スプリングステークス2025予想|過去傾向・追い切り評価・穴馬を徹底分析!

今週の重賞レース予想 競馬予想

スプリングステークス2025の予想と過去傾向|追い切り評価&穴馬を公開!

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【スプリングステークス 2025】基本情報と開催概要|日程・賞金・出走条件

第74回 スプリングステークス GⅡ
2025年3月16日()
中山1800m(芝A・右内)
指定┃牡・牝┃3歳┃オープン┃馬齢
皐月賞TR・3着まで優先出走権
本賞金 [万円]
1着 5,400┃2着 2,200
3着 1,400┃4着 810┃5着 540

スプリングステークス(GII) は、1952年に創設された3歳馬限定の重賞競走。当初は東京競馬場で行われていたが、1960年以降は中山競馬場・芝1800mに定着。皐月賞トライアル(1958年〜) としての役割を持ち、3着以内の馬に皐月賞の優先出走権が与えられる。2003年から馬齢重量戦となり、クラシック戦線を占う重要な一戦。過去にはクラシック戦線で活躍する馬を多数輩出し、皐月賞やダービーへの登竜門として注目される。

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【過去5年データ】スプリングステークスの結果・レース傾向を徹底分析

1着 2着 3着 馬連 3連単
2020 ガロアクリーク(6人気) ヴェルトライゼンデ(1人気) サクセション(2人気) 2,910円 37,220円
2021 ヴィクティファルス(3人気) アサマノイタズラ(7人気) ボーデン(1人気) 8,890円 51,870円
2022 ビーアストニッシド(5人気) アライバル(2人気) サトノヘリオス(6人気) 1,820円 40,790円
2023 べラジオオペラ(2人気) ホウオウビスケッツ(3人気) メタルスピード(8人気) 1,170円 18,150円
2024 シックスペンス(1人気) アレグロブリランテ(9人気) ルカランフィースト(4人気) 4,920円 53,380円

過去5年のスプリングステークスの傾向を見ると、1〜3番人気が馬券に絡むことが多いものの、中穴(5〜9番人気)の台頭も目立ち、波乱含みのレース展開が多い。特に馬連は1,000円台~8,000円台、3連単は18,000円~53,000円台と配当の幅が広い。逃げ・先行馬が有利な一方で、展開次第では差し馬の台頭も見られ、ペースの影響を受けやすい点も特徴的。伏兵の一発にも注意しつつ、人気馬とのバランスを考えた馬券戦略が重要。


【人気別成績】スプリングステークスの単勝人気別データ&レース傾向

過去20年のスプリングステークスにおける単勝人気別の成績は以下の通りです。

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1番人気 6-6-4-4 30.0% 60.0% 80.0%
2番人気 2-2-4-12 10.0% 20.0% 40.0%
3番人気 3-4-0-13 15.0% 35.0% 35.0%
4番人気 2-1-2-15 10.0% 15.0% 25.0%
5番人気 4-1-0-15 20.0% 25.0% 25.0%
6~9番人気 2-4-8-66 2.5% 7.5% 17.5%
10番人気以下 1-2-2-95 1.0% 3.0% 5.0%

過去20年のスプリングステークスでは、1番人気の勝率は30.0% だが、連対率60.0%、複勝率80.0% と安定感が高い。一方で2~5番人気の勝率は10~20%とばらつきがあり、中穴の台頭も目立つ。6~9番人気の複勝率は17.5%と一定の好走例があり、10番人気以下の激走はまれ(複勝率5.0%)。波乱含みの展開も多く、本命サイド+中穴を組み合わせた馬券戦略が有効と言える。

【中山芝1800m】スプリングステークスのコース特徴&レース攻略法

中山・芝1800m(内回り)
中山芝1800mコース

中山・芝1800m(内回り)は、スタンド前から発走し、内回りコースを1周するレイアウト。スタート直後に急坂があり、1コーナーまで約200mと短いため、前半のペースは上がりにくい。2コーナーからの下り勾配で徐々に加速し、3~4コーナーへ。直線は310mと短く、直線半ばの高低差2.2mの急坂が勝負どころ。先行馬が有利だが、パワーと持久力が求められ、差し馬も展開次第で台頭可能なコース形態となっている。

JRA公式:中山競馬場コース紹介


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【データ分析】スプリングステークスの枠順別成績|内枠が有利?

