2026年9月13日に阪神競馬場で行われる第44回ローズステークス。秋華賞への優先出走権を懸け、春のクラシック出走馬と夏に力をつけた上がり馬が激突します。注目は3戦3勝のモンローウォーク、重賞勝ち馬タイセイボーグ、オークス組のエンネとスウィートハピネス。
阪神1800m芝外回りの特徴、過去データ、展開予想、追い切り評価から有力馬と伏兵を整理します。
レース概要|第44回ローズステークス(GⅡ)
- 開催日:2026年9月13日(日)
- 競馬場:阪神競馬場
- レース:11R(WIN5対象第4レース)
- 発走:15:30
- 距離:1800m(芝・右外)
- 条件:3歳オープン・牝馬・指定・国際・馬齢
- 賞金:1着5,200万円/2着2,100万円/3着1,300万円/4着780万円/5着520万円

ローズステークスは秋華賞トライアルとして行われ、3着以内に本番への優先出走権が与えられます。今年はオークス出走馬に加え、春のチューリップ賞を制したタイセイボーグ、無傷の3連勝中で勢いに乗るモンローウォーク、条件戦を勝ち上がった夏の上がり馬が登録。長い直線での瞬発力に加え、急坂を乗り越える持続力も問われる一戦です。
特別登録馬|第44回ローズステークス(GⅡ)
出走可能頭数18頭/登録頭数13頭
| 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|
| アンジュドジョワ | 牝3 | 北村友 | 55 | 栗福永 |
| アンディムジーク | 牝3 | – | 55 | 栗渡辺 |
| イクシード | 牝3 | ルメール | 55 | 美木村 |
| エンネ | 牝3 | 坂井瑠 | 55 | 栗吉岡 |
| オモイヲノセテ | 牝3 | 幸英明 | 55 | 栗高橋忠 |
| スウィートハピネス | 牝3 | 佐々木大 | 55 | 栗北出 |
| スマートプリエール | 牝3 | 田山旺 | 55 | 栗大久龍 |
| タイセイボーグ | 牝3 | 西村淳 | 55 | 栗松下 |
| ナムラコスモス | 牝3 | 田口貫 | 55 | 栗大橋 |
| ファストフォワード | 牝3 | 小崎綾 | 55 | 栗小林 |
| ミリタリータトゥー | 牝3 | 西塚洸 | 55 | 栗藤岡健 |
| モンローウォーク | 牝3 | 戸崎圭 | 55 | 栗上村 |
| レイクラシック | 牝3 | 吉村誠 | 55 | 栗新谷 |
注目馬紹介|有力馬と伏兵
モンローウォーク
デビューから無傷の3連勝を飾り、底を見せていない上がり馬です。前走のかもめ島特別は2番手から運び、直線ではほぼ馬なりのまま後続を突き放す圧勝。道悪に対応できた点も評価できます。今回は初の重賞挑戦で相手が一気に強くなりますが、好位で流れに乗れる機動力は大きな武器。1週前は栗東CWで11秒3を記録し、併走馬に0秒6先着しました。
タイセイボーグ
阪神1600m芝で行われたチューリップ賞を制した重賞勝ち馬です。中位で折り合い、追い出しを待ってから鋭く伸びた内容には高い瞬発力と勝負根性が表れていました。阪神外回りへの適性は証明済みで、1800mへの延長にも対応できる下地があります。休養期間は長くなりましたが、1週前は栗東CWで6F76秒4、5F62秒0の好時計。実績上位の存在として軽視できません。
エンネ
オークスでは発馬で後手に回りながら、直線で内を通って7着まで差を詰めました。理想の位置を取れなかったことを考えれば着順以上に評価できる内容です。距離が1800mに短縮される今回は、本来の鋭い末脚を発揮しやすい条件。1週前は栗東CWでオープン馬を追走して同入し、直線では力強い脚さばきを披露しました。スタートを決めて中団で流れに乗れれば、上位争いが期待できます。
