2022/12/28(水)第39回 ホープフルステークス(G1)/中山2000m芝『年来ラストの2歳G1』

2歳馬競走の早期化・多様化に伴い、2014年から2歳中距離路線の頂点に位置する競走として「ラジオNIKKEI杯2歳ステークス(阪神2000m芝)」を皐月賞と同コースの『中山2000m芝コース』へと舞台を移し、レース名を「ホープフルステークス」に変更。

格付けも2017年から、G2→G1競走へと昇格。

過去3年のホープフルS 優勝馬
2019 コントレイル(牡2)
2020 ダノンザキッド(牡2)
2021 キラーアビリティ(牡2)

中山2000ｍ(芝/右）
コースレコード【1:58.9】※2歳
2019/11/30 葉牡丹賞(1勝クラス)
グランデマーレ(牡2)藤岡佑 

人気の中心は

・ガストリック(牡2)
前走、東スポ杯2歳S(G2)の勝ち馬。結果・内容ともに充実

・ファントムシーフ(牡2)
前走、野呂菊S(OP)を危なげなく押し切るなど順調そのもの

・ハーツコンチェルト(牡2)
東スポ杯2歳S(G2)3着も上がり最速をマークなどポテンシャル疑いなし

・ミッキーカプチーノ(牡2)
前走、葉牡丹賞(1勝)を高レベルなパフォーマンス発揮し3.5馬身差完勝

中山2000m芝コース(内回り)のスタート位置はに芝1800mコースのスタート地点から後ろに200mスライドしたところからで坂を上りながらのポジション争いが繰り広げられる。

【コースのポイント】

1. スタート位置はホームストレッチの直線入口から
2. 最初の1コーナーまでの距離は約405ｍ
3. ゴール前の急坂を上り1コーナー半ばで最高地点に到達する
4. 向こう正面の直線はほぼ平坦で3～4コーナーは緩やかな下り坂
5. 最後の直線は310mと短く、ゴール前の高低差2.2mの急坂を越えゴール

【中山2000m芝(右内)の好走条件】
・スピードに乗った状態でのコーナーを走るのと2度の急坂越えがあるため、先行馬は序盤に脚を使うと失速してしまう。器用なコーナーワークと坂に越えるパワーが求められる。

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中山2000m芝、脚質別では『逃げ馬・先行馬』が勝率、回収率で優秀。追込は苦戦傾向。

中山2000m芝の上位種牡馬

母父にディープインパクトを持つ2頭
・キングズレイン
(父：ルーラーシップ)
(母：タッチングスピーチ)
・ワンダイレクト
(父：ハービンジャー)
(母：ワントゥワン)

ハーツクライ産駒

・ハーツコンチェルト

ルーラーシップ産駒

・キングズレイン

エピファネイア産駒

・ミッキーカプチーノ

ハービンジャー産駒

・ファントムシーフ

・ワンダイレクト

枠番データでは中から外寄り枠が好走傾向だ！

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