枠順 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 19-26-17-177 7.9% 18.8% 25.9%
2枠 24-11-23-198 9.4% 13.7% 22.7%
3枠 18-20-29-212 6.5% 13.6% 24.0%
4枠 25-26-25-217 8.5% 17.4% 25.9%
5枠 20-23-16-247 6.5% 14.1% 19.3%
6枠 20-22-25-251 6.3% 13.2% 21.1%
7枠 25-26-21-258 7.6% 15.5% 21.8%
8枠 26-23-21-274 7.6% 14.2% 20.3%

中山・芝1800mの枠番別成績を見ると、内枠(1~4枠)がやや有利な傾向。特に1枠は連対率18.8%、複勝率25.9%と安定感があり、4枠も好成績を残している。一方、外枠(7~8枠)は勝率・連対率ともに低めで、外を回されるロスが影響している可能性が高い。ただし、馬場状態や展開次第では外枠でも好走例はある。総じて、ロスなく立ち回れる内枠の先行馬が有利なコースである。

【データ分析】スプリングステークスの脚質別成績|先行・差しが有利?

中山・芝1800mコースの脚質別の成績(2020.1/1~2024.12/28)は以下の通りです。

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 16-5-16-81 16.0% 21.0% 32.0%
先行 91-86-79-657 10.0% 19.4% 28.0%
差し 20-28-28-1502 8.8% 21.2% 33.6%
追込 3-2-21-919 5.8% 6.3% 26.3%

中山・芝1800mの脚質別成績を見ると、「逃げ」が勝率16.0%、複勝率32.0%と高く、逃げ切りが決まりやすいコース「先行」も安定しており、勝率10.0%、複勝率28.0%と上位争いに絡みやすい。一方、「差し」は勝率8.8%ながら複勝率33.6%とまずまずの成績を残しているが、「追込」は勝率5.8%、連対率6.3%と苦戦傾向。前半のペースが落ち着きやすいことから、前で運べる馬が有利なコースと言える


【注目騎手】スプリングステークス2025で狙うべきジョッキーは?

※このデータは、過去5年間(2020年~2024年)における中山・芝1800mの騎手別成績をまとめたものです。

騎手 着別度数 出走 勝率 連対率 複勝率
戸崎圭太 19-6-9-67 101 18.8% 24.8% 33.7%
C.ルメール 15-12-6-29 62 24.2% 43.5% 53.2%
横山武史 14-16-18-47 95 14.7% 31.6% 50.5%
三浦皇成 10-8-10-57 85 11.8% 21.2% 32.9%
津村明秀 8-8-6-74 96 8.3% 16.7% 22.9%
菅原明良 6-10-10-63 89 6.7% 18.0% 29.2%
北村宏司 6-10-5-60 81 7.4% 19.8% 25.9%
柴田大知 5-7-3-65 80 6.2% 15.0% 18.8%
横山和生 5-7-3-41 56 8.9% 21.4% 26.8%
川田将雅 5-3-2-5 15 33.3% 53.3% 66.7%
丹内祐次 4-2-6-71 83 4.8% 7.2% 14.5%
M.デムーロ 4-5-9-31 49 8.2% 18.4% 36.7%
永野猛蔵 4-1-2-40 47 8.5% 10.6% 14.9%
丸山元気 4-2-3-38 47 8.5% 12.8% 19.1%
田辺裕信 3-10-8-69 90 3.3% 14.4% 23.3%
大野拓弥 3-5-9-64 81 3.7% 9.9% 21.0%
石川裕紀人 3-7-6-54 70 4.3% 14.3% 22.9%
木幡巧也 3-2-0-47 52 5.8% 9.6% 9.6%
吉田豊 3-3-2-43 51 5.9% 11.8% 15.7%
丸田恭介 3-3-0-26 32 9.4% 18.8% 18.8%

