【軸2頭予想】2024.2/25(日)阪急杯(G3)

ベテラン馬の激走に注意

春の古馬重賞は、成長著しい4歳馬や充実期を迎えた5歳馬が主役を務めることが多い。過去10年の阪急杯でも好走率が高いのは4歳馬や5歳馬なのだが、6歳以上の馬の好走も少なくない。6歳以上の馬は人気薄での好走例が目立ち、2017年12番人気3着のナガラオリオン（8歳）、2019年11番人気1着のスマートオーディン（6歳）、2022年9番人気2着のトゥラヴェスーラ（7歳）などが低評価を覆す好走を見せている。

年齢	成績	勝率	連対率	3着内率
4歳	3-2-2-20	11.1%	18.5%	25.9%
5歳	2-3-4-32	4.9%	12.2%	22.0%
6歳	3-2-2-41	6.3%	10.4%	14.6%
7歳以上	2-3-2-39	4.3%	10.9%	15.2%

JRAより引用

内枠の先行馬が狙い目

過去10年の枠番別成績では、1枠から3枠の3着内率が比較的高くなっている。特に、1枠から3枠の馬が4コーナーを4番手以内で通過した場合、〔1・4・2・9〕で3着内率は43.8%に上昇する。内枠の先行できそうな馬はマークしておこう。

枠番	成績	勝率	連対率	3着内率
1枠	1-2-0-14	5.9%	17.6%	17.6%
2枠	1-0-3-14	5.6%	5.6%	22.2%
3枠	0-5-2-12	0%	26.3%	36.8%
4枠	1-1-1-16	5.3%	10.5%	15.8%
5枠	0-0-1-19	0%	0%	5.0%
6枠	2-1-0-17	10.0%	15.0%	15.0%
7枠	4-0-1-19	16.7%	16.7%	20.8%
8枠	1-1-2-21	4.0%	8.0%	16.0%

JRAより引用

前走の距離にも注目

過去10年の出走馬延べ162頭の中には、前走が1600メートルを超えるレースだった馬はいない。いかに短距離志向の強い馬が集まるレースであるかがわかるだろう。その中でも好走率が高いのは、前走も1400メートルだった馬。1600メートルだった馬の成績も悪くはない一方で、1200メートルだった馬の成績はやや落ちる。

前走の距離	成績	勝率	連対率	3着内率
1000m	0-0-0-1	0%	0%	0%
1200m	2-2-3-54	3.3%	6.6%	11.5%
1400m	4-5-3-34	8.7%	19.6%	26.1%
1600m	4-3-4-43	7.4%	13.0%	20.4%

JRAより引用

第65回 阪急杯

2021.2/28 阪神1400(芝)/晴・良/17頭

第66回 阪急杯

2022.2/27 阪神1400(芝)/晴・良/14頭

第67回 阪急杯

2023.2/26 阪神1400(芝)/曇・良/15頭