2026年の札幌記念は、春のGⅠで好走したアドマイヤテラをはじめ、新潟大賞典を制したグランディア、大阪杯から巻き返しを狙うショウヘイなど、実績馬が集まる注目の一戦です。舞台となる札幌2000m芝は、短い直線を意識した位置取りと、洋芝で長く脚を使う持続力が重要。本記事では、過去データやコース傾向、注目馬、1週前追い切り、展開予想を整理し、枠順確定後には最終追い切り評価、本命、買い目まで更新します。
レース概要|第62回札幌記念(GⅡ)
- 開催日:2026年8月16日(日)
- 競馬場:札幌競馬場
- レース:11R
- 発走:15:45
- 距離:2000m(芝・右)
- 条件:3歳以上・オープン・国際・特別指定・定量
- 賞金:1着7,000万円/2着2,800万円/3着1,800万円/4着1,100万円/5着700万円

札幌記念は夏競馬で唯一のGⅡであり、サマー2000シリーズの重要な一戦です。今年は春のGⅠで上位に入ったアドマイヤテラを筆頭に、重賞勝ち馬グランディア、ショウヘイ、ローシャムパークなど実績馬が登録。小回りへの対応力だけでなく、平均的に流れる洋芝2000mで長く脚を維持できるかが大きなポイントになります。
特別登録馬|第62回札幌記念(GⅡ)
| 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|
| アドマイヤテラ | 牡5 | 坂井瑠 | 58 | 栗 友道 |
| アラタ | 牡9 | 大野拓 | 58 | 美 和田勇 |
| イガッチ | 牡4 | 吉田隼 | 58 | 栗 笹田 |
| エコロヴァルツ | 牡5 | 横山武 | 58 | 栗 牧浦 |
| オニャンコポン | セン7 | 横山琉 | 58 | 美 小島茂 |
| グランディア | セン7 | 西村淳 | 58 | 栗 中内田 |
| サクラファレル | 牡4 | 佐々木大 | 58 | 美 堀 |
| シェイクユアハート | 牡6 | 古川吉 | 58 | 栗 宮 |
| ショウヘイ | 牡4 | 川田将 | 58 | 栗 友道 |
| ゼンダンハヤブサ | 牡4 | 酒井学 | 58 | 栗 橋田 |
| ピンクジン | 牝6 | – | 56 | 美 室井 |
| ホウオウビスケッツ | 牡6 | 岩田康 | 58 | 美 奥村武 |
| マイネルモーント | 牡6 | – | 58 | 美 高木登 |
| マジックサンズ | 牡4 | 横山和 | 58 | 栗 須貝尚 |
| レディネス | 牡4 | 横山典 | 58 | 栗 昆 |
| ローシャムパーク | 牡7 | 池添謙 | 58 | 美 田中博 |
注目馬紹介|有力馬と伏兵
アドマイヤテラ
天皇賞(春)は中団後方から長く脚を使い、勝ち馬に迫る内容で3着。上位2頭とは決め手の差が出たものの、GⅠで通用する地力を証明しました。今回は3200mから2000mへの距離短縮が課題ですが、平坦な札幌で持続力を生かせるのは好材料。函館滞在で乗り込まれ、坂井瑠星騎手との新コンビにも注目です。
グランディア
前走の新潟大賞典は中団の内で折り合い、直線で鋭く反応して重賞初制覇。先頭に立ってからも集中力を保ち、着差以上に余裕のある内容でした。7歳でも馬体と走りに衰えは見られず、追い切りでは栗東CWでラスト1F10秒7を記録。札幌の短い直線を考えると、仕掛けのタイミングが鍵になります。
ショウヘイ
大阪杯では道中で狭くなる場面がありながら、中団前寄りから勝ち馬を追走。残り1Fで脚が鈍って10着に敗れましたが、GⅠで積極的に運んだ経験は今回につながります。札幌2000mでは好位から長く脚を使える点が魅力。ひと追いごとに状態を上げており、川田将雅騎手の継続騎乗も心強い材料です。