中山・芝1800mの騎手別成績を見ると、ルメール騎手が勝率24.2%、複勝率53.2%と高く、安定感のある騎乗ぶりを示している。川田将雅騎手も少ない騎乗数ながら勝率33.3%、複勝率66.7%と抜群の好成績。一方、横山武史騎手は出走95回で勝率14.7%、複勝率50.5%と堅実さが光り、戸崎圭太騎手や三浦皇成騎手も安定した数字を残している。総じて、上位騎手は前めでレースを進めるケースが多く、好位を取れる騎乗技術が成績に大きく影響していると言える。


【血統分析】スプリングステークスで好走する種牡馬&血統傾向を解説

このデータは、過去5年間(2020年~2024年)の中山・芝1800mにおける種牡馬別成績を基にしています。

種牡馬 着別度数 出走 勝率 連対率 複勝率
ドゥラメンテ 17-10-7-68 102 16.7% 26.5% 33.3%
ロードカナロア 14-13-6-57 90 15.6% 30.0% 36.7%
ディープインパクト 13-12-11-76 112 11.6% 22.3% 32.1%
エピファネイア 9-7-10-90 116 7.8% 13.8% 22.4%
キズナ 9-10-8-53 80 11.2% 23.8% 33.8%
ハーツクライ 8-6-6-73 93 8.6% 15.1% 21.5%
モーリス 8-9-6-49 72 11.1% 23.6% 31.9%
ゴールドシップ 7-11-9-92 119 5.9% 15.1% 22.7%
ルーラーシップ 7-14-12-74 107 6.5% 19.6% 30.8%
ハービンジャー 6-6-8-53 73 8.2% 16.4% 27.4%
スクリーンヒーロー 5-2-6-46 59 8.5% 11.9% 22.0%
ヴィクトワールピサ 5-1-2-35 43 11.6% 14.0% 18.6%
ジャスタウェイ 4-2-1-40 47 8.5% 12.8% 14.9%
ノヴェリスト 4-0-0-19 23 17.4% 17.4% 17.4%
リアルスティール 4-4-1-14 23 17.4% 34.8% 39.1%
ダイワメジャー 3-5-5-45 58 5.2% 13.8% 22.4%
キングカメハメハ 3-6-7-33 49 6.1% 18.4% 32.7%
サトノダイヤモンド 3-1-2-13 19 15.8% 21.1% 31.6%
ローエングリン 3-1-1-14 19 15.8% 21.1% 26.3%
キングズベスト 3-0-1-2 6 50.0% 50.0% 66.7%

中山芝1800mの種牡馬別成績を見ると、ディープインパクト(112頭)が勝率11.6%、複勝率32.1%と安定感を示しており、キズナ(80頭)も勝率11.2%、連対率23.8%で上位を確保。ロードカナロア(90頭)やドゥラメンテ(102頭)も15%前後の勝率と好成績を残している。一方、ゴールドシップ(119頭)やハーツクライ(93頭)など、スタミナとパワーに優れた血統が上位に名を連ねている点が特徴的。出走数こそ少ないものの、キングズベスト(6頭)は勝率50.0%と突出しており、少数精鋭で高い適性を示しているといえる。


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【出走予定馬】スプリングステークス2025の特別登録馬&最新情報

  • 出走馬確定
  • 特別登録馬

出走馬12頭

馬番馬名性齢騎手重量厩舎
ダノンセンチュリー牡3戸崎圭57萩原
ローレルオーブ牡3原優介57杉山佳
 クモヒトツナイ牡3横山和57堀内
ニホンピロデヴィン牡3小沢大57緒方
レーヴブリリアント牡3ルメール57田中博
ジェットマグナム牡3津村明57安達
キングスコール牡3藤岡佑57矢作
マテンロウバローズ牡3横山典57
ピコチャンブラック牡3石橋脩57上原佑
10 フクノブルーレイク牡3松岡正57竹内
11スナークピカソ牡3菅原明57高橋一
12スワローシチー牡3田辺裕57相沢

特別登録馬12頭

馬名性齢騎手重量厩舎
キングスコール牡3藤岡佑57矢作
 クモヒトツナイ牡3○○57堀内
ジェットマグナム牡3津村明57安達
 スナークピカソ牡3菅原明57高橋一
 スワローシチー牡3田辺裕57相沢
ダノンセンチュリー牡3戸崎圭57萩原
ニホンピロデヴィン牡3小沢大57緒方
ピコチャンブラック牡3石橋脩57上原佑
 フクノブルーレイク牡3松岡正57竹内
マテンロウバローズ牡3横山典57
 レーヴブリリアント牡3○○57田中博
 ローレルオーブ牡3○○57杉山佳

【有力馬診断】スプリングステークス2025の注目馬5頭を徹底分析!

