競馬新聞やスポーツ紙では「◉◎○▲△☆注×」といった記号（＝予想印）がよく使われています。 これらは単なるマークではなく、各馬の評価や注目度を示す大事な指標です。
この記事では、競馬初心者の方でもわかりやすく、予想印の意味や馬券への活かし方を丁寧に解説します。
予想印とは？競馬新聞で使われる記号の基本
予想印は、記者や予想家が各レースの出走馬に対して付ける評価マークです。 1942年の競馬予想紙が起源とされ、80年以上にわたり使われてきた伝統的な記号です。
主な予想印には以下のような意味があります：
| 記号 | 意味 | 概要 |
|---|---|---|
| ◎ | 本命 | 最も勝つ可能性が高い馬 |
| ◉ | 黒二重丸 | 自信度の高い本命（滅多に使われない） |
| ○ | 対抗 | 本命に次ぐ2番手評価の馬 |
| ▲ | 単穴 | 一発の魅力がある3番手評価の馬 |
| △ | 連下 | 馬券圏内の可能性がある馬 |
| ☆★×注 | 穴馬・注意馬 | 人気薄で注目しておきたい馬 |
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◎：本命｜最も勝つ確率が高い馬
◎（二重丸）は、そのレースで最も勝つ可能性が高いと予想された馬に打たれる印です。 基本的には1レースにつき1頭のみで、軸馬として馬券を組み立てる際の中心となります。
活用例：
- 単勝・複勝【◎】
- 馬連・ワイド：◎→○▲△
- 3連単フォーメーション：1着【◎】→2着【○▲】→3着【○▲△☆】
◉：黒二重丸｜超自信の本命に打たれる印
◉は◎よりもさらに強い自信を持った本命馬にのみ打たれる、レアな印です。 ほとんどの予想家が1日1～2回使うかどうかの特別な評価であり、単勝・1着固定が基本戦略。
注意点：
- 本命人気馬であるケースが多く、配当が安くなりがち。
- あえて外して波乱狙いの馬券構成も一考。
○：対抗｜2番手評価で馬券圏内の可能性大
○は対抗評価で、◎ほどではないが勝ち負けに絡む可能性が高いと判断された馬です。 混戦模様のレースでは、○を軸にした馬券も有効です。
活用例：
- 馬連・ワイド：○→◎▲△
- 3連単：軸2頭マルチ【◎○】→【▲△☆】
▲：単穴｜一発の魅力がある3番手評価
▲は伏兵的な存在として注目される馬。 ◎○に匹敵する能力があり、一発の可能性を秘めた馬に使われます。
ポイント：
- 単複や中穴狙いの馬券に有効。
- 3連系のヒモ候補としても重宝。
△：連下｜3連系馬券でおさえておきたい存在
△は4番手以降の評価を意味し、勝ち切る可能性は低いが馬券圏内には入ってくるかも、という馬。
特徴：
- ヒモ荒れを狙う3連複・3連単で重要な印。
- 記者によっては2～3頭に打つケースも多い。
☆★×注：その他の印｜穴馬や注意馬を示すマーク
各社で異なる場合がありますが、以下のような意味で使われることが多いです。
- ☆・★：人気薄ながらも一発を警戒したい馬。
- ×：不気味な存在感を放つ穴馬。
- 注：展開や条件次第で浮上するかも？という馬。
馬券構成時のヒモ候補、特に波乱狙い時に活用を。
【実践例】予想印別の馬券の買い方ガイド
| 券種 | 組み立て方例 |
| 単勝 | ◎ または ◉ |
| 馬連 | ◎→○ / ○→▲△ |
| ワイド | ◎→△ / ○→▲ |
| 3連複 | ◎○▲ / ◎→○→△☆ |
| 3連単 | ◎→○→△ / ◎→▲→☆△ |
まとめ｜予想印の意味を知って回収率アップを狙おう
予想印は、プロの予想家が過去の成績や調教内容、展開を加味して出した評価です。
馬券を組み立てる際の判断材料として非常に有効なので、印の意味を正しく理解して、精度の高い馬券戦略に活かしましょう！
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