある。速い上がりよりも立ち回りと持続力で勝負するタイプだけに、函館2000m芝への適性も感じる。ハンデ次第では一気の重賞好走もありそうだ。
ジュタ
エプソムCはゲートで後手を踏みながらも、最後は脚を使って8着。位置取りの差が響いた内容で、ゲートさえまともなら見直し可能。函館2000m芝では後方一気では厳しいが、出遅れず中団あたりで運べれば差し込み圏内。能力は軽視できない。
フィーリウス
スピカSでは自分から動いて完勝。1800mの流れにも対応し、最後までしっかり脚を使えた点は函館2000m芝にもつながる。重賞では相手強化になるが、近走の充実度は魅力。4歳馬というデータ面の後押しもあり、相手には入れておきたい。
エコロディノス
大阪杯は3番手で運んだものの、3〜4角で急失速して大敗。前走だけで評価は難しいが、重賞で先行できるスピードはある。立て直しが進んでいれば、函館替わりで一変の余地もある。人気が落ちるようなら、穴候補として警戒したい。
コースの特徴と傾向(函館2000m芝)

函館2000m芝は、4コーナー奥のポケットからスタートしてコースを1周するレイアウトです。1コーナーまでの距離は約470mあり、序盤の隊列は比較的決まりやすい一方、前半が下り基調になるためペースが緩みにくい特徴があります。
2コーナー途中から4コーナーにかけては緩やかな上りが続き、洋芝のタフさも加わるため、単純な瞬発力勝負にはなりにくいコースです。

直線は262.1mと短く、後方から大外を回す競馬では届きにくい舞台。好位で脚をためられる馬、早めに動いても止まらない持続力型を重視したい一戦です。
過去データから見る攻略ポイント
人気傾向
函館記念は人気通りに決まりにくい重賞です。過去10年では3番人気以内の馬で3着以内に入ったのは9頭にとどまり、10番人気以下の好走も目立ちます。
ハンデ戦らしく人気が割れやすく、伏兵の台頭も十分。上位人気だけでなく、洋芝適性や斤量面で妙味のある馬まで広くチェックしておきたいレースです。
前走ローテ
前走距離では、芝2400m以上から距離短縮で臨む馬の3着内率が高めです。一方で、芝1800mや芝2000m組も好走数は多く、距離適性と流れへの対応力が重要になります。
今年はエプソムC組のマジックサンズ、ジュタ、オニャンコポン、福島民報杯組のバルナバ、ピースワンデュック、大阪杯組のエコロディノス、サンストックトン、デビットバローズ、ファウストラーゼンなど、臨戦過程も多彩です。
実績の重要性
函館記念は格だけで決まるレースではありませんが、GⅠ・GⅡ・GⅢで揉まれてきた馬は軽視できません。大阪杯組のデビットバローズ、エコロディノス、サンストックトン、ファウストラーゼンは相手関係が楽になる可能性があります。
一方で、条件戦を勝ち上がったイガッチやフィーリウスの勢いも魅力。実績馬と上がり馬の比較が、今年の大きなポイントになります。
馬場傾向
函館は洋芝でパワーを求められやすく、時計が速いだけの馬よりも、多少上がりがかかっても脚を使えるタイプが向きます。
直線が短いため、後方一気よりも好位〜中団で立ち回れる馬が有利。特にハンデ戦では、軽斤量で前めに運べる馬が穴を開けるケースに注意したいです。
穴パターン
穴で狙いたいのは、人気薄の軽ハンデ馬、洋芝替わりで前進できる馬、前走で展開不向きだった馬です。
イガッチは勢いと立ち回り力、フィーリウスは自分から動ける脚、エコロディノスは立て直し次第で一変の余地があります。人気が落ちる実績馬も軽視は禁物です。
データ総評