イクシード
前走のカーネーションカップは出遅れに加えて直線で外へ膨れる若さを見せながら、ゴール前でまとめて差し切りました。まだ馬体や走りに緩さを残していますが、それだけ成長の余地も大きい馬です。阪神への輸送と右回りへの対応は課題になるものの、広い外回りコースは末脚を生かしやすい条件。美浦坂路ではオープン馬と馬なりで同入し、推進力のある走りを見せています。
スウィートハピネス
オークスでは好スタートから3番手につけ、直線でも最後まで脚を伸ばして5着に入りました。過去10年でオークス5着以内から臨んだ馬は3着内率66.7%を記録しており、データ面では有力な存在です。瞬発力だけの勝負より、ある程度時計を要して持続力を生かせる展開が理想。1週前は栗東CWで古馬3勝クラスを追走して先着し、休み明けでも順調に仕上がっています。
スマートプリエール
オークスはレース前のイレ込みに加え、道中でも不利を受けて15着。2400mも長かった可能性があり、着順をそのまま評価する必要はありません。今回は適距離とみられる1800mへの短縮で巻き返しが期待できます。1週前追い切りでは栗東CWのラスト1Fを10秒9でまとめ、新馬を0秒5追走して先着。上昇度の高さはメンバー中でも目立っており、落ち着いて臨めれば侮れません。
アンジュドジョワ
オークスは出遅れて後方からの競馬となりながら、直線では一瞬鋭い伸びを見せて9着。残り100mで脚色が鈍ったことからも、2400mより1800mの方が持ち味を生かせそうです。キャリアの浅さを残しながらGⅠで大きく崩れなかった点も評価できます。1週前は栗東CWで古馬3勝クラスを追走し、馬なりのまま余裕ある手応え。発馬を決められれば上位進出も可能です。
特別登録馬短評
登録頭数13頭/出走可能18頭| 馬名 | 短評(前走・適性整理) |
|---|---|
| アンジュドジョワ | オークスは出遅れながら直線で一瞬鋭く伸びて9着。2400mでは最後に脚が鈍ったため、阪神1800m芝への距離短縮は好材料。発馬を決めて流れに乗れれば巻き返せる。 |
| アンディムジーク | 前走は札幌2000m芝で中団の内をロスなく運び、馬群を割って差し切った。重賞初挑戦で相手は強化されるが、立ち回りの巧さと距離対応力を生かせれば連下候補に浮上する。 |
| イクシード | カーネーションカップは出遅れや直線での若さを見せながら差し切り。完成途上ながら素質は高く、広い外回りコースも合う。初輸送と右回りへの対応が今回のポイント。 |
| エンネ | オークスは発馬で後手に回り、理想より後ろの位置から7着。距離短縮によって持ち前の切れ味を発揮しやすくなる。阪神外回りでスムーズに末脚を引き出せれば上位争い。 |
| オモイヲノセテ | 前走は中位の外から早めに動き、坂で脚勢を増して完勝。中1週での重賞挑戦となるため状態維持が鍵だが、阪神コースで勝利した経験と成長力は評価できる。 |
| スウィートハピネス | オークスは先行策から最後まで渋太く伸びて5着。瞬発力勝負より持続力を問われる展開が理想で、阪神の急坂にも対応できそう。GⅠ好走実績から能力上位の一頭。 |
| スマートプリエール | オークスはイレ込みと道中の不利、距離の長さが重なって15着。1800mへの短縮は明確なプラスで、1週前追い切りの反応も良好。平常心で臨めれば大幅な前進が可能。 |
| タイセイボーグ | チューリップ賞では中団から鋭く伸びて重賞初制覇。阪神外回りの適性と決め手は証明済み。長期休養明けと1800mへの距離延長を克服できれば勝ち負けになる。 |
| ナムラコスモス | 前走の中京記念は馬場の悪い部分を走り続け、4コーナーで余力を失った。敗因は明確だが、今回は古馬混合重賞から3歳牝馬限定戦への条件変更。良馬場なら見直せる。 |
