【先に結論だけ知りたい方へ】
◎ ⑥ ヴァルキリーバース
○ ⑤ エストゥペンダ
▲ ⑧ ニシノティアモ
△ ⑭ パラディレーヌ
△ ⑫ コガネノソラ
☆ ⑮ ルージュソリテール

本命◎⑥ヴァルキリーバースは底を見せていない成長力と東京1800m芝への高い適性を評価。相手には54kgで勢い十分の⑤エストゥペンダ、舞台替わり歓迎の⑧ニシノティアモを中心視。
↓ここから先は、展開・追い切り・各馬の詳細解説です。
夏の牝馬重賞として行われる府中牝馬ステークス。2025年から東京1800m芝へ舞台を移し、従来のマーメイドステークスの流れを受け継ぐハンデ重賞として定着しつつあります。
東京1800m芝は直線の長さと瞬発力だけでなく、道中の折り合いと立ち回りも重要になるコース。今年もヴィクトリアマイル組、福島牝馬S組、上がり馬が集結し、難解なハンデ戦らしい好メンバーとなりました。
本記事では、前走内容・追い切り評価・過去データをもとに有力馬を整理します。
レース概要|第74回府中牝馬ステークス(GⅢ)
- 日時:2026年6月21日(日)15:45発走
- 場所:3回東京6日目11R
- 距離:1800m芝(左・Dコース)
- 条件:3歳以上牝馬・オープン・ハンデ
- 賞金:1着 3,800万円/2着 1,500万円/3着 950万円/4着 570万円/5着 380万円

東京1800m芝は直線勝負になりやすい一方で、ペースが緩むと先行馬も残りやすいコース。今年はセキトバイースト、タガノエルピーダ、ニシノティアモあたりが前へ行きそうで、極端なスローにはなりにくい構成。差し馬にも十分チャンスがありそうです。
出馬表│府中牝馬ステークス(GⅢ)
| 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | マカナ | 牝4 | 松岡正 | 50 | 美 伊藤大 |
| 2 | ウイントワイライト | 牝4 | 横山典 | 53 | 栗 西園翔 |
| 3 | ブラウンラチェット | 牝4 | 丸山元 | 54 | 美 手塚 |
| 4 | ミアネーロ | 牝5 | 大野拓 | 55 | 美 林 |
| 5 | エストゥペンダ | 牝4 | 荻野極 | 54 | 美 高柳瑞 |
| 6 | ヴァルキリーバース | 牝4 | ルメール | 55.5 | 美 田中博 |
| 7 | セキトバイースト | 牝5 | 浜中俊 | 56 | 栗 四位 |
| 8 | ニシノティアモ | 牝5 | 津村明 | 56 | 美 上原佑 |
| 9 | テリオスララ | 牝4 | ゴンサル | 54 | 美 田島 |
| 10 | (外)ホールネス | 牝6 | 三浦皇 | 55 | 栗 藤原英 |
| 11 | テレサ | 牝4 | 戸崎圭 | 55 | 栗 杉山晴 |
| 12 | コガネノソラ | 牝5 | 菊沢一 | 56.5 | 美 菊沢 |
| 13 | ビップデイジー | 牝4 | 西村淳 | 54 | 栗 松下 |
| 14 | パラディレーヌ | 牝4 | 原優介 | 56 | 栗 千田 |
| 15 | ルージュソリテール | 牝4 | 西塚洸 | 55 | 栗 藤原英 |
| 16 | セントメモリーズ | 牝5 | 木幡巧 | 52 | 美 松尾 |
注目馬紹介|有力馬と伏兵
パラディレーヌ
ヴィクトリアマイルは距離不足の1600mで12着だったが、坂井騎手も「距離が短かった」とコメント。今回は1800mへの距離延長が大きなプラス材料となる。追い切りでもCWで軽快なフットワークを披露しており、状態面の不安は感じられない。ハンデ戦なら能力上位の存在だ。
ルージュソリテール
阪神牝馬Sではカムニャック相手に小差3着。展開利だけでは片付けられない好内容だった。最終追い切りではCWで11秒1を計時し「好調持続」の評価。東京1800m芝への舞台替わりも歓迎で重賞初制覇のチャンス十分。
ヴァルキリーバース
東風Sを完勝。ルメール騎手も能力を高く評価している。久々のマイル戦を克服しており、東京コース適性も高い。今回は1800mへの延長が課題だが、追い切り内容は良好で侮れない存在。
エストゥペンダ
弥彦Sを鋭い差し脚で差し切り。折り合いさえつけば重賞でも通用する能力を感じる。調教でも元気一杯の動きを見せており勢い十分。
コガネノソラ
福島牝馬Sを完勝。重賞でも能力を証明した。東京替わりは歓迎で、差し脚が生きる展開になれば上位争い。
セキトバイースト
新潟大賞典7着も内容は悪くない。最終追い切りでは「この一追いで良化」の評価。展開次第では粘り込み十分。
ニシノティアモ
ヴィクトリアマイル6着は健闘。津村騎手も1800m前後の方が合うと示唆しており、距離延長は好材料。人気が落ちるなら面白い穴候補。
コースの特徴と傾向(東京1800m芝)