シェイクユアハート
宝塚記念はタフな馬場と厳しいペースが重なり、後方から動いたものの14着。結果だけでは評価を下げにくく、今回は条件緩和による巻き返しが期待されます。函館Wの1週前追い切りでは5F64秒0、ラスト1F12秒2を記録し、抜群の脚捌きを披露。持続力勝負になれば浮上する余地があります。
ゼンダンハヤブサ
前走の小倉記念では最内枠から中団の内を追走し、直線で進路を確保すると力強く抜け出しました。格上挑戦と軽ハンデを生かした勝利でしたが、2000mへの対応力と立ち回りの巧さは高く評価できます。今回は定量58kgとなるため条件は厳しくなるものの、好位からロスなく運べる枠なら軽視できません。
マジックサンズ
函館記念は中団で折り合ったものの、3~4コーナーで馬群に包まれて動けず5着。直線でも狭いスペースを捌きながら伸びており、スムーズなら着順を上げられた内容でした。札幌と同じ洋芝への適性を示している点は強み。追い切りでも反応の良さが目立ち、展開と枠順次第で上位進出が狙えます。
ローシャムパーク
前走は香港遠征で6着。国内では中距離重賞で高い能力を示してきた実績馬で、札幌記念の相手関係でも地力は上位です。帰国後は美浦Wで段階的に負荷を強め、1週前には6F79秒8、ラスト1F11秒4を馬なりで記録。スピード感のある走りを見せており、海外遠征後の状態が整えば勝ち負けになります。
特別登録馬短評
登録頭数16頭/出走可能16頭| 馬名 | 短評(前走・適性整理) |
|---|---|
| アドマイヤテラ | 天皇賞(春)は中団後方から長く脚を使って3着。2000mへの距離短縮が鍵になるが、GⅠで示した地力と持続力は登録馬上位。札幌の平坦コースにも対応できる。 |
| アラタ | 函館記念は58kgを背負って10着。9歳馬ながら状態面に大きな問題はなかった。札幌の洋芝実績と経験は豊富だが、GⅡの定量戦でどこまで上積みを示せるか。 |
| イガッチ | 前走のマリーンSは10着。今回はダート1700mから芝2000mへ条件が大きく変わるため、芝適性と距離対応が焦点となる。追い切りの動き自体は力強い。 |
| エコロヴァルツ | 大阪杯は道中の進みがひと息で14着。休養を挟んで立て直され、栗東CWと坂路で好時計を記録している。札幌でリズム良く先行できれば巻き返す能力はある。 |
| オニャンコポン | 七夕賞は後方の内で脚をため、直線で進路を確保して3着。斤量増は課題になるが、折り合いと立ち回りは安定している。内枠からロスなく運べれば再度上位争いも。 |
| グランディア | 新潟大賞典は中団の内から鋭く抜け出して1着。直線の反応と決め手は今回も上位。札幌では仕掛け遅れを避け、短い直線に入る前から動けるかがポイントになる。 |
| サクラファレル | エプソムCは2番手で力みながらも5着。能力強化を示す内容だった。平均的に流れやすい札幌2000mは折り合い面でプラスに働く可能性があり、先行力も魅力。 |
| シェイクユアハート | 宝塚記念は馬場とペースが厳しく14着。今回は相手関係と条件が緩和される。函館Wで抜群の脚捌きを見せており、洋芝の持続力勝負なら前走以上が見込める。 |
| ショウヘイ | 大阪杯は好位直後から勝ち馬を追ったが、残り1Fで失速して10着。GⅠでの経験は大きく、札幌で無理なく好位を確保できれば反撃可能。追い切りも上向いている。 |
| ゼンダンハヤブサ | 小倉記念は内で脚をため、直線で進路を確保して重賞制覇。コースロスを抑えた好騎乗も光った。今回は軽ハンデから定量58kgに替わり、地力が試される一戦。 |
