2026年の新潟ジャンプステークスは、東京ジャンプステークスで見せ場を作ったブラックボイスとローディアマント、オープンを快勝したシャンデルナゴルなどが出走を予定しています。舞台はスピードと飛越のリズム、長く脚を使う持続力が問われる新潟3250m芝。本記事では、登録馬の前走内容、注目馬、追い切り評価、コース傾向、展開予想を整理し、枠順確定後に本命と買い目を更新します。
レース概要|第28回新潟ジャンプステークス(J-GⅢ)
- 開催日:2026年8月15日(土)
- 競馬場:新潟競馬場
- レース:9R
- 発走:16:40
- 距離:3250m(芝A・左外→内)
- 条件:3歳以上・オープン・別定・混合
- 賞金:1着3,000万円/2着1,200万円/3着750万円/4着450万円/5着300万円

新潟ジャンプステークスは、新潟芝外回りから内回りへ進む3250mで争われます。固定障害を置かない新潟らしく、飛越力に加えて平地でのスピードと長く脚を使う持続力が重要です。今年は東京ジャンプステークス組のローディアマント、ブラックボイス、ピーターサイトに、オープン勝ち直後のシャンデルナゴルやヴェールランスが加わる構成。先行タイプが揃い、道中の位置取りと飛越の安定感が勝負を左右します。
特別登録馬|第28回新潟ジャンプステークス(J-GⅢ)
| 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|
| (外)アメリカンピース | セン8 | 小坂忠 | 60 | 栗 田中克 |
| ヴェールランス | 牡7 | 五十嵐雄 | 60 | 美 中舘 |
| シャンデルナゴル | 牡6 | 中村将 | 60 | 栗 石坂公 |
| セイウンパシュート | セン6 | 水沼元 | 60 | 美 上原博 |
| タイセイジャスパー | セン7 | 草野太 | 60 | 美 伊藤圭 |
| パープルアドミラル | 牡6 | 金子光 | 60 | 美 堀内 |
| ピーターサイト | セン6 | 上野翔 | 60 | 美 村田 |
| ビーンスターク | セン5 | 難波剛 | 60 | 美 粕谷 |
| プラチナドリーム | 牡7 | 高田潤 | 60 | 美 菊川 |
| ブラックボイス | 牡7 | 坂口智 | 60 | 美 浅利 |
| ローディアマント | セン6 | 伴啓太 | 60 | 美 尾関 |
| ローンウルフ | 牡5 | 大江原圭 | 60 | 美 武市 |
注目馬紹介|有力馬と伏兵
ローディアマント
東京ジャンプステークスは序盤から他馬との兼ね合いで力み、想定していたリズムで運べないなかでも5着を確保しました。勝負どころで一度苦しくなりながら、直線で外へ出すと再び伸びた内容は評価できます。新潟では自分のリズムを作りやすく、スピードを生かせる点も好材料。美浦Wで6F82秒6、ラスト1F11秒6を記録しており、状態面も順調です。
ピーターサイト
東京ジャンプステークスは積極的に先行しましたが、途中の飛越でバランスを崩して後退。去勢明けに加えて入線後に下馬しており、10着という結果だけでは評価を下げにくい一戦でした。今回は立て直され、美浦Wで長めから入念に乗り込まれています。スムーズな飛越で先行できれば巻き返せる能力があり、新潟のスピード勝負にも対応可能です。
ブラックボイス
東京ジャンプステークスではリズム良く先行し、2周目の向正面から先頭へ。直線で2着馬に進路をカットされながらも立て直して3着に入りました。不利がなければ2着争いで優位に立てた可能性があり、内容は高く評価できます。飛越と先行力が安定しており、新潟でも流れに乗りやすいタイプ。美浦Wで順調に調整され、引き続き好状態を維持しています。
アメリカンピース
前走の新潟オープンは出遅れながら離れた先行集団を追走し、早めに前へ取りついて3着。上位2頭には離されたものの、最後まで粘り強く走りました。外枠で揉まれず運べた点は考慮したいですが、新潟コースへの対応力は示しています。歩様の硬さと発馬は課題になるものの、今回も自分のペースで運べれば持続力を生かして上位争いに加われます。
ヴェールランス
前走の福島オープンは後方待機から向正面で追い上げ、4コーナーでは2番手まで進出して2着。途中で進路が狭くなる不利を受けながら、オープンでも通用する力を示しました。未勝利勝ちから連続して内容が良く、障害競走への適性は高まっています。美浦Wでは馬なりで軽快に動き、活気も十分。流れが速くなれば末脚を生かせる一頭です。
シャンデルナゴル
前走の福島オープンは好スタートから先手を奪い、後続を3馬身から4馬身離したまま逃げ切る完勝。最終障害を越えても脚色が衰えず、積極策で持続力を最大限に生かしました。今回は同型との兼ね合いと重賞の流れがポイントですが、単騎に近い形なら再度しぶとさを発揮できます。栗東CWでしっかり追われ、ラスト1F11秒5と好調を維持しています。
特別登録馬短評
登録頭数12頭/出走可能14頭| 馬名 | 短評(前走・適性整理) |
|---|---|
| (外)アメリカンピース | 前走の新潟オープンは出遅れながら早めに進出して3着。上位馬には離されたが、新潟への対応力と持続力を示した。発馬を決めて揉まれず運べるかがポイント。 |
| ヴェールランス | 福島オープンは途中で進路が狭くなりながら、後方から長く脚を使って2着。障害転向後の内容は良化しており、重賞でも流れに乗れれば上位争いが可能。 |
| シャンデルナゴル | 前走は先手を奪い、後続を離したまま危なげなく逃げ切った。切れ味より持続力を生かすタイプで、今回も自分のリズムを守れるかが最大のポイントになる。 |
| セイウンパシュート | 障害2戦目の前走は途中からハナへ立ち、そのまま押し切った。飛越は良化したが、道中で力む面が残る。重賞の速い流れで折り合えるかが昇級戦の鍵。 |
| タイセイジャスパー | 前走の阪神オープンは落馬で参考外。平地力はあるものの、障害戦では安定した飛越が前提になる。追い切りの反応も目立たず、最終調整を確認したい。 |
| パープルアドミラル | 前走の新潟オープンは飛越が安定せず、序盤から大きく離されて7着。新潟経験はあるが、重賞で争うには飛越の改善と追走面の前進が必要になる。 |
| ピーターサイト | 東京ジャンプSは途中の飛越でバランスを崩して後退。去勢明けでもあり参考外にできる。先行力は重賞でも通用するため、立て直した今回は反撃に注意。 |
| ビーンスターク | 前走は平地の開成山特別で10着。障害戦に戻って変わり身を狙うが、追い切りでは素軽さを欠いている。重賞の流れに対応するには状態面の上積みが必要。 |
| プラチナドリーム | 中山グランドジャンプは足元を気にするような走りで8着。重賞経験は豊富だが、前走後は間隔が開いた。追い切りの反応もひと息で、当日の気配が重要。 |
| ブラックボイス | 東京ジャンプSは直線で進路をカットされながら3着。先行して早めに動く競馬で高い持続力を示した。スムーズなら今回も勝ち負けを狙える有力馬。 |
| ローディアマント | 東京ジャンプSは序盤から力んで消耗しながら5着。直線では再び伸びており、内容は着順以上だった。自分のリズムで走れれば重賞でも前進できる。 |
| ローンウルフ | 前走の新潟オープンは硬さが残り、万全ではない状態ながら4着。新潟への適性と堅実さは評価できる。状態が上向けば相手強化でも着順を上げる余地がある。 |
コースの特徴と傾向(新潟3250m芝)


