マイルチャンピオンシップ2025予想｜京都外回りで問われる持続力と瞬発力

秋のマイル王を決める伝統の一戦「第42回マイルチャンピオンシップ（GI）」が、11月23日（日）京都競馬場・芝1600m外回りで行われる。
富士S組や毎日王冠組、そして天皇賞（秋）からの転戦馬など、各路線の精鋭が集結。
京都外回り特有の“下り坂加速からの持続力勝負”が鍵を握り、瞬発力一辺倒では届かない展開が例年の特徴だ。
マイル路線の頂点を懸けた実力馬たちの真っ向勝負に注目したい。

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この記事の内容

マイルチャンピオンシップ2025のレース概要
出馬表｜第42回マイルチャンピオンシップ（GI）
注目馬紹介｜有力馬と伏兵をチェック
コースの特徴と傾向｜京都芝1600m（外回り）
過去データで見るマイルチャンピオンシップの攻略ポイント
1週前の追い切り注目馬（A〜C）
展開ポイント
【11/19 更新】最終追い切り評価（S〜C）
【 11.21公開】最終見解｜展開・買い目例
まとめ
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マイルチャンピオンシップ2025のレース概要

開催：11月23日（日）京都11R 15:40発走
格付け：GI（指定・国際・3歳以上・定量）
コース：芝C・右外 1600m
賞金：①18,000万 ②7,200万 ③4,500万 ④2,700万 ⑤1,800万
出走可能頭数：18頭（登録22頭）

スピードだけでなく、長く脚を使う持続力と早めスパートに耐える底力が問われる一戦だ。過去にはモーリス、グランアレグリア、ナミュールら名マイラーが覇を競い、秋競馬の最重要GⅠとして位置付けられている。

出馬表｜第42回マイルチャンピオンシップ（GI）

馬番	印	馬名	性齢	騎手	斤量	厩舎
１		トウシンマカオ	牡6	団野大	58	美高柳瑞
２		シャンパンカラー	牡5	吉村誠	58	美田中剛
３		ウォーターリヒト	牡4	高杉吏	58	栗石橋
４		マジックサンズ	牡3	武豊	57	栗須貝
５	★	アスコリピチェーノ	牝4	ルメール	56	美黒岩
６	○	B ガイアフォース	牡6	横山武	58	栗杉山晴
７	△	チェルヴィニア	牝4	マーカン	56	美木村
８		カンチェンジュンガ	牡5	藤岡佑	58	栗庄野
９		B エルトンバローズ	牡5	西村淳	58	栗杉山晴
10	△	ラヴァンダ	牝4	岩田望	56	栗中村
11		(外)オフトレイル	牡4	菅原明	58	栗吉村
12		B ウインマーベル	牡6	松山弘	58	美深山
13		ロングラン	セ7	岩田康	58	美和田勇
14	△	レーベンスティール	牡5	レーン	58	美田中博
15	◎	ジャンタルマンタル	牡4	川田将	58	栗高野
16	△	[外] ドックランズ	牡5	ザーラ	58	英ユースタ
17	▲	ソウルラッシュ	牡7	C.デムーロ	58	栗池江
18		ワイドラトゥール	牝4	北村友	56	栗藤原英

注目馬紹介｜有力馬と伏兵をチェック

ジャンタルマンタル
マイルGⅠ3勝の完成度は現役屈指。好位でためて瞬時に加速できる自在性の高さが武器で、富士Sは久々と斤量を思えば「負けて強し」。今回は叩き2走目で攻め内容も上向き、馬体の張りや気配も一段階アップ。京都外回りのマイルでも実績があり、展開に左右されにくい特性も心強い。大舞台でも安定してパフォーマンスを発揮できるタイプだ。

アスコリピチェーノ
国内マイルGⅠで①②②①着と、常に上位を争ってきた牝馬トップクラスの実力馬。前走は馬群の密集・道悪・位置取りの不利が重なり、本来の末脚を使えなかった印象。今回は早めの栗東入りで十分に乗り込み、CWで長めからしっかり負荷をかける調整が目立つ。春のGⅠ時と遜色ない状態に戻っており、良馬場なら大きく巻き返してくる。

