【解説】地方競馬・中央競馬の交流レースについて

競馬の基本知識

交流レースとは

日本の競馬は、中央競馬会(JRA)と県や政令都市が主催する地方競馬に分かれて運営がされているが、中央競馬と地方競馬の交流レースの実施では、馬券の相互発売など連携を強化。

地方競馬

地方競馬(公営競馬)は全国15競馬場にて実施されています。

地方競馬では中央競馬では実施していないナイター競馬も実施しており、地方競馬連合組織として地方競馬全国協会(NAR)が存在しています。

地方競馬15競馬場

画像引用:オッズパーク

中央競馬&地方競馬攻略を目指すなら!

交流レース

地方競馬と中央競馬の交流レースの開始は1995年から始まり、実施は地方競馬・中央競馬で実施されるレースで、それぞれ分かれます。

JRA認定競走(地方)

JRAが賞金を補助するレースのことで、優勝馬はJRAの特別指定交流競走[特指]に出走が可能となる。

JRAにへ転厩する場合は、専用馬房(認定馬房)の使用などの優遇措置を受けることができる。

指定交流競走(地方)

地方競馬において、JRA所属の馬が出走することができるレース。出走の条件は、各競馬場によって異なる。

指定交流競走(中央)

地方競馬所属馬が出走することができるJRAのレースのことで、指定競走・特別指定競走の2種に分かれる。

それぞれの違いは、平場=指定競走で、特別レースや重賞レース=特別指定競走として、ほとんどが実施されていますので覚えておきましょう。

指定競走 [指定]

一部の条件クラスの特別指定競走を除く、地方競馬所属の馬の出走と、地方競馬所属騎手の騎乗ができるレース。

原則としてG1レース・ステップレース・ダート重賞競走・オープン特別は指定競走になります。

特別指定競走 [特指]

JRA 2歳認定競走、または一定の地方競馬のレースの地方所属の優勝馬が[地]として出走することができる。騎手も地方競馬所属騎手の騎乗も可能。

ダートグレード競走

指定交流レースの一種で、日本グレード格付け管理委員会(中央競馬会・地方競馬全国協会など)が認定したダート重賞競走。

中央・地方所属馬のどちらも出走可能で、ダート界の実力馬が集結。ダート競走の体系整備なども行われることもありますので要注意です。

レース格付コース条件
1-2川崎記念Jpn1川崎2100ダ4歳以上
5かしわ記念Jpn1船橋1600ダ4歳以上
6帝王賞Jpn1大井2000ダ4歳以上
7ジャパンダートダービーJpn1大井2000ダ3歳
10マイルチャンピオンシップ
南部杯
Jpn1盛岡1600ダ3歳以上
11JBCレディスクラシックJpn13歳上牝馬
11JBCスプリントJpn13歳以上
11JBCクラシックJpn13歳以上
12全日本2歳優駿Jpn1川崎1600ダ2歳
12東京大賞典G1大井2000ダ3歳以上
地方競馬の主なG1

※JBC3競走は同日開催で毎年持ち回りでの開催
※Jpn1は国際格付けのない競走のこと

交流レースの攻略法は?

交流レースでは、基本的にJRA所属馬が強く基本的に人気・実力通りの決着になりがち。また、JRAではG1重賞が2レースしかないため、交流重賞が主戦場になるダート馬も。

重賞予想『無料メルマガ配信』

重賞レースの全頭追い切り診断重賞レース軸2頭予想をメルマガ限定で配信中!

【追い切り診断】毎週木曜

【重賞予想】当日12:00~14:00頃

競馬ブログランキングに参加しています。記事更新のモチベーションになりますので応援クリックをお願いします!

競馬ランキング


最強競馬ブログランキングへ

口コミ評価