新潟3250m芝は外回りコースからスタートし、途中から内回りへ入る設定です。新潟の障害コースは固定障害がなく、置き障害を飛越するため、難度の高い障害への対応力だけでなく、平地に近いスピードと飛越後の加速が重要になります。直線が長く、早めに動いた馬も最後まで脚を維持する必要があるため、単純な逃げ残りだけでは決まりません。飛越のリズムを崩さず好位で運び、勝負どころから長く脚を使えるタイプが有利です。
過去データから見る攻略ポイント
人気傾向
新潟ジャンプステークスは障害重賞の中では比較的スピードが問われ、近走のオープン競走や重賞で安定した成績を残している上位人気馬が中心になりやすい一戦です。ただし、飛越の小さなミスや道中の位置取りによって着順が大きく変わるため、人気だけでの決め打ちは危険。新潟経験や近走の飛越内容まで確認して評価したいところです。
前走ローテ
主要な比較対象となるのは東京ジャンプステークス組と夏場の障害オープン組です。東京ジャンプステークス組は重賞の流れと長距離への対応力を経験している点が強み。一方、福島や新潟のオープン競走で好走した馬は、暑い時季の状態と実戦感覚で優位に立てます。着順だけでなく、飛越のミスや道中の不利を含めて内容を見直す必要があります。
実績の重要性
障害重賞では重賞実績に加え、3000mを超える距離で安定して走れるスタミナが重要です。今年は東京ジャンプステークス3着のブラックボイス、同5着のローディアマントが実績面で上位。オープンで連対したヴェールランスやシャンデルナゴルには勢いがありますが、重賞特有の厳しい流れに対応できるかが試されます。
馬場傾向
新潟の障害コースは置き障害が中心で、良馬場なら全体のスピードが上がりやすくなります。飛越後に素早く加速できる馬や、平地で一定のスピードを持つ馬が有利です。馬場が悪化するとスタミナと飛越の安定感が一段と重要になり、小さなミスが消耗につながります。当日の芝状態と各馬の飛越傾向を確認したいところです。
穴パターン
穴候補は、新潟での好走歴がありながら前走の着順だけで評価を落とす馬です。前走で出遅れや飛越ミス、進路不利があった馬は、スムーズに運ぶだけで着順を上げる可能性があります。また、先行馬が多い組み合わせでは、序盤に無理をせず中団で脚をためられる馬が浮上。夏場の状態を維持している実戦組にも注意が必要です。
データ総評