ソウルラッシュ
国内外のGⅠ・GⅡで常に上位争いを続ける安定型マイラー。富士Sは骨折明けで59キロを背負いながら3着と、むしろ内容は優秀だった。放牧明けのケアも万全で、馬体の張り・毛ヅヤともに良化傾向。1週前追い切りも重い馬場で強烈な伸びを見せ、使われた上積みは大きい。舞台適性も高く、展開ひとつで勝ち切るだけの力がある。

ガイアフォース
安田記念2着、富士Sではジャンタルマンタルを完封と、マイル転向後にさらに進化。ブリンカー効果も大きく、ためが利くようになって末脚の質が安定してきた。1週前坂路では大きく追走して強め先着と、気配も抜群。東京実績が多いタイプだが、マイラーズC2着がある京都マイルなら問題なし。近走の充実ぶりは屈指で、侮れない存在。

レーベンスティール
毎日王冠で4度目の重賞タイトル。好位で折り合い、ラストで鋭く伸びる形が板につき、精神面の成長を感じさせる。放牧先からの帰厩後も心身の充実ぶりが目立ち、馬体の締まりも昨年以上。マイルの速い流れがかえって折り合いを助ける可能性もあり、58キロなら毎日王冠よりも条件好転の面も。大舞台でも一撃があっていい。

チェルヴィニア
二冠牝馬で、ジャパンCでも牡馬相手に4着と能力の高さは証明済み。今季は案外だが、特に大きく崩れた2戦は馬体の余裕も影響した印象。今回は入厩時から毛ヅヤ・素軽さともに復調気配があり、調教で強度を上げても疲れが残らない点は好材料。腕力あるジョッキーへの乗り替わりもプラスに働きそうで、変わり身を期待したい。

オフトレイル
スワンSをレコード勝ちし、関屋記念2着もレコード決着の僅差と、時計勝負に強いのが最大の武器。ベストは1400mだが折り合いがつけばマイルも問題なく、得意の京都外回りなら距離延長もこなせる可能性が高い。1週前のCWでは迫力十分で反動も見られず、勢いそのままに上位を脅かすシーンがあっても驚けない。

ラヴァンダ
エリザベス女王杯を回避し、適性の高いマイル一本に照準を合わせてきた点が好印象。アイルランドTでは上がり3F32秒4の強烈な決め手を披露し、その内容はGⅠ級といえる。1週前CWでも楽な手応えで鋭く伸び、疲れも見せないタフさが魅力。牡馬相手の強い組合せでも、差し脚が生きる展開になれば台頭十分の伏兵。

エルトンバローズ
一昨年4着、昨年2着と相性の良いレースで、ここに照準を合わせて順調に良化。骨折明けの中京記念、完調手前の毎日王冠でも見せ場を作り、能力の高さは健在。1週前CWの併せ馬では追走先着と気配も一段階アップ。良化曲線の頂点でレースを迎えられそうで、今年のメンバーでも上位争いを狙える位置にいる。

マジックサンズ
前走は枠や展開が向かず力を発揮し切れなかったが、自分のリズムで運べたNHKマイルCでは鋭い末脚を見せたように、スタイルが明確なタイプ。調教ではガス抜きが成功し、腹回りも締まって雰囲気は良化。地元・京都で当日輸送がどうかという課題はあるが、展開ひとつで大穴をあける可能性も秘めている。

ドックランズ
今年の英クイーンアンS勝ち馬で、国際GⅠ級の実績が光る外国馬。近3走は60キロ以上の酷量を背負っており、今回は久々の58キロで出走できる点が大きなプラス。当時の4着馬がBCマイルを制したことからもレベルの高さは疑いようがない。右回りは経験が少ないがこなせる範囲で、スタートさえ決まれば一気に上位を脅かしてくる力を秘める。

コースの特徴と傾向｜京都芝1600m（外回り）

京都外回り1600mは、2コーナー奥のポケット地点からのスタート。
序盤は上り坂でペースが落ち着きやすく、3コーナー下りから一気に加速。
ゴール前の直線は約400mと長く、瞬発力よりも“長く脚を使える持続力”が求められる。