函館記念は上位人気の信頼度が高すぎず、伏兵の台頭が目立つハンデ重賞。軸は中距離適性と立ち回り力を重視し、相手には4歳馬、軽ハンデ馬、洋芝で粘れる先行型を広めに拾いたい。
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1週前追い切り評価まとめ(S〜C)
※1週前追い切りの内容・中間の調整過程を総合評価| 評価 | 馬名 | 追い切り短評 |
|---|---|---|
| S | デビットバローズ | CWで力強い伸び。動きに落ち着きも出て仕上がり上々。 |
| S | チャックネイト | 終いの反応が鋭く併せ馬でも先着。好気配が目立つ。 |
| A | イガッチ | 函館Wで軽快なフットワーク。洋芝適性も感じる動き。 |
| A | エコロディノス | 力強い脚捌きを維持。順調に本数を重ねている。 |
| A | ジュタ | 坂路で自己ベスト級の動き。気配は高いレベルで安定。 |
| A | フィーリウス | 一追いごとに良化。最終追い切りでさらに上積み十分。 |
| A | マジックサンズ | 動きはキビキビ。好状態を維持している印象。 |
| B | アラタ | 乗り込み量は十分。年齢を感じさせない順調な内容。 |
| B | ケイアイセナ | 坂路中心に好内容。最終追い切りで仕上がり確認。 |
| B | ケリフレッドアスク | 坂路で入念に調整。状態は安定している。 |
| B | バルナバ | 順調な調整過程。動きに大きな不安はない。 |
| B | ピースワンデュック | 遅れはあったが内容は悪くなく、上積みも見込める。 |
| B | ファウストラーゼン | CWで終いは鋭い伸び。状態は着実に上向く。 |
| C | オニャンコポン | 調教は動くものの気性面に課題。最終追い切り待ち。 |
| C | サンストックトン | 大きな変わり身は見られず、上積み待ちの印象。 |
| C | ジョーメッドヴィン | 動き自体は悪くないが本数が少なく評価は控えめ。 |

1週前追い切りではデビットバローズとチャックネイトの動きが最も目を引いた。どちらも終いの伸びと反応が良く、現時点で仕上がりは一歩リードしている印象。イガッチ、エコロディノス、ジュタ、フィーリウス、マジックサンズも順調な調整過程を消化しており、最終追い切り次第ではS評価へ引き上げられる可能性がある。一方でサンストックトンやオニャンコポンは現段階では強調材料が少なく、最終追い切りでの上積みに注目したい。
【6/25更新】最終追い切り評価(S〜C)
| 評価 | 馬名 | 追い切り短評 |
|---|---|---|
| B | アラタ | 函館Wで終いの伸び良好。乗り込みも十分で順調。 |
| A | イガッチ | 一息入るも好気配。フットワーク軽快で態勢整う。 |
| B | エコロディノス | 久々でも力強い脚捌き。好気配を保っている。 |
| C | オニャンコポン | 攻めは軽め。順調だが強調材料はやや少ない。 |
| A | ケイアイセナ | 函館Wでしっかり負荷。仕上がり良好で好状態。 |
| B | ケリフレッドアスク | 芝で先着と動き良好。一息入っても力を出せる状態。 |
| C | サンストックトン | 元気はあるが大きな上積みまでは感じにくい。 |
| B | ジュタ | 変わりないデキ。終いは鋭く状態を維持している。 |
| A | チャックネイト | 前走時から好気配維持。軽めでも十分仕上がっている。 |
| B | デビットバローズ | 久々でも動き軽快。落ち着きもあり順調な仕上がり。 |
| B | バルナバ | 力強い脚捌きで順調。状態は安定している。 |
| A | ピースワンデュック | 折り合いスムーズで終いも確か。好仕上がり。 |
| S | ファウストラーゼン | 函館芝で終い鋭く伸びた。反応・気配とも高評価。 |
| A | フィーリウス | 併せ馬で力強く先着。上積みを感じる好内容。 |
| S | マジックサンズ | 乗り込み入念で仕上がり良好。終いの伸びも優秀。 |

