妙見山ステークス2025予想｜阪神ダート1200m展開・追い切り評価・本命と買い目

2025年12月6日に行われる阪神ダート1200m・３歳以上３勝クラスの妙見山ステークス。
今年は「前半のペース」と「ハイラップに対応できる先行力＆差し脚」が勝敗の分かれ目になりそうです。追い切り評価の上位馬と展開の鍵を押さえつつ、本命と買い目をシンプルにまとめます。

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この記事の内容

レース概要
出走表｜妙見山ステークス（3勝クラス）
展開予想｜タカネノハナコサン主導のハイペース
追い切り評価まとめ（S〜C）
注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）
買い目例
最終見解｜勝つのはこの馬！
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レース概要

日時：2025年12月6日（土） 15:00発走
場所：阪神競馬場 5回1日目 10R
距離：ダート1200m（右）
条件：(特指)，(混)，３歳以上，３勝クラス，定量
賞金：1着1,840.0万／2着740.0万／3着460.0万／4着280.0万／5着184.0万

阪神ダ1200mは前半３Ｆが速くなりやすく、直線も坂込みでタフ。楽逃げは少なく「速い流れに乗りつつ、終いも残せるか」がカギ。今年は先行タイプが揃い、差し・追い込みにも十分チャンスが生まれる構図です。

出走表｜妙見山ステークス（3勝クラス）

馬番	馬名	性齢	騎手	斤量	厩舎
１	フラップシグナス	牡6	小崎綾	58	栗千田
２	ファムエレガンテ	牝3	岩田望	55	栗中村
３	ドラゴンウェルズ	牡3	北村友	57	栗藤原英
４	ショウナンアビアス	牡5	松山弘	58	美加藤士
５	タカネノハナコサン	牝5	高杉吏	56	栗緒方
６	ホクザンバーリイ	牡4	永井孝	58	西橋本明
７	イミュータブル	牡5	池添謙	58	栗浜田
８	ツークフォーゲル	牡5	古川吉	58	栗荒川
９	ネグレスコ	牝4	秋山稔	56	栗西園正
10	キタノソワレ	牝4	酒井学	56	美本間
11	メイショウヤーキス	牡4	菱田裕	58	栗飯田祐
12	ナスノカンゲツ	牡5	田口貫	58	美武井
13	カネコメシスター	牝6	和田竜	56	栗中尾秀
14	ゲッティヴィラ	牡3	川田将	57	栗小栗
15	ヒルノドゴール	牡4	武豊	58	栗北出
16	ナッカーフェイス	牡6	岩田康	58	栗北出

展開予想｜タカネノハナコサン主導のハイペース

想定ペース：H（ハイペース）
逃げ：⑤タカネノハナコサン、③ドラゴンウェルズ、⑨ネグレスコ
好位：②ファムエレガンテ、④ショウナンアビアス、⑦イミュータブル、⑫ナスノカンゲツ
中団：⑩キタノソワレ、⑪メイショウヤーキス、⑭ゲッティヴィラ
後方：①フラップシグナス、⑧ツークフォーゲル、⑮ヒルノドゴール、⑯ナッカーフェイスほか

前走圧勝のタカネノハナコサンがハナ候補。そこへスピード上位のドラゴンウェルズとネグレスコも絡む形で、前半からかなり速い流れを想定します。ハイペース必至で、好位〜中団で砂を被りすぎず運べる馬、もしくは外目をスムーズに差してくるタイプが最も勝ちやすい条件。直線入り口で手応え良く進出できる差し・追い込み勢にもチャンスが広がります。

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追い切り評価まとめ（S〜C）

馬名	評価	追い切り短評
フラップシグナス	B	CWで長めからしっかり乗り込むも、体形的に太く見せる面が残る。仕上がりは悪くないが一変まではどうか。
ファムエレガンテ	A	坂路でスピード感十分の走り。今回も元気一杯で、前走以上の動きも期待できる内容。
ドラゴンウェルズ	S	CWで推進力ある走り。前進気勢が強く、馬体も上々。追い切りピカイチの動きで状態は文句なし。
ショウナンアビアス	A	坂路で意欲的に攻め、本数も十分。プール調整後も順調で、前走同等以上の状態をキープ。
タカネノハナコサン	B	CWでひと追い毎に良化。幾分重さは残るが、力を出せるだけの態勢にはありそう。
ホクザンバーリイ	B	西脇でしっかり乗り込まれ、日曜追いで仕上げ。上がりの時計も悪くなく、状態は良い。
イミュータブル	B	坂路で攻め強化され、素軽さが増してきた段階。徐々に良化を見せるが、まだ上積み途上。
ツークフォーゲル	C	本数はこなしているが、終いの伸びが案外。先着はしても強調できるほどの切れは感じづらい。
ネグレスコ	A	先週に好時計をマーク。今週は加減気味でも動きは良く、上積み十分でレースへ向かえそう。
キタノソワレ	A	坂路で２歳馬を追走先着。追ってからの伸びも上々で、遠征後もデキ安定の印象。
メイショウヤーキス	A	久々でも動き軽快。CWでも前向きさ十分で、休み明けを感じさせない素軽いフットワーク。
ナスノカンゲツ	A	美浦Wで時計以上のスピード感。叩いて素軽さが増し、上積み十分と見て良さそう。
カネコメシスター	B	立て直し後も動きは大きく変わらず。状態はキープも、目立つ上昇までは感じない。
ゲッティヴィラ	S	坂路でシャープな脚捌き。時計以上に切れがあり、前走の好内容そのままに好調維持。
ヒルノドゴール	A	強い負荷は一度で、中１週はサラッと。それでも素軽い走りで好気配を保っている。
ナッカーフェイス	A	派手な時計ではないが、素軽さが増して動き良化。立て直し効果が見込める内容。