東京1800m芝は2コーナー付近のポケットスタート。
スタート後すぐにコーナーへ向かうため位置取り争いはあるものの、その後はペースが落ち着きやすいコース形態です。
直線はJRA最長クラスの525.9m。長い直線と高低差2mの坂を越えるため、瞬発力だけでなく持続力も重要になります。

今年はセキトバイースト、タガノエルピーダ、ニシノティアモあたりが先行候補。平均ペース前後を想定しており、中団差し勢に向く流れになりそうです。
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過去データから見る攻略ポイント
人気傾向
過去10年では1番人気の3着内率は30%。上位人気の信頼度は決して高くなく、波乱傾向の強い重賞です。
前走ローテ
前走3勝クラス組が5勝を挙げるなど好成績。格上挑戦馬の激走も目立ちます。
実績の重要性
GⅠ実績よりも勢い重視。前走GⅠ組は苦戦傾向で、上がり馬の台頭が目立っています。
馬場・展開傾向
東京替わりで差しが決まりやすい条件ですが、スローになると先行勢も残るため展開読みが重要です。
穴パターン
軽ハンデ馬の激走が非常に多いレース。50~51kg帯の伏兵には注意したいところです。
【データ総評】

人気馬の信頼度が高くない一方で、勢いのある上がり馬や軽ハンデ馬の好走が目立つレース。今年も実績だけでなく近走内容と調教を重視したい一戦です。
1週前追い切り評価まとめ(S〜C・全頭)
| 評価 | 馬名 | 追い切り短評 |
|---|---|---|
| S | ルージュソリテール | 好調持続 |
| S | コガネノソラ | 一息入るも上々 |
| A | パラディレーヌ | フットワーク軽快 |
| A | ヴァルキリーバース | 一息入るも上々 |
| A | エストゥペンダ | 元気一杯 |
| A | ニシノティアモ | 余裕ある手応え |
| A | ビップデイジー | 力強い伸び脚 |
| B | セキトバイースト | この一追いで良化 |
| B | テリオスララ | 時計平凡も伸び良 |
| B | テレサ | 単走の割に動く |
| B | ミアネーロ | 手応え十分 |
| B | ユキワリザクラ | 動きハツラツ |
| C | ブラウンラチェット | 動きスムーズも物足りず |
| C | マカナ | 末の粘りひと息 |
追い切り総評

ルージュソリテール、コガネノソラの動きが目立つ内容。特にルージュソリテールはCWで鋭い伸びを見せており重賞取りへ向けて仕上がりは万全。パラディレーヌもヴィクトリアマイル敗戦後の反動は感じられず順調そのもの。ニシノティアモ、エストゥペンダも状態面は高く評価できる。
【6/18更新 】最終追い切り評価(S〜C)
| 評価 | 馬名 | 追い切り短評 |
|---|---|---|
| S | テリオスララ | 1ハロン10.8秒と鋭伸。終いの切れ味抜群 |
| S | パラディレーヌ | 本調子を取り戻し気配上昇 |
| A | ヴァルキリーバース | 久々でも気配良好。併せ馬も余裕 |
| A | エストゥペンダ | 好気合を維持し順調な仕上がり |
| A | セキトバイースト | 遠征疲れなく好状態キープ |
| A | ミアネーロ | 終始手応え十分で動き目立つ |
| A | ホールネス | 活気十分で順調に乗り込む |
| B | ウイントワイライト | 力強い脚捌きで状態維持 |
| B | コガネノソラ | 折り合いスムーズで仕上がり良好 |
| B | セントメモリーズ | 追走併入で順調な仕上がり |
| B | テレサ | まずまず仕上がる内容 |
| B | ニシノティアモ | デキを維持し好調キープ |
| B | ビップデイジー | 久々でも力強い動きを披露 |
| B | マカナ | 余裕を持って併入し順調 |
| B | ルージュソリテール | 火曜追いで態勢整う |
| C | ブラウンラチェット | 馬体は仕上がるも本調子には一歩 |