キングスコール

  • 前走レース: 2歳新馬
  • 開催日: 2024年7月21日
  • 開催競馬場: 札幌
  • 距離: 芝1800m
  • 着順: 1着
  • 騎手: 藤岡佑介
前走インタビュー

キングスコール(1着)藤岡佑騎手

調教の段階から素質の良さを感じていましたが、まだ緩いですし、気性の幼さもあります。それでも開幕週の馬場と持っているスピードで押し切ることができました。能力は高いですが、気性の危うさがあるので、いい方に向いてほしいです。

父: ドゥラメンテ
母: レインオンザデューン
母父: フランケル
姉:サクセスカラー


キングスコールは札幌の新馬戦で2歳コースレコードを0.4秒更新し、圧巻のデビュー勝ち。2着馬テリオスララは後に萩Sを勝ち、阪神JFで3着と好走しており、レースレベルの高さも証明されている。予定していた札幌2歳Sを使えず、長期休養明けとなるが、1週前追い切りでは古馬に追走先着し、非凡な脚力を披露。キャリア1戦と経験は少ないが、ここで好走できればクラシック戦線でも期待が膨らむ。


ダノンセンチュリー

  • 前走レース: 3歳新馬
  • 開催日: 2025年2月2日
  • 開催競馬場: 東京
  • 距離: 芝1800m
  • 着順: 1着
  • 騎手: R.キング
前走インタビュー

ダノンセンチュリー(1着)R.キング騎手

作戦は特に考えていなかったのですが、スタートの際の反応、スピードの乗りが良く、パワーを使わずにハナに立つことができました。ペースコントロールをしながらリズム良く走らせることができましたし、賢い馬ですね。成長しつつ、ステップアップしていきそうです。

父: フィエールマン
母: シャンブルドット
母父: ロペデヴェガ
姉:ベルシャブル


ダノンセンチュリーはセレクトセールの高額取引馬で、将来性豊かな逸材。新馬戦では鞍上が慎重に乗り、ステッキなしでクビ差の押し切り勝ち。3着以下を大きく引き離した内容からも素質の高さがうかがえる。まだ若さを残すが、その分、伸びしろも十分。次戦は成長度を試す重要な一戦となり、さらなる上昇が期待される。持ち前のポテンシャルを発揮できれば、クラシック戦線でも注目の存在となる可能性が高い。


ピコチャンブラック

  • 前走レース: ホープフルS(GI)
  • 開催日: 2024年12月28日
  • 開催競馬場: 中山
  • 距離: 芝2000m
  • 着順: 13着
  • 騎手: 川田将雅
前走インタビュー

ピコチャンブラック(13着)上原佑調教師

4角を回る際の感じは良さそうでしたが、ラストまで集中して走ることができませんでした。今後、一から立て直すつもりでいます。

父: キタサンブラック
母: トランプクイーン
母父: ネオユニヴァース
姉:ノリピー


ピコチャンブラックはホープフルSで13着と振るわなかったが、多頭数の外枠でスムーズな競馬ができなかった影響が大きい。アイビーSでは、後の共同通信杯勝ち馬マスカレードボールと0.2秒差の接戦を演じており、能力の高さは確か。新馬戦では7馬身差の圧勝を見せ、スピード能力も十分。デビュー時472キロだった馬体は前走で490キロと成長を示しており、GⅠ経験を糧にさらなる前進が期待できる。


マテンロウバローズ

  • 前走レース: こぶし賞(1勝クラス)
  • 開催日: 2025年2月15日
  • 開催競馬場: 京都
  • 距離: 芝1600m
  • 着順: 1着
  • 騎手: 横山典弘
前走インタビュー

