第21回 福島牝馬ステークス
2024.4/20(土) 発走15:25 | 福島11R 第21回 福島牝馬ステークス G3 |
---|---|
コース | 福島1800m(芝/右) 指定、牝馬(国際)、4歳以上 オープン、別定 |
本賞金(万円) | 1着 4,000 2着 1,600 3着 1,000 4着 600 5着 400 |
特別登録馬17頭 (出走可能頭数16頭)
馬番 | 馬名 | 父名 | 性齢 | 重量 | 騎手 | 前走 | レース | 着 | コース |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | コスタボニータ | イスラボニータ | 牝5 | 55 | 岩田望 | 3/9 | 中山牝馬S G3 | 5 | 中山1800芝 |
2 | エリカヴィータ | キングカメハメハ | 牝5 | 55 | 富田 | 1/13 | 愛知杯 G3 | 10 | 小倉2000芝 |
3 | ピンクジン | ダノンバラード | 牝4 | 55 | 黛 | 3/10 | 房総特別(2勝) | 9 | 中山1800芝 |
4 | ペイシャフラワー | ニシケンモノノフ | 牝4 | 55 | 永島ま | 3/31 | キタサンブラックC (3勝) | 13 | 阪神1600芝 |
5 | トーセンローリエ | サトノクラウン | 牝4 | 55 | 丹内 | 9/10 | 京成杯AH G3 | 11 | 中山1600芝 |
6 | エリオトローピオ | ゴールドシップ | 牝5 | 55 | 石橋脩 | 3/17 | スピカC (3勝) | 16 | 中山1800芝 |
7 | ファユエン | ヴァンセンヌ | 牝6 | 55 | 菊沢 | 10/14 | 府中牝馬S G2 | 12 | 東京1800芝 |
8 | ウインピクシス | ゴールドシップ | 牝5 | 55 | 松岡 | 1/13 | 愛知杯 G3 | 13 | 小倉2000芝 |
9 | エミュー | ハービンジャー | 牝4 | 55 | 菅原明 | 1/6 | 中山金杯 G3 | 17 | 中山2000芝 |
10 | キミノナハマリア | ハービンジャー | 牝4 | 55 | 鮫島駿 | 2/10 | 飛鳥S (3勝) | 4 | 京都2000芝 |
11 | タガノパッション | キングカメハメハ | 牝6 | 55 | 菱田 | 3/9 | 中山牝馬S G3 | 6 | 中山1800芝 |
12 | ラリュエル | ディープインパクト | 牝5 | 55 | 北村友 | 3/16 | 豊橋S (3勝) | 1 | 中京1600芝 |
13 | ライトクオンタム | ディープインパクト | 牝4 | 55 | 吉田隼 | 2/4 | 小倉日経OP(OP) | 3 | 小倉2000芝 |
14 | フィールシンパシー | ベーカバド | 牝5 | 55 | 横山琉 | 3/9 | 中山牝馬S G3 | 4 | 中山1800芝 |
15 | シンリョクカ | サトノダイヤモンド | 牝4 | 55 | 木幡初 | 3/9 | 中山牝馬S G3 | 3 | 中山1800芝 |
16 | グランベルナデット | キズナ | 牝4 | 55 | 横山武 | 1/20 | 初富士S(3勝) | 1 | 中山2000芝 |
– | カヨウネンカ | ゴールドシップ | 牝5 | – | – | 3/17 | スピカS(3勝) | 9 | 中山1800芝 |
上位注目馬 | 性齢 | 騎手 | 通算成績 | 着度数 |
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グランベルナデット | 牝4 | 横山武 | 中央在籍8戦 | 3-0-0-5 |
シンリョクカ | 牝4 | 木幡初 | 中央在籍8戦 | 1-1-1-5 |
コスタボニータ | 牝5 | 岩田望 | 中央在籍16戦 | 4-3-3-6 |
ラリュエル | 牝5 | 北村友 | 中央在籍10戦 | 4-1-0-5 |
ウインピクシス | 牝5 | 松岡 | 中央在籍14戦 | 4-2-1-7 |
タガノパッション | 牝6 | 菱田 | 中央在籍23戦 | 2-2-8-11 |
フィールシンパシー | 牝5 | 横山琉 | 中央在籍18戦 | 4-3-1-10 |
データ分析

