2025年6月29日(日)のWIN5対象レースは、福島・小倉・函館の3場開催から、芝・ダート・距離・格すべてが多様な全5レース構成。重賞は福島のハンデ重賞「ラジオNIKKEI賞(GIII)」と、波乱必至の「函館記念(GIII)」の2本立てです。
近年は上半期最後のWIN5として高配当が連発傾向。今週も小回りダ1700m×2鞍や、展開の読みが明暗を分ける函館記念がカギを握る構成です。

この記事では、各レースの展開想定・注目馬・調教評価・買い目例を一挙に掲載。過去の好走傾向や直近の追い切り分析も交えつつ、精度重視で攻略のヒントをお届けします。
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今週のWIN5|対象レース一覧と注目ポイント
発走 | 開催 | レース名 | 距離 | クラス |
---|---|---|---|---|
15:00 | 小倉10R | 西部日刊スポーツ杯 | ダ1700m | 2勝クラス |
15:10 | 福島10R | 鶴ヶ城ステークス | ダ1700m | 3勝クラス |
15:25 | 函館11R | 函館記念 | 芝2000m | GIII |
15:35 | 小倉11R | 佐世保ステークス | 芝1200m | 3勝クラス |
15:45 | 福島11R | ラジオNIKKEI賞 | 芝1800m | GIII |
※表は横スクロールできます
小倉10R:西部日刊スポーツ杯(2勝クラス・ダ1700m)展望
展開予想:ハイペース濃厚、前残り警戒も差し浮上あり
1700m戦ながら、逃げ候補に③バトンインディ・⑤コパノアントニオ・⑨ハリーケーンと先行タイプが多く、ペースは前半から流れる想定。なかでも⑨ハリーケーンは1400mでハナを切ってきたスピード型で、内から主導権を主張すればハイ寄りのミドルに。

ただし小倉ダ1700mは小回りの利を活かした立ち回りが重要。速い流れのなかでも前につけられて粘り込める馬、もしくは展開が緩んだ際の差し馬に注意したい一戦。
最終予想印
- ◎⑨ハリーケーン
→ 唯一の3歳馬。スピードの違いで押し切る形が理想。斤量55kgを生かせれば一発十分。 - ○⑩ダノンスウィッチ
→ 除外続きも調整は万全。時計のかかる馬場歓迎で末脚切れる。攻め気配抜群。 - ▲①タイセイウォリアー
→ 叩き2戦目で気配上昇。コース適性もあり、最内からロスなく先行できれば圏内。 - △④ダブルジャッジ
→ 大型馬だが乗り込み十分。先行粘り込みに注意。 - △⑬グーヴェルナイユ
→ ブリンカー着用で一変も。調教内容も好転気配あり。 - ☆⑫スナークシュンソウ
→ 展開がはまれば差し込みも可能。調整過程も良好。
買い目例
■馬連(本線+押さえ)
- 本線:⑨-①・⑩(2点)
- 押さえ:⑨-④・⑫・⑬(3点)
■三連複フォーメーション
- 1頭目:⑨
- 2頭目:①・⑩
- 3頭目:①・④・⑩・⑫・⑬(7点)
福島10R:鶴ヶ城ステークス(3勝クラス・ダ1700m)展望
展開予想:ミドルペース想定、逃げ切り濃厚も差し浮上の余地あり
逃げ候補は⑬ジャスパーロブスト。テンのスピードは抜けており、内に速い馬もいないため、すんなりハナへ。好位に⑮ブレスワード、⑩ソレルビュレットらがつけ、ペースは平均〜やや速めで流れる想定。

ただし、福島ダート1700mは外枠不利の傾向もあり、逃げが決まるか、番手~差しが届くかは馬場次第。洋芝と違い、直線短くポジション取りが重要な一戦。
最終予想印
- ◎⑬ジャスパーロブスト
→ 去勢明けの前走が秀逸。粘って2着は価値高く、叩き2戦目で勝機。気性考慮の軽調整でも仕上がり良好。 - ○⑮ブレスワード
→ 距離短縮が好材料。リフレッシュ明けも中間の動きは良好で、福島コースも合う。 - ▲⑩ソレルビュレット
→ 地力上位。追い切りで遅れるのはいつものこと。1周コースの小回りがどう出るか。 - △②タガノアレハンドラ
→ 福島実績あり。久々でも坂路の動き良く、末脚勝負に持ち込めれば。 - △⑭クロースコンバット
→ 前走から明確な良化気配。内に潜り込めればガラリ一変も。 - ☆⑫グレノークス
→ 調教抜群。昇級戦でやや足りない印象も、好枠からの立ち回り次第でチャンスあり。
買い目例
■馬連(本線+押さえ)
- 本線:⑬-⑩・⑮(2点)
- 押さえ:⑬-②・⑫・⑭(3点)
■三連複フォーメーション
- 1頭目:⑬
- 2頭目:⑩・⑮
- 3頭目:②・⑩・⑫・⑭・⑮(7点)
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函館11R:函館記念(GIII・芝2000m)展望と最終結論
展開予想:ミドル~ややスロー