先行馬でも坂の頂点でしっかり息を入れられるタイプが有利。

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過去データで見るマイルチャンピオンシップの攻略ポイント

・過去10年の3着内馬30頭中29頭は前走5着以内
・上位人気の成績が拮抗、特に4～9倍台が連対率約40％超
・京都開催時は外枠優勢（7～8枠の好走率が高い）
・GⅠまたはGⅡ組が中心。富士S・毎日王冠・天皇賞（秋）組が有力

狙いは「前走GⅠまたはGⅡで上位」「持続力勝負に強い差し・先行タイプ」。

1週前の追い切り注目馬（A〜C）

評価	馬名	追い切り短評
A	アスコリピチェーノ	CWと坂路で入念。強めに追っても余力ある動きで仕上がり順調。
A	ウインマーベル	美W併せ一杯で鋭く先着。久々を叩いて反応一段階アップの好内容。
B+	ウォーターリヒト	CW一杯でしっかり負荷。馬体は上々で切れ味維持、良化余地も残す。
B	エコロヴァルツ	坂路で淡々と本数をこなし余裕ある動き。まだ上積みを残した印象。
A	エルトンバローズ	CW併せ一杯で外先着。時計・動きとも上々で昨年以上の気配を感じさせる。
A	オフトレイル	CWと坂路併用で負荷十分。終いまでブレないフォームで高いレベルを維持。
A	ガイアフォース	坂路で終い重点の好時計先着。反応鋭く、前走以上のデキが見込める内容。
B+	カンチェンジュンガ	坂路で本数豊富。終いまでフットワーク軽快で気配良好も、距離克服が鍵。
A	ジャンタルマンタル	坂路2本追いで終い強め。力強い伸び脚で使いつつ確実に上向き。
B+	シャンパンカラー	美Wで一杯に追われ好時計マーク。久々でも態勢はほぼ整った印象。
A	ソウルラッシュ	CW一杯で鋭く先着。骨折明けを叩いて馬体・気配とも顕著に良化。
B	タイムトゥヘヴン	美Wで年齢を感じさせない動き。大きな上積みまでは微妙だが状態は維持。
A	チェルヴィニア	美W長めから強めに追われ力強い伸び。春以上の雰囲気で上積み十分。
B+	トウシンマカオ	美Wで終い重点。脚捌き力強く、距離延長にも対応できそうな仕上がり。
C	ドックランズ
B	ニホンピロキーフ
B+	マジックサンズ	CW併せで好時計。折り合いスムーズで、叩き2走目の上積みが見込める。
B+	ラヴァンダ	CW併せで終い強め。好馬体が目立ち、牡馬相手でも見劣らないデキ。
B	ランスオブカオス	栗プール調整。
A	レーベンスティール	美Wで楽に好時計。手応え十分で、久々でも力を出せる態勢にある。
B+	ロングラン	美Wで負荷をかけても余力十分。京都マイル本番へ向け順調そのもの。
B+	ワイドラトゥール	坂路中心に乗り込み豊富。遅れは余裕残しで、状態は引き続き良好。

全体としてはA評価の馬が多く、上位陣の仕上がりレベルはかなり高い印象です。中でもウインマーベル、エルトンバローズ、ガイアフォース、ジャンタルマンタル、ソウルラッシュ、チェルヴィニア、レーベンスティールあたりは、時計・内容ともに“ほぼ本番仕様”と言える動き。B＋勢も叩き良化や余裕残しの馬が多く、能力馬のデキ落ちは見られません。一方、ドックランズなど一部はまだ良化途上で、当週の追い切りチェックが必須。現段階では「実績馬＋上昇気配の4歳勢」がデキの面でもリードしている印象です。