| ピンクジン | 五稜郭Sは大外枠から後方へ控え、直線で待たされながら5着。内容は着順以上だった。格上挑戦のGⅡで相手は強化されるが、展開が崩れれば末脚を生かせる。 |
| ホウオウビスケッツ | 前走の川崎記念は11着。今回はダートから実績のある芝へ戻る。先行力は札幌2000mで大きな武器になるため、自分のリズムで好位を取れれば変わり身に注意したい。 |
| マイネルモーント | 七夕賞は中団後方から早めに進出し、直線でもしっかり伸びて2着。状態の良さと持続力を示した。GⅡで相手は強くなるが、早めに動く形なら札幌でも侮れない。 |
| マジックサンズ | 函館記念は勝負どころで動けず、直線でも狭いところを捌いて5着。洋芝適性は示しており、スムーズなら着順を上げられる。中団から早めに動ける枠が理想。 |
| レディネス | 巴賞は22kg減の馬体で中団後方から伸びを欠いて10着。今回は調教で意欲的に負荷をかけられている。馬体回復と状態面の上積みが巻き返しの条件となる。 |
| ローシャムパーク | 前走は香港で6着。中距離重賞で通用してきた能力はメンバー上位で、札幌の持続力勝負にも対応可能。帰国後の状態と位置取りが焦点だが、順調なら有力候補。 |
コースの特徴と傾向(札幌2000m芝)


札幌芝2000mは4コーナー奥のポケットからスタートし、コースを1周します。最初の1コーナーまで約380mあるため外枠でも位置を取りやすく、序盤から極端な枠順差は生じにくいコースです。直線は266.1mと短い一方、4つのコーナーは大回りで起伏も少なく、道中のペースは緩みにくい傾向があります。函館より速い時計が出やすく、瞬発力だけでなく平均的な流れを維持できるスピードと持続力が求められます。
過去データから見る攻略ポイント
人気傾向
過去10年の3着以内馬30頭中15頭は単勝3番人気以内で、上位人気3頭がすべて4着以下に敗れた年はありません。ただし、1番人気は0勝で、直近4年も馬券圏外。2番人気は4勝、連対率60.0%と安定しており、1番人気への過信は禁物です。昨年は10番人気以下の2頭が好走して3連単約130万円となっており、人気薄を含めた組み立ても必要です。
前走ローテ
過去10年の3着以内馬30頭中22頭は前走が国内外のGⅠでした。国内GⅠ組は3着内率40.0%、海外G1組も25.0%を記録しており、春の大舞台から参戦する実績馬を重視したいレースです。GⅢ組では函館記念組が3勝していますが、同レース5着以内馬は0勝、2着0回、3着0回、着外14回。単純な着順だけで評価しないことが重要です。
実績の重要性
夏競馬唯一のGⅡだけに、GⅠや重賞で強い相手と戦ってきた経験が結果へ直結しやすい一戦です。年齢別では5歳馬が4勝、2着7回、3着4回で、3着内率38.5%。3歳馬も出走数は少ないながら3着内率42.9%です。一方、7歳以上は未勝利で3着内率10.7%。今年はアドマイヤテラやエコロヴァルツなど5歳勢を中心に評価したいところです。
馬場傾向
札幌は洋芝コースですが水はけが良く、函館よりも馬場が悪化しにくい特徴があります。良馬場なら洋芝へのパワー適性だけでなく、速い時計に対応できるスピードも必要です。直線が短いため後方一気は展開に左右されやすく、好位から長く脚を使えるタイプが基本的には有利。雨の影響が残る場合は、函館や札幌で実績を持つ馬の評価を上げたいところです。
穴パターン
人気薄を狙う場合は、内枠からロスなく立ち回れる馬や、前走で着順以上の内容を示した馬が候補になります。過去10年では1枠が4勝、2枠が5連対を記録。1枠または2枠に入った単勝3番人気以内の馬は連対率85.7%です。前走で進路がなく脚を余した馬、GⅠで厳しい流れを経験した馬、洋芝で持続力を示した馬の巻き返しに注意が必要です。