②アウスヴァールが枠と脚質を活かして単騎で逃げる形。好位には①マイネルモーント、⑤ボーンディスウェイ、⑭トップナイフあたりが控え、⑬マコトヴェリーキーが外から動いてくる展開。ペースは平均〜やや緩く、瞬発力+立ち回り勝負に傾く可能性が高い。
最終予想印
- ◎ ⑦ディマイザキッド
… 函館ダートでの最終追い切りが抜群。前走より確実に良化しており、洋芝適性にも期待。 - ○ ①マイネルモーント
… 洋芝巧者で滞在効果も大きい。最内枠からロスなく立ち回れば上位争い濃厚。 - ▲ ⑬マコトヴェリーキー
… GⅡ好走歴あり。外枠でも自力と持続力で圏内突入のシナリオは十分。 - △ ②アウスヴァール
… 単騎逃げ濃厚。昨年の再現もあり得る好枠+展開利。 - △ ⑨アルナシーム
… 59kgの斤量は課題も、馬体充実で洋芝の適性高。 - ☆ ⑩グランディア
… 昨年の2着馬でリピーターの可能性大。内枠活かして展開ひとつ。
買い目例
■馬連(計5点)
- 本線:⑦-①・⑬
- 押さえ:⑦-②・⑨・⑩
■三連複フォーメーション(計7点)
1頭目:⑦
2頭目:①・⑬
3頭目:①・②・⑨・⑩・⑬
小倉11R:佐世保ステークス(3勝クラス・芝1200m)展望
展開予想:前傾ラップ濃厚、持続力勝負

逃げ候補は⑧テーオースパロー、⑤レッドエヴァンス。前傾ラップになりやすい小倉芝1200mで、テンの速さがある馬が揃い、ペースはハイ寄りのミドルペース想定。スムーズに先行できる馬に分があり、内枠〜好位差しタイプが有利。
最終予想印
- ◎⑤レッドエヴァンス(牡5・松山弘)
→ 去勢明け2戦目で復調。前走は時計・内容ともに優秀で、昇級でも即通用。小倉も合う。 - ○④ミルテンベルク(牡5・吉村誠)
→ 叩き2戦目で上積み十分。CWと坂路での追い切り内容が抜群で、好位差しから一発ある。 - ▲③ヤマニンアンフィル(牝5・団野大)
→ 鞍ズレで度外視の前走から巻き返し濃厚。小倉芝1200mも得意舞台。 - △②トーホウディアス(牡5・和田竜)
→ 近走着実に末脚強化。斤量も魅力で、ハマれば突っ込んでくる。 - △⑪トールキン(牡4・幸英明)
→ 小倉巧者。現級でも通用の内容があり、仕上がりも万全。
買い目例
■馬連(本線+押さえ)
- ⑤-②、⑤-③、⑤-④、⑤-⑪(計4点)
■三連複フォーメーション
- 1頭目:⑤
- 2頭目:③・④
- 3頭目:②・③・④・⑪(計5点)

このレースでは、【◎⑤レッドエヴァンス】が軸として信頼度高め。調教・展開・適性の三拍子が揃い、勝ち切りのチャンス大と見ています。
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福島11R:ラジオNIKKEI賞(GIII・芝1800m)展望と最終結論
展開予想:ミドルペース想定、差し馬に妙味

③スナークピカソが主導権を握り、①エキサイトバイオ、⑪トレサフィール、⑭ショウナンマクベスらが先行。ミドルペースで流れ、4角〜直線で差し馬が台頭しやすい形に。立ち回り+末脚バランスがポイント。
最終予想印
- ◎⑫バズアップビート(牡3・戸崎圭)
→ 安定した末脚が武器。調教も文句なしで成長力を感じる一頭。小回り1800mにも対応可。 - ○②フクノブルーレイク(牡3・松岡正)
→ 素質はクラシック級。調教での集中力・反応ともに申し分なく、条件好転で狙える。 - ▲⑪トレサフィール(牡3・横山典)
→ 自在性ある先行力と安定感。スムーズに運べれば上位争いは濃厚。 - △⑥ビーオンザカバー(牡3・田辺裕)
→ 折り合い難あるが、距離短縮で折り合いやすくなる。展開次第で馬券圏内。 - △⑤センツブラッド(牡3・菅原明)
→ 小回り向きの機動力型。ハンデも魅力で3着には加えたい一頭。
買い目例
■馬連(本線+押さえ)計4点
- 本線:②-⑫、⑪-⑫
- 押さえ:⑤-⑫、⑥-⑫
■三連複フォーメーション(計5点)
- 1頭目:⑫
- 2頭目:②・⑪
- 3頭目:②・⑤・⑥・⑪

このレースは【◎⑫バズアップビート】が軸。小回り1800mでの瞬発力と持続力があり、ペースや馬場に左右されにくい点で最も信頼できる存在です。
まとめ|展開と適性を見極めて勝負!
2025年6月29日(日)のWIN5は、小倉・福島・函館の3場開催から芝・ダート混合の5レース構成。なかでも【函館記念】【ラジオNIKKEI賞】の2重賞が的中を左右する鍵となりそうです。
展開面では、小倉10R・西部日刊スポーツ杯と福島10R・鶴ヶ城Sがハイ~ミドルペースの先行有利。一方、函館記念やラジオNIKKEI賞はペースの緩急によって差し馬が台頭するシナリオも十分考えられます。
また、各レースとも調教・臨戦過程・馬場適性がハッキリと分かれており、取捨を絞れば買い目点数を抑えたうえで高回収を狙える構成です。

今週も「展開読み×仕上がり評価×馬場傾向」にこだわった最終見解で、WIN5完全的中を狙っていきましょう。

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