マテンロウバローズ(1着)昆調教師

東京に遠征後の中1週でしたが、頑張ってくれました。兄(マテンロウオリオン)とは少し違い、渋太く伸びるタイプ。ジョッキーが競馬を覚えさせてくれているので、距離、頭数とかの不安はありません。もう少し長い距離も試してみたいですね。

父: ロジャーバローズ
母: パルテノン
母父: キングカメハメハ
兄:マテンロウオリオン


マテンロウバローズは新馬戦・こぶし賞をマイルで連勝した実力馬。NHKマイルC2着のマテンロウオリオンの半弟で、父が日本ダービー馬に替わったことで距離延長にも対応可能な素質を秘める。こぶし賞では少頭数ながら4角最後方から差し切る勝負根性を見せ、長くいい脚を使える点が魅力。マイル戦ではやや忙しい印象があり、距離が伸びる今回はさらにパフォーマンスを上げる可能性が高い。重賞でも注目の存在。


ジェットマグナム

  • 前走レース: きさらぎ賞(GⅢ)
  • 開催日: 2025年2月9日
  • 開催競馬場: 京都
  • 距離: 芝1800m
  • 着順: 9着
  • 騎手: 丹内祐次
前走インタビュー

ジェットマグナム(9着)丹内祐騎手

ゲートを出たなりで進めましたが、4角過ぎではもう手応えがありませんでした。

父: ヘンリーバローズ
母: ビビットオレンジ
母父: ルーラーシップ
全兄:ジェットブレイク


ジェットマグナムは新馬勝ち後、コスモス賞は心房細動で参考外ながら、中山の芙蓉Sで2勝目を挙げた。ホープフルSでは7着だったが、内容は悪くなく、成長の余地を感じさせる。前走のきさらぎ賞では1000m通過58秒7の速い流れを経験し、厳しい展開でも粘りを見せた。すんなりと先行できる形になれば、持ち前のスピードを活かして好走が期待できる。展開次第で巻き返しの可能性も十分。


【最終予想】スプリングステークス2025の本命・対抗・穴馬は?

1. 皐月賞・秋のGⅠ戦線につながる重要な前哨戦
スプリングステークスは皐月賞トライアルとして3着以内の馬に優先出走権が与えられる一戦。近年では2024年のシックスペンスが毎日王冠を制覇、2023年のベラジオオペラが大阪杯を制覇するなど、秋のGⅠ戦線での活躍馬も多い。クラシック路線だけでなく、今秋以降の芝中距離戦線を見据えた馬券検討が重要。

2. キャリア2~3戦の馬が好成績
過去10年でキャリア2戦の馬が勝率26.7%、3戦の馬が連対率22.2%と優秀な成績を残している。特に2020年以降は、キャリア2戦の馬の3着内率が62.5%に上昇しており、フレッシュな馬が好走する傾向。今年もキャリア2~3戦の馬を重視したい。

3. 極端な枠(1枠・8枠)が好成績
過去10年の枠番成績では1枠の3着内率41.7%、8枠の3着内率30.0%と、内外の極端な枠に入った馬の好走が目立つ。展開次第ではあるが、特に先行力のある馬が内枠を引いた場合は狙い目。

4. 前走1勝クラス組が好調
過去10年の3着以内馬30頭中、前走1勝クラス組が16頭(53%)と最多。勝率・連対率・複勝率ともにオープンクラス組よりも上回っており、前走で1勝クラスを勝ち上がった馬は特に有力。今年も前走1勝クラス組を中心に馬券を組み立てたい。

5. 単勝10倍未満の馬が勝ち馬の中心
過去10年の優勝馬10頭中、7頭が単勝10倍未満で、残り3頭中2頭も20倍未満。極端な人気薄の優勝例は少なく、基本的に上位人気馬が優勢。ただし、中穴(6~9番人気)が3着内に絡むケースも多く、人気馬+中穴の組み合わせが有効。

🔍 まとめ:狙い方

スプリングSは皐月賞に直結する重要な一戦であり、秋のGⅠ戦線で活躍する馬も多い。キャリア2~3戦の馬、1枠・8枠の好走率、前走1勝クラス組の強さがポイント。1~3番人気が優勢だが、中穴も馬券に絡みやすく、波乱の可能性も考慮して馬券を組み立てたい。


