京王杯2歳ステークス2025予想｜東京芝1400は“上がり勝負”傾向！追い切り評価・有力馬診断・コース攻略

11月8日（土）東京11R・第61回京王杯2歳ステークス（芝1400m）。
阪神JF・朝日杯FSへとつながる2歳重賞で、後のGⅠ馬を多数輩出してきた登竜門レースです。
東京芝1400mらしく、スピードと瞬発力、そして折り合いの巧さが問われる一戦。
前走で完勝してきた上がり馬か、重賞組の地力か──世代の次なるスター候補がここで頭角を現します。

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この記事の内容

京王杯2歳ステークス2025のレース概要
出馬表｜京王杯2歳ステークス（GⅡ）
注目馬紹介｜有力馬と伏兵をチェック
コースの特徴と傾向｜東京・芝1400m（B）
過去データで見る京王杯2歳Sの攻略ポイント
1週前の追い切り注目馬（A〜C）
展開ポイント（事前メモ）
【11/5更新】最終追い切り評価（S〜C）
【11.7公開】最終見解｜展開・買い目例
まとめ
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京王杯2歳ステークス2025のレース概要

開催日：11月8日（土）東京11R 15:35発走
レース名：第61回京王杯2歳ステークス（GII）
条件：2歳・国際・馬齢／芝1400m（Bコース・左）
賞金：1着3,800万／2着1,500万／3着950万／4着570万／5着380万
出走可能頭数：18頭（登録16頭）

出馬表｜京王杯2歳ステークス（GⅡ）

馬番	印	馬名	性齢	騎手	斤量	厩舎
１		ネネキリマル	牡2	佐々木大	56	栗河嶋
２		シャオママル	牡2	プーシャ	56	美加藤士
３		ルートサーティーン	牡2	岩田康	56	栗辻野
４		ミルトベスト	牡2	横山武	56	栗中村
５	★	B シーミハットク	牡2	三浦皇	56	栗寺島
６	△	シュペルリング	牡2	津村明	56	美嘉藤
７	△	(外)ユウファラオ	牡2	松岡正	56	栗森秀行
８		ホットゥトロット	牡2	大野拓	56	美堀内
９		コックオーヴァン	牝2	松岡正	55	美伊藤伸
10	◎	ダイヤモンドノット	牡2	ルメール	56	栗福永
11		フォトンゲイザー	牡2	木幡巧	56	美牧
12		フクチャンショウ	牡2	戸崎圭	56	美加藤征
13	△	フェーダーローター	牝2	原優介	55	美天間
14	○	トワニ	牝2	菅原明	55	美蛯名正
15		リネンタイリン	牡2	未定	56	美南田
16	▲	レッドスティンガー	牡2	横山和	56	美矢嶋

注目馬紹介｜有力馬と伏兵をチェック

◎ダイヤモンドノット
もみじS②。ワンターン1400は合致。1週前は「軽快な動き目立つ」で上向き。直線のL2～L1で再加速できるタイプで、東京替わりも歓迎。
○トワニ
サフラン賞⑤も内容は悪くなく、稽古は「抜群の脚捌き↗」。馬齢55で軽さが活きる牝馬。折り合って直線勝負へ。
▲レッドスティンガー
1勝クラス②で器用さ示す。追い切り「気合乗り上々」。速い上がり対応の裏付けあり、展開ひとつ。
△シュペルリング
新馬快勝。正攻法でセンス良く、東京1400で再現性高い。上積み次第で台頭。
△フェーダーローター
未勝利を内ロス最小で差し切り。持続力型で流れて良し。時計強化で圏内。
△ユウファラオ
サウジRC⑥でも内容悪くない。距離短縮で流れに乗れれば一変まで。
☆シーミハットク（穴）
逃げ切り型。ペースが緩めになれば粘り込み。マーク薄で展開利が出る年なら一撃も。

コースの特徴と傾向｜東京・芝1400m（B）

バックストレッチ発走→3角まで約340m。直線525.9mで中盤は淡々、ラストは坂を越えての瞬発‐持続の総合力戦。前半で稼いで粘る先行一本は通用しにくく、直線用の脚を温存できる折り合いが重要。良馬場なら上がり33～34秒台が勝負ライン。

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過去データで見る京王杯2歳Sの攻略ポイント

上位人気が基軸：3着内30頭中21頭が5番人気以内。
前走1着かつ0.2秒以上の完勝は3着内率高め。
前走重賞／OP／新馬からの臨戦が堅実。
優勝馬像（近年）：中5週以上・キャリア3戦以内・前走距離1600m未満が共通。

「買い」は〈前走完勝（0.2秒差以上）×中5週以上×キャリア1〜3戦〉を優先、「削り」は〈1勝クラス経由は割引・キャリア過多は過信禁物〉が基準。

1週前の追い切り注目馬（A〜C）

馬名	1週前短評	評価
ダイヤモンドノット	軽快な動き目立つ↗	A
トワニ	抜群の脚捌き↗	A
フクチャンショウ	スピード感十分↗	A-
レッドスティンガー	気合乗り上々	B+
ルートサーティーン	終いの伸び良↗	B+
ネネキリマル	元気一杯	B+
シュペルリング	変わりなく順調	B
シーミハットク	好調持続	B
ユウファラオ	脚取り確か	B
コックオーヴァン	坂路で入念	B-