新潟ジャンプステークスでは、平地のスピード、飛越後の加速、長距離を走り切る持続力のバランスが求められます。今年は先行タイプが複数登録しており、単純な逃げ切りよりも好位から早めに動ける馬を重視したい構成です。東京ジャンプステークス組を軸候補とし、夏のオープン競走で状態の良さを示した馬を相手に組み込む形が基本になります。
1週前追い切り評価まとめ(S〜C)
| 評価 | 馬名 | 追い切り短評 |
|---|---|---|
| B | アメリカンピース | 栗東坂路で入念に調整。8月9日は4F55秒2、ラスト1F12秒7を馬なりでまとめ、前走後も状態を維持。 |
| A | ヴェールランス | 美浦Wで5F67秒1、ラスト1F11秒7。馬なりで軽快に伸び、活気のある動きから好調を維持。 |
| S | シャンデルナゴル | 栗東CWで6F82秒9、ラスト1F11秒5。一杯に追われて力強く伸び、前走快勝時の好状態を保つ。 |
| S | セイウンパシュート | 美浦Wで6F81秒9、ラスト1F11秒7を馬なりで記録。スピード感十分で、昇級戦でも状態は良好。 |
| C | タイセイジャスパー | 美浦Pで5F69秒3、ラスト1F12秒0。追走して同入したが動きは目立たず、もう一段の良化が欲しい。 |
| B | パープルアドミラル | 前走後は美浦Wで軽めの調整。大きな上積みは感じにくいものの、間隔を詰めても状態は維持。 |
| A | ピーターサイト | 美浦Wで長めから乗り込まれ、6F84秒2、ラスト1F11秒5。終いの反応も良く、立て直しは順調。 |
| C | ビーンスターク | 美浦Wで6F84秒6、ラスト1F11秒9。馬なりでまとめたが素軽さを欠き、重賞前としては物足りない。 |
| C | プラチナドリーム | 美浦Wで6F84秒7、ラスト1F11秒7。追走して同入したが、追われてからの反応には良化の余地。 |
| A | ブラックボイス | 美浦Wで5F67秒1。馬なりで無理なく調整され、前走から間隔が開いても脚取りは安定している。 |
| S | ローディアマント | 美浦Wで6F82秒6、ラスト1F11秒6。追走して僅かに遅れたが、強めに追われて力強く伸びた。 |
| B | ローンウルフ | 美浦Wで馬なり中心に調整。前走時の疲れを考慮した内容で、最終追い切りと当日の気配を確認したい。 |
追い切り総評

1週前追い切りで特に目立ったのは、ローディアマント、シャンデルナゴル、セイウンパシュートです。ローディアマントは美浦Wで長めからしっかり負荷をかけ、ラスト1F11秒6と力強く伸びました。シャンデルナゴルは一杯に追われても終いまで脚色が鈍らず、前走快勝時の好調を維持。セイウンパシュートも馬なりで6F81秒9を記録し、スピード感のある走りを披露しています。ヴェールランスとピーターサイトも動きは軽快です。
最終追い切り評価(S〜C)
最終追い切り公開後に更新します。
最終見解|本命・買い目(前日公開)
枠順・最終追い切り・馬場傾向を踏まえて更新します。
まとめ

新潟ジャンプステークス2026は、東京ジャンプSで力を出し切れなかったローディアマントの巻き返しに期待します。ブラックボイス、ピーターサイトに加え、好調なシャンデルナゴルも有力。枠順・最終追い切り・馬場傾向を反映し、本命と買い目を随時更新します。
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