波乱の決着が目立つ牝馬限定重賞
2023年に第20回を迎えた福島牝馬S。いまや春の福島を彩る重賞として定着した一戦は、第1回から単勝2桁人気馬が馬券に絡むなど、波乱が起きやすいことでも知られている。果たして、今年はどのような結果となるのだろうか。新潟競馬場で行われた2021年も含めた過去10年の結果を参考に、攻略の糸口をつかみたい。
JRA公式による福島牝馬S 引用データより
気になった注目データと該当馬を紹介していくぞ!
上位人気が勝ち切れず混戦模様
昨年まで単勝1番人気が10連敗中で、2番人気に至っては第1回の2004年が最初で最後の勝利と上位人気がパッとしない。過去10年では3番人気が4勝を挙げているものの、そのうち2020年は3連単の配当が200万円を超えたように、上位人気馬同士の決着が少ない。16番人気や15番人気の好走例もあるので、高配当を狙った予想をしてみるのも一興だろう。
JRAより引用
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率 1番人気 0-4-1-5 0% 40.0% 50.0% 2番人気 0-2-1-7 0% 20.0% 30.0% 3番人気 4-0-0-6 40.0% 40.0% 40.0% 4番人気 1-1-2-6 10.0% 20.0% 40.0% 5番人気 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0% 6~9番人気 3-2-0-35 7.5% 12.5% 12.5% 10番人気以下 1-1-5-51 1.7% 3.4% 12.1% 単勝人気別成績(過去10年)

予想人気とオッズはこちら。
2ケタ人気の穴馬の好走例も珍しくない!
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
---|---|---|
1 | コスタボニータ | 4.2 |
2 | シンリョクカ | 4.8 |
3 | グランベルナデット | 6.0 |
4 | キミノナハマリア | 8.4 |
5 | ウインピクシス | 9.1 |
6 | フィールシンパシー | 11.3 |
7 | タガノパッション | 13.1 |
8 | ラリュエル | 15.7 |
9 | ライトクオンタム | 21.5 |
10 | エリカヴィータ | 33.5 |
11 | トーセンローリエ | 43.8 |
12 | エミュー | 43.9 |
13 | ファユエン | 60.2 |
14 | 80.1 | |
15 | ピンクジン | 85.5 |
16 | エリオトローピオ | 87.4 |
17 | ペイシャフラワー | 133.1 |
好走馬の大半が前走GⅢ組
過去10年の前走別成績を見ていくと、優勝馬は全て前走がGⅢだった。GⅢ組の中でも、中山牝馬Sから臨んだ馬が〔5・6・2・51〕と、連対馬の半数以上を占めている。
前走 成績 勝率 連対率 3着内率 GⅡ 0-0-1-5 0% 0% 16.7% GⅢ 10-6-5-67 11.4% 18.2% 23.9% オープン特別 0-1-2-16 0% 5.3% 15.8% 3勝クラス 0-2-2-18 0% 9.1% 18.2% 2勝クラス 0-1-0-8 0% 11.1% 11.1% 地方のレース 0-0-0-4 0% 0% 0% 前走別成績(過去10年) 注記:格付けのない重賞だったターコイズSはGⅢに含む
注記:リステッドはオープン特別に含むただし、ここ3年は中山牝馬S以外のGⅢから臨んだ馬が連勝中。そのうち、2023年に勝ったステラリアは前年5月の新潟大賞典以来の出走という点が嫌われたのか、単勝8番人気にとどまっていた。また、2021年の優勝馬ディアンドルは小倉大賞典3着からの臨戦にもかかわらず7番人気どまりだった。その他にも、2016年の優勝馬マコトブリジャール(前走愛知杯)は15番人気での勝利と、前走が中山牝馬S以外のGⅢだった馬は人気薄の好走例が少なくないので、狙ってみる価値はありそうだ。
前走 成績 勝率 連対率 3着内率 中山牝馬S 1-1-0-29 3.2% 6.5% 6.5% その他のGⅢ 3-0-3-13 15.8% 15.8% 31.6% その他のレース 0-2-2-44 0% 4.2% 8.3% 単勝6番人気以下だった馬の前走別成績(過去10年) 注記:格付けのない重賞だったターコイズSはGⅢに含む
JRAより引用

中山牝馬S以外のG3競走からの転戦馬に妙味がありそう!
馬名 | 前走 | レース | 着 | コース |
---|---|---|---|---|
ウインピクシス | 24.01/13 | 愛知杯 G3 | 13 | 小倉2000芝 |
エミュー | 24.01/06 | 中山金杯 G3 | 17 | 中山2000芝 |
エリカヴィータ | 24.01/13 | 愛知杯 G3 | 10 | 小倉2000芝 |
トーセンローリエ | 23.09/10 | 京成杯AH G3 | 11 | 中山1600芝 |
近年は大型馬が大活躍
前項で紹介した2023年優勝のステラリアと、2021年優勝のディアンドルは馬体重が500キログラムを超えていた点も共通している。500キログラム以上だった馬は他にも、2018年優勝のキンショーユキヒメは単勝7番人気と人気薄での勝利が目立つ上に、3着内率が50.0%と高いことからも狙い目と言えるだろう。また、2020年のフェアリーポルカ、2022年のアナザーリリックはともに490キログラム台での優勝で、近年は特に大型馬の活躍が顕著となっている。
JRAより引用
馬体重 成績 勝率 連対率 3着内率 439kg以下 1-1-1-15 5.6% 11.1% 16.7% 440kg~459kg 1-4-2-31 2.6% 13.2% 18.4% 460kg~479kg 1-3-4-46 1.9% 7.4% 14.8% 480kg~499kg 3-1-2-20 11.5% 15.4% 23.1% 500kg以上 4-1-1-6 33.3% 41.7% 50.0% 馬体重別成績(過去10年)