展開ポイント（事前メモ）

軸の条件：上位人気×折り合い良化×瞬発‐持続の両立。
プラス査定：前走勝利で0.2秒差以上／中5週以上／キャリア3戦以内。
◎ダイヤモンドノットは舞台適性と稽古上昇で主役候補。対抗は上昇気配明確な○トワニ、巧者▲レッドスティンガーが続く。波乱対策に前受け型の★シーミハットク。

逃げ候補：コックオーヴァン、シーミハットク
先行〜好位：ダイヤモンドノット、ルートサーティーン、ミルトベスト
中団差し：シュペルリング、フクチャンショウ、レッドスティンガー、トワニ
差し・追込：シャオママル、ホットゥトロット、ユウファラオ

想定：ミドル寄り～やや落ち着いた流れ。直線はL2～L1の持続力＋瞬発力が鍵。差し優位想定だが、ペースが緩めなら前受け型の粘り込みにも注意。

【11/5更新】最終追い切り評価（S〜C）

評価	馬名	追い切り短評
S	ダイヤモンドノット	坂路で依然動き絶好↗ 先週好時計から直前も余力十分で完成度高い
A	ミルトベスト	坂路で楽に好時計↗ 押さえても終いの反応鋭い
A	コックオーヴァン	美Wでひと叩き上昇。馬なりでも推進力◎
A	シャオママル	坂路で素軽さ。本数十分で好調持続
A	シュペルリング	坂路＆美Wともスムーズ。フォーム安定で上積み十分
A	ルートサーティーン	坂路で動きキビキビ↗ 先週からの良化顕著
B+	シーミハットク	CWで前走以上の気配。併せて先着と中身良化
B+	トワニ	美Wでフットワーク軽快。細さはあるが動き良い
B+	ネネキリマル	坂路で力強い脚捌き。立て直して良化進む
B+	フクチャンショウ	坂路2本で気合乗り。併走でも互角で脚取り確か
B+	レッドスティンガー	時計平凡も伸び良。負荷かけて終いに良さ
B+	ホットゥトロット	追走併入で内容堅実。好調持続で当日次第
B	ユウファラオ	坂路でまずまず。基礎体力は維持、当日の気配カギ
B	リネンタイリン	若さ残すが動き良く先着。経験積めば更に
B	フェーダーローター	攻め量やや物足りずも馬体は維持。実戦で上積み待ち
B	フォトンゲイザー	乗り込み進むも鋭さひと息。展開と馬場助け必要

仕上がり面では全体的に上位拮抗も、動きの質で一歩抜けているのが ダイヤモンドノット（S評価）。坂路での推進力・反応ともに抜群で、文句なしの仕上がり。対抗は ミルトベスト、コックオーヴァン、シャオママル、シュペルリング、ルートサーティーン のA評価勢。いずれも軽快な動きで気配上昇中。B＋組では ネネキリマル、フクチャンショウ の脚捌きが印象的で、レースに向けての良化が伺える。調教全体として時計以上に中身の濃い仕上げが多く、例年以上に“完成度勝負”の一戦になりそうだ。

【11.7公開】最終見解｜展開・買い目例

展開予想│東京1400m（芝B・左）

想定隊列：
逃げ⑦ユウファラオ／好位⑥シュペルリング・⑩ダイヤモンドノット・④ミルトベスト／中団⑯レッドスティンガー・②シャオママル・③ルートサーティーン／後方⑭トワニ・⑧ホットゥトロットほか
ペース：M（淡々→直線持続力勝負）

東京1400mはワンターンで流れやすく、直線はL2〜L1での持続力と瞬発の両立が鍵。⑦が単騎気味に主導権。好位で脚を温存できる⑩④⑥に利。差し勢は直線で内〜中の進路確保がポイント。

最終予想印｜京王杯2歳S2025

◎ ⑩ ダイヤモンドノット
…良血＋前走内容優秀。中2週でも稽古気配は依然良好。1400mなら位置が取りやすく、展開に左右されにくい。完成度と持続力で主軸。

○ ⑯ レッドスティンガー
…東京1400mで折り合い向上。前走後の集中力UPが好材料。時計短縮余地が大きく、外めスムーズなら差し切り圏。

▲ ④ ミルトベスト
…初戦は時計以上の完勝。坂路自己ベスト級の楽時計で素質上位。ペースが流れる重賞の方が競馬はしやすい。

△ ⑥ シュペルリング
…本来は1400m向き。器用さと瞬発のバランス良く、1度使われて上積み十分。

△ ② シャオママル
…3戦すべて上がり最速級。ワンターン東京で末脚の信頼高い。

△ ③ ルートサーティーン
…タイトな流れを経験し決め手強化。テンポ良く運べれば上位争い。

☆ ⑦ ユウファラオ
…距離短縮歓迎。単騎なら前残りの警戒必要。

買い目例（馬連・3連複）

馬連
⑩－②③④⑥⑯（5点）
押さえ：⑦－⑩（1点）

3連複フォーメーション
1列目：⑩
2列目：④⑥⑯
3列目：②③④⑥⑦⑭⑯（15点）

――点数を絞るなら
馬連：⑩－④⑯（2点）
3連複：⑩－⑯－④⑥（2点）

まとめ

想定Mペースの東京1400mは「好位確保＋L2持続」が勝ち筋。完成度と臨戦安定の◎⑩ダイヤモンドノットを軸に、差しの伸びしろ○⑯レッドスティンガー、素質高い▲④ミルトベストが筆頭。器用さ光る⑥、末脚堅実②、良化③を相手本線。逃げ残りの⑦まで押さえる。直線は内〜中の進路をスムーズに確保できる先行〜好位勢を重視する。