2025年12月30日に行われる東京シンデレラマイル（大井ダ1600m・牝馬SⅢ）。
南関東所属のトップホースと3歳勢が集う牝馬重賞で、平成19年の創設以来、毎年12月30日に施行されてきた年末恒例の一戦です。
内回り1600mは位置取りと仕掛けが重要。本記事では、前走内容と追い切り評価を軸に注目馬を整理します。
東京シンデレラマイル2025 概要
日時：2025年12月30日(火) 16:30発走
場所：大井10R
距離：1600m（ダート・右内）
条件：サラ／オープン／牝馬／別定
賞金：①1,500.0万 ②525.0万 ③300.0万 ④150.0万 ⑤75.0万
内回り1600mは“先に動けるか”が大事。前が止まり切らない平均ペース想定なら、好位の持続力＋仕上がりの良さで結論を出したい。
出走表｜東京シンデレラマイル（SⅢ）
| 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|---|
| １ | ケテンドリーム | 牝4 | 吉井章 | 55 | 大上杉 |
| ２ | キャプテンネキ | 牝4 | 御神本訓 | 56 | 小田中正 |
| ３ | マーブルマカロン | 牝5 | 笹川翼 | 55 | 大藤田輝 |
| ４ | オメガシンフォニー | 牝5 | 本田重 | 56 | 小坂井 |
| ５ | エイシンマジョリカ | 牝3 | 藤田凌 | 52 | 大藤田輝 |
| ６ | ヘニータイフーン | 牝5 | 吉原寛 | 56 | 小荒山 |
| ７ | カマチョクイン | 牝5 | 和田譲 | 55 | 小坂井 |
| ８ | ホーリーグレイル | 牝3 | 矢野貴 | 55 | 川内田 |
| ９ | ツーシャドー | 牝6 | 山中悠 | 57 | 浦小澤 |
| 10 | グレアネオンライト | 牝3 | 篠谷葵 | 52 | 船張田 |
| 11 | コアリオ | 牝5 | 鷹見陸 | 53 | 大栗田裕 |
| 12 | プラウドフレール | 牝3 | 張田昂 | 55 | 船川島一 |
| 13 | エスカティア | 牝3 | 桑村真 | 55 | 浦小久保 |
| 14 | ジゼル | 牝6 | 本橋孝 | 56 | 船 山中尊 |
| 15 | ミルニュイ | 牝6 | 澤田龍 | 55 | 小田中正 |
| 16 | ローリエフレイバー | 牝4 | 野畑凌 | 56 | 大月岡 |
展開予想｜大井内回り1600mの傾向は？
想定ペース：M
逃げ：⑨⑬⑫
好位：⑭①⑯⑮
中団：③④⑤⑥⑦⑧⑪
後方：⑩
内めに速い馬が少なく、⑨ツーシャドーが形を作って⑬エスカティア、⑫プラウドフレールが追走。平均で流れて“好位の持続力”が活きやすい。早めに動く⑫が押し切る形なら、外から⑭ジゼル・⑥ヘニータイフーン・④オメガシンフォニーの差しが間に合うかの勝負。
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東京シンデレラマイル2025 追い切り評価まとめ（S〜C）
| 評価 | 馬番 馬名 | 追い切り短評 |
|---|---|---|
| A | ① ケテンドリーム | 終いの伸びが素直。最内枠を活かせる仕上がり。 |
| B+ | ② キャプテンネキ | ひと叩きで馬体締まり、良化気配。距離は課題。 |
| B+ | ③ マーブルマカロン | 素軽さが出て上向き。スムーズなら差し込み注意。 |
| S | ④ オメガシンフォニー | “ここ目標”の攻めが濃い。態勢万全で一発の気配。 |
| C | ⑤ エイシンマジョリカ | 時計は出るが脚色がもう一段。休み明けで様子見。 |
| S | ⑥ ヘニータイフーン | 推進力が目立ち気配抜群。巻き返しに向け万全。 |
| B+ | ⑦ カマチョクイン | 気合は乗る。単走でも動けており上積みはある。 |
| B | ⑧ ホーリーグレイル | 外厩主体で整える形。大きな上げ下げなくデキ維持。 |
| B | ⑨ ツーシャドー | 一追いで良化。逃げるなら当日の気配も要確認。 |
| C | ⑩ グレアネオンライト | 動き自体は悪くないが、舞台適性面で強調しづらい。 |
| B | ⑪ コアリオ | 攻めは動けるタイプ。相手強化で評価は控えめ。 |
| A | ⑫ プラウドフレール | 力強い脚捌きで負荷もしっかり。叩き3戦目の上積み。 |
| B | ⑬ エスカティア | 元気一杯で好調キープ。型に嵌まるかが鍵。 |
| A | ⑭ ジゼル | 高いレベルで安定。渋太さが目につき仕上がり良好。 |
| C | ⑮ ミルニュイ | 負荷はかけたが遅れもあり強調材料は少なめ。 |
| B+ | ⑯ ローリエフレイバー | いつもの体と動き。意欲的な攻めで気配は上々。 |
【追い切り総評】
動きの完成度は④オメガシンフォニーと⑥ヘニータイフーンが最上位。⑫プラウドフレールも叩き3戦目らしい力感が出ており、地力＋上積みで勝ち切りまで。⑭ジゼルは安定感が高く、状態面の不安が少ないのが強み。全体として大きく崩れている馬は少ないが、休み明け組（⑤など）は評価を一段下げて組み立てたい。
注目馬ピックアップ（◎○▲△☆）｜東京シンデレラマイル予想
◎⑫ プラウドフレール
大井の右回りで強さを見せてきたタイプで、この内回りマイルは合う。前走は相手が濃くても経験値を積めたのが大きい。追い切りも動きに力感があり、叩き3戦目の上積み込みで一変を狙う。早めに動いて押し切る形が本線。
○⑭ ジゼル
前走で初の1600mを勝ち切り、時計面も優秀で距離不安は解消。揉まれずスムーズなら末脚が確実で、平均ペースなら差しが届く。テン乗りでも本橋騎手なら不安は小さい。
▲⑥ ヘニータイフーン
前走は度外視でき、移籍初戦の内容は重賞級。追い切り気配も抜群で巻き返し態勢は整った。大井が初でも右回り実績があり、展開ひとつで頭まで。
△④ オメガシンフォニー
“態勢万全”の攻め内容で、ここに照準を合わせた仕上げが目立つ。好枠替わりも追い風で、直線が短い内回りでも早めに動けるのは強い。上位争い濃厚。
☆① ケテンドリーム
最内枠でロスなく運べるのは明確な武器。追い切りも素直に伸びており、好位で脚を溜められれば馬券内の現実味がある。相手強化でも“枠＋立ち回り”で残り目を警戒。
買い目例
馬連：⑫−①④⑥⑭（計4点）
3連複フォーメーション：
⑫−④⑥⑭−①④⑥⑧⑬⑭（計12点）
さらに点数を絞るなら：
⑫−⑥⑭−①④⑥⑭（計5点）
【最終見解】勝つのはこの馬！
本命 ⑫ プラウドフレール。
平均ペース想定で前が大きく止まりにくい大井内回りなら、“好位から早めに動ける完成度”を最優先したい。追い切りの動きが良く、叩き3戦目の上積みも見込めるタイミング。相手緩和のここは、主導権を握って押し切るシーンを本線に取る。
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