各登録馬の前走馬体重はこちら。
好走が目立つ大型馬の激走に注意!
馬名 | 前走馬体重 |
---|---|
ウインピクシス | 458kg |
エミュー | 422kg |
エリオトローピオ | 416kg |
エリカヴィータ | 460kg |
462kg | |
キミノナハマリア | 504kg |
グランベルナデット | 512kg |
コスタボニータ | 470kg |
シンリョクカ | 464kg |
タガノパッション | 474kg |
トーセンローリエ | 432kg |
ピンクジン | 442kg |
ファユエン | 474kg |
フィールシンパシー | 456kg |
ペイシャフラワー | 468kg |
ライトクオンタム | 422kg |
ラリュエル | 432kg |
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第18回 福島牝馬S
2021.4/24 新潟1800(芝)/晴・良/15頭
着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 馬体重 | 重量 | 騎手 | タイム/着差 | 通過順 | 上り3F | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 11 | ディアンドル | 牝5 | 502 | 55 | 団野 | 1.46.9 | 1-1-1 | 34.2 | 7 |
2 | 13 | ドナアトラエンテ | 牝5 | 458 | 54 | 川田 | ハナ | 8-6-6 | 33.7 | 1 |
3 | 12 | サンクテュエール | 牝4 | 470 | 54 | 杉原 | クビ | 4-4-5 | 34.1 | 10 |
単勝 | 馬連 | 馬単 | 三連複 | 三連単 |
---|---|---|---|---|
¥1,540 | ¥3,300 | ¥8,140 | ¥33,030 | ¥237,210 |
第19回 福島牝馬S
2022.4/23 福島1800(芝)/晴・良/16頭
着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 馬体重 | 重量 | 騎手 | タイム/着差 | 通過順 | 上り3F | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | アナザーリリック | 牝4 | 494 | 54 | 津村 | 1.47.0 | 15-15-14-9 | 34.6 | 3 |
2 | 2 | クリノプレミアム | 牝5 | 486 | 54 | 松岡 | クビ | 5-5-5-3 | 35.7 | 6 |
3 | 8 | サトノダムゼル | 牝6 | 468 | 54 | 丸山 | クビ | 8-9-10-9 | 35.0 | 5 |
単勝 | 馬連 | 馬単 | 三連複 | 三連単 |
---|---|---|---|---|
¥690 | ¥3,560 | ¥6,940 | ¥13,390 | ¥71,050 |
第20回 福島牝馬S
2023.4/22 福島1800(芝)/晴・良/15頭
着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 馬体重 | 重量 | 騎手 | タイム/着差 | 通過順 | 上り3F | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | ステラリア | 牝5 | 504 | 55 | 団野 | 1.47.9 | 7-6-7-6 | 34.5 | 8 |
2 | 9 | ビッグリボン | 牝5 | 500 | 55 | 西村淳 | ハナ | 11-10-7-6 | 34.5 | 2 |
3 | 11 | クリノプレミアム | 牝6 | 488 | 55 | 柴田善 | アタマ | 4-5-3-2 | 34.7 | 4 |
単勝 | 馬連 | 馬単 | 三連複 | 三連単 |
---|---|---|---|---|
¥1,380 | ¥5,060 | ¥10,650 | ¥9,630 | ¥76,350 |
福島1800m(芝・右)

- コースは右回りで、スタート位置は、正面スタンド前より少し右
- スタート後に若干の上り勾配で最初の1コーナーまでの距離は約305m
- 1~2コーナーはほぼ平坦、向正直線に入ると緩やかな上り勾配
- 3~4コーナーはスパイラルカーブでコース全体の高低差は1.9m
- ラスト400m付近から下り坂で、最後の直線は残り150mから上り勾配
- 最後の直線はAコース時が292.0m、Bコースは297.5m、Cコースは299.7m
福島コースは、JRA全場で最も1周距離が短く、細かい起伏が連続するコースが特徴。
アップダウンによる消耗が激しく、素早く動ける器用さと長く良い脚の継続が求められるコース。
2歳レコード | 1:46.2 |
2018/11/4 | マイネルサーパス(牡2) 丹内 |
3歳以上レコード | 1:45.3 |
1998/6/21 | アンブラスモア(牡4) 松永 |
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