展開ポイント

・ペースは平均〜ややスローを想定
・先行候補：ウインマーベル、オフトレイル、ガイアフォース
・中団待機：ジャンタルマンタル、ソウルラッシュ、レーベンスティール

差し勢の脚が生きる展開濃厚で持続力と坂下りで加速できるタイプが浮上！

【11/19 更新】最終追い切り評価（S〜C）

評価	馬名	追い切り短評
A	アスコリピチェーノ	栗CWで長めから強めに追われ併せ先着。最終も集中力ある伸びで、前走以上の気配を感じさせる好内容↗
A	ウインマーベル	美Wで一杯に追われる本数豊富。併せ馬で先着を重ね、最終は馬なりで好感触をキープしており久々でも仕上がり良好↗
B+	ウォーターリヒト	坂路とCW併用で乗り込み入念。CWで一杯に追われて先着し、最終も坂路でシャープな脚捌きを見せて上向きムード↗
A	エルトンバローズ	坂路で終いの伸びが目立ち、CWでも一杯に追われて先着。今週も馬なりで余力十分と、上昇気配がはっきり窺える↗
B+	オフトレイル	坂路・CWとも時計、内容とも安定。最終も馬なりでスムーズな加速を見せており、高いレベルで好調キープ→
A	ガイアフォース	栗坂で自己ベスト級の好時計をマーク。今週は馬なり中心だがフットワーク軽快で、仕上がりはかなり高い水準↗
A	カンチェンジュンガ	元々攻め動くタイプで、今週も坂路で終いまでしっかり伸びる内容。一息入ったが気配は戻っており態勢は整った→
S	ジャンタルマンタル	坂路2本主体に入念な負荷。強め追いでも力強い伸び脚で、馬体・気配ともに文句なしの出来。GⅠ仕様の最上位評価↑
A	シャンパンカラー	美坂で好時計を連発し、美Wでも好内容。最終追いも強めに追われて終いの伸び良く、叩きつつ状態は一段階アップ↗
A	ソウルラッシュ	CWで一杯に追われ鋭く反応し、内から先着。坂路でも入念に乗られており、先週の好調教を維持して気配良好↗
A	チェルヴィニア	美Wで長めからしっかり追われ併せ先着。今週も馬なりで軽快なフットワークを見せており、仕上がりは上々↗
A	トウシンマカオ	美Wで好時計をマークし、ラストの反応も鋭い。坂路でも脚取り確かで、総合的に見て「仕上がり万全」と言える内容↗
B	ドックランズ	京都芝で長めから馬なりの追い切り。目立つ時計ではないが、力強い脚捌きで気配は悪くなく、現状維持の印象→
A	マジックサンズ	栗CWで一杯に追われて好時計をマーク。坂路でも素軽い動きを見せており、先週の好調教からデキの良さが際立つ↗
A	ラヴァンダ	栗坂で50秒台の好時計をマークし、終いまで余力十分。CWでも終い重点で先着しており、攻め内容は申し分なし↗
A	レーベンスティール	美Wで長めから終いまでスムーズな加速。フットワークも力強く、久々でも仕上がり良好と見ていい動き↗
B+	ロングラン	美Wで本数豊富に追われ、単走でも終いまでしっかり伸びる内容。派手さはないが中身はできており、力は出せる態勢→
B	ワイドラトゥール	坂路・CWを併用して入念な乗り込み。最終はやや余裕残しの内容だが、細めでも動き自体は良く実戦での上積みに期待→

今回の最終追い切りでは、ジャンタルマンタルが坂路の動き・本数ともに抜群でS評価。アスコリピチェーノ、ウインマーベル、ソウルラッシュ、レーベンスティール、トウシンマカオ、チェルヴィニア、エルトンバローズ、ガイアフォース、ラヴァンダ、マジックサンズといったA評価勢も高水準の仕上がりです。ウォーターリヒトやオフトレイル、ロングランなどB＋評価組も状態は良く、展開や当日の馬場次第では上位進出が狙える出来。当日のパドックや返し馬での気配も踏まえて最終ジャッジを行いたいところです。

【 11.21公開】最終見解｜展開・買い目例

展開予想│京都1600m（芝C・右外）

想定隊列：
逃げ⑫ウインマーベル
好位①トウシンマカオ・⑮ジャンタルマンタル・⑥ガイアフォース・⑨エルトンバローズ
中団⑤アスコリピチェーノ・⑪オフトレイル・⑭レーベンスティール・⑰ソウルラッシュ・⑩ラヴァンダ・⑦チェルヴィニアほか一団
後方②シャンパンカラー・③ウォーターリヒト・④マジックサンズ・⑧カンチェンジュンガ・⑬ロングラン・⑯ドックランズ・⑱ワイドラトゥール