【追い切り評価】スプリングステークス2025の追い切り診断&最終ジャッジ

✅総評
今回のスプリングステークスに向け、キングスコール、クモヒトツナイ、スワローシチー、ダノンセンチュリーあたりの状態が非常に良さそう。特にダノンセンチュリーの1ハロンの伸びスワローシチーの格上馬と互角の動きは好印象。ピコチャンブラック、マテンロウバローズも動きが良く、好調キープ。

  • 最終追い切り
  • 1週前追い切り

スプリングステークス 最終追い切り情報(2025年)

キングスコール(仕上がり良好)

  • 3/12(水)栗CW稍 85.5-70.1-54.8-38.8-11.4(G前仕掛け)
    • オリーブグリーン(3歳1勝クラス)を0.7秒追走し、0.2秒遅れ
    • 短評:仕上がり良好、力強い動きを見せる。

クモヒトツナイ(好調持続)

  • 3/12(水)美W稍 83.7-67.4-53.0-38.3-11.7(馬なり余力)
    • パッカパッカブー(古馬1勝)と同入
    • 短評:スムーズな動きで、好調をキープ。

ジェットマグナム(多少上向く)

  • 3/12(水)栗坂稍 1回53.8-38.2-24.9-12.7(馬なり余力)
    • 短評:前走からの立て直しは順調で、徐々に良化。

スナークピカソ(好調持続)

  • 3/12(水)栗坂稍 1回54.7-39.3-25.2-12.4(馬なり余力)
    • クラシックステップ(古馬1勝)と同入
    • 短評:力強い動きで、調子をキープ。

スワローシチー(格上馬に互角入線)

  • 3/12(水)美W稍 83.9-66.9-52.0-37.3-11.5(馬なり余力)
    • ライラック(古オープン)と同入
    • 短評:動きに余裕があり、格上馬とも互角の仕上がり。

ダノンセンチュリー(1ハロンの伸び目立つ)

  • 3/12(水)美W稍 84.3-67.4-52.8-38.2-11.7(馬なり余力)
    • 短評:ラスト1ハロンの伸びが目立ち、仕上がり上々。

ニホンピロデヴィン(デキ安定)

  • 3/12(水)栗CW稍 50.0-36.1-11.6(一杯に追う)
    • 短評:動きはしっかりしており、状態維持。

ピコチャンブラック(仕上がり良好)

  • 3/13(木)美W稍 69.9-54.3-38.8-11.4(馬なり余力)
    • 短評:軽快なフットワークで、仕上がりは万全。

フクノブルーレイク(若いが動き良く)

  • 3/12(水)美W稍 83.6-66.7-51.4-36.7-11.4(馬なり余力)
    • 短評:推進力のある動きで、気配は良好。

マテンロウバローズ(反応良し)

  • 3/12(水)栗CW稍 84.3-67.8-52.3-37.3-11.4(強めに追う)
    • ヒルノショパン(障未勝)と0.3秒追走して0.2秒先着
    • 短評:反応鋭く、仕上がりは良好。

A評価(動き抜群・勝負気配濃厚)

🔥 ダノンセンチュリー(美W・重 65.8-50.8-36.6-11.5[馬なり余力])
絶好の動きを見せ、躍動感十分。仕上がりの良さが際立ち、期待できる。

🔥 キングスコール(栗CW・不 82.5-66.7-51.7-36.9-11.5[一杯追い])
古馬オープン馬を相手に先着。動きに力強さがあり、状態は文句なし。

🔥 ピコチャンブラック(美W・稍 65.9-50.3-36.3-11.3[馬なり余力])
終いの伸びが目立ち、鋭い脚を見せた。馬体の成長も感じられる仕上がり。

🔥 フクノブルーレイク(美W・重 64.6-49.9-36.3-11.5[馬なり余力])
推進力のある走りで、活気十分。仕上がりも万全で勝負気配が漂う。

🔥 ジェットマグナム(栗CW・不 79.1-64.8-50.8-36.3-11.9[一杯追い])
好時計をマークし、順調な仕上がり。もうひと追いでさらに良化しそう。


B+評価(順調な仕上がり・好気配)