今年の府中牝馬ステークスは、テリオスララとパラディレーヌの仕上がりが一歩リードする印象です。テリオスララはラスト1ハロン10.8秒と鋭い伸びを披露し、反応・切れともに目を引く内容。パラディレーヌも「本調子取り戻す」の評価通り、動きに力強さが戻ってきました。A評価ではヴァルキリーバース、エストゥペンダ、セキトバイースト、ミアネーロ、ホールネスが順調な調整過程を消化しており、上位争いが期待できる状態です。一方、ブラウンラチェットは馬体こそ整っているものの、本来の動きにはあと一歩という印象。全体的には各馬とも大きな不安は少なく、好仕上がりの馬が多いハイレベルな一戦となりそうです。
【6/20更新 】最終見解|買い目例
| 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | マカナ | 牝4 | 松岡正 | 50 | 美 伊藤大 |
| 2 | ウイントワイライト | 牝4 | 横山典 | 53 | 栗 西園翔 |
| 3 | ブラウンラチェット | 牝4 | 丸山元 | 54 | 美 手塚 |
| 4 | ミアネーロ | 牝5 | 大野拓 | 55 | 美 林 |
| 5 | エストゥペンダ | 牝4 | 荻野極 | 54 | 美 高柳瑞 |
| 6 | ヴァルキリーバース | 牝4 | ルメール | 55.5 | 美 田中博 |
| 7 | セキトバイースト | 牝5 | 浜中俊 | 56 | 栗 四位 |
| 8 | ニシノティアモ | 牝5 | 津村明 | 56 | 美 上原佑 |
| 9 | テリオスララ | 牝4 | ゴンサル | 54 | 美 田島 |
| 10 | (外)ホールネス | 牝6 | 三浦皇 | 55 | 栗 藤原英 |
| 11 | テレサ | 牝4 | 戸崎圭 | 55 | 栗 杉山晴 |
| 12 | コガネノソラ | 牝5 | 菊沢一 | 56.5 | 美 菊沢 |
| 13 | ビップデイジー | 牝4 | 西村淳 | 54 | 栗 松下 |
| 14 | パラディレーヌ | 牝4 | 原優介 | 56 | 栗 千田 |
| 15 | ルージュソリテール | 牝4 | 西塚洸 | 55 | 栗 藤原英 |
| 16 | セントメモリーズ | 牝5 | 木幡巧 | 52 | 美 松尾 |
展開予想|東京1800m芝

想定隊列
逃げ:⑨
好位:⑦⑪⑮
中位:⑥⑧⑤⑫一団
後方:②④
ペース:スロー(S)

テリオスララが単騎気味にハナを主張し、前半は落ち着いた流れになりそう。直線勝負になれば瞬発力勝負となり、中団で脚をためられる差し馬が有利。ルメール騎乗のヴァルキリーバースは勝負どころで早めに進出し、長くいい脚を使う形が理想だ。
最終予想印|府中牝馬ステークス2026
◎ ⑥ ヴァルキリーバース
○ ⑤ エストゥペンダ
▲ ⑧ ニシノティアモ
△ ⑭ パラディレーヌ
△ ⑫ コガネノソラ
☆ ⑮ ルージュソリテール
(押さえ:⑦ セキトバイースト)
◎⑥ヴァルキリーバース
フローラSで後のオークス馬カムニャックと接戦を演じた能力はここでも最上位クラス。休養明けの東風Sでは古馬相手に危なげなく差し切り、改めてポテンシャルの高さを示した。今回は1800mへの距離延長も歓迎材料で、陣営も「もっと距離は延びてもいい」とコメント。最終追い切りも終始余裕十分の動きで、久々を感じさせない好仕上がりだった。55.5kgならハンデも許容範囲。東京コースで末脚を存分に発揮できる舞台なら重賞初制覇のチャンスは十分ある。
○⑤エストゥペンダ
3勝クラス勝ち直後とはいえ、フェアリーS・クイーンCで好走歴があり、重賞でも能力は通用する存在。前走は狭いスペースを割って差し切る内容が秀逸で、精神面の成長も感じさせた。最終追い切りでは鋭い反応を見せ、気配も引き続き良好。54kgのハンデも魅力で、瞬発力勝負になれば上位争いは十分可能だ。
▲⑧ニシノティアモ
ヴィクトリアマイル6着は内容十分。マイルではやや忙しい印象だっただけに、実績豊富な東京1800m芝への条件替わりは大きなプラスとなる。追い切りも前走同様の好気配を維持しており、状態面に不安はない。スムーズな競馬なら勝ち負けまで期待できる。
△⑭パラディレーヌ
ヴィクトリアマイルは距離不足で度外視可能。秋華賞・エリザベス女王杯での実績を考えれば、このメンバーでも能力上位だ。最終追い切りではラスト11秒1と鋭さを取り戻し、本来の動きに近づいてきた。1800mへ戻る今回は巻き返しが十分ある。
△⑫コガネノソラ
福島牝馬Sは外を回って完勝。重賞初制覇の内容は非常に強かった。今回は56.5kgのトップハンデが課題になるものの、東京1800m芝ではスイートピーSを快勝しており舞台適性は高い。状態面も前走以上とのコメントが出ており軽視は禁物。
☆⑮ルージュソリテール
阪神牝馬S3着は非常に価値が高い内容。勝ち馬・2着馬がその後GⅠワンツーを決めたことを考えれば評価はさらに上がる。東京1800m芝も得意条件で、55kgなら一発があっても不思議ではない。
買い目例
馬連
⑥-⑤⑦⑧⑫⑭⑮(6点)
3連複フォーメーション
⑥-⑤⑧-⑤⑦⑧⑫⑭⑮(9点)
――点数を絞るなら
馬連:⑥-⑤⑧(2点)
3連複フォーメーション
⑥-⑤⑧-⑫⑭(4点)
まとめ|府中牝馬ステークス2026予想の総括

本命は⑥ヴァルキリーバース。東京1800m芝への条件替わり、底を見せていない成長力、そして仕上がりの良さを総合的に評価した。相手はハンデに恵まれた⑤エストゥペンダと、舞台替わりで巻き返し濃厚な⑧ニシノティアモを中心に、実績馬との力勝負を狙いたい。
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