ペース：M（平均〜やや流れる想定）

ウインマーベルが素直にハナを主張し、内のトウシンマカオ、ジャンタルマンタル、ガイアフォース、エルトンバローズが好位を固める形。極端なハイラップまではいかずとも、GⅠらしく3〜4角でじわっとペースアップし、直線では外回りらしい「持続力＋瞬発力」の総合力勝負。
内でロスなく運べる先行勢と、外から長く脚を使える差し勢が互角に戦える舞台で、直線入り口までにどこでポジションを取れているかがカギになります。

最終予想印｜マイルチャンピオンシップ2025

◎ ⑮ ジャンタルマンタル
…国内マイルGⅠをすでに3勝。前走富士Sは59キロ＆休み明けで2着なら内容十分で、本番に向けた叩き台としては満点。調教でも依然動き絶好で、4歳秋に入って本格化の気配。好位の外から早めに抜け出し、堂々と最強マイラーを証明するシナリオを描く。

○ ⑰ ソウルラッシュ
…昨年の覇者。骨折明けだった富士Sは重め残りのなかで3着確保と地力を再確認する内容。叩き2戦目で状態は昨年並みまで上向いており、直線がフラットな京都外回りはベスト舞台。ガイアフォースやジャンタルが作る流れを好位〜中団から追撃する形で連覇を狙う。

▲ ⑥ ガイアフォース
…富士Sを完勝し、マイルでの新境地を開いた。先行して長く脚を使える点は京都外回りにぴったりで、調教でもフットワーク軽快。安田記念2着など実績も十分で、展開一つではジャンタル逆転まで。

△ ⑤ アスコリピチェーノ
…国内マイルGⅠ①②②①着と安定感は屈指。前走の海外遠征を挟んでも調教内容は上々で、フォームやバランスの修正も進んだ印象。後方からの競馬になりそうだが、良馬場でスムーズなら直線一気の差し切りまで。

△ ⑭ レーベンスティール
…毎日王冠の勝ち方が優秀で、本格化気配が漂う1頭。マイルは未知だが、折り合い面の成長を考えれば、むしろペースが流れる分だけ競馬はしやすいはず。器用さがあり、京都外回りもこなせる舞台設定。

△ ⑪ オフトレイル
…京都外回りでレコード含む②①着と、舞台適性は文句なし。スワンSも出遅れをカバーして差し切る強い内容で、今がキャリアハイと言っていいデキ。折り合いさえつけばマイルGⅠでも十分足りる。

☆ ⑯ ドックランズ
…直線競馬型だが、追い切りの雰囲気からはコーナー4つでも対応可能な柔らかさとパワーを感じる1頭。日本の馬場にも対応できれば、一気の差し込みで馬券圏内まで届くシーンも。大穴として一考しておきたい存在。

買い目例（馬連・3連複）

馬連
⑮ − ⑤⑥⑩⑭⑰（計5点）
押さえ：⑮ − ⑪⑯（計2点）

3連複フォーメーション（計15点）
1列目：⑮
2列目：⑤⑥⑰
3列目：⑤⑥⑩⑪⑭⑯⑰

――さらに点数を絞るなら
馬連：⑮ − ⑥⑰（計2点）
3連複：⑮ − ⑥⑰ − ⑤⑭（計4点）

まとめ

平均〜やや流れる想定の京都1600m外回りは、「好位確保＋持続力」が王道パターン。春秋マイルGⅠ完全制覇がかかる◎⑮ジャンタルマンタルを中心に、叩き2戦目で昨年並みの状態に戻ってきた○⑰ソウルラッシュ、マイルで覚醒した▲⑥ガイアフォースが相手本線。決め手上位の⑤アスコリピチェーノと、本格化モードの⑭レーベンスティール、京都巧者⑪オフトレイルまでを厚めに取りつつ、超穴として☆⑯ドックランズの一撃にも警戒したい一戦です。

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