🔹 クモヒトツナイ(美W・稍 83.3-66.4-51.6-37.2-11.6[馬なり余力])
余裕のある動きで、手応え十分。成長を感じる走り。

🔹 スワローシチー(美W・良 67.3-51.8-37.8-11.6[馬なり余力])
終いの伸びが良く、デキ落ちはなし。好調をキープ。

🔹 スナークピカソ(栗坂・良 51.5-38.2-25.2-12.9[一杯追い])
パワフルな動きで、馬体の張りも良好。

🔹 マテンロウバローズ(栗CW・不 82.4-66.8-52.2-37.1-11.2[強め追い])
動きにキレがあり、キビキビとしたフットワーク。

🔹 ホウオウビスケッツ(美W・重 84.6-67.7-52.1-37.6-11.4[G前仕掛け])
推進力ある走りで、馬体の充実がうかがえる。


B評価(仕上がり順調・やや不安要素あり)

🔸 ローレルオーブ(栗坂・良 54.4-39.9-26.0-13.0[末強め追う])
動き自体は軽快だが、時計的には物足りなさが残る。

🔸 クファシル(栗CW・不 82.7-66.6-51.8-36.6-11.5[稍一杯追い])
順調な仕上がりも、まだ本調子には一歩足りない印象。

🔸 マイネルジェロディ(栗坂・良 50.6-36.8-24.4-12.3[一杯追い])
攻めは十分も、やや硬さが残る仕上がり。

🔸 ティニア(栗CW・不 81.8-67.0-52.6-37.7-11.2[馬なり余力])
順調な仕上がりではあるが、もう一段階の良化が欲しい。

🔸 ニホンピロデヴィン(栗坂・不 54.7-39.7-25.7-12.6[強め追う])
しっかり乗り込まれているが、もう一段階の動きが欲しい。


C評価(調整途上・不安あり)

ヤクシマ(栗CW・不 71.6-55.7-39.5-11.2[一杯追い])
内にササる面が見られ、まだ仕上がり途上。

マイネルレノン(栗坂・良 51.8-37.7-24.9-12.7[一杯追い])
時計はまずまずも、動きが重く映る。

レーヴブリリアント(美W・重 81.8-65.9-51.1-37.4-12.2[馬なり余力])
フットワークは軽快も、まだ万全とは言えず。


🏆 総評

A評価のダノンセンチュリー、キングスコール、ピコチャンブラック、フクノブルーレイク、ジェットマグナムは勝負気配濃厚!
B+評価のクモヒトツナイ、スワローシチー、スナークピカソ、ホウオウビスケッツも上位争い必至!
C評価の馬は仕上がり途上で、当日の気配次第。


【結論&買い目】スプリングステークス2025の最終予想と馬券戦略

馬番馬名性齢騎手重量厩舎
ダノンセンチュリー牡3戸崎圭57萩原
ローレルオーブ牡3原優介57杉山佳
クモヒトツナイ牡3横山和57堀内
ニホンピロデヴィン牡3小沢大57緒方
レーヴブリリアント牡3ルメール57田中博
ジェットマグナム牡3津村明57安達
キングスコール牡3藤岡佑57矢作
マテンロウバローズ牡3横山典57
ピコチャンブラック牡3石橋脩57上原佑
10フクノブルーレイク牡3松岡正57竹内
11スナークピカソ牡3菅原明57高橋一
12スワローシチー牡3田辺裕57相沢

◎(本命) ピコチャンブラック(7枠9番)

  • ポイント:
    • 父キタサンブラック が勝ったレースで、血統的にも適性あり。
    • 前走は初の揉まれる競馬で集中し切れず大敗も、中間は前進気勢が戻っている。
    • 石橋脩騎手が継続騎乗し、調整も順調。
    • 小回りの中山1800mで 前々で立ち回れれば巻き返し可能。

○(対抗) マテンロウバローズ(6枠8番)

  • ポイント:
    • 連勝中で 底を見せていない 実力馬。
    • 1800mの距離延長も対応できそうで、中山でもスムーズな競馬ができれば勝ち負け。
    • 鞍上の横山典騎手がうまく流れに乗せられれば、3連勝の可能性も。

▲(単穴) キングスコール(6枠7番)

