2025年6月25日(水)、浦和競馬場で行われる第29回さきたま杯(JpnI・ダ1400m)。
2024年のJpnI昇格以降、「上半期ダート短距離王決定戦」として注目を集める一戦です。
本記事では、過去データ分析や展開予想、有力馬の追い切り評価をもとに、2025年のさきたま杯を徹底予想。

中央の実力馬に加え、南関東や兵庫からの有力地方馬も参戦し、見どころ十分なメンバー構成となっています。
レース概要|さきたま杯とは?
- レース名:第29回 さきたま杯(指定交流 JpnI)
- 日時:2025年6月25日(水)18:50発走
- 場所:浦和競馬場 ダート1400m(左)
- 条件:3歳以上 定量
- 賞金:1着 8,000万円

2024年からJpnI昇格。地方馬の活躍が目立つレースで、過去にはイグナイターやサルサディオーネ、ソルテなどが好走。2025年も中央勢と地方勢の激突に注目が集まる。
出馬表|浦和11R さきたま杯JpnI
馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|---|---|
1 | エンペラーワケア | 牡5 | 川田将 | 57 | 栗杉山晴 |
2 | シャマル | 牡7 | 川須栄 | 57 | 栗松下 |
3 | コスタノヴァ | 牡5 | ルメール | 57 | 美木村 |
4 | マーブルマカロン | 牝5 | 笹川翼 | 55 | 大藤田 |
5 | ムエックス | 牡7 | 張田昂 | 57 | 船張田 |
6 | アウストロ | 牡5 | 秋元耕 | 57 | 浦小澤 |
7 | オメガレインボー | 牡9 | 野畑凌 | 57 | 浦小久保 |
8 | ヘリオス | セン9 | 吉原寛 | 57 | 水千葉幸 |
9 | チカッパ | 牡4 | 武豊 | 57 | 栗中竹 |
10 | タガノビューティー | 牡8 | 石橋脩 | 57 | 栗西園正 |
11 | ティントレット | 牡4 | 矢野貴 | 57 | 小荒山 |
12 | サヨノグローリー | 牡7 | 澤田龍 | 57 | 浦工藤 |
展開予想|先行争い激化も前残り傾向は変わらず

浦和ダ1400mはコーナー4つ+直線約220mと、典型的な「前有利」コース。
3コーナー通過時に4番手以内にいる馬が【9勝】と圧倒しており、テンの速さ・位置取りが極めて重要です。
- 逃げ候補:チカッパ、ティントレット、シャマル
- 好位組:コスタノヴァ、エンペラーワケア、ムエックス
- 差し・追い込み:タガノビューティー、オメガレインボー

逃げ先行馬が揃っており、ハイペース濃厚も、後方一気は難しい舞台設定。
好位~中団で機動力を発揮できる馬を中心視したい。
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有力馬ピックアップ(本命・対抗・穴)
◎本命:③コスタノヴァ(ルメール)
フェブラリーS・根岸Sを圧巻の勝ち方で連勝し、一気に短距離王候補に躍進。
前走のかしわ記念はスタートで後手を踏み、ややチグハグな競馬で3着止まり。
今回はベストの1400m、テンに課題を残すとはいえ能力は最上位。浦和の小回りにも対応可能と見て本命視。
○対抗:②シャマル(川須栄)
かしわ記念を2連覇、重賞8勝の快速馬。さきたま杯は4年連続挑戦中で、今年こそ悲願達成のチャンス。
脚抜きの良い馬場なら信頼度は急上昇。展開に応じた柔軟な立ち回りも魅力。
▲単穴:⑨チカッパ(武豊)
JBCスプリント2着馬。実績十分のスピードタイプで、浦和1400mはベスト条件のひとつ。
状態面やレース感覚の影響を差し引いても、潜在能力で上位争いは可能。
△連下:①エンペラーワケア、⑩タガノビューティー、⑪ティントレット
- エンペラーワケア:武蔵野S勝ち馬。黒船賞3着からのリフレッシュ戦も好気配。
- タガノビューティー:昨年2着。脚質的に展開待ちだが末脚の破壊力は随一。
- ティントレット:前走プラチナCをレコード勝ち。地元の利と勢いが怖い。
データ傾向分析|過去10年から読み解く勝ち馬像
- 【年齢別】:5歳馬が3着内率50%超。実績×充実度のバランス良好。
- 【所属別】:JRA美浦馬が出走すれば好成績(3勝・連対率50%)
- 【脚質別】:3コーナー4番手以内が【9勝】、差し追い込みは厳しい
- 【人気別】:近5年は波乱傾向強まり、1番人気の信頼度はやや低下

さきたま杯は「浦和1400m=前有利」の舞台設定が最大の特徴。過去10年で勝ち馬の9頭が3コーナー4番手以内と、テンの速さと機動力が重要です。年齢別では5歳馬の3着内率が50%超と安定感抜群で、地方馬の健闘も近年目立っています。2020年以降は波乱傾向が強まり、人気薄の好走にも警戒が必要です。
最終追い切り評価・買い目
最終追い切り評価まとめ(S〜C)
馬名 | 評価 | 短評 |
---|---|---|
①エンペラーワケア | A | しっかり本数をこなし、好仕上がり。坂路で終いまで集中力あり。 |
②シャマル | A | 坂路→CWと負荷もかけており、好調キープ。動きにブレなし。 |
③コスタノヴァ | S | 6/22の最終追いで抜群の反応。馬なりで鋭く、好気配絶好。 |
④マーブルマカロン | B | 地元で順調。大井でも動き軽快。 |
⑤ムエックス | B | 船橋で時計出ており状態は良好。 |
⑥アウストロ | A | 地元浦和で抜群の動き。気配アップ。 |
⑦オメガレインボー | B | 年齢的な衰え見られず、気配上々。 |
⑧ヘリオス | B | 休養明けでも動き自体は悪くない。 |
⑨チカッパ | A | 坂路で好時計。一杯で活気十分。 |
⑩タガノビューティー | B | CWでしっかり追われており、デキはキープ。 |
⑪ティントレット | A | 小林坂路で好内容。上昇気配。 |
⑫サヨノグローリー | B | 状態は維持。変わりなく順調。 |
最終予想印
◎③コスタノヴァ
→ 根岸S・フェブラリーSと連勝後、かしわ記念3着でも力示す。追い切りS評価で巻き返しへ。
○②シャマル
→ かしわ記念連覇、今年の出来も高水準。好位で流れに乗れば圏内濃厚。
▲⑨チカッパ
→ 地方JpnI実績あり、追い切りの動きも良化。浦和1400mなら巻き返し十分。
△①エンペラーワケア
→ 黒船賞で地方交流に対応、仕上がりも良好。コーナー巧者の地力警戒。
△⑥アウストロ
→ 地元勢筆頭。動き抜群で前残り展開なら粘り込みも。
買い目例
馬連フォーメーション
③-①②⑥⑨(4点)
三連複フォーメーション
③-②⑨-①②⑥⑨(5点)
総評|短距離王を巡る一戦、実力馬が激突!

2024年にJpnIへ昇格したさきたま杯は、上半期ダートスプリント王を決める重要な一戦。浦和1400mの舞台は逃げ・先行馬が圧倒的に有利で、3コーナー4番手以内の通過が勝利の条件。本命には充実ぶりと抜群の動きを見せたコスタノヴァを推奨。対するシャマルは舞台巧者で、地力・先行力ともに上位。注目は地元のアウストロや快速チカッパの前残り。JRA・地方実力馬が激突するハイレベルな一戦となりそうだ。
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