| ファストフォワード | 前走は出遅れを挽回して先団の内へ入り、狭い進路を割って差し切った。レースセンスと勝負根性があり、追い切りの気配も上昇。相手強化でも展開ひとつで食い込める。 |
| ミリタリータトゥー | デビューから2戦2勝。前走は出負けしても好位の内へ収まり、直線で力強く抜け出した。経験の浅さと重賞の流れが課題になるが、自在性と決め手を備えた伏兵候補。 |
| モンローウォーク | 無傷の3連勝中で、前走は2番手からほぼ馬なりで抜け出す圧勝。好位で運べる機動力と道悪への対応力が魅力。初重賞でも底を見せていない素質から中心視できる。 |
| レイクラシック | 前走は中位で折り合い、勝負どころから進出して順当に差し切った。操縦性が高く、距離延長にも対応可能。重賞でどこまで決め手を発揮できるかが試金石となる。 |
コースの特徴と傾向(阪神1800m芝)


阪神1800m芝は2コーナー奥の引き込み線からスタートし、外回りコースを使用します。最初のコーナーまで600m以上あるため、枠順による有利不利は比較的小さいコースです。向正面から4コーナーにかけて流れが落ち着きやすく、残り600m付近から徐々に加速。Aコースの直線は473.6mと長く、ゴール前には高低差1.8mの急坂があります。折り合い、瞬発力、坂を上り切る持続力が重要です。
過去データから見る攻略ポイント
人気傾向
過去10年の1番人気は4勝を挙げ、勝率40.0%、3着内率60.0%とまずまずの安定感を示しています。ただし、馬券圏内30頭のうち15頭は6番人気以下。10番人気以下も2着3回、3着4回と無視できません。上位人気だけで決着するレースではなく、軸には実力馬を置きながら、中穴や人気薄まで相手を広げる組み立てに妙味があります。
前走ローテ
前走GⅠ組が過去10年で7勝を挙げており、勝率13.0%で他のローテを上回ります。特にオークス5着以内だった馬は5勝、3着3回で3着内率66.7%。今年はオークス5着のスウィートハピネスが有力なデータ該当馬です。一方、前走1勝クラス組も3勝、2着5回、3着3回。モンローウォークをはじめ、夏に条件戦を突破した上がり馬にも注意が必要です。
実績の重要性
過去10年ではJRA通算2勝馬が7勝を挙げ、3着内率21.6%を記録。3勝以上の馬の21.7%とほぼ同等です。重賞実績や勝利数だけで能力を判断するのは危険で、条件戦を勝ち上がったばかりの2勝馬も十分に通用します。今年は春の実績馬に加え、イクシード、ファストフォワード、ミリタリータトゥー、レイクラシックなどの上がり馬も候補になります。
馬場傾向
阪神1800m芝外回りは、向正面が長く序盤のペースが落ち着きやすいコースです。極端な前傾ラップよりも、直線入口まで脚を温存し、ラスト3Fの加速力を競う形になりやすいのが特徴。開幕2週目のAコースで内側の状態が良ければ先行馬も粘れますが、長い直線と急坂があるため、好位から速い上がりを使える馬が最も安定しやすいでしょう。
穴パターン
穴馬として狙いたいのは、前走が1勝クラスや2勝クラスだった通算2勝馬です。過去にはクラシックに間に合わなかった素質馬が夏を越して成長し、人気以上に走るケースが目立ちます。また、前走で距離や馬場、不利など明確な敗因があった馬の巻き返しにも注意。スマートプリエールやナムラコスモス、キャリアの浅いミリタリータトゥーなどは人気次第で妙味が生まれます。
データ総評

実績面では前走GⅠ組、とりわけオークス5着以内のスウィートハピネスが高評価。一方、ローズステークスは2勝馬の好走も多く、無傷の3連勝中であるモンローウォークはローテーション面でも軽視できません。騎手では前走と同じ騎手が騎乗する馬が優勢ですが、登録段階では乗り替わりも多い構成。最終的には枠順、馬場状態、継続騎乗の有無を照合したいところです。