  • ポイント:
    • 素質は高く、パワーもあり、中山向きのタイプ。
    • 仕上がりが不安視されるが、能力の高さでどこまでやれるか。
    • レース当日のテンションが鍵。

△(連下) ジェットマグナム(5枠6番)

  • ポイント:
    • 前走は逃げて最後に脚が鈍ったが、今回は控える形で競馬ができればチャンス。
    • 中山適性が高く、折り合いがつけば怖い存在。

△(連下) ダノンセンチュリー(1枠1番)

  • ポイント:
    • 将来性は高く、追い切りの動きも良好。
    • 右回りでも問題なく走れそうだが、重賞での力関係が鍵。
    • 戸崎圭騎手がうまく立ち回れば、馬券圏内も可能。

展開予想

  • 逃げ:④ニホンピロデヴィン
  • 好位:⑨ピコチャンブラック、⑧マテンロウバローズ、⑦キングスコール、⑥ジェットマグナム
  • 中団:①ダノンセンチュリー、⑤レーヴブリリアント
  • 後方:⑫スワローシチー、②ローレルオーブ

④ニホンピロデヴィンがハナを主張し、⑨ピコチャンブラック⑦キングスコールが好位につける。⑧マテンロウバローズも前に行く可能性が高い。中団で折り合った⑥ジェットマグナムが終いに脚を使えれば浮上。


買い目

3連複フォーメーション (計5点)

  • 1列目:⑨
  • 2列目:⑦⑧
  • 3列目:①⑥⑦⑧

馬連(4点)

  • ⑨-①⑥⑦⑧

単勝(1点)

  • ⑨ピコチャンブラック

総評

本命は⑨ピコチャンブラック。巻き返しが期待でき、前々で競馬ができれば勝ち負け。 ⑧マテンロウバローズはレース巧者で安定感があり、展開次第で突き抜ける可能性も。 ⑦キングスコールのポテンシャルは高く、仕上がり次第で勝ち負けできる。 ⑥ジェットマグナムは折り合いがつけば怖い存在。 ①ダノンセンチュリーも成長力に期待でき、馬券圏内の可能性あり。


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【レース回顧】スプリングステークス2025の結果&勝因・敗因を徹底分析(レース後更新)

2025年 スプリングステークスの勝ち馬・払戻金

着順馬番馬名性齢斤量騎手着差上り3F単人気馬体重
1ピコチャンブラック牡357石橋脩1.51.538.12488(-2)
210フクノブルーレイク牡357松岡正クビ37.67452(0)
3キングスコール牡357藤岡佑1 3/438.11496(+2)
4マテンロウバローズ牡357横山典クビ37.84478(-2)
512スワローシチー牡357田辺裕3/437.58460(-4)

払戻金一覧

単勝9410円馬単9-103,170円
複勝9
10
7
170円
270円
180円
ワイド9-10
7-9
7-10
710円
430円
900円
枠連7-72,300円3連複7-9-103,550円
馬連9-102,150円3連単9-10-721,400円
優勝インタビュー

スプリングS親仔3代制覇達成

ピコチャンブラック│石橋脩騎手

この中間、一生懸命に厩舎の方たちと話し合ってやってきて、今日、上手に走ってくれたことが一番良かったですね。馬場もあまり速くならなければ前に利があると思っていましたが、この馬のリズムを崩さないようにと考えていました。まだいろいろなところで課題もありますが、行かせた方がいいと判断しました。最後はしんどくなりましたが、こういう馬場に助けられたところもあるので、更に改善できればいいですね。まだ半信半疑なところもありますが、この先も一生懸命に走ってくれればいいですね。

レース回顧・次走狙い目の馬は?

道悪のなか、ピコチャンブラックが自ら動いて押し切る強い内容。先行して早め先頭から渋太く粘り込み、着実な成長を感じさせる勝利だった。2着フクノブルーレイクも外から長く脚を使って差し迫り、こちらも今後に期待。

注目はキングスコール。出遅れながらも向正面からのロングスパートで存在感を見せた。まだ若さを見せつつも非凡な持久力があり、良馬場でさらに力を発揮できそう。次走以降の上昇が見込める。

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