【軸2頭予想】2024.3/2(土)オーシャンステークス(G3)

馬体重が明暗を分けそう

過去10年の前走の馬体重別成績を見ると、510キログラム以上だった馬は3着内率が45.2%に達している。一方、460キログラム未満だった馬は全て4着以下に敗れている。馬格のある馬ほど信頼できるレースと言えそうだ。

前走の馬体重	着度数	勝率	連対率	3着内率
460kg未満	0-0-0-21	0%	0%	0%
460kg以上510kg未満	7-5-4-91	6.5%	11.2%	15.0%
510kg以上	3-5-6-17	9.7%	25.8%	45.2%

注記：2021年は1着同着

JRAより引用

前走の条件に注目

過去10年の3着以内馬延べ30頭中14頭は、前走が“今回と同じ距離の重賞（地方・海外含む）”だった。一方、そうではなかった馬は3着内率15.2%とやや苦戦している。

前走	着度数	勝率	連対率	3着内率
今回と同じ距離の重賞	5-4-5-40	9.3%	16.7%	25.9%
その他	5-6-5-89	4.8%	10.5%	15.2%

注記：「今回と同じ距離の重賞」には地方・海外の重賞を含む

なお、前走が今回と同じ距離の重賞でなかった馬のうち、前走が中山・芝1200メートルでも阪神・芝1200メートルでもなかった馬は、3着内率が10.1%にとどまっている。ちなみに、該当馬は2017年以降の過去7年に限ると〔0・1・2・51〕（3着内率5.6%）、2020年以降の過去4年に限ると〔0・0・0・31〕（3着内率0%）と、近年は苦戦傾向が強まっている。今年も前走が今回と同じ距離の重賞だった馬や、中山もしくは阪神の芝1200メートルだった馬を重視したい。

前走のコース	着度数	勝率	連対率	3着内率
中山・芝1200m	4-2-1-27	11.8%	17.6%	20.6%
阪神・芝1200m	0-1-1-0	0%	50.0%	100%
その他のコース	1-3-3-62	1.4%	5.8%	10.1%

JRAより引用

前年以降の勝ち鞍がポイント

過去7年の3着以内馬延べ21頭中19頭は、“前年以降のJRAの3勝クラス以上、かつ今回と同じ距離のレース”において1着となった経験がある馬だった。一方、この経験がなかった馬は3着内率4.3%と苦戦している。しばらく勝てていない馬はもちろん、2023年以降に1200メートル戦以外のレースでしか勝てていない馬も、疑ってかかるべきだろう。

経験の有無	着度数	勝率	連対率	3着内率
あり	6-7-6-45	9.4%	20.3%	29.7%
なし	1-0-1-45	2.1%	2.1%	4.3%

注記：2021年は1着同着

JRAより引用

近年は7歳以上の馬が不振

過去7年のオーシャンSにおける年齢別成績を見ると、最も3着内率が高いのは5歳馬だった。一方、7歳馬は3着内率が13.3%にとどまっているうえ、8歳以上の馬は全て4着以下に敗れている。2016年以前は7歳以上の馬もそれなりに活躍していたが、近年の傾向を重くみるならば、7歳以上の馬は割り引きが必要だ。

年齢	着度数	勝率	連対率	3着内率
4歳	1-1-3-16	4.8%	9.5%	23.8%
5歳	4-2-3-22	12.9%	19.4%	29.0%
6歳	1-3-1-20	4.0%	16.0%	20.0%
7歳	1-1-0-13	6.7%	13.3%	13.3%
8歳以上	0-0-0-19	0%	0%	0%

JRAより引用

第16回 オーシャンS

2021.3/6 中山1200(芝)/晴・稍重/16頭

第17回 オーシャンS

2022.3/5 中山1200(芝)/晴・良/15頭

第18回 オーシャンS

2023.3/4 中山1200(芝)/晴・良/16頭