2025年12月31日に行われる園田ジュニアカップ（園田ダート1700m・2歳オープン定量）。
兵庫生え抜き馬限定の2歳王者決定戦で、距離経験と折り合いが結果を大きく左右する一戦。
本記事では、前走内容と追い切り評価を軸に、押さえておきたい有力馬と注目ポイントを整理します。
園田ジュニアカップ2025 概要
日時：2025年12月31日（水）16:05発走
場所：園田競馬場 11R
距離：ダート1700m（右）
条件：サラ2歳・オープン・定量
賞金：1着1,000万円／2着400万円／3着250万円／4着150万円／5着100万円
2歳戦としては異例の1700m。スピード一辺倒では押し切れず、折り合いと持続力が問われる。実績馬同士が揃った今年は、距離対応力と調整過程の完成度が勝敗を分ける。
出走表｜園田ジュニアカップ
| 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 | 短評 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| １ | ゴッドフェンサー | 牡2 | 小牧太 | 55 | 西 盛本 | 1700m2戦2勝。成長力顕著 |
| ２ | シェナマックス | 牡2 | 大柿一 | 55 | 西 山口浩 | 安定感抜群。距離実績も十分 |
| ３ | ゼウスシルエット | 牡2 | 笹田知 | 55 | 園 新子 | 集中力次第で一変可能 |
| ４ | サザンウォリアー | 牡2 | 廣瀬航 | 55 | 園 保利平 | 距離2走目で上積み大 |
| ５ | パズー | 牡2 | 田野豊 | 55 | 園 尾林 | 立ち回り安定。相手なり |
| ６ | サザウキ | 牡2 | 山本屋太 | 55 | 園 南 | しぶとさ型。消耗戦向き |
| ７ | ロングラスティング | 牡2 | 大山龍 | 55 | 西 長倉 | 砂被り課題も伸び有 |
| ８ | ポアゾンポレスター | 牡2 | 中田貴 | 55 | 西 北野 | 粘り強い逃げ脚質 |
| ９ | アングレ | 牡2 | 下原理 | 55 | 西 盛本 | 単騎逃げなら一考 |
| 10 | リーガルタイム | 牡2 | 鴨宮祥 | 55 | 西 柏原 | 重賞2着続き。能力上位 |
| 11 | スターアイセーラ | 牡2 | 土方颯 | 55 | 西 徳本 | 差し脚安定。展開待ち |
| 12 | ブライトローズ | 牡2 | 小谷哲 | 55 | 園 新子 | 成長途上。今回は試金石 |
展開予想｜園田ダ1700mの傾向は？
想定ペース：M
逃げ：⑧⑨
好位：④⑤⑦①
中団：②⑩③⑥
後方：⑪⑫
序盤はポアゾンポレスターかアングレが主張。1700mでも緩みづらく、持続力勝負になりやすい。好位〜中団で脚を溜められる差しタイプが有利。
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園田ジュニアカップ2025 追い切り評価まとめ（S〜C）
| 評価 | 馬番 馬名 | 追い切り短評 |
|---|---|---|
| S | ⑩ リーガルタイム | 一気に突き放す↗（フットワーク軽快で上昇度が大きい） |
| A | ③ ゼウスシルエット | 動き更に良化↗（内容が一段上向き） |
| A | ④ サザンウォリアー | 追って伸び上々→（気合乗りも良く安定） |
| B+ | ① ゴッドフェンサー | 馬なり主体も入念→（脚捌きシャープで好気配） |
| B+ | ② シェナマックス | 動きハツラツ→（活気十分で順調） |
| B+ | ⑦ ロングラスティング | 気配良化→（動きハツラツで上向き） |
| B | ⑤ パズー | 熱心に乗り込む→（乗り込み入念で基礎はできている） |
| B | ⑥ サザウキ | デキを維持して→（丹念。先着で余裕も） |
| B | ⑧ ポアゾンポレスター | デキ安定→（動きキビキビで大きな上げ下げなし） |
| B | ⑨ アングレ | 動きハツラツ→（脚取り確か。併せも同入） |
| C | ⑪ スターアイセーラ | デキ落ちなし→（中間軽め中心で強調材料は少なめ） |
| C | ⑫ ブライトローズ | 脚取り確か→（悪くないが全体比較で強調までは） |
最上位は⑩リーガルタイム。短評通り「一気に突き放す」内容で上昇度がはっきり。A評価は③ゼウスシルエット、④サザンウォリアーで、良化・伸びの裏付けがある。①②⑦は動きと活気が目立つB+で安定圏。⑪⑫はデキ落ちなし・脚取り確かの範囲だが、強調材料は相対的に薄くC評価。
注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）｜園田ジュニアカップ予想
◎⑩ リーガルタイム
追い切り評価唯一の【S】。西脇でのフットワークは2歳戦とは思えない完成度で、終いの反応・持続力ともに一枚上。重賞2戦連続②着の内容も安定しており、距離延長で末脚の信頼度はさらに上がる。今回は「差し切るための条件」がすべて揃った。
○① ゴッドフェンサー
1700m【2戦2勝】はメンバー中で唯一の明確な距離裏付け。
追い切りはB+評価ながら、馬なり主体で脚捌きはシャープ。成長力が顕著で、消耗戦になれば本命を脅かす存在。勝ち切りまでは僅差。
▲④ サザンウォリアー
前走で1700mにメドを立て、今回は位置を取りに行ける構え。揉まれず運べれば粘り込み十分で、展開が向けば頭まで。
△② シェナマックス
キャリアの豊富さとレース慣れは強みで、大崩れは考えづらいタイプ。ただし決め手勝負になると一歩劣る印象で、連下評価まで。
☆⑨ アングレ
単騎で行ける形になれば1700mでもペースを支配可能。前走は精神面の影響が大きく、リフレッシュ明けで一変の余地あり。馬券的妙味は十分。
買い目例
馬連：⑩−①④（2点）
3連複フォーメーション：
⑩−①④−①②④⑨（5点）
【最終見解】勝つのはこの馬！
勝つのは ⑩リーガルタイム。
追い切り唯一の【S評価】で完成度は最上位。1700mでも流れに乗れる差し脚があり、地元生え抜き同士の今回は条件好転。仕上がりの差で差し切る。
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