データ総評

札幌記念は上位人気が一定の信頼度を保つ一方、1番人気が勝ち切れておらず、近年は波乱も目立ちます。軸候補は前走GⅠ組や好成績の5歳馬から選び、内枠に入った有力馬を優先するのが基本です。相手には函館記念などサマー2000シリーズ組を着順だけで判断せず、レース内容や斤量差を精査して加える必要があります。
1週前追い切り評価まとめ(S〜C)
| 評価 | 馬名 | 追い切り短評 |
|---|---|---|
| A | アドマイヤテラ | 函館芝で5F67秒1、ラスト1F11秒3。追走して併入し、脚取りも確か。 |
| C | アラタ | 函館Wで一杯に追われたが、ラスト1F13秒0。伸びはやや物足りない。 |
| B | イガッチ | 函館Wを馬なりで5F69秒0。派手さはないが、力強い脚捌きを維持。 |
| A | エコロヴァルツ | 栗東坂路で4F52秒9、ラスト1F12秒4。馬なりで好時計を記録した。 |
| B | オニャンコポン | 函館ダートを馬なりで調整。負荷は軽めながら、活気があり元気一杯。 |
| S | グランディア | 栗東CWで6F84秒3、ラスト1F10秒7。馬なりのまま鋭い伸びを披露。 |
| A | サクラファレル | 函館ダートで5F67秒7、ラスト1F12秒0。併走馬に先着して仕上がり良好。 |
| S | シェイクユアハート | 函館Wで5F64秒0、ラスト1F12秒2。自己ベストを更新し、脚捌きも抜群。 |
| A | ショウヘイ | 栗東CWで長めから追われて併走馬に先着。ひと追いごとに状態は良化。 |
| B | ゼンダンハヤブサ | 函館Wを馬なりで5F71秒2。時計は控えめだが、小倉記念後の好調を維持。 |
| B | ピンクジン | 札幌ダートを中心に調整。追い切り本数は限られるが、状態は安定している。 |
| A | ホウオウビスケッツ | 函館Wで一杯に追われ、追走先着。意欲的な攻めで動きにも力強さがある。 |
| B | マイネルモーント | 美浦Wでラスト1F11秒2を記録。その後は札幌ダートで軽めに整えられた。 |
| A | マジックサンズ | 函館Wで併走馬を追走して同入。ゴール前で仕掛けられると反応良く伸びた。 |
| A | レディネス | 札幌ダートで6F79秒6。長めから意欲的に負荷をかけ、攻め量を確保した。 |
| S | ローシャムパーク | 美浦Wで6F79秒8、ラスト1F11秒4。馬なりでスピード感十分の走り。 |
追い切り総評

1週前追い切りで特に目立ったのはグランディア、シェイクユアハート、ローシャムパークです。グランディアは栗東CWでラスト1F10秒7を馬なりで記録し、前走重賞勝ちの好状態を維持。シェイクユアハートは函館Wで自己ベストを更新し、宝塚記念からの上積みを感じさせました。ローシャムパークも海外遠征後ながら長めから好時計を出しており、仕上がりは順調です。
最終追い切り評価(S〜C)
最終追い切り公開後に更新します。
最終見解|本命・買い目(前日公開)
枠順・最終追い切り・馬場傾向を踏まえて更新します。
まとめ

札幌記念2026は、GⅠ実績を持つアドマイヤテラとローシャムパーク、重賞連勝を狙うグランディアが中心です。札幌2000m芝では持続力と位置取りが重要。枠順・最終追い切り・馬場傾向を反映し、本命・買い目を随時更新します。
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