S評価はドラゴンウェルズとゲッティヴィラの２頭。どちらも時計・内容とも高いレベルで、３勝クラスでも即上位争いできる状態と見ます。A評価組はファムエレガンテ、ショウナンアビアス、ネグレスコ、キタノソワレ、メイショウヤーキス、ナスノカンゲツ、ヒルノドゴール、ナッカーフェイスと層が厚く、紛れの余地も十分。タカネノハナコサンやフラップシグナスなどB評価勢は「力は出せそうだが一歩足りない」印象で、C評価のツークフォーゲルは叩きつつ良化を待ちたい段階です。

注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）

◎ 3 ドラゴンウェルズ
前走・秋嶺Sはマイペースの逃げから最後に捕まったものの、スピード上位を改めて示す内容。騎手コメントどおり「1200mなら」というレースぶりで、距離短縮は明確なプラス材料です。栗東CWでも推進力ある走りで、追い切り評価S。今回はハナにこだわらず２番手からでも競馬ができるタイプで、砂を被らないポジションを確保できれば押し切り濃厚と見ます。

○ 4 ショウナンアビアス
貴船Sは出遅れを挽回して押し切り態勢まで持ち込んだ惜しい２着。道中の行きっぷり・直線の反応ともに良く、現状の３勝クラスでも能力はトップクラスです。プール調整後も坂路で意欲的に攻められており、前走と同レベル以上の状態を維持。内の先行勢を見ながら、好位〜中団から末脚を生かす競馬なら、今回は勝ち運が向いてもおかしくありません。

▲ 14 ゲッティヴィラ
前走の２勝クラスは、馬込みでフワつきながらも直線でグンと伸びて突き抜ける強い内容。駐立に課題はあるものの、砂を被る形にも慣れつつあり「この形が板についてきた」と厩舎コメントも好感です。坂路でのシャープな脚捌きは、クラスが上がっても通用する切れ味を感じさせるもの。発馬五分なら一気の３勝クラス突破まで視野に入れたい一頭です。

△ 5 タカネノハナコサン
前走・阪神同舞台での圧勝が強烈。楽にハナを奪い、後続を全く寄せつけない逃げ切りで、スピードの絶対値はこのクラスでも通用するレベルです。昇級戦でマークもきつくなりますが、スタートさえ決まれば今回も主導権争いの中心。CWの本数は多くないものの、ひと追い毎に良化しており、前走同様にスムーズなら粘り込み十分です。

☆ 16 ナッカーフェイス
昇級後は1400m中心だったが、前走・貴船Sでは出遅れから最後方一気で４着まで追い上げた内容が秀逸。1200mの方が立ち回りやすいと陣営が語るとおり、今回の距離短縮と外枠は大きなプラスです。坂路では素軽さが増しており、差しが決まる前崩れの展開になれば、この馬の末脚がまとめて呑み込むシーンも。穴目のヒモとして押さえておきたい存在です。

買い目例

馬連：
③−④⑤⑭⑯（計4点）

3連複フォーメーション：

③−④⑭⑯−④⑤⑩⑭⑮⑯（計12点）

さらに点数を絞るなら：

3連複フォーメーション
- ③−④⑭−④⑤⑭⑯（計5点）

ハイペース濃厚なだけに、タカネノハナコサンの粘り込みとナッカーフェイスの差し込みをどう評価するかで、買い目の厚みを調整したいレースです。

最終見解｜勝つのはこの馬！

本命はドラゴンウェルズ。前走・秋嶺Sの内容からもスピード能力は３勝クラス上位で、距離短縮の1200mはまさにベスト条件と言えます。追い切りでもCWで推進力ある走りを見せており、状態面も万全。レースではタカネノハナコサンの外、もしくは２番手外目で砂を被らない位置を確保できれば理想的です。ハイペースになっても止まりにくいタイプで、直線入り口で抜け出してそのまま押し切るイメージ。相手は差し脚安定のショウナンアビアスと前走強烈なゲッティヴィラを厚めに、展開ひとつでナッカーフェイスの突っ込みまでケアして勝負したい一戦です。

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