今年の函館記念は、全体的に好仕上がりの馬が多く、高いレベルで状態が整った一戦となりそうだ。なかでもファウストラーゼンとマジックサンズは終いの伸び、反応ともに際立ち、最終追い切りの内容はメンバー上位。ケイアイセナ、チャックネイト、フィーリウス、ピースワンデュックも動きに力強さがあり、実戦へ向けて万全の態勢を整えてきた印象だ。一方でアラタやデビットバローズなども順調な調整過程を踏んでおり、大きな不安は感じられない。洋芝適性や当日の馬場状態も重要になるだけに、パドックや返し馬まで含めた最終チェックで評価を微調整したい。
【6/27更新 】最終見解|買い目例
| 印 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | バルナバ | 牡4 | 斎藤新 | 55 | |
| 2 | Bファウストラーゼン | 牡4 | 小林美 | 56 | |
| 3 | ピースワンデュック | 牡5 | 佐々木大 | 55 | |
| ▲ | 4 | マジックサンズ | 牡4 | 横山和 | 58 |
| ○ | 5 | イガッチ | 牡4 | 浜中俊 | 55 |
| 6 | サンストックトン | 牡7 | 松本大 | 54 | |
| 7 | Bチャックネイト | セン8 | 鮫島駿 | 58 | |
| △ | 8 | ケイアイセナ | 牡7 | 武豊 | 57.5 |
| 9 | オニャンコポン | セン7 | 横山琉 | 54 | |
| 10 | ケリフレッドアスク | 牝4 | 北村友 | 55 | |
| ☆ | 11 | ジュタ | 牡4 | 坂井瑠 | 56 |
| 12 | エコロディノス | 牡4 | 池添謙 | 57 | |
| 13 | アラタ | 牡9 | 大野拓 | 58 | |
| △ | 14 | フィーリウス | 牡4 | 丹内祐 | 56 |
| ◎ | 15 | デビットバローズ | セン7 | 岩田望 | 58 |
展開予想|函館2000m芝

ペース:M
逃げ:③⑧
好位:⑫⑤⑮⑪①②④⑭
後方:⑥⑦⑨⑩⑬

③ピースワンデュックと⑧ケイアイセナが自然に先行する形。道中は平均ペースで流れ、向正面から⑤イガッチ、⑮デビットバローズ、⑪ジュタが早めに進出。函館らしいロングスパート戦になり、立ち回りの上手さと持続力が重要になる。
最終予想印|函館記念
◎ ⑮デビットバローズ
○ ⑤イガッチ
▲ ④マジックサンズ
△ ⑧ケイアイセナ
△ ⑭フィーリウス
☆ ⑪ジュタ
(押さえ:⑬アラタ)
◎⑮デビットバローズ
大阪杯でも最先着を果たすなど近走内容は重賞上位級。去勢後は集中力が増し、走りにも安定感が出てきた。洋芝実績もあり、今回は栗東でしっかり仕上げてから函館入りする調整過程も好印象。最終追い切りは軽めながら動きは軽快で、1週前には十分な負荷を消化。小回り2000mでも好位から長く脚を使えるタイプで、大崩れするイメージは湧かない。58キロでも総合力を最も高く評価した。
○⑤イガッチ
前走は京都開幕週でレコード勝ちを収め、地力強化を強く印象付けた一戦。函館入り後も調整は順調で、追うごとに気配は上昇。小回り巧者で55キロのハンデも魅力。勢いを重視するなら逆転候補筆頭。
▲④マジックサンズ
札幌2歳S勝ちが示すように洋芝適性は高い。折り合い面にも進境があり、2000mにも十分対応可能。最終追い切りも迫力十分で、状態面に不安はない。58キロでも能力上位。
△⑧ケイアイセナ
函館を目標に調整され、状態はかなり良さそう。自分の形で運べればしぶとく粘るタイプで、開幕週の馬場も歓迎。展開ひとつで粘り込みがある。
△⑭フィーリウス
前走は完勝と言える内容で充実一途。追い切りでも力強い伸びを披露し、洋芝も向きそうなタイプ。初重賞でも侮れない。
☆⑪ジュタ
前走は出遅れがすべて。能力負けではなく、五分のスタートなら巻き返せる。洋芝替わりも歓迎材料で、56キロなら一発があっていい。
買い目例
馬連
⑮-④⑤⑧⑪⑭(5点)
3連複フォーメーション
⑮-④⑤-④⑤⑧⑪⑬⑭(9点)
点数を絞るなら
馬連
⑮-④⑤(2点)
3連複フォーメーション
⑮-④⑤-⑧⑭(2点)
まとめ|函館記念予想の総括

本命は洋芝適性、近走内容、追い切りの良さを総合評価して⑮デビットバローズ。相手には勢い十分の⑤イガッチと洋芝巧者④マジックサンズを据え、充実度を重視した組み立てとした。ハンデ戦らしく波乱も視野に入れつつ、本線は4歳勢中心の決着を狙いたい。
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