1週前追い切り評価まとめ(S〜C)
| 評価 | 馬名 | 追い切り短評 |
|---|---|---|
| A | アンジュドジョワ | 栗東CWで古馬3勝クラスを追走。わずかに遅れたが、馬なりで余裕のある手応えを保ち、休み明けでも気配は良好。 |
| B | アンディムジーク | 栗東坂路を馬なりで54秒4-12秒5。派手さはないものの、前走後も坂路で入念に乗られ、状態を維持している。 |
| A | イクシード | 美浦坂路で53秒8-12秒3。オープン馬に先行して馬なり同入を果たし、推進力のある軽快な走りを披露した。 |
| A | エンネ | 栗東CWではオープン馬を追走して同入。その後の坂路も馬なりで軽快に動き、春からの成長と十分な乗り込みを感じる。 |
| B | オモイヲノセテ | 前走時の栗東坂路では馬なりで56秒2-12秒5。動きに鋭さを見せて完勝しており、中1週だけに状態維持が焦点。 |
| A | スウィートハピネス | 栗東CWで84秒0-11秒3。古馬3勝クラスを追走して先着し、長めから負荷をかけながら終いも鋭く伸びた。 |
| S | スマートプリエール | 栗東CWで強めに追われ、ラスト1F10秒9を記録。併走馬を追走して0秒5先着し、反応と切れ味は非常に優秀。 |
| S | タイセイボーグ | 栗東CWで6F76秒4、5F62秒0の好時計。最後までしっかり負荷をかけられ、長期休養明けでも十分な仕上がりを示す。 |
| B | ナムラコスモス | 栗東CWで86秒0-12秒4を馬なり。併走馬と同入し、前走後も変わりなく順調だが、大きな上積みは最終追い切り待ち。 |
| A | ファストフォワード | 栗東CWで82秒0-11秒7。古馬1勝クラスを大きく追走して0秒4先着し、馬なりのまま快調な動きを見せた。 |
| B | ミリタリータトゥー | 栗東坂路で一杯に追われ54秒4-12秒4。古馬2勝クラスを追走して同入し、このひと追いで上向きそう。 |
| S | モンローウォーク | 栗東CWで84秒3-11秒3。古馬1勝クラスを馬なりで追走し0秒6先着。余力を残しながら鋭く伸び、好調を維持。 |
| A | レイクラシック | 栗東CWで5F68秒1-11秒4。併走馬には遅れたものの、長めから順調に乗られており、終いの反応も悪くない。 |
追い切り総評

1週前追い切りで特に目立ったのはスマートプリエール、タイセイボーグ、モンローウォークの3頭です。スマートプリエールは栗東CWでラスト1F10秒9を記録し、春以上の反応を披露。タイセイボーグは長期休養明けながら6F76秒4の好時計で負荷をかけました。モンローウォークも馬なりで併走馬に大きく先着しており、連勝中の好状態を維持。スウィートハピネスとファストフォワードも動きは良好です。
展開予想
- 想定ペース:スロー
- 逃げ候補:モンローウォーク、スウィートハピネス、ナムラコスモス
- 有利になりそうな脚質:好位差し、中団差し
枠順確定後に詳細更新します。
最終追い切り評価(S〜C)
最終追い切り公開後に更新します。
最終見解|本命・買い目(前日公開)
枠順・最終追い切り・馬場傾向を踏まえて更新します。
まとめ

ローズステークス2026は、無傷の3連勝中で好位から運べるモンローウォークを中心視。タイセイボーグ、エンネの重賞実績馬に加え、オークス5着のスウィートハピネスも有力です。枠順・最終追い切り・馬場傾向を反映し、本命